中学生の時、部活の集まりで3時集合だったんですけど2時だと思い込んで行ったら誰もいなかったので後でみんなに笑われたことがあります。
めっちゃ恥ずかしかったです!
今日も俺はいつもどおりラビットハウスで働いていた。あと少しで終わる頃になった時、チヤが突然勢いよくドアを開けて駆け込んで来た。
「みんな!大変シャロちゃんが!」
「どうしたチヤ!」
「リョーマ君!とにかく大変なの!」
「とにかく落ち着いて椅子に座って。」
数分後にチヤが落ち着いたので椅子に座らせてコーヒーを差し出した。
「そういえばチヤ、なんでシャロのこと知ってるんだ?」
「私、シャロちゃんと幼馴染なのよ。」
「初めて会った時に言ってた幼馴染ってシャロだったのか。」
「ええ、小さい時からずっと一緒だったの。」
「俺とココアと同じだな。そういえばさっきなんか大変とか言ってたけど。」
「そうなの!これを見て!」
手渡されて見てみると広告のチラシだった。
「えーと.......心も体も癒します。名前はフルール・ド・ラパン。これがどうかしたの?」
「きっといかがわしい店で働いてるのよ!本人に聞きたいけど怖くて聞けないの!」
フルール・ド・ラパンってハーブを扱う喫茶店じゃなかったか?
「なあフルールって「シャロちゃんがそんなとこで働いちゃダメだよ!」」
やばいココアが勘違いし始めた。
「だからフルールはハーブを「そんなところで働いてるのか!?今すぐ辞めさせないと!」」
「あの......みんな?俺の話を「今すぐそこに行ってシャロさんと話をしましょう!」」
........ダメだ、みんな誤解してる。
「じゃあ今すぐ行こう!」
まあ行けばみんなわかるだろう。
歩いて数分後フルール・ド・ラパンに到着した。
「シャロちゃんいる?」
「みんな!?なんでここに?」
「シャロちゃん!こんないかがわしい店で働いちゃダメ!」
「は?いかがわしいって何?」
「シャロ!今すぐここを辞めろ!」
「え?リゼ先輩まで!?」
「シャロさんがこんなとこで働く姿なんか見たくないです!」
「あの......みんな落ち着いて!」
そろそろ本当のことを言ってやるか。
「お前たち勘違いしてるよ。フルール・ド・ラパンはハーブを扱う喫茶店なんだ、いかがわしい店じゃないよ。」
「え?シャロちゃんそうなの?」
「そうよ!何?いかがわしいって!」
「なんだ〜ハーブの喫茶店か〜。」
「そうだったのか。」
「安心しました。」
「そもそも最初に勘違いしたの誰?」
シャロに言われると全員の視線がチヤに向いた。
「.........その制服素敵ね!」
めっちゃ誤魔化してる!でもシャロはこいつが犯人かみたいな目で見ている。バレバレだ。
「シャロちゃん、その制服かわいいね。うさ耳もかわいい!」
「店長の趣味なのよ。あまりジロジロみないで。」
「本当だな。シャロってこういう服似合うんだね。」
「ほ、褒めても何もないですよ////」
「顔が赤いぞ?照れてるのか?」
「て、照れてなんかないです!」
「写真撮っちゃおうかな。」
「やめてください!撮らないで////」
なるほど、チヤがからかい甲斐があるって言ってたのがわかる気がする。
せっかくシャロの働いてる喫茶店に来たので少しお邪魔することになった。
「ハーブティーってたくさんあるんだね。」
「ハーブティーってよく知らないんだよな。」
「私もだ。」
「じゃあ私が皆さんに合うハーブティーを選びましょうか?」
ハーブティーのこと何も知らないしここはシャロに任せるか。
「じゃあお願いするよ。」
「あ!シャロさん、ティッピーには難聴と老眼防止の効果のあるものをお願いします。」
「ティッピーそんなに老けてるのか!?」
リゼが驚くのも無理はない。だって中身があれだからな。
「わ、わかったわ。少し待っててね。」
シャロも少し動揺してる様子だった。
「それにしても凄い綺麗な店だね!」
「確かに、シャンデリアまであるしな。高さ2mくらいあるな。」
「ねえラビットハウスにもこのシャンデリア着けない?」
「うちには大きすぎます。」
当然のツッコミだろうな。
「じゃあラビットハウスをもっと大きくしていかないとな。」
そう言いながらチノの頭を撫でてあげた。
「はい!頑張ります!」
「..........。」
ココアが何か不満そうな顔でこっちを見ている。
「お兄ちゃん、最近チノちゃんの頭ばかり撫でてない?」
「そうか?」
「そうだよ!最近チノちゃんにはハグしたり頭撫でたりしたことあるのに私にはここに引っ越してきてから1度も無いもん!」
「そうだったっけ?」
「間違いないもん!チノちゃんもそう思うよね?」
