崩壊3rd Sinister's sin 作:アーヴァレスト
「ほう・・・?」
「・・・」
「君がまさか、
ある日俺は告白を受けていた、敵として認識している奴らに内通している人物から
その相手とは・・・
「フカ・・・」
「・・・」
委員長だった、でも驚きはない
「理由があるんだろう?」
「はい・・・」
理由の説明を受ける、そして・・・
「完全に乗る馬を間違えてるよな、それ」
「はい・・・」
情報を提供する見返りに自分の喪失した記憶の復活を依頼していたこと
それを履行する気があちらにない事は明らかであり、都合のいい情報源程度にしか見られていないことは明白だ
それでも、どうしても取り戻したかったのだろう
「ですが・・・」
「皆との付き合いがそれを変化させた?」
「はい、それに・・・少しずつではありますが自分自身で取り戻しつつあるんです」
「それはいい傾向じゃないか」
俺はそれをいい傾向と考える、なぜなら
「他人に教えられた記憶よりも自ら取り戻す記憶の方が良い、俺はかつてそれを行われて失敗した」
他人に与えられたベクトルで操られた、それは俺の黒歴史だ
「だからこそ、今日ここで明かしてくれた事に関して俺は君に責任を負わせる気はない」
「ですが・・・」
「それで示しが付かないと言うならば、これからの君の行動でそれを示しとすればいい、俺は行動の指針さえ守ってくれればどんな事でも許容しているからな」
俺は責任を問わない、そして自己責任としてそこから先を判断させる
「失った信頼は行動で取り戻せ、君の今までの行動であれば、すぐに取り戻せるだろう」
そう言って渡したのは、彼女の地元の酒
「未成年なんですが・・・?」
「ははっ!!君がやさぐれて一人酒を隠し飲んでることを知らないとでも思ったのかね?」
「つっ・・・!?」
なぜそれを!?な顔をした彼女に告げる
「この程度のブラフに引っかかってはいけないぞ?」
「・・・善処します」
「肩肘張らなくてもいい、自分に出来ることは何か、どうすれば問題を解決できるか、それを原点から見直してみるのもいいだろう、迷ったら初心に帰ってみるのも一つの手だよ」
そしてそれを俺は美点に思う
振り返れるものがあるのは、いい事だと思うから
人間は誰しも無才な状態から始まる、そこからの積み重ねが才能になると思うし、それは生涯の宝だと思うから
努力もしない輩がこれから輝こうとしている者達を一方的に否定するなど許さないし認めない
「迷って悩んで、考え抜いた先にこそ大切な答えがある・・・俺はそんな当たり前だけど誰もが忘れている事を、君たちに教えるためにいるのだから」
それが俺の生きる意味だと思う、今はとても強く
「さ、今日もこれからお仕事だ・・・行くぞ、フカ?」
「分かりました」
さぁ、少しずつ追い詰めてやるぞ、敵対者たち
貴様らが浮かべる絶望の表情を眺めてやろう
あ、これはヤバイぞ・・・?
これからのルートはどちらがいいですか?
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死ねよ貴様ら、塵屑だろうが!!
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ごめんなさい、ごめんなさい
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勝利とはなんだ?
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勝つのは己だ
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いいや、まだだ