仮面ライダーリード   作:タートルスピード

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今、ここにもう1人のライダーが誕生しようとしていた...

その仮面ライダーはリード!

新たなる2019年、最後の平成ライダーだ!

ジオウのストーリーの裏で起こる物語をその目で確認せよ!

「その強さで、ライダーにはなる資格はないだろうな!」

「様々なライダーはディケイドと同じく、お前に襲い掛かるだろう」

「なんで仮面ライダーが人々を襲うんだ...」

「俺が皆を救う!変身!」


『第1話 誕生!全ライダーの力を受け継ぎし者!』

 

 2019年1月29年・冷え込む大都会の夜の事

 

そんな賑やかな街の静かな路地裏で、一人の男性が怪しい男に詰め寄られてる途中であった.....

 

「なんだお前!来るな!」

 

「貴方は会社で皆に馬鹿にされ、雑用として扱われている.....そんな貴方が望むことはただ一つ.....」

 

そう言う男の手には『謎の黒いオーブ』が握られていた...

 

「大丈夫、これを使えばきっと楽しい人生になるはずです...」

 

 

 

~二日後~

 

「ちょっと雄太!起きなよ!」

 

「ハッ!何!?」

 

「何言ってんのよ、今授業中でしょ!」

 

「ああ、そうか!」

 

俺の名前は〖門磐雄太(もんわゆうた)〗普通の大学生だ。

 

この通り少し抜けてる所があり、おバカキャラとして皆を笑わせる、ムードメーカーとして場を盛り上げたりしている。

 

「も〜さっきは困るよ、雄太気づいたら寝てるんだもん」

 

そしてコイツは小学校からの幼馴染〖崎田 勇華(さきだ ゆうか)

 

名前が似てるのと幼馴染の理由から皆からは『ユウゆうコンビ』と呼ばれる。

 

俺たちが帰るときに勇華が何かを見つけた、後にこれが人生を大きく揺るがす事になるとは、俺達は知らなかった。

 

「ん?あれ何?」

 

勇華が指をさす方向に小さく光る何かが落ちていた。

 

「何だこれ...あ、そう言えばエグゼイドの春の映画でやってた『スーパーヒーロー大戦』に出てきた『キューレンジャー』のアイテムに似てるな!確か名前は...『キュータマ』だ、それに似てる...けど少し違うような...」

 

俺はライダーオタクであったが、スーパー戦隊についてはそこまでは知らなかった....

 

「何?またライダーオタク知識?」

 

「まあね、でもこれは初めて見た…実に興味深い…」

 

「ちょっと、誰かのものかもしれないじゃない、そこに置いとこうよ」

 

「そうだな、また誰かが拾いに来るかもしれないから置いとくか」

 

と、置こうとした瞬間、どこからか

 

「それは誰の物ではない…君の物だ……」

 

と言う男の声が聞こえた…

 

「誰だ!」

 

「ちょっと!誰に話しかけてるの?変な人だと思われるじゃん」

 

勇華にはこの声は聞こえないらしい。

 

「その力で君は全ての世界と時間を操る能力が手に入れられる……さあ!今こそ使う時だ!」

 

と返って来た

 

「なんだ!誰かのイタズラか?俺がライダーオタクだからってからかってるのか!」

 

と少しキレ気味で答えると、またその声は返って来た。

 

「いや、イタズラではない!君は選ばれたのだ!究極の力にね!」 

 

「とにかく!これはここに置いとく!じゃあな!」

 

そう言いながらそれを、塀の上に置こうとした瞬間、白い光に包まれた。

 

「うわあっ!」

 

「ちょっ!雄太…」

 

 

 

気づくと、そこはさっきまでいた帰り道ではなく白い空間にいた。

 

「分からないなら、こうするしかなかった、ごめんよ」

 

とさっきの声が聞こえ、後ろを振り向くと全身マントで覆われ、顔はフードで隠れた男性が居た。

 

「何者だ」

 

「私は君の…そうだな、導き役とでも言っておこうか」

 

「なんか、ウォズみたいだな」

 

「ああー!ウォズとは昔からの知り合いだよ!」

 

