普通の大学生『門磐雄太』はある日不思議な物体『プロトオーブ』を拾った。
そして不思議な男『ソウル』から、『リード』になる力を与えられ、時間や世界が融合を始めてると告げられる、全ての世界にいる『全ライダーの力』を使い世界を救う事を誓う。
だがもう一人の男『アクト』から雄太はリードの力を使い、未来の破壊神 『アルティメットライダー リード』となり世界を滅ぼし、支配すると伝えられる。
果たしてリードの力は世界を救うものなのか、それとも世界を滅ぼすものなのか。
そしていよいよ最初のレジェンドライダーとの出会いが始まる…
「だが、どうやって世界や歴史を移動するんだ?」
「それは心配ご無用、これを用意してある」
『ターイムマジーン!』と突如、時空間からグリーンカラー『タイムマジーン』が出てきた。
「これってタイムマジーンか?しかも俺のライダーカラーに寄せてあるな...」
「さあ、これで移動をするといい、それに『リードの力』でさっきのオーロラも使用する事が可能だ」
「よしっ、これでクウガの時代に行けば何か分かるかもしれない、すぐに行こう!」
「待って!」
「なんだ勇華」
「私も行く!」
「はあ!?何言ってるんだ!これは世界の運命がかかってるんだぞ!それに危険だ!」
「でも雄太だけじゃ、心配…それに雄太に何か起きたらと思うと…」
「……はぁ…分かったよ、乗れ」
「うん!」
勇華を乗せタイムマジーンを起動し、クウガのいる2000年に飛んだ。
その様子をソウルは見届けていた…しかし…
「これでいよいよ始まる、この世を大きく変えることがな」
「久しぶりだな」
「やあアクト、また悪事を働いているのかい?」
「人聞きの悪いこと言うな、お前の方こそ」
「私はただこれから起こる大惨事を防ぐために、行っているのさ」
「何…?ふざけるな!もう遅い!この有様を見ろ!これも全てお前があの男にリードとかいう力を与えたからだ!」
「君の方こそ、変な怪物を生むのはやめてくれないか、気味が悪い」
「俺の方こそ、あの悲惨な未来を止めるためにしていることだ」
「お互いどちらも譲れないものか…さてと私はそろそろ行くよ、さらばだ」
そう言い残し、ソウルはオーロラの中に消えて行った。
「フン…」
「うぉおおお!あぶね!」
「ちょっと気を付けてよ!ってか免許は!?」
「ない!」
「はあ!?じゃあどうやって操縦してんのよ!?」
「ジオウの本編で動かしていたのを、思い出しながらだ」
「馬鹿じゃないの!?」
「おい!頭叩くなよ!いてえだろ!」
「もう!」
「落ち着けって、ほらもうすぐ着くぞ」
時空の入り口が開き、クウガの時代に着いたと思っていた...しかし。
「なんだここ…」
「荒れてるじゃない…本当に2000年に来たんだよね?」
「多分な」
「多分って…あのねえ!」
その時であった、突然後ろの方から声が聞こえてきた。
「おいおい…見てみろよ、仲のいいカップルがイチャついてるぞ…」
「ああ、なんか見てるだけでイライラしてくる光景だね…兄貴…」
「その声は!?」
「変身…」「変身」
『ヘンシン!チェンジ!キックホッパー!』『ヘンシン!チェンジ!パンチホッパー!』
「何!?こいつら!」
「こいつらは仮面ライダーキックホッパー・パンチホッパーだ」
「へえ~少しは俺らの名も上がったもんだな…」
「でもそんなんじゃ満足しないよ…」
「このままじゃまずい、変身!」
『ローディング!リーディング!ライダー!リード!』
「え!?それおもちゃじゃなかったの!?」
「本物だわ!うぉっ!?」
俺がよそ見していると突然木の影からもう1人のライダーが襲い掛かってきた。
「よそ見すんなよ…祭りを楽しもうぜ…」
「お前は王蛇!?」
「あ?だったらどうしたああああ!」
「ぐはっ!流石にパワーが高い…」
「ちょっと雄太!大丈夫!?」
「ああん?んだこいつは…」
王蛇は俺から勇華に目を向け始めた。
「やめろお!そいつだけは…」
「ねえ兄貴、あいつ女の子を襲おうとしてるよ」
「ふん、俺らは闇の住人そんなのいちいち気にしてられねえよ」
「キャー!こっち来ないで!」
「ハハハ…ぐはっ!お前ら!?」
「兄貴!?」
「何っ!?」
王蛇の方を見るとキックホッパーが王蛇に飛び蹴りを喰らわせていた。
「お前!何するんだ!」
「別に、お前が目障りだったから蹴っただけ...それだけだ」
「この野郎…イライラさせるなあ!」
今度は勇華からキックホッパーに目を付けたようで、そっちの方に向かっていった。
「ほら、今のうちに逃げたほうが良いんじゃない?ここにいたら闇落ちしちゃうよ?」
「はっ、そうだ!勇華今のうちに逃げるぞ!」
勇華を連れ、タイムマジーンに乗り込んだ。
「これでも喰らいな…」『ファイナルベント!」
「いくぜ?相棒…」『ライダージャンプ!』
「兄貴とならどこまでも…」『ライダージャンプ!』
時空の入り口に通る際に、でかい爆発音がしたが時空の波に入ってしまったため、確認できなかった。
そして雄太たちが去ったその場所には、粉々に砕けたライダーデッキと動かなくなったホッパーゼクターが二個、転がっていた...
