話のネタだけ考えて続きを書いていない二次創作集 作:飛翔するシカバネ
この後リアルでダレて、結局書かなくなった作品です。
始まりの魔法使い
「早く外に出ろ!刑務の時間だぞ!!」
朝か……
光が入ってこないこの檻のたった一つの扉から光が漏れる。
「さっさとしろ!この奴隷共が!!!」
俺は重い体を起き上がらせ、扉に向かう。
檻から出ると、他の檻からも人が出てくる。
そして俺達は上等な服を着た男についていく。
長い長い廊下を歩いて行くと広い空間に出る。
しかし、そこは外ではない。
天井は高いがキチンとそこにある。
暗く、今が昼か夜かも分からない。
しかし、刑務の時間ということは今は朝の4時なのだろう。
「そら、さっさと自分の刑務場所に行け!」
男が持っていた木の棒で俺達の背中を押す。
俺達はそれぞれ自分の担当する仕事場所に向かう。
「そこの銀髪は残れ」
この中で銀髪なのは俺だけだ。
また、連中の暇つぶしか。
「そうだ、そこのお前だ。……なんだ?その反抗的な目は。ムカつく野郎だ!」
持っていた木の棒で俺の頭は思いっきり殴られる。
その衝撃に俺は膝をつく。
「俺達に反抗的な態度をとるとこうゆう目に合うなんて今に始まった事じゃないだろ。さあ、立ち上がってこっちにこい。お楽しみはまだ終わってねえぞ」
俺は重々しく立ち上がり、男についていく。
また歩いて行き、立ち止まるとそこは先ほどでは無いが開けた空間だった。
そこには前に立つ男と同じ服を着た男達と自分と同じような格好をした少年達がいた。
歳は同じくらいだろう。
「今日はそいつか?」
「ああ、そうだ。こいつを前に出した時は勝てたからな。今日は勝つ気で行くぜ」
「そういっていつも負けてるじゃねえか」
「う、うるせぇ」
俺と少年は立ち会う。
一人の少年の目は酷く濁っていた。
「さあ、お前達
俺は少年を前に構えをとる。
少年は体を前のめりさせ、その濁った目でこちらを見ている。
「やれ」
その言葉で少年に俺に近づいた。
先手必勝とばかりに殴りかかってくる。
俺はそれを軽くいなし、倒れ込む少年の腹に思いっきり蹴りを繰り出す。
その衝撃で少年は軽く、吹き飛ぶ。
そして腹を抑え、咳き込む。
俺はそんな少年に近づき、腹を踏みつける。
目から涙を流して、鼻水を垂らしながらも必死に息をしようとする。
しかし、そんな暇を与えるつもりは無い。
俺は足を上げ、再度そこを思いっ切り踏みつける。
肉を潰すいやな感触が足に伝わる。
その衝撃に少年は耐えられず、意識を手放す。
「今回のは弱かったな」
「くそ、負けやがって。お前は三日間飯抜きだ!」
気絶して聞こえていない少年に向かって男は叫ぶ。
俺は男の方に向かう。
「よくやった。今日の夕飯にはパンをくれてやる。あと、
俺は男の後ろにいる他の少年達を見る。
そこには蹲る者や息を切らしながらも立ち上がっている者、身体中に打撲痕がある者、無傷の者がいた。
こんな馬鹿げた事を4回もやるのか。
しかし、拒否権は無い。
そして負けることも。
負けたら食事が無くなる。
それだけならいいが最悪死ぬ。
それはいやだ。
俺は死にたくない。
そうして俺は前に出る。
次の相手は身体中に打撲痕がある者だ。
男達が見守る中俺は構えをとる。
どうして俺はこんな事をやっているんだ……
一応MAGiCOを読んでその設定を採用してのクロスオーバー的なノリでやろうとした作品でした。