「お前名前は?」

 

「私の名は〖ソウル〗、未来から来た」

 

「まんまウォズじゃねえか、でも、さっき俺が選ばれたって言ってたよな、どういうことだ」

 

「まあ、いきなりそう言われても困惑するよな、失礼した、まずはこれを見てもらおう」

 

そうソウルが言うと『オーロラ』に覆われた。

 

「これって…」

 

そのオーロラは『ディケイド』に出てくるオーロラと一緒であった。

 

「これを見て欲しい」

 

そう、ソウルが言うとオーロラに俺が目を疑うような光景が映っていた…

 

「何で、仮面ライダーが人を襲ってるんだ…」

 

そこにはクウガからビルドまでの仮面ライダーが人々の街を襲っている光景が広がっていた……

 

「【ディケイド】と【ジオウ】はどこだ?」

 

「それを話そうと思ってた、実はこの光景は未来を映し出してるのだ、そしてこの原因は〖破壊者であるディケイド〗と〖魔王であるジオウ〗によってこうなってしまっている」

 

「どういう事だ、仮面ライダーが何で…」

 

「〖世界を行き来出来るディケイド〗、〖時間を操るジオウ〗、そしてその2人の共通点は全ライダーの力を使える事...そしてその力を使い、全ライダーを操り世界を自分の思うがままの世界を創ろうとしてるのだろうな」

 

「ありえない…ソウゴも士も何で…」

 

「それは分からない、だがこの未来を止めないと大変な事になる、既にこうなりつつもあるのだからな…」

 

するとオーロラの背景が変わって、俺たちの住んでいる街であろう景色が映し出された、だが1つ妙な部分があった...

 

「こいつ街を…これって、『クウガ』か?でも少し姿が違うような…『アナザーライダー』とも違うようにも見えるな…これはどういう事だ」

 

そこにはクウガに見えるが、見た目が少し怪人に寄せていて、建物を破壊していた。

 

「恐らく様々な時間と世界が融合を始めているのだろう、その影響で、この様なアナザーライダー的な怪物も現れ始めたのだ」

 

「んで、この危機を俺が変えろと…だがどうやって止めろと…」

 

「その心配には及ばない、さっき拾った『プロトオーブ』があるだろう?それに自分の戦う理由などの想いを込めるのだ、それで君も仮面ライダーになる事が可能だ!」

 

「これでこの未来や世界を変えられるなら、俺はその運命を選ぶ、俺は皆の幸せの為に戦う」

 

そう言い想いを込めると、オーブは俺のイメージした仮面ライダーの顔が付いたオーブへと変化した。

 

「おお、本当に変わった…」

 

「後これを…」

 

ソウルの懐から俺が想い描いていたドライバーとほぼそっくりなドライバーが出てきた。

 

見た目は『ディケイドライバー』と『ジクウドライバー』が合わさったような見た目である。

 

「これは...」

 

「これは『リードドライバー』使い方なら既にご存じのはず...

さあ、その力で『全ライダーの力』を使い、この荒れた未来を変える為に神となれ!」

 

「か、神!?」

 

 

戸惑っていると目の前の風景が変わり、あの赤い怪人がいた、ビルに火炎弾を放っていた所であった。

 

「よし、さっそくこいつで...」

 

そう言いかけたときだった。

 

「待て」

 

「誰だ!」

 

「俺の名は『アクト』、時と世界の使者だ」

 

「まさか、あれはお前が!?」

 

「そうさ、奴はあそこの会社に雑用に扱われていて、苦悩の日々を送っていたのだよ、そこで俺が奴の悩みを解消してあげようと奴を一種のグロンギ『ゴ・クウガ・バ』に変えたのだ」

 

「 『ゴ・クウガ・バ』!?そんなグロンギ聞いたことないな...」

 

「それはそうさ、なぜならあれは『クウガ』の力から作り出した、究極の『グロンギ』だからな、そのうちに更に力を蓄えて進化することになるだろう...ハハハ」

 

「貴様っ!」

 

「おっと、ここであいつを倒してもらっては困るんだよな、それに俺がこうしたのも、お前を倒すためだからな」

 