「ねえ、さっき言ってた『そいつだけは!』ってどういう意味?」
とニヤニヤしながら勇華が後ろから聞いてきた。
「ああ?いや、なんでもねえよ…///」
「ええ~顔真っ赤だよ~」
「うるせえ!あまりうるさいと降ろすぞ!」
「やだ!ごめんって!」
「お、もうすぐ2000年だぞ!今度は完璧だ!」
「本当かな……」
だが、今度こそ2000年にたどり着くことができた。
「ここが2000年の世界か~」
「まあ、雰囲気は今とあまり変わってないけどな」
すると奥の方からパトカーのサイレンが聞こえてきた。
「何?事件?」
「おーショータイムだ」
「え?何?」
ところがパトカー数台とも俺らを通り越してしまった。
「あ~結構遠くまで行ってしまったなあ…仕方ないこんな時はこれを使うか」
「これ?」
「ああ、その名も『マシンストライカー』だ!」
そう言い、一個のオーブを上に放り投るとバイクに変形した、しかし何故俺がこれを知っていたのかは正直自分でも分からなかった。
「うわっ!びっくりした!」
「よしっ!ほれ、乗れよ」
「あ、うん」
バイクを発進させて、パトカーの後を追いかけ始めた。
「おしっ、ここか…」
現場に着くと、数体の怪人と警察が戦っていた。
「何…あれ…」
「あれは『グロンギ』、クウガと戦う怪人だ」
すると警官の中に指示をとっている刑事の姿が見えた
「全員落ち着け、良く慎重に狙うんだ」
「誰?あの人」
「お、やはりいたか、あの人は『一条薫』長野県警警備課に所属する刑事だ」
「なんか普通の刑事とは違う感じがする…」
「やはり分かるか、そう彼が…」
と、言いかけた時後ろの方からバイクの音が聞こえた。
「あ、見てみろヒーローの登場だ」
だが突然後ろから声が聞こえた。
「おい君たち何してるんだ!こんなところで!危ないから向こうへ行きなさい!」
と、一人の警官に追い返されてしまった。
「エー何よ…」
「ま、このほうが都合がいい」
「え?どういう事?」
「まあ、こっちに来い」
と、勇華と共に建物の陰に隠れた。
建物の陰から、俺はある人物が一条と話しているのをじっと見つめていた。
「ちょっと何してるの?」
「シッ!もうすぐだ…」
するとバイクに乗っていた青年がこっちの方に走ってきた。
「やばい、もっと奥に隠れろ!」
と、ゴミ箱の裏に隠れた。
「ちょっと、狭い~」
文句を言う勇華の口を手で押さえ、青年の姿をじっと見ていた...すると。
「変身!」
青年は複眼・アーマー・モーフィングクリスタルが赤い戦士へと変わった。
「あれが…平成最初のライダークウガ…」
「ちょっと!苦しい!」
と勇華が手をどけながら言った。
「ああ、ごめん」
するとクウガはグロンギの方に向かって行った。
「お、行ったな」
「あれがクウガ?」
「ああ、あいつの正体は『五代雄介』皆の笑顔を守るために戦うライダーだ」
「あのグロンギっていうは…?」
「ああ、人間に近い戦闘種族で、血液構造等も人間とほぼ同じだ、九郎ヶ岳遺跡発掘により、封印が解け世に復活した...んで警察や世間には『未確認生命体』として認識されており、時々『未確認』などと呼ばれている」
「未確認生命体?」
「まあ、分からなかったらそれでいい」
「何よそれ!」
そのまま俺達はクウガとグロンギの戦いを観戦していた。
「ガグボグゲビゼロブサググギギ!(ガス攻撃でも喰らうがいい!)」
「何っ!うっ!」
「ガグ…なんだって?」
「しっ!黙ってろ」
「お前ら!今回は何を企んでる...なんだかいつもとやってることが違う気が…」
「ジョブパバダダバ...ボンバギンゲゲルパジドガジヂガグ...ボセグゲギボググセダ、ゴセダヂグボンゲバギゾバゲサセスボザ!(よく分かったな...今回のゲゲルは一味違う...これが成功すれば、俺たちがこの世界を変えられるのだ!)」
「そんなことはさせない!皆は俺が…グッ!」
「ボボラゼリントゾラロスドパバ…ブザサンラベゾ…(ここまで人間を守るとはな…下らん真似を…)」
「それでも俺は、誰かの笑顔を守りたい…誰かの笑顔を守ることが俺の生きがいだ!」
「バサ、ゴンギビガギロボボラゼザバ…(なら、その生きがいもここまでだな…)」
「ところが...そうはいかないんだ!超変身!」
そう言いクウガは紫色のタイタンフォームへと超変身した。
「姿が変わった!」
「あれは紫のタイタンフォーム!」
手にタイタンソードを持ちグロンギを一撃で切り裂いた。
「グハア!ヅギパボグパギババギゾ!クウガ!(グハア!次はこうはいかないぞ!クウガ!)」
