話のネタだけ考えて続きを書いていない二次創作集 作:飛翔するシカバネ
その日、世界中の人々が驚嘆し歓喜し恐怖した。
驚嘆は1年前に突如として世界各所に出現した如何なる方法、それこそ某国が血気に逸り放った核ミサイルをもってしても傷一つつけることが出来なかった球体。通称“結界”がその形を大きく揺るがせたために起きた。
驚嘆に続いた歓喜は結界の揺らぎが大きくなり、徐々にその形を崩し消え去っていくために起きた。
そして恐怖は形を崩していく結界の中から現れたものによって起きた。
なぜなら結界の中から現れたのは
醜悪な鬼たちが蔓延る砦
天を衝くほどの勢いで燃え盛る山
頂上が霞んで見えないほど高い塔
氷の薔薇で作られたドーム
異常なほど濃い霧に包まれた森
などがあった。
その中に湖に浮かぶ絶景の都市が姿を現した。
この1週間、本当に楽しみだった。
人を殺すことでは無い。
俺の城が人に見られるという事。
ダークソウルプレイ者はただのパクリというかもしれない。
しかし、それが現実にやる馬鹿は俺ぐらいだろう。
くこれを見てなんていうのだろうか?
楽しみだな。
という訳で俺のダンジョンはこんな感じ。
ダンジョン名:欲望渦巻く白銀の城塞都市
支配者:ランスロット・デュ・ラック(欲望の霊騎士王)
所属モンスター:ウィスプ、スケルトン、ワイト、ポルターガイスト、ネクロナイト
概要:ダンジョン全域に雪が降り、視界を遮る。
どこからかピアノの音が不気味に谺響する。
罠に即死系は無く、ダメージを与える罠は設置されていない。幻による隠し通路や隠し扉の罠は侵入者を檻に閉じ込める。魔性は全て戦闘訓練がされており、1対1の戦闘はオススメしない。しかも、魔性は5体1組の隊を作っており、死を気にしない戦闘もありかなりの強さを誇る。
ダンジョン内部に存在する名持ちの部屋にエアロックが設置され、同時突入可能な人間の数を10人までに制限しており、後続の人間が突入するためには以下のいずれかの条件を満たす必要がある。
・前に突入した人間が全滅する
・前に突入した人間が突入から一時間以上経過している
また、突入した人間が脱出するためには以下の条件をいずれか満たす必要がある。
・支配者の撃破
・突入から一時間以上経過している
尚、このダンジョンの入口にはエアロックは無く、人数制限が無い。
ダンジョンボスのエリアに入るには他の名持ちを全て撃破済みでなければならない。
累計突入者数:0
累計撃破数:0
評価:不明(突入者がまだ存在しないため)
ちゃんと攻略しやすくなってる安心設計。
美に反する仕様にしたくないからの設計なんだけどね。
人数制限は無いからな百人でも千人でも侵入可能性なんだよね。
人数多い程攻略しにくいソロプレイヤー用にしたから攻略はしづらいだろうけどな。
多くて6人かな?
ちゃんと宝箱も置いてあるよ。
ダークソウルプレイ者なら宝箱は警戒するだろう。
その警戒あながちまちがいじゃない。
刺付きの宝箱を作成してそこにポルターガイストを憑依する事で擬似的ミミックを作りました。
普通の宝箱もあるけど入っているのはこれまたポルターガイストが憑依した剣です。
普段は使用者のサポートをするけどたまに仲間に切りかかる様になってます。
敵の陣地で手にいれた物をそう簡単に信用しちゃだめだよね。
ダンジョンを解放して俺を殺しにくるだろう。
という訳で何個か目標を出してみる。
1、欲望を満たす
2、生きる
これだけ。
これだけって言っても集約してるだけだけどね。
2の生きるってのは魔王になってから不老らしいので生きたいってだけ。
痛いのは嫌いだし、自殺なんてもってのほかだ。
魔王の隠しスキルで俺は命乞い100%失敗だし、敵対者は魔王絶対殺すマンになってるから殺し合う運命になっている。
欲望を満たすのはそのまま。
俺の存在理由だしな。
外にも出たいし、霊体になっても性欲は衰えてないし、成長した人魂食べて分かったけど味あったから食事もしてみたい。
やりたいこといっぱいあって何気に充実しそうだわ。
この城が素晴らしいのも分かってはいるけど出れないのは辛い。
外の様子を見てみるとやはり軍隊がフェンスを作り、こちらの様子を伺っている。
外はダンジョンの周りを少し見れる程度。
ダンジョン内に敵対者が入っている時は魔性を通してでしか見れない。
まあ、視界が無いので意味無いけどね。
それにしても軍隊か。
いつかは普通の人も探索者になって入ってきて欲しいな。
今は我慢するけどね。
その為にも剣とか鎧とか盾とか宝箱に入れとかなきゃ。
強くする為に。
俺は死にたくないから全部ポルターガイストを憑依させてるけどね。
人数制限が無いから入ってきていいのに。
ああ、そうか。
他のダンジョンは人数制限あるのに俺だけ無いから逆に警戒しているのか。
俺のダンジョンはどこからでも入れる様になっているから他のダンジョンより良心的なのに。