うちはイタチ様にパッピーエンドを!   作:AYURA

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第1話 目覚め

 

 

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嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ

 

 

 

君が死んでしまってたなんて…

 

僕が愛する君が!!!

 

僕の加護を持っている君が!!!!

 

もっと!もっと!幸せになって!ギネス世界記録を超える勢いで生きると運命づけられてた君が!!

 

どうして?!どうしてだ?!

 

僕はどこで間違った?!

 

あぁ…君が初めて弟以外でとてもとてもとても!愛してしまったうちはイタチが気になって、イタチがいる世界を調べに行っていたからか?!

 

まさかうちはイタチを愛する余り、私が愛する××の運命をを変えるなんて思いもよらなかった!!

 

僕は君が完璧に幸せにならなきゃ許せないだ…

 

どうすればあの子は幸せになれる?!

 

どうすれば!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーあっ…そうだ

 

君がうちはイタチを愛する余り、運命を変えてしまった張本人…うちはイタチがいる世界に転生させてあげよう…

 

彼もまた運命がある。

弟を世界を守る為、自分を犠牲に生き死んでしまう…そんな運命だ…

 

まぁ…でも、この僕"創造神"の定めた運命を変えてしまった君だ…僕より下位の神の定めた運命なんて容易く打ち破るだろう…

 

 

現に君はもう幾つ物運命を変えている。

 

 

『さぁ、行っておいで僕の愛しき××…

 

僕は君が完璧に幸せにならなきゃ許せない

 

だから…次こそは完璧に幸せにおなり…』

 

 

side?終了

 

何か声が聞こえた気がした…

 

目覚めると、黒髪黒目の若い女性が慈愛に満ちた顔で私をのぞき込んでいた。

 

私にはこんな美少女……いや美女の知り合いもいないし、慈愛に満ちた目で見られる筋合いはないはずた…

 

「あー、うあー」

 

 体を起こして、ここはどこで、あなたは誰かを聞こうとした。だけど、口から出てきたのは、うめき声ともあえぎ声とも判別のつかない音だった。

 

 体も動かない。

 指先や腕が動く感触はあるのだが、上半身が起こせない。

 

そうだ…確か私いてる、うちはイタチ様の"せめて本の中だけでもパッピーエンドに!!"という二次漫画を集中して描きすぎて、睡眠も、食事も、なにもかも忘れて、描くこと7日間…過労で死んでしまってたんだった!!

 

 嫌な予感が脳裏を掠める。両親が物凄い借金残して弟と私を置いて夜逃げした時も、弟が50mくらいある崖から落ちそうになり助けようとして力加減を間違え私が落ちたときも、海で弟が溺れそうになって助けようとしたら一緒になって溺れてしまっても、弟を好きな人に弟の彼女と誤解され包丁で刺されても死を覚悟した事無かった私が死を覚悟したのだ。

 

何日も意識不明で、今ようやく目覚めたにちがいない。筋肉が凝り固まって動かないのだろう。

 

 

「・・・・・―――・・・―――」

 

 美女が心配そうな顔を私に向け、何かを言う。でも何故か聞こえない…まだ体がちゃんと起きていないのだろう…

 

そうだ!弟!!弟は大丈夫だろうか…あの子、未だにお姉ちゃん離れ出来ていないから、私が入院?したら付きっ切りで側にいそうだけど…今は学校にでも行ってるのかな?

 

まぁ、弟がちょっと運が悪から、何があった時用でめちゃくちゃ貯金してたから入院費は勿論弟の学費も大丈夫だろう…

 

取り敢えず今日はもう眠いので眠ろう…次起きた時には、弟に会えるといいなぁ…

 

---

 

 

 一ヶ月の月日が流れた。

 

 

 どうやら私は生まれ変わったらしい。

 その事実が、ようやく飲み込めた。最初は勿論絶望したけど、同時に納得もした。

 

