後方幕僚...
S地区攻防戦から早一週間が経ちへリアンさんの直属として
忙しい毎日を送っていたが、明らかに書類の量が増えているので
おかしいと思い調べたところ、あの会議の時に突っかかって来た
幹部の仕事が流れてきていた、そこでへリアンさんに相談し
流されてきた書類は基本私の名前で決裁していいらしく、
へリアンさんの連名にすることで向こうが何か言ってきても
へリアンさんが対応してくれるらしいので遠慮なく決裁を
始めた。
「済まないなシリウス、本来なら私が気付かなければいけない
事案なのだが、助かった」
そういう彼女はここ最近睡眠時間が少ないのか隈が出来ていた。
「そんなことよりへリアントス上級代行官殿この後は書類決裁だけで?」
「ん?そうだ、急ぎはないがしなければどこかで遅れが出てしまうのでな」
「私が出来るところは変わりますので一旦お休み下さい、隈が凄いですよ?
せっかくの美人が台無しですよ。」
「き、急に何を言い出すかと思えば美人だなんて言うとは、しかし...」
「はぁ、トンプソン」 「なんだボス」
傍のデスクで作業をしていた彼女を呼ぶと直ぐに立ち上がり此方に歩み寄って来た
「へリアントス上級代行官は仮眠を取られる、
その言葉に合点がいったのか「わかった」と言いへリアンさんを連れてく為に
彼女ににじり寄り、上位権限で止める間もなく担がれ部屋を出て行った。
「優しいのね、シリウスは。」 「彼女に倒れられると困る。」
からかうFALに澄まして言うと、彼女は面白くなさそうな表情をした
「惚れたから優しくしてるのかと思ってたのよ私達は。」
「彼女には私よりも釣り合う人が居るだろう?」
「彼女は合コン連敗者として有名なのよ?知らなかったの?」
意外なものを見るようにこちらを見るFAL
「それはアレだ、男どもに見る目が無かったんだろう。」
「そう、へリアンに貴方が悪くないって言ってたって伝えとくわ。」
「そんなことよりも、明日届くんだが...明後日どうだ?」
「明後日は私も空いてるから問題ないわ。」
話を変える私にクスリと笑いながらそう言えば...と、きりだした。
「トンプソンとのデートは何時にしたの?」
FALにそれを聞かれるとは思わなかった私は彼女に聞いたのか?と問うた。
「えぇ、私の部隊と彼女の部隊は聴いてる筈よ、嬉しそうに話していたし。」
「次の休みで予定があった時に...だ。」
「あら。私は後でもよかったのよ?」
「そんなこと出来る訳無いだろう、先に約束したのは君とだ、それに...
私も久しぶりの天然物でね、待ちきれないのだよ。」
「そ、そうそれは良かったわね。」
少しだけどもる彼女に疑問を感じるもトンプソンが戻って来たのを
機に会話は途切れキーボードのカタカタしたと音がその場に響いていた...
この後起きたへリアンさんはFALから聞き意識するようになりましたとさ...
本部ではあのへリアントスが合コンに行かなくなった事で
別の噂が立つことに...