IS学園に来た最狂の男   作:ゼニア

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第九話 バルバトスって殺劇舞荒剣くらい使いそうだよね

「うふふふふふ」

 

「あはははは」

 

「お、織斑先生!!

二人が例の症状に!!」

 

 

セシリアと鈴がおかしくなった。

 

 

イビルチャージできりもみしながら二人が吹っ飛んだ後、こうなった。

 

 

チープエリミネイトやカウンターよりはマシな攻撃だった気がするがきりもみがダメだったのか……

 

「これでは授業にならんな……

仕方ない」

 

そう言い千冬が取り出したるは伝説の出席簿、それを何の躊躇いもなく

 

ズバン!!

 

ズドン!!

 

二人の頭に叩きつけた。

「ひぎっ!?」

 

「~~~~~っ!!!?」

 

セシリアが悲鳴を上げ。

 

鈴が声にならない悲鳴を上げる。

 

(ズバンはまだ分かるけど、ズドンはダメだろ……)

 

一夏が頬をひくつかせながら思う。

 

ズドンはきっと脳細胞が2万個くらい死んでる。

 

 

「わ、わたくしは何を……?」

 

「頭が割れるように痛い……

ていうか割れたように痛い」

 

セシリアは頭を抑えてキョロキョロして、鈴が頭を抑えてプルプル震えながらうずくまっている。

というか、割れたようにって割れた事あるのか。

 

とまぁ、そんな事もあったが二人は治った。

 

 

ちなみに、千冬の流血は止血した。

 

-----------

 

「さて、専用機持ちは織斑、オルコット、鳳、デュノア、ボーデヴィッヒ、ゲーティアだな。

では八人グループになって実習を行う、各グループリーダーは専用機持ちがやること。

いいな? では分かれろ」

 

千冬が生徒達に向かい言う。

 

「バルバトスって……

専用機持ちだったのか……」

 

乗らないのに何で持ってんだよ、と一夏は内心でツッコむ。

 

とまぁ、そうこうやってる内に一夏とシャルルの周りに女子が集まってくる。

 

「織斑くん、一緒に頑張ろう!」

 

「分からないところ教えて~!」

 

「デュノアくんの操縦技術見てみたいなぁ~」

 

と、言う感じで見事、男二人に女子が集まる。

 

まぁ、勿論の事バルバトスの所には誰もいない。

 

バルバトスはそんな事を気にした様子はなく、腕を組み目を閉じて微動だにしない。

 

 

「この馬鹿者どもが……

出席番号順に一人ずつ各グループに入れ!

順番はさっき言った通りだ、次またもたつくようならISを背負ってグラウンドを百周走らせるぞ!」

 

千冬が額に手を当て面倒そうに言う。

 

それを聞いた生徒達は皆慌てて移動し、グループが出来上がった。

 

 

「最初からそうしろ馬鹿者どもが」

 

はぁ、と溜め息をつきながらそう呟いた。

 

「やったぁ! 織斑くんの班だ!」

 

一夏の班になった女子はきゃいきゃいと喜び

 

「よかったぁ、セシリアの班だ」

セシリアの班になった女子は安心し

 

「鳳さんの班だったー!

よろしくね」

 

鈴の班になったものも安心し

 

「やったやった!

デュノアくんの班、よろしくねっ!」

 

シャルルの班は一夏と同じく喜ばれ

 

「あ、危ない危ない……

ボーデヴィッヒさんの班でよかった……」

 

無愛想で何も喋らない、というかコミュニケーションを拒絶しているラウラの班でも安心され

 

「私は神を呪う」

 

「同じく」

 

「同意」

 

「わ~、バルバルの班だ~」

 

バルバトスの班は見事に皆、絶望的な表情をしていた。

 

一人を除いて。

 

「ええと、いいですか、皆さん

これから訓練機を一班一体取りに来てください

数は【打鉄】、【リヴァイブ】が三機づつです

好きな方を班で決めてくださいね、あ、早い者勝ちですよー」

 

 

その言葉で皆一斉に動き出す。

 

が、バルバトスの班には既に【打鉄】を持って来ていた。

 

バルバトスが山田先生の話が終わる直前にかっさらって行ったのであった。

 

「乗れい」

 

「は、ははははい!!」

 

バルバトスの言葉に怯えながら返事をし、女子が打鉄に乗り、起動する。

 

そして、それを見たバルバトスはディアボリック・ファングを取り出し、臨戦態勢になる。

 

「さぁ、始めようぜぇ……」

 

 

「え?

……………ええええええええ!?」

 

当然の事ながら驚く女子。

 

「な、何でですか!?

ISの扱い方を教えてくれ「実戦で上手くなれい!!」

 

女子の言葉を遮りいつか聞いた台詞を言うバルバトス。

 

 

バルバトスの班の女子達はこの言葉を聞いてもう色々と諦めた。

 

ただし一人は覗いて。

 

 

 

「ぶるぁぁぁぁぁぁ!!」

 

「いやあああああぁぁぁぁぁ……!!」

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