コピー用紙にMAP描いて書いてます。
~司令室~
1115
stg44の一時的な戦術的後退をそのまま戦略的後退に変え、即座に反撃の為の
作戦の草案・修正を行い各部隊への通達を任せた私はトンプソンにお願いを
することにした。
「トンプソン少し話があるんだが……」
「駄目よ指揮官、私の部隊は貴方の護衛も任務に含まれてるの、戦線の穴埋めに
私達を使うことは許されてないわ」
話をトンプソンの横にいるFALに遮られてしまった、
そう言えばFALがいたか……
「そうは言うが、君に他に最善の策はあるかね?」
「でも私達を使わなくても何とか出来るんでしょ?貴方は。」
「より最善を掴むためだ、それに君達に出てもらわなければこの地区に元々いた者達の
損害が馬鹿にならん、私は出来る限りの事をするように指示を出されている、
君もやり取りを見ていただろ?」
「……分かったわよ、そこまで言うなら聴いてあげる、ただし後退した防衛線の
この基地よりの所を一時的に防衛するだけよ?」
「それと反撃時の一時的な前進も頼みたい、そんな顔するな君達は三キロほど前進したら早々に
この基地に戻ってきてもらわなければならん、そんなに突出部を相手に維持させない
約束しよう一時間だけだ。」
「分かったわ、D-5に行けば良いのね?」
D-5はこの基地から20キロ程北北西に行った所で
こちらが誘引する鉄血の最大進攻地点予定の場所である……
「そうだ、君達が着いた早くても10程でその地点の隣にstg44の小隊が後退してくる、
彼女達の弾薬を輸送するトラックを一緒に連れてってくれ。」
「了解したわ指揮官、私に後で紅茶とチョコレートをお願いね♪」
そう言うと彼女達は走って司令室を出ていった。
「カリーナ、私達が来たときに使用したゲートにstg44の小隊が使用する弾薬を搭載した
トラックを廻してくれ。」
隣にたって補給関連の確認を取っていた妹に頼むと
意外な返答が来た。
「それなのですがstg44小隊の弾薬を載せたトラックは基地北側で指揮官の来たゲートは
南側なので基地西側で合流させた方が速いかと」
意外な提案に思わず見ない間に随分成長したな……と思いながら頷き
「そうしよう、オペレーターFALにトラックと基地西側で合流するように指示を出してくれ。」
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「突出部近隣の部隊の再編及び配置が完了しました」
「stg44小隊が予定地点に到着、現在補給を行っています。」
「敵先頭集団がFAL小隊と交戦を開始、ハイエンドモデルがいる模様」
成る程、前線にもハイエンドが居るということは他にもいるのだろうな...
敵のこの攻勢はハイエンドが多くいるが故にこの規模に膨れ上がったのか……
「民間人の避難は?」
「現在七割がトラックに乗車し出発の用意が出来てます。」
「増援はどうなっている?」
「近隣の基地から急行中の部隊は三部隊が間もなく到着しますが、偶々この基地周辺の
パトロールしていた軽装の部隊ですので……」
オペレーターは少し言いにくそうにしている
「その三部隊全てを民間人の護衛にあてろ、それと現在補給で使っているトラックの
二割を民間人の輸送に当てるように。」
「しかしそれでは補給に影響が……」
「今から指示する地点に補給物資集積地点を設置、影響が出ないように兵站線を再構築する。」
「ただし、右翼は突出部であるD-3に作る予定なので一時的にE-3に置き、突出部の殲滅後に
D-3に移設する、集積所にはこの基地の一割の物質を置くように。」
「一割となるとここの基地が一日戦える量に当たりますが?」
「他の物資は引き上げます、前線部隊がここを通る時に行う最後の
補給物資以外は引き上げます。」
「物資については補給課によって既に五割が梱包完了し後方の基地に輸送を始めています、
他基地から輸送トラックが戻るのは遅くとも三時間後です。」
カリーナの返答にしばし考えているとドローンから突出部の敵の分布がスクリーンに
表示された...
「すぐさま攻撃部隊に口を閉じるように命令を。この基地の砲撃部隊に突出部後方のB-2.3に対し
五分間の面制圧攻撃を命令。」
「本部より増援第一派が後方基地を通過、到着は三時間後の予定。」
「民間人を乗せたトラック、輸送を開始しました。」
「攻撃部隊敵後方へ進撃を開始、突破は砲撃終了後の予定です。」
1200を過ぎ状況が動き始めた...
1250
暫くすると突出部の部隊を包囲殲滅が完了しFALが司令室に入って来た、少し服が汚れている。
「指揮官、だましたわね。」やはり怒っているようだ。
「すまないな、後々の為なんだ後一時間はこの戦線を維持しなければならないのでな...」
「おかげでハイエンドと近接する羽目になったのよ?今下がっても十分だと思うけど?」
「今の状況が維持できているのはこの基地の通信設備によって、戦況の把握が可能だからだ
今下がれば優位性が失われ追撃で被害がとんでもないことになる、それは避けたい。」
「いつ下がっても一緒でしょ?機会逃すんじゃないの?」
「いや、後40分もすれば相手も再編成で下がるはずだ。」
「あの鉄血が?本当なの?」
「さすがにハイエンドモデル一体がやられたんだ20分もすれば敵の攻撃が下火になる予想だ、
その段階で撤退の用意、その20分後に総退却。」
「なんでそこまで予想できるの?」
「私の部隊を攻撃した部隊にいたハイエンドモデルが居た事と敵の動きが見たことある動きだ
敵の指揮官は私を以前攻撃した人物と一緒だろう...」
「そう...」
それっきりFALは沈黙した。10分程すると
「敵の攻撃が弱まっています!」
「少し早かったか...全部隊に10分で後退用意を済ませるように通達、それが終わったら
ここに居る人員も総員退去命令を出すように。」
「物資が少し積めていませんがどうしますか?」
「...資材庫の地下にあったやつか?」
「はい、搬出前でしたので...」
「残していけ、今は人員が最優先だ。」
10分後、撤退を開始した全部隊は敵の一時的な後退に合わせるように戦線を離脱
陣地に仕掛けた置き土産や彼我の距離などにより鉄血はS‐09地区攻略後に侵攻を停止
これにより《S‐09のキセキ》は幕を閉じた...
あぁ...文才...
前線の崩壊を防ぎ撤退を成功させる
後方幕僚...
色々噂になりそうな要素ありますよね
本人の顔がthe・戦士って感じよりは
事務屋って感じで考えているので
脱げば凄い(傷等)人って妄想