 私は赤ん坊だった。

 抱き上げられて、頭を支えてもらい自分の体が視界にはいることで、ようやくそれを確認した。

 どうして前世の記憶が残っているのかわからないが、残っていて困る事もない。

 記憶を残しての生まれ変わり。

 誰もが一度はそういう妄想をする。

 まさか、その妄想が現実になるとは思わなかったが……。

 

 目が覚めてから最初に見た美女が、私の母親であるらしい。父親はいないみたいだ。

 年齢は二十代前半といった所だろうか。前世の私と同い年くらいだ。

 

 

 

 どうやらここは私がいた日本ではないらしい。言語は一緒だけど、服装もなんだか和服に近い。

 

 家電製品らしきものも見当たらない(母が雑巾と箒で掃除してた)し、食器や家具なんかも粗末な木製だ。先進国でないだろう。

 冷蔵庫や電気はあるが、スマホや勿論パソコンも見当たらない。

 もっとも、この家が特別に貧乏という可能性もある。

 

 ……もしかして、その可能性は高いのか?

日本にだって和服の人はいるし…

 

 でも、ただ母乳とオシメの時間は最悪だ。それに。何も考えてない時は常に弟の心配ばかりをしている。いい加減切り替えなけれ…とは思うが区切りが付かないのだ…

 

 

---

 

 

 半年の月日が流れた。

 

 この頃になると、私もハイハイぐらいは出来るようになった。

 移動できるというのは素晴らしい事だ。

 身体が動くという事にこれほど感謝したことはない。

 

 ハイハイとはいえ、移動できるようになると、色んな事がわかってきた。

 

 まず、立地条件は、森だ。うん、森だ。窓から見える景色は、木と畑しかない。うん。

 

 などと思っていたのは、ある日の昼下がりまでだ。

 

 することが無いのでのどかな森風景でも見ようと思った私は、いつも通り椅子によじ登り、窓の外を見てギョッとした。

 

 母親が熊を担いで歩いていたからだ。えっ嘘!2mぐらいありそうなんですけど。えっ?まさか食事って時給自足?待って純粋の日本人に殺生なんて無理なんだけど…

 

 そして私は驚いた拍子に椅子から滑った。

 未熟な手は椅子を掴んでも身体を支えることが出来ず、重い後頭部から地面へと落ちていく。空中で何とか体を回転させお腹から落ちた。

 

「うっ…」

 

「キャア!」

 

 どしんと落ちた瞬間、悲鳴が聞こえた。

 見れば、母親は、熊をほっぽり出し、ものすごい速さで私の所まで来た。顔色は真っ青だ。

 

「アイ! 大丈夫なの!?」

 

 母親は慌てて駆け寄ってきて、私を抱き上げ、私を隅々まで確認し終わった後、視線が絡むと、安堵した顔になって胸をなでおろした。

 

「……ほっ、大丈夫そうね」

 

 あの慌てようを見るに、そうとう心配したらしい。前世親と言うものに恵まれなかった私にはむず痒かった。

 てか、ちょっとお腹とか痛い。それを察したかのように、私のお腹に手をあてて…

 

「念のため………」

 

 

 母親の手が淡く緑色に光ったと思った瞬間、どんどんで痛みが消えていった。

 

……え?

 

「さ、これで大丈夫よ。」

 

 ヒーリング、僧侶、聖女、治療師、忍者。

 そんな単語がぐるぐると頭の中を回っていた。

 なんだ、いまの。

 何したの?

 

「どうしたのアイ?あっそういえば、治療忍術を見せたのは初めてだったわねぇ…」

 

 

治療忍術!!

 

忍者!!!

 

もしかして、もしかしたら、NARUTOの世界かもしれない…

 

 

 ………うん。

 悪くない。

 もし本当にNARUTOの世界ならイタチを助けることが出来るかも知れない…原作が終わっていたら元も子も無いけれど…

 

それに、NARUTOの世界には時空忍術がある。極めれば、弟に会いに行くことも出来るかもしれない。実際ナルトを過去に行ったこともあるし…

 

 よし、決めた。

 

 私は、全力で生きよう。そして弟に会う為時空忍術を極めよう。

 

 

 

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