「俺を?」

 

「ああ、お前は未来でこの世を破滅させ、この世を自分の思うがままにしようと企む『破壊神』となるのだからな!」

 

「どういうことだ!?」

 

「ああ、その『仮面ライダーリード』の力のせいだよ、お前は『全ライダーの力』を完全に手にした時、その力を使い『破滅神』となるのだ、そうだ、これを見ればわかるだろう」

 

そうアクトが言うとまた同じオーロラが出てきた、そこにはさっき見てた光景と似ていたが、少し妙だった。

 

「これさっき見たやつと同じ...でもなんか違う...これって...」

 

そこにはライダー達のしていた行動は同じだったが、街ではなく敵の要塞を壊していたり、怪人や、戦闘員などと戦っていたのだ。

 

その奥には大きな金色の椅子に座ったライダーがいた、だがその姿は黒い影で良くは確認できなかった。

 

「あれは...何者だ」

 

「あれこそがお前の未来の姿さ、その時代だとこう呼ばれている『アルティメットライダー リード』...」

 

「アルティメットライダー?」

 

「全てのライダーを越えしライダーが手にする力のことだ、それを手にすると『仮面ライダー」から「アルティメットライダー』になることができるのだ」

 

「そんな名前が...」

 

「どうだい?見方を変えるとこんな風に見えるんだ、これで分かったろ、お前は破滅の神となるんだよ...」

 

「そんな...ありえない...」

 

「まあ今そう言われても困るよな、だが二つ忠告しておこう、一つはお前は未来で必ず破滅神となる、そしてもう一つはソウルをあまり信じてはいけない」

 

「ソウルを?なぜだ」

 

「奴はお前を破滅神となる道へ導こうとしている、だからだ」

 

「そんなはずは...ない!俺は、悪の心なんて...」

 

「まあ、これからの戦いとかでお前を観察させてもらおう」

 

そういうとアクトはオーロラの中に消えていった。

 

 

「いろいろとありすぎるが、お前を倒すのが先のようだ」

 

そう言い俺はオーブにある真ん中のボタンを押した。

 

『リード!』オーブからなった音声を聞いた後、深呼吸をしオーブをベルトの左側にセットし、レバーを横に動かし中央に移動させた。

 

「変身!」

 

そして、ベルトの上側についてるボタンを押すと

『ローディング!リーディング!ライダー!リード!』

という電子音声とともにベルトから、パーツやアーマーが飛び出し、俺の身体にどんどん装着されていき、全身を覆って変身が完了した。

 

グリーンのボディに、「リード」のLがついた銀色のアーマー、赤の複眼という見た目であった。

 

「おお、これが『リードの力...』」

 

複眼が光り、俺は『ゴ・クウガ・バ』に立ち向かっていった。

 

するとこちらに気づいた奴は、手を俺の方向にかざし数体のグロンギを召喚してきた。

 

「オレヲ、タオス、マエニ、コイツラ、タオスコトガ、デキルカ?」

 

片言の言葉を残しそのまま去ってしまった。

 

「面倒なものを置いて行ってくれたな」

 

そう言い放った瞬間、胸のアーマーパーツから細長い剣が現れ『リードブレード!』と電子音声が響いた。

 

見た目は『ジカンギレード』と『ライドブッカー』が合わさったような見た目であった。

 

「これは...」

 

「ゴラゲパ...クウガ?(お前は....クウガ?)」

 

「いや?俺はリードだ!」

 

「ゾンバジャボボゼガソググ、ゴラゲゾダゴグ!(どんな奴であろうが、お前を倒す!)」

 

「そうかい!倒せるもんなら倒してみな!」

 

なぜか俺は『グロンギ語』を知っていた。

 

「おりゃあ!どうだ!」

 

「ボギヅ、ヅジョギ...ボグバダダサ!ボセゼロブサゲ!(こいつ...強い...こうなったら!これでも喰らえ!)」

 

と奴らは『モーフィングパワー』を使い銃弾を放ってきた。

 

「ぐはあ!こいつらもなかなかやるな...」

 

