崩壊3rd Sinister's sin   作:アーヴァレスト

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死と選択と出会い


Beyond the world

「死んだのか、俺は・・・」

 

暗闇の中でそう話すのは、一人の青年だった

 

「悪くない・・・最後だったな」

 

薄く笑いながら、青年はそう呟いた

 

「少し歌うか」

 

そう言って歌い始める

 

Words that kill, would you speak them to me (その言葉で殺せ。語りかけてみろ)

 

その歌は、生前の彼が好んで歌っていたと思われるほど美しい

 

With your breath so still, it makes me believe(まだ乱れぬ息を、信じさせてくれ)

 

目を閉じ、静かに歌う姿は哀愁さえ感じる

 

In the Father's sins(父よその罪に)・・・Let me suffer now and never die,(その苦しみを私に。死ぬことはない)I'm alive(私はここにいる)

 

歌い終わり静かに目を開ける、すると微かだが何かが聞こえる

 

「ich liebe dich・・・ich liebe dich・・・」

 

耳をすませば少女の声が響く、悲しく辛そうな声が

 

「泣いている?」

 

そう、泣いている声で・・・青年の胡乱(うろん)な意識が、覚醒していく

 

「泣いているなら、泣き止ませないとな」

「では、どうするのかしら?」

「決まっている、俺にできることをするだけだ」

 

横にいた謎の存在、それにすら関心を示さず声の方角を見ていた

 

 

「俺はそれくらいしか能がないからな、誰かの為の何かしかできない」

 

かつてそのために命を燃やし、そしてこの場にいる青年は過去を思い出すように目を閉じ、そして再び開いた

 

「行かせてくれ、俺を、この声の子のいる世界へ」

「過去より悲惨な世界です、それでも、よろしいのですね?」

「あぁ、構わない、俺の存在理由は・・・」

 

光に包まれながら、青年は告げる

 

「誰のために在り続けること、それが俺の存在理由だ!!」 

 

そう、何故ならば

 

「始まりが憧れでも、嘘であっても、どれだけ無様であろうとも!!たどりつこうと足掻く間に生まれる意味は、決して嘘ではないのだから!!」

 

それが本音、彼の信念・・・生涯抱え続け、そして至った答え

青年にとって唯一の宝物だ

 

「そうですか・・・分かりました」

 

微笑んだその声の主は、次に言葉をつげる

 

「貴方に特典を与えましょう」

「いや、必要ない・・・すでにある」

 

その手に握っているのは、剣と銃

剣は金に煌めき、銃は銀に煌めいていた

 

「運命を変える為ならこの二つで十分だ、それに俺の戦闘スタイルに合ってる」

「そうですか・・・では私からのプレゼントです」

 

渡されたのは、黒い服だった

 

「その服の効果は、致死ダメージからの超速回復です」

「即座に治ると?」

「えぇ、着ている限りですが」

「戦闘前に着るよ」

 

服に袖を通し、確認して青年は告げた

 

「さぁ、行こうか・・・新たな世界へ!!」

 

目の前の扉を両手で押し開ける

この瞬間、青年は世界を超えた




歌詞が分かったやつ、さてはMGSファンだな?

これからのルートはどちらがいいですか?

  • 死ねよ貴様ら、塵屑だろうが!!
  • ごめんなさい、ごめんなさい
  • 勝利とはなんだ?
  • