暇な時に書いてるだけなので、期間が開くこともチラホラ……。
VTuberもやって、受験生もやって…となると大変で…。(´・ω・`)
遠坂と士郎と私で会議をする。
といってもたまに遠くからアーチャーが口出しをしたりする。
「士郎。私としてはまずバーサーカーからやるべきだと思う。」
「それはどうして?セイバー。」
私の提案に質問する遠坂。
まぁ、当然の疑問だ。
「まず、イリヤスフィールという女。アイツは真っ先にこちらが手に入れるべきだからだ。
直感だが、あれは聖杯になる器だ。狙うものは多い。」
私の直感はそこまで当たらない。
だが、たまにスッと何か閃くことがある。
閃くというより「入ってくる」と言うべきか。
「なるほどね。でもそれなら危険が大きくなる。なら、後でもいいんじゃないかしら?」
確かに、後でもなんとかなる。
でもそれでは多分、士郎の願いは果たされない。
目標は「誰も死なないようにする」事だからだ。
相手が少女なら特にだ。
「じゃあ聞くけど、イリヤスフィールが「聖杯になれ」と言われて「はいわかりました」って聖杯になる奴か?」
「確かに、言わないわね。」
「じゃあ、結末は簡単だ。他のマスターかサーヴァントがそいつを殺す。心臓がありゃ何とかなるからな。」
何故か結末が見通すように分かる。
ある程度、ボヤけているがなんとなくわかる。
「バーサーカーか。でもアイツは強くないか?」
「単純な戦闘ならね。セイバーの戦闘方法はバーサーカーとはちょっと違うのよ。」
「「どういうことだ?」」
士郎と私は首を傾げる。
あれが普通の戦闘方法だと思っていたからだ。
「いい?セイバーは避けるのを専門にしてる感じなの。そしてスキをついて攻撃して勝利へ導く。
普通の戦闘とは異なるのよ。」
「「なるほど………」」
「アンタら息ピッタリね。流石マスターとサーヴァントね。」
息ピッタリなんて、つくづくFriskと私の時じゃないか。
「それで異論はないわね?アーチャーも含めて。」
「あぁ、私は問題ない。では、私はもしもの時に備えていよう。」
アーチャーが現れ、そう言う。
なるほど、ならば決定だ。
*何かが自分の選択を後押ししたように感じた。
イリヤスフィールのいる屋敷まで来た。
なるほど、そこそこ結界っぽいのがある。
魔術で色々とやってあるな。詳しくはわからないが。
だが、誰かが侵入した雰囲気もない。
「でっかい屋敷だなー。古いのかな?結構。」
広い敷地を眺めそう言う。
「古くからの家系だもの。それだけ歴史があるって事よ。」
純粋な強さなら、バーサーカーには勝てない。
私は元々ただの人間だからだ。
だが、乗り越えなければいけない。
ここで立ち止まってしまっては、何も変わらない。
「決意」を力に変えるんだ。
あの時の私とは違う。
*Charaは決意で満たされた
次はバーサーカー戦ですね。
今度はCharaは結末を変えられるのか。