「ガンゴバダパバンダンビパダゴガゲバギ!ボボゼギンゼロサグ!(あの方は簡単には倒させん!ここで死んでもらう!)」

 

「クソッ!こんなところで死んでられねえんだよ!」

 

すると胸のアーマーから何個かのオーブが出てきた。

 

「これって、ほかにもオーブがあるのか!?」

 

よく見てみると、『G3X』『ビースト』のオーブであった。

 

「ひょっとして、いきなり全てのライダーの力が使えるって事か!?ならば、まずはこれだ!」『G3!』とG3のオーブを作動させた。

 

リードオーブを外して、G3Xオーブをセットし、中央にレバーを動かした。

 

サイレンと共にG3Xらしき、アーマーが出てきて俺に装着されていった。

 

「これは『リードG3Xアーマ』か!よっしゃあ!」

 

と言い『GM-01スコーピオン』を右足から取り外し、グロンギに向けて乱射した。

 

「ギャアアア!」

 

と怯んだところを『GS-03 デストロイヤー』で切り裂き、一体のグロンギを撃破することに成功した...と思いきや、奴らはびくともせずに、俺に襲い掛かってきたのだ。

 

「ゴンバゲンギデビバパザパビバン!(そんな原始的な技は効かん!)」

 

「やばい、だったらビースト!」『ビースト!』

 

『G3Xオーブ」から『ビーストオーブ』に交換し再びアーマーをチェンジした。

 

『L・I・O・N!ライオーン!』とビーストの変身音と共にビーストのアーマーが出てきて俺に装着されていった。

 

「さあ!ランチタイムd...ってグロンギって喰えるのか?まあいい!いくぞ!」

 

グロンギのほうに『ダイスサーベル 』を片手に切りかかっていった。

 

「さーてと、出目は何が出るかな?」

 

『1!セイバーストライク!』

 

「1!?嘘だろ!?ああ!もう!一か八かだ!」

 

予想通り、グロンギには俺の攻撃は痛くも痒くもないようだ。

 

「あああ!やっぱりだ!」

 

「バビゾジャデデスボザ…ボボパギダダンギシゾブゾ…(何をやってるのだ…ここは一旦退くぞ…)」

 

と、グロンギに逃げられてしまった。

 

「待てっ!くそっ!」

 

変身を解除し、勇華を探した。

 

「勇華!どこだ!」

 

するとオーロラが現れ、俺を巻き込んだ。

 

 

「あっ!雄太!どこにいたの...って手に持ってるの、何?」

 

「ああこれか...じゃん!『リードドライバー』だ!」

 

「ふーん、いくらしたの?」

 

「買ったんじゃない!貰ったんだ!いや、譲り受けたっていうか...ああっ!とにかく!貰ったんだ」

 

「へえ~ちょっと見せて」

 

勇華がベルトを見ようとした瞬間、突然謎の地震が発生した。

 

「キャア!何!?地震!?」

 

「結構でかい...気をつけろ!」

 

すると目の前のコンクリートからデカいカニが現れた。

 

「あれは!ディケイドに出てきた『バケガニ』!」

 

するとこちらに気づき走り出してきた。

 

「やばい!逃げるぞ!」

 

何とかバケガニから逃れ、街の方を見ると沢山の怪人が出現していて、街を破壊していた。

 

「何これ、どうなってるの!?」

 

「落ち着け...でも、こんなの普通じゃない...」

 

「いよいよ始まってしまったようだね...」

 

「お前は!ソウル!」

 

「誰?もうどうなってんの?」

 

「こいつはソウル、俺の導き人...らしい」

 

「導き人!?どういう事!?」

 

「リード...これが分かるかい?歴史や世界が融合を始めている...これを抑えるためには様々な世界や歴史に行き、全ライダーの力を受け継ぐのだ!」

 

「俺は...この世界を変えて見せる...」

 

~終~




<<Next!仮面ライダーリードは!?>>

「未確認生命体?」

「ガグ、なんだって?」

「お前の力はまだ未熟」

「誰かの笑顔を守りたい...」

「あれが.....平成最初のライダー...『クウガ』...」

「超変身!」


 『第2話 引率』
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