そう言葉を残し、グロンギの一体は爆発した。
「よしっ」
「やったな五代」
「はい、でもさっきから俺たちを見ている影があるんですよ」
「なんだって…?」
「出て来いよ、いるんだろ?」
と雄介は俺たちのいる方に向かってこう言った。
「や、やあ…ども…」
「君たち、こんなところにいては危ないじゃないか!それにそこの君!」
「は、はい…?」
「君…俺の変身見た?」
「ええ、まあ…でも俺はもともとあなたの正体知ってます…」
「え?」
「ん?」
「ちょっと署まで来てもらおうか」
「ええ!?なんでですか!?俺ら何もしてませんよ!」
「こいつの正体をもともと知ってるのが凄く怪しい!良いから来い!」
俺たちは一条さんのパトカーに乗せられ、署まで連れていかれることになってしまった。
「ちょっと!捕まったじゃない!雄太はともかく、なんで私まで!」
「おい!なんで俺はともかくなんだよ!お前だって何かしたんだろ!」
「君たち二人とも怪しい!残りの言い分は署で聞くから、大人しくしてなさい」
「最悪だ…」
俺たちはそのまま警視庁まで向かっていた、だが一体のグロンギが俺たちの乗ってるパトカーに襲い掛かってきた。
「俺たちは咄嗟にパトカーから降り、雄介は襲ってきたグロンギにクウガへと変身して向っていった。
「嘘だ…なんでこんなに…」
一条がそう口にした、確かに目の前にはあり得ないほどのグロンギの数があり、人々や街を襲っていた。
「おかしい…」
「雄太どうしたの?」
「いや、確かクウガの本編だとこんなシーンはなかった…俺の見逃しなのだろうか…」
そう思いながらも、ソウルが言っていた事を思い出した。
『世界を行き来出来るディケイド、時間を操るジオウ、そしてその2人の共通点は全ライダーの力を使える事...そしてその力を使い、全ライダーを操り世界を自分の思うがままの世界を創ろうとしてるのだろうな』
「あの事が本当なら…アクトのことも…」
と、考えていたその時だった。
「ぐはあ!」
雄介がこちらの方向に吹っ飛ばされてきたのだ。
「ぐっ…何者だ…」
「あれは!」
俺の目に飛び込んできたのは、前に戦ったことのある『ゴ・クウガ・バ』であった。
「なんで奴も…」
「君!奴を知ってるのか!?」
と、一条が俺に問いかけてきた。
「ええ、まあ…」
「大丈夫ですよ!俺が何とかします!」
と雄介は苦戦しつつも平気そうな声で言った。
ところが別のグロンギが俺たちのほうに襲い掛かってきた。
「一条さん!うわっ!」
雄介も他のグロンギに邪魔されて手が出せないようだ。
「やばい、こうなったら…変身!」
俺はリードドライバーを手に取り腰に装着した。
「何!?君も…」
「変身!」
と、リードに変身し、グロンギに殴りかかった。
「グッ!ゴグバ、ゴラゲグガンゾググギデデギダジャラバゴンザギザバ(そうか、お前があの方が言っていた邪魔な存在だな)」
「ああ、まあそういう事だな!」『リードブレード!』
グロンギに斬りかかったが、やはり効果はそこまでなさそうだ。
「ゾグギダ?ババデデボギ(どうした?掛かってこい)」
「るせえ!なめやがって!」
そう言ってもう一度斬りかかろうとした瞬間、周りの動きがピタッと止まった。
「え、時が…なぜ…」
「グロンギを倒せない…それはお前の持つオーブの力を開放していないからだ」
「誰だ!?」
後ろを振り向くと『オーマジオウ』がいた。
「お前は!オーマジオウ!」
「お前の力はまだ未熟、だが...すべての力を開放し、私と共にこの世界を滅ぼすのだ!」
「違う!俺は破壊神なんかにならん!」
「まだ言うか…まあいい」
「いいのかよ…」
「だが、力を開放しないとそのグロンギは倒せん、そのためにはこいつと戦うといい」
そう奴が言うとオーロラが現れ、そこから『仮面ライダーゲンム』が出てきた。
「ゲンム!?」
「フフフ…お前か…未来の破壊神って言うのは…」
「何のつもりだ!?」
「早く力を蓄えろ…そしたら世界を守る力が手に入る…」
そう言いオーマジオウはオーロラの中に消えていった。
「私の邪魔をするな!」
と『ガシャコンバグバイザー』を持ち、襲い掛かってきた。
~終~
<<Next!仮面ライダーリードは!?>>
「ちょっと!俺は何も悪い事してねえって!」
「一条さん!こいつは任せてください!」
「俺は誰かの笑顔を守るために戦ってるんだ!」
「これがクウガの力……」
「俺も誰かの幸せの為に!超変身!」
『第3話 復活』