超次元ゲイムネプテューヌ Re.神次元に舞い降りた剣士 作:夢貴
これからも亀さんペースで投稿します。気長に待ってください。
空。風邪を切る音。彼、セレス・ヴァリキュリアはどこかの次元のはるか上空にいた。
『(どうしよっか…)』
出先が上空なのはいつものことだが、何度目かと考えていた。
『ったく、仕方ねぇ』
内なる力を解放した。それは光、全てを者を癒す慈愛の翼。セレスは擬似的に真名を解放した。背中に6枚の翼を広げ、ゆっくりと大地に足を下ろした。
『よいっしょ、と』
セレスは見たことない地へと、降り立った。
そこはどこか面影があるように見えて、違うような雰囲気の場所だった。
恐る恐る辺りを見渡したが、やはり見覚えのない場であることがわかった。
『やっぱ、見たことない土地だ。プラネテューヌなのかすらわからん』
辺りを見回していると、付近から声が聞こえてきた。誰かが来たのだろう。
『ちょっとプルルート、どこまで行くのよ』
『こっちのほうに落ちていったっと思ったんだけどなぁ〜……』
『一体何をみたのよ』
黒髪のツインテールの女の子と紫色の三つ編みの女の子がセレスの近くに来ていた。
この世界に住んでいる人だろうかと、セレスはそう思った。
そして、出会ったーーーー
『プルルート!人がいるわ!』
『あー!ほんとだぁ〜!』
同時刻、彼も2人の姿を確認していた。
そして3人は出会いを迎えた。
『女の子⁉︎なんでこんなとこにいるの⁉︎』
『わぁ〜!きれいな人だぁ〜』
『早速綺麗な人認定されちまったぜ……って』
セレスは驚愕した。目の前にいるのは自分のよく知ってる人物だった。
『の、ノワール⁉︎』
『…え?私のことを知っているの?』
『ほぇ?のわーるちゃんの知り合い?』
『全然知らないわ…』
だが、ノワール自身はセレスのことを知らないでいた。
『(どういうことだ…?俺のことがわからないのか?ということは、やはり別次元に来たのか…)』
そう。ここは別次元。セレスのいた次元とは全く違う。だが、妙な親近感がありゲイムギョウ界であることは間違いないのだが、おそらくは過去か未来のどちらかに飛んだのだろうと察した。
その上で、セレスはノワールに質問した。
『…本当にわからないのか、ノワール』
『えぇ、貴方にあったのは今が初めてよ』
『のわーるちゃんの知り合いじゃなかったんだぁ〜』
まぁ、仕方ないかと済ませるセレス。
ちゃっかり、会話に入ってるプルルートに対して、
『って言うか、ちゃっかり会話に入ってるけど誰だ』
『ほぇ?あたし〜?』
『他にいないだろ(なんか喋り方独特で調子狂うな……)』
『あたしはねぇ〜、プルルートって言うんだよぉ〜。よろしくねぇ〜』
ゆるい自己紹介でプルルートはセレスに言った。あちらがしてきたのだからこちらもしないと礼儀として成り立たないので、セレスは自己紹介した。
『俺はセレス、セレス=ヴァルキュリア・ゼロ。今はただのしがない剣士だ、よろしくなプルルート』
『名前ながいし〜、ゼロちゃんって呼ぶね〜』
『まぁ、構わないけど…(どこの世界でも俺はちゃん付けなのね…)』
自己紹介を終えたところで、改めてセレスはここがどこだかを聞いた。
『なぁ、プルルート。ここはどこなんだ』
『ここはねぇ〜、プラネテューヌだよ〜』
『プラネテューヌ…、ここが…』
『ほぇ?どーしたの〜?』
『いや、なんでもない』
疑問の念を抱きはしたものの、セレスは簡潔に頭の中で整理をした。
そして、自分が今何をすべきかを唱えた。
セレスが考え事をしている間に、プルルートとノワールは次の行動に移ろうとしていた。
『プルルート、今日はもう帰りましょ』
『でもゼロちゃんはどーするのぉ』
