学戦都市の“元”ボッチ 外伝〜新たなる祭典 黄昏星武祭〜   作:生焼け肉

58 / 60

この後の話は今後起こった出来事ですかね〜。それが済みましたら、新しい作品を作りますので。


界龍に帰省?

 

 

八幡side

 

 

………最近は俺達の家(俺の家でもあるのか分からないが)でばかり料理していたから忘れていたが、界龍にある俺の部屋でも料理を偶にはしたいな。けど、そこにはあのうるさい2人が居るんだよなぁ……今はどうしているか分からないが、前は部屋に勝手に入って菓子を食べるという泥棒でもしそうにない事をやっていたからな。

 

 

八幡「久しぶりに1度、寮に戻ってみるか……この家での生活に慣れ過ぎて、あっちの生活感覚忘れちまったし。少しだけ戻るか。」

 

シルヴィア「何処に戻るの?」

 

八幡「おぉ、シルヴィ。実は少しの間だけ寮に戻ろうと思っててな。この家から学校に通うって習慣がもうついちまってるから、また前みたいに生活をしてみようと思ってな。」

 

シルヴィア「………それじゃあ暫くは八幡君と会えないって事?」

 

八幡「んー……別にシルヴィが学院に来てもいいんだが、それだとお前がクインヴェールに通うには遠過ぎるだろ?」

 

シルヴィア「でも八幡君はいつもそのくらいの距離を行き来してるよね?」

 

 

確かにこの家はクインヴェールに近い。そりゃあクインヴェール付近の外縁居住区に建てたからな。だが女子がこの距離を通うには距離があり過ぎる。

 

 

八幡「無理は言わないがやめといた方がいいぞ?俺は鍛錬も兼ねてやってるからそんなに苦でもないが、女子がやるとなるとなぁ………学校着いたらへばってそうだ。」

 

シルヴィア「……いつまで?いつまであっちに居る予定なの?」

 

八幡「そうだなぁ……取り敢えずは1週間を考えてる。手頃な期間だと思うが……」

 

シルヴィア「1週間っ!?そんなに学院に居るのっ!?そんなに長いと私死んじゃうっ!!」

 

八幡「1週間会えないだけで人は死にません。それに俺達はもっと長い期間離れてただろう。それに比べれば短いなんてレベルじゃないだろ。」

 

シルヴィア「それは……そうだけどさ………あの時は八幡君との愛がまだ未成熟だったから!!今は完熟してるから八幡君とは出来るだけ離れたくないのっ!!」

 

 

………嬉しいよ?嬉しいんだけどさ、貴女俺の事好き過ぎない?

 

 

八幡「もしかしたら別々になって暮らす事が起きるかもしれないだろ?ならそれも踏まえて「起きないもん!そんな事態絶対に起きないもんっ!!」………どれだけ俺に行って欲しくないんだ?あ〜じゃあ3日間でどうだ?3日間だけ寮の生活をしてくる。どうだ?」

 

シルヴィア「………1日じゃダメ?」

 

八幡「それじゃあ生活した内にも入らないだろう。ただ宿泊しただけだろうが。3日だ、これ以上は譲らない。シルヴィも学園の寮に戻って生活をしたらどうだ?意外にも充実するかもしれないぞ?」

 

シルヴィア「…………………………分かった、3日間だけ我慢する。でも3日間だけだからね、それ以上は絶対に待たないからねっ!!」

 

八幡「あぁ、分かってる。」

 

 

………というやり取りがあった。その為、俺は1度界龍に戻っている途中だ。しかし、シルヴィがあんなにゴネるとはな………少し意外だった。

 

 

玉緑「おぉ、宗師!おはようございますっ!!」

 

帆季「おはようございます、宗師っ!!」

 

八幡「あぁ、おはよう。」

 

玉緑「ところで、今日は何故そのようなお荷物をお持ちなのですか?」

 

八幡「あぁ。3日間だけ寮に戻ろうって話になってな。だからこれは生活用品ってわけだ。」

 

帆季「………喧嘩、ではないのですよね?」

 

八幡「逆に1日で戻ってきて欲しいって言われたくらいだ。怒るよりも帰る方を優先させられたよ。」

 

 

まだ喧嘩した事、1度も無いんだよなぁ………というか、喧嘩をする為の火種すら起きない。

 

 

ーーー教室ーーー

 

 

虎峰「え!?今日からまた寮暮らしですか?」

 

八幡「違う。3日間だけ一時的にだ。本当は1週間を予定してたんだが、シルヴィがゴネてな。3日で妥協したってわけだ。」

 

沈華「でも、何で急にそうなったのよ?寮に来るなってわけじゃないけど、今の生活でも暮らしていけるのよね?なら戻って来る必要なんて無いとも思うわ。」

 

沈雲「沈華の言う通り、別に今更戻って来る理由が無いと思うんだけど………」

 

八幡「寮の生活サイクルを忘れちまったなぁって思ったから戻って来ただけだ。特にシルヴィと何かあったってわけじゃない。」

 

セシリー「やったー!そしたらまた八幡と晩御飯食べられるんだー!!」

 

八幡「言っておくが、変な期待はするなよ?お前やあのチビが部屋に入っていようものなら、晩飯は学食決定だから。」

 

セシリー「分かってるってー!あれからあたしと師父は1回も八幡の部屋には入ってないからー!」

 

 

………コイツのこういう時の言葉はどうも信用ならないな。

 

 

八幡「虎峰、セシリーが言った事は本当か?」

 

虎峰「確かにここ数年のセシリーと師父は八幡の部屋に向かうところを見かけませんね。というよりも僕と大師兄、冬香殿に沈雲と沈華で一緒に食事をしているので、その可能性は無いと思いますよ。」

 

 

虎峰の証言なら、間違いなしだな。

 

 

八幡「よし、じゃあ虎峰の言葉を信じるか。今日は久しぶりにお前等に作ってやる。嫌ならいいけど。」

 

セシリー「八幡ー!!あたし絶対に八幡の寮部屋に行くからー!!」

 

 

こういう時のお前は本当に元気良いな。

 

 

 





生焼け肉「シルヴィアさん………1週間って長いかな?」

シルヴィア「長いよ!!長いって思わないの!?もしかして作者さんって病気?」

生焼け肉「いや、至って正常だよ?八幡くん、1週間ってそんなに長いかな?」

八幡「いや、そこまでは……何かを待つのは長く感じるから、それのせいじゃないか?」

生焼け肉「あぁ〜なんとなく理解したよ。」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。