「.........気のせいです。」
「もー!チノちゃんったらお兄ちゃんにもっと撫でたりハグしたりして欲しいからって嘘ついて!」
「そんなこと!!!........無いです/////」
......何?今の間。
「しょうがないな。おい、ココア。」
俺は両腕を広げハグの体勢になった。
「え?どうしたのお兄ちゃん?」
「ハグして欲しいんだろ?ほらおいで。」
「こ、ここで?」
「ああ」
するとだんだんココアの顔が赤くなっていった。
「......ここに座って。」
俺はココアにココアの隣の席に座らされた。
「どうした?」
「今は.....隣に座ってくれてるだけでいいから/////」
「....ああ、わかった。」
まあ確かにここじゃ恥ずかしいよな。後で頭でも撫でてあげるか。
しばらくしてシャロがティーポットをもってきた。
「おまたせしました。」
よく見てみるとティーポットの中にハーブであろう物が入っていた。
「この中にお湯を入れるのか?」
「はい。リゼ先輩入れてみますか?」
「ああ、じゃあ試しに。」
リゼがティーポットの中に入れるとお湯が赤くなった。
「わぁー!きれーい!」
「いい香りがしますね。」
「じゃあさっそく頂くか。」
一口飲んでみた。いつもコーヒーばかり飲んでいたから違った美味しさがある。
「おいしー!」
「確かに美味いな。」
「ハーブティーも美味しいですね。」
どうやら好評のようだ
「そういえばシャロちゃん。あのハーブティーないのかしら?」
「あれって何よ?」
「なんだったかしら?えーと.....ギム.......シル.......あ!ギムネマ・シルベスターだわ!」
「チヤ。なんだそれ?」
「甘みが感じなくなるハーブティーなの。シャロちゃんがよくダイエットで飲んでたから。」
「な、なんでここで言うのよ!」
シャロの顔が一気に赤くなった。ちょっとからかってみよう。
「へぇーシャロがダイエットに飲んでたのかー。」
「リョーマ先輩忘れてください!」
「でも、聞いちゃったしな〜。チヤ、どうしたらいい?」
「そうね〜、もうずっと覚えてたらどうかしら?」
チヤも俺のからかいにのっているようだ。
「そっか〜、じゃあずっと覚えてようかな。」
「//////もー!チヤーーーーー!!!」
シャロが真っ赤になりながらチヤをポカポカと叩いていた。
そろそろ夜になろうとしていたので店を出ることにした。
「今日はありがとう。すごい美味しかったよ。」
「また来るね!」
「次はうちにも寄ってくれよ。」
「はい、ありがとうございます。」
フルールを後にし、リゼとチヤと別れた後ラビットハウスに戻り3人でコーヒーを飲んでいた。
「今日は楽しかったね!」
「ハーブティー飲んだことなかったので美味しかったですし飲めてよかったです。」
「またみんなで行くか?」
「もちろん!」
「次はいろんなハーブティーを飲んでみたいです。」
夕食も終わり風呂も入り終わったので部屋に入ろうとするとココアが部屋に入るところをみかけた。
「ココア。」
「あ、お兄ちゃん。どうしたの?」
「ほら。」
俺はフルールの時と同じ再び両腕を広げハグの体勢になった。
「え?」
「フルールの時は人がいたから。それに引っ越してからされてないって言ってたからさ。」
「いいの!?」
「もちろん。おいで」
そう言うとココアは一目散に俺の胸に飛び込んできた。
「お兄ちゃん!」
「うわぁっとと、ココア勢いつけすぎ。」
「だって久しぶりなんだもん。」
「ココアは相変わらずだな。」
俺はそう言い抱きしめながら頭を撫でた。
「なんだかすっごい幸せな気分!」
「そうか。」
「もうちょっとこのままでもいい?」
「構わないよ。久しぶりだからな。」
「えへへ〜////」
このまま5分くらいこの状態だった。
「さあ、もうそろそろ寝るぞ。」
「うん!ありがとうお兄ちゃん!」
「今日もチノと一緒に寝るのか?」
「もちろん!私のかわいい妹だもん!」
チノが聞いたら妹じゃないですって言いそうだが。
「そうか、迷惑かけないようにな。」
「うん!おやすみお兄ちゃん!」
「おやすみ。」
ココアはそのまま部屋に入って行った。
「さて、寝るか。」
ココアを最後にハグしたのは確かココアが中学を卒業する直前だったのを思い出した。それから1度もなかったのだと思うと、もしかしたらココアは寂しかったのではと思った。これからはココアにも構ってあげようと反省をして部屋に戻った。
To be continued
今回はここで終わりです。
僕はハーブティー飲んだことないのでどんな味なのかすごい気になるんですよね。
機会があったら飲みたいですね。