『あっ…』
セレスのことを何にも考えていなかったノワール。そんな彼のことをプルルートは気にしていた。
『どうする気よ、プルルート』
『プラネテューヌに来てもらうつもりだよ〜』
『貴方、本気なの?まだ会って10分も経ってないのよ?』
『でもでもぉ〜…』
それでもプルルートは、セレスを教会に連れて行くつもりのようだ。
『はぁ…、貴方の好きにしなさい』
『わぁーい、ありがとうのわーるちゃん』
そう言って、プルルートはセレスの元へ向かった。
『ゼロちゃん〜』
『ん?どうしたプルルート』
『行く場所ないなら、あたしのとこにくる〜?』
『お、おうじゃあそうさせてーー』
異様な気配。セレスはすぐに周りに自分とは違う何かの気配を感じ取った。
『…!魔物の気配!』
『嘘⁉︎こんな時に…!』
『ど、どうしよ〜』
かなりの数の魔物がセレスたちの周りを囲んでいた。スライヌばかりだが、油断できる状態ではない。普通なら逃げるべきだ。
だが、ただ1人を除いては…
『雑魚か、数ばかりいれば勝てるという魂胆だろうが所詮スライヌだ』
セレスは不敵な笑いを見せ、自身の右手から刀を取り出した。
彼が取り出したのは閻魔刀、人と魔を分かつ力を持った刀だ。
『ちょっと⁉︎貴方一人で戦う気⁉︎』
『問題ねぇよ、ノワール。すぐに終わる』
『それってどういう…』
直後、セレスは刀を抜刀する構えを取り始めた。それと同時に彼の周りに稲妻と妖気なるものが漂い始めた。
そして彼はこう言った。
『
その瞬間、一瞬にして彼の姿が消えた。
その瞬間をノワールとプルルートは目でしっかりとみていた。だが、2人の目には異様な光景が見えていた。
いるはずの彼、セレスはありえない速度で攻撃していた。誰の目にも映らない、光の速さで。
周囲には無数の斬撃、2人にはそんな光景見たことがなかった。
瞬間彼が、目の前に閻魔刀を抜刀した状態で現れた。綺麗に着地したと同時に刀を振るい、納刀し始めた。そして彼はこう言った。
『終わりだ』
その言葉のあと、チャキッと刀を納刀した瞬間あれだけいたスライヌが塵のように消え失せた。
『すごぉい〜』
『あれだけの数を一瞬で……』
刀は彼の右腕に吸われるように消えた。戦闘が終わりふぅ、と一呼吸置くセレス。
呼吸を置いたあと、2人の元へスタスタと歩いていった。
『一仕事終わりかな』
『ゼロちゃんすごかったよ〜』
『そりゃどーも』
モンスターを倒したセレスをねぎらうプルルート。しかし、ノワールは聞かざるを得なかった。
『ねぇ、ゼロ。貴方は何者なの?』
『さぁな。人間だったし、化け物だった。と言わざるを得ないかな』
『私には今の貴方は人間にしか見えないわ』
『ノワールにそう見えているなら、それでいいさ』
ノワールの発言を否定せずに、肯定する。拒む理由がないから。
『長話はこれまで。あ、プルルート。さっきの話はオーケーだぜ、野宿するよりかはマシだからな』
『わぁい、やったぁ〜』
『なら、早く帰りましょ?ゼロもそれで構わない?』
『問題ない』
3人はプラネテューヌへと戻っていった。
新たな次元で、新たな出会い。セレスはこの先どのような未来をたどっていくのか、まだ計り知れない……
最後まで見てくださってありがとうございます。
今回はデビルメイクライに登場したバージルの刀、閻魔刀が登場しました。デビルメイクライ4SE、もしくは3SEをプレイした方ならすぐにわかったのではないのでしょうか?
次回の投稿は未定ですが、失踪せずに上げていきます。
気長に待っていてください。
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