もしも士郎が召喚したのがCharaだったら   作:ロッキード

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今回は召喚するまでは本編と変わらないため、バッサリカットです。
知りたいなら本編見ようぜ!

Chara目線で参ります。


第1話 不思議なニンゲン

「やぁ、私はセイバーだ。お前が私のマスターとやらか?」

そんな風にかっこつけて言ってみたものの、相手は随分とパッとしない男だ。

それに、彼はかなり混乱をしているみたいだ。

「まぁ、今はその話は後だ。まず、あの青いのをどうにかしよう。」

見る限りだと、私でも中々厄介そうな相手に見える。

どうするべきか。ここでやられてしまえば、この士郎とやらが危ない。

すると青い男は言った。

「何かと思えば、見た感じはガキか?」

青い格好の槍を持った男は拍子抜けした感じで言う。

「あぁ、そう見えるかもな。でもそこらのガキより骨はあるぞ?」

無意識でどっかの骨みたいなことを言ってしまった。

\ツクテーン/なんて音が鳴りそうだ。

槍の男はニヤリと笑いこう言う。

「なら、せいぜい楽しませてくれよ!」

槍を突いてきた。動きが素早いが、私にとっては大した事がない。

「どうした!避けてばっかじゃねぇか!」

そうか、ナイフはもう持ってるんだ。

なら、今がダメでもいつかは勝てるな。

 

*Charaはそう思うと決意で満たされた

 

「な………!?」

割と簡単に槍の男に当たったので、自分でもビックリしてしまった。

「テメェ、何もんだ?その動きといい、この攻撃力といい、並大抵の英霊じゃ無さそうだが」

英霊は自分の名を名乗るのは自殺行為だと知っている。

だから、まずは槍の男にこう言った。

「こういう時、よう言うだろ?まずは自分から名乗るべきだってさ。」

まぁ、名乗らないであろうと思ったが、槍の男は言った。

「そりゃ、失礼したな。俺はクーフーリンだ。」

存外良い奴なのかもしれないと思ってしまった。

これなら私も名乗らない訳にはいかなくなった。

「私はCharaだ。クーフーリンという名に聞き覚えはないが、覚えておくことにするよ。」

「俺もCharaなんて名前に聞き覚えはねェ。一体いつの時代の英霊だ。」

「私は………異世界の英霊かな。君たちの知らない世界さ。」

槍の男が去ると、私はマスターらしき男に声をかけた。

「さぁ、とりあえず訳を聞こうかな?」

 

 

とりあえず彼に流れを聞いた。

「ま、要約すると槍の男に殺されそうになったってとこか。」

大分略したが、こんなとこだろう。

すると彼は言った。

「なぁ、そういえばセイバーだっけか。名前は確か…」

「Charaだ。真名だから、一応そのままセイバーと呼んでおけばいい。」

「まぁ、私の出来ることくらいは話してもいいが、魔術師としても未熟なやつに話すのもな……」

そんなことを話していると、何やら気配がする。

サーヴァントで間違いはない。

「なぁ、マスター(仮)。お前の名前はなんだ。」

「士郎。衛宮士郎だ。」

「では士郎。少し待ってろ。」

「どこに行くつもりだ!?お前みたいなやつに戦わせるわけ……!」

士郎がそんなことを言う前にサーヴァントがいるであろう場所に向かう。

 

そして、そこに居たのは赤い外套のサーヴァントだった。




足りない頭と語彙力でどうにか書きました。
本当に妄想によるものなので、一応流れは本編に寄せました。
今回は士郎が全然出てこねぇ!
今後、彼の視点も書きたいけど、そんなの本編で見られるもんね。だったらサーヴァント目線がいいんじゃないかなと思い、こうなりました。

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