ラ「うっ・・・外殻が硬い!!」
セ「ん?こっちきた」
ラ「おまえ・・魔法使えるんだろ?いいこと思いついた。私が特攻するからそのまま攻撃しろ」
セ「えーっ!敵と一緒にですかァ?」
ラ「漢は度胸!何でも試してみるのさ。きっと成功するぜ。ほら、遠慮しないでヤッてみろよ」
セ「それじゃあ・・・やります・・・」
妖魔一匹程度一人で倒せるといったな。あれは嘘だ。
はーいかんいかん、覚醒者規格の相手に妖気解放もせずナメプすぎたわ。
予想以上に外殻が硬いし、一撃で核を討とうとしたのが解ったみていで中心からズレるしあれ動くの止めなくちゃな。
他には攻撃の瞬間に触手が迫ってくるからそこ弾くとなると・・・一人じゃ無理だな。やっぱこれ6人パーティくらいで倒す敵ちゃう?
しゃあない。いいとこ見せたかったけど見つけたクレイモアに頼むか。
攻撃力マシマシのとっておきの技があるけどそれをすると攻撃に集中しすぎて敵の攻撃を裁ききれないから、魔法も使えるみたいだし牽制してもらお。
魔法使えるか聞いたら種類めっちゃ多く使えるみたいで、お!すごいやんけ!やっぱ能力あるこは違うなぁ。私も魔法使ってみたかったわ。なんで適正ないねん。悲しいわ。
とりあえず特攻かます時に全力で魔法叩き込んでもらって、魔法を誘導して触手攻撃、一撃必殺の用意をして、同調で核を止めたら的に叩き込むと。
うん、これならできそう。
「さてやるか」
目標は15m級。触腕多数。核は硬い外殻の中央。私は妖気を10%解放。通常なら眼の色が変わる程度。だけど私に瞳はない。こりゃー外見はほとんど変わらないわ。妖気が多少漏れる程度だし節度ある妖気解放だね。
かわいこちゃんには私が駆けだしたら魔法の用意をしてもらって飛んだ瞬間に解き放つ~感じで頼んである。これは遅すぎなければいいので若干タイミングがズレても撃ってくれればいいのだ。まぁ気楽に行こうゼ!
少年視点
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彼女がこちらへ話かけて来たとき驚いた。俺の表情は変わらなかっただろうか。会話は短い間だったが本当に見えていないのか?彼女は全て見えているように動く。
魔法は使えるかと聞かれてつい正直に話してしまった。そこで彼女はとんでもない提案をしてきた。私ごと攻撃しろって。さらに魔法は的に誘導するから全力で撃てって正気じゃない。
正気じゃないが信じてみたくなった。味方など一人もいない。どのみちミッションは失敗と報告されるだろう。
そして今回のことで基準を満たせなかった失敗作として処分されてしまうのだろうか・・・。
俺は常々自分が特別だと思っていたがそんなことはない。俺以上の存在に会ったことがなかっただけだったのだ。
彼女はなるほど特別な存在だろう。それであれば最後に特別な存在に賭けてみるのも一興じゃないか。
戦闘だ。頭が冷えて思考が広がっていく。
標的を観察。次いで近くで重力が増したかのような威圧。これは彼女か。魔法は使っていない。剣にマテリアは嵌っていないが本当に魔法を使っていないのか?
魔力が視認できるほど彼女から立ち昇る。続いて彼女は残像が見えるほどの速度でモンスターまでの距離を刹那で詰める。ヘイストは使用していないようだがなぜあんなスピードが出るのか・・・
瞬時彼女が飛んだ。ほぼ同時に最大威力でぜんたいかを連結したサンダガを放つ。地面が吹き飛ぶほどの稲妻が標的に落ちた。
誰かが「やったか?」と言うのが聞こえた
ガラテア視点
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ヒャッハー!!
クレイモアにかかれば15mなんぞひとっ跳びで上がれるんだぜ!立体機動装置がなくても空中で体制を整えることができちゃう!イェーガー!!しちゃう!!
飛び上がった瞬間にサンダガを撃ってくれたので同調開始して攻撃すのに邪魔な触腕へ誘導。着弾。おっしゃ汚物は消毒だぁ!!
そんで「旋空剣」の準備をする。この技はNo.9の戦士ジーンの技だ。本来なら腕を捻転させて通常状態に戻る際の腕の回転を利用した突きの剣技。
威力とスピードは全戦士中一のとっておきだが、これを腕だけじゃなくて全身を使って回転を掛けることで再現した。
私が使いやすいように改良した結果威力とスピードは落ちるが溜めがほとんどいらず空中でも可能になった。
デメリットはその技の間同調が使えないことだが技の前後は問題なく使用できるから問題ないね。
一撃をキメる目標の核を同調で固定。
全身を捻転させて私は一本の剣になった。見た目槍に近いかもだが剣なのだ。髪が飾り布にも見えるが剣ったら剣なので突っ込んではいけない。
「旋空剣」
真上から妖魔へ回転しながら突っ込んだ。
ひゃー目が回る!!ドリルみたいに周っております~~
螺旋状に肉片をまき散らしながら妖魔の体内に風穴を開けた。
あ、ズレだわ。すまん
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モンスターが爆発して絶命したかのように見えたが肉片から人型の何かが飛び出して研究員の一人に襲い掛かった。
それは先ほどやったかと言ってしまった研究員だった。憐れ。
「嫌だ死にたくない!!」
研究員の絶叫が響く。
まさに彼の命は風前の灯。モンスターの爪の一撃で彼は死んでしまうだろう。
人間を人質にとったモンスターを前に動いたのは年若いソルジャー。魔法だと彼に当たってしまう。そのためショートソードを握りモンスターへ立ち向かう。
一瞬間、音がしないほどの速度でクレイモアがモンスターの頭に突き刺さり、モンスターは後ろに倒れた。
人質にされた研究員はのちに語る。
―な、何をっされたのかわからなかった。それほど圧倒的に終わったんだ。もう新羅はこりごりだ。俺は耐えられない!!ここを出る!
その後研究員を見た者はいなかった。
ガラテア視点
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一撃打ってから
あ、しくじったと思った。寝起きで力の入れ方間違えたわ。すまんな。
本体は前パーティのおっさんやんけ。魔力感でなんか分かるわ。あーマジかーそうかーイキテナイノネーゾンビナノネー
おっさんがおっさんを人質にとった。かわいこちゃん頑張って駆けてるけどそれじゃ遅いね。死ぬやん人質。
まぁ私の射程内だ。クレイモアを投げて戦闘終了。
一仕事おわったわー。ひとっ風呂浴びたい気分だけど、なんか周りで監視してたやつらがぞろぞろ出てきたぞい。
「クックック……よくやったセフィロス!実験は成功だ!」
は?セフィロス?少女じゃない?今まで
なんだって??私の頭の中で点と点が繋がり像ができる。
いやこれで漸く納得できたここは「ファイナルファンタジー7」の世界だ。
魔法球とかはマテリア。
クエー!となく鳥はFFシリーズのチョコボ
最初に居た場所はラウンドアイランド
最後にいたのは北の大空洞!
落ちたのは星の傷・・
戦っていたのはジェノバ!!
そんであいつらは古代種か!!
そこで私の頭がはじけた
妖気感知範囲外からの狙撃
1弾目で体勢が崩れる
2弾目で重要器官の損傷。体液が妖気が外へ流れていく
3弾目思考が途切れる。致命傷だわこれ死ぬ・・のか?
4,5弾目はもう何も感じない。しかしここで妖気解放して覚醒すれば生き残れるしこの場所にいるヤツら全部殺せる
魔力の波動。体が少し楽になる。誰かかいふくをかけてくれた?だれ?
そんなの決まっている。彼だ。顔は見えないが彼から驚愕と悲しみが伝わってきた。またかいふくまほう・・
こんな・・実質幼女やん
セフィロスに手を伸ばす
多分握ってくれない けど、ワンチャン体触れないかな・・・
やっぱ さいご
た かった・た た な ・・
さいごにおいくらいかぎたかったなぁ
・・・・・・・・・スウ
薄れゆく意識の中
_人人人人人人人_
> クリムゾン <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
そうだ。思い出した。
脳内に濁流のような記憶と激情が感情の防波堤を壊し流れ出す
その昔、高速ネット回線なんてあってないような時代。ブラウン管の前に座り家族を気にしながら心高めらせリンクの続きを機械式マウスでクリックする。
徐々に表示されるえっちな絵。ああ至福の時。
思い出したのは骨太のおなごとしてドレスアップしたクラウド君。
多分きっとそうあった!はず・・
くやしいでも感じちゃう!!
コロネオの館で女装をしたクラウドが頬を染め劣情に屈するビジョン
えっちでとてもお気に入りだった。日に3度は通った。
更新を待ち望み新刊を待機した。
いやはやあのサイトにはお世話になったが最高なのはティファやユフィだ常考と友人に主張されたが最高はクラウド君だろう!男の娘最高やんけ!
そんでエアリスはたぶんなかった。エリアスは汚すこと成らず。綺麗ままで眠っていて。
全部思い出した。
ああ、これは今までの倦怠感と鬱を払拭する衝撃を伴う感情だった。
無理やり言葉にするなら心のインポテンツが治ったというべきことだ。
今したいことそれは!!
リユニオンしようや
次回衝撃の姫騎士
くやしいでも感じちゃう!!
新羅の闇に囚われたガラテアはどうなってしまうのか!
「物理で殴れ」
お楽しみに!