話のネタだけ考えて続きを書いていない二次創作集   作:飛翔するシカバネ

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ネタ集の最初が漫画作品では無く、なろう作品なのもご愛嬌。
二次創作書きたくなったのも数日だった。


『Innocent World Online』 極振りさんのVR日記
DEX極振りくんのVR日誌


僕は水無月 洋一。

しがない、高校生だ。

 

始業前の朝の教室で他人の机に座っている。

そろそろ机の主が登校してくるだろう。

 

僕は机の主の友人で、少し話したい話題があるからだ。

 

友人が教室によくあるスライド式の扉を開けて中に入ってくる。

 

「洋、何座ってんだよ。そこ、俺の席だぞ」

 

「おはよう、九乃。分かっているよ、そんな事は。話したい事があったから待ち伏せしてただけだよ」

 

僕は席から立ち上がる。

 

九乃は鞄から教科書を取り出し、机にしまう。

彼は藤寺九乃(ふじでら ここの)

ちなみに九乃は無くなるのが嫌だという理由できちんと持ち帰る派だ。

 

そして九乃が教室に入ってきたのを見計らい、1人の女子が席に近づいてくる。

その途中彼女のファンの1人の机にぶつかってこっちに向かってきている。

ファンの久保田は机の端を見つめている。

それをどうするかで今後の反応が変わるぞ。

 

それはさておき。

 

「九乃さん! おはようございます! 朝一番で申し訳ないですが、『Innocent World Online』ってゲーム知ってますか?」

 

「おはよう玲花」

 

「はい、おはようございます! で、どうですか九乃さん? 知ってます……よね?」

 

 

九乃は授業の準備が終わってないため、玲花を手でどかして準備を続ける。

玲花は前の席に座り、九乃の顔を見つめる。

そして彼女が座っている席の主人は彼女が自分の席に座っていると感動して教室を飛び出して行った。

 

この女子は御崎玲花(みさき れいか)

九乃の事が好きな女子だ。

全面的に好きですオーラを放っているのにこの朴念仁に全く気づかれない悲しき人物でもある。

 

先程言った通りかなりの数のファンがおり、ファンクラブを形成しており、九乃は大分恨まれているのを九乃は知らない。

そしてそんなクールな九乃が好きな女子がいてこれまたファンクラブが出来ている事を九乃は知らない。

 

準備が終わったのか九乃は玲花に話しかける。

 

「『IWO』だろ?勿論知ってるぞ。最近話題のゲームだしな」

 

 

『innocent World Online』――今最も熱いVRゲームだ。略称『IWO』。

 

内容は剣と魔法のファンタジー世界でモンスターと戦い、世界を救う感じの王道展開。

しかし一方で、さまざまな『スキル』を駆使して自分の思い描いた主人公としてプレイができ、やりこみ要素も多く、細部までかなり作りこまれている。

ここ最近のMMORPGと呼ばれるジャンルのゲームでは、一番気合いの入った一大作だ。

 

今朝も朝のニュースで開発部へのインタビュー映像をやっていた。

 

「実は私、偶然『IWO』を2本手にいれたんですよ。折角なので、よかったら一緒に始めませんか?」

 

「偶然ってお前……超人気ゲームでしかもまだ発売前だぞ?……ああ、清十郎さんか?」

 

「え、ええ。そうなんです!父から貰って、九乃さんと一緒にやったらいいって。……あの件の恩返しにもなるかと思いまして」

 

「そういうことだったら遊ばせてもらおうかな」

 

「ほんとですか!? やったぁ!」

 

「いやったぁ~! 九乃さんとゲーム!」

 

「楽しそうに話すのはいいけど、僕も話に混ざりたいんだけどいいかな?」

 

 

僕を忘れて話していたのか熱中していた玲花はこちらを向いて申し訳なさそうな顔をする。

 

気にしてないことを伝え、僕も話に混ざる。

 

「僕の話もそれだったんだ。九乃もこのゲームをやるのかが気になってね」

 

「[も]ってことはお前もやるのか?『IWO』」

 

「やるさ。九乃もやるんだったら更に楽しめそうだなーと思ってね。話終わるのを待ってたのはそれが理由」

 

「なるほどな」

 

「ゲームで会ったらフレンド登録と一緒に冒険よろしく」

 

「それじゃ、放課後に私の家に来てもらっていいですか? 早速ゲームをお渡ししますので!」

 

 

キーンコーンカーンコーン

 

 

チャイムがなり、僕達は自分の席に戻っていった。

 

 

 

放課後九乃は玲花の家に向かうべく一緒に帰宅した。

九乃の家は玲花の家の真反対なんだよな。

それなのに九乃は毎回一緒に下校してるんだよな。

徒歩で。

マジ九乃イケメン。

 

さて、僕も行きますか。

 

 

 

僕は家に帰らず、会社に向かっていく。

会社だが何度も来すぎて顔パスなんだよね。

 

僕は真っ直ぐ向かっていく。

扉を開けて中に入る。

扉に書かれた張り紙には開発局と書かれていた。

 

 

「こんにちは、どうですか?調子はどうですか。これで日曜日延期になったら大分萎えますよ」

 

「お、洋一君。こんにちは。調子はバッチリだよ。それにぶっちゃけ今日には出来るほどだ」

 

玲花の手に写っている時点でそうだろう。

 

ここはIWOの開発局。

ここからIWOが生まれたのだ。

 

何故僕がここに入れるのか。

 

「良く来たな、我が息子洋一よ。何のようかな?さてはゲームを強請りに来たな。この、ゲームっ子め」

 

「局長、子ども相手になんです?その挨拶。それにゲーム強請りにってゲーム開発の局長の息子なら嬉しい限りじゃないですか」

 

僕は開発局局長の息子なのだ。

コネで早く手に入れるのは九乃や玲花だけじゃないのだ。

まあ、僕はβ版をプレイしたり、データ開発を無償で手伝ったりと正当な報酬らしいが。

 

「半分正解で半分はずれ。ゲームを強請りに来たのは合ってます。あと、先日出された課題クリアしたので提出しに来ました」

 

「よくやった我が息子(モルモット)よ」

 

「この局長、息子をモルモットと読んだぞ!?」

 

こんな一般的に酷い父だが頭はいい。

中二病真っ只中だが、DQNネームをつけなかった。

それだけでいいじゃないか。

 

「息子よ、受け取るがいい。これがIWOだ。お前のプレイを期待するぞ」

 

「ありがとう、父さん。期待に添えれる様に頑張るよ」

 

「洋一君はいい子だな。局長はあんなんなのに」

 

「洋一君もスキルとか称号とか局長と一緒にやばいの詰め込んだ気がするけどね」

 

後ろの方で父の仲間が何か言っているけど良い関係なので僕は気にしていない。

 

ちなみに開発に加わったと言ってもアドバイス程度とテストプレイだけどね。

後はモンスターのAIとか。

だからゲーム内容も知らないところが多い

 

 

 

その後、僕は家に帰宅した。

日曜日に向けて情報収集を始めた。

 

 




結局日誌に入る前に書かなくなった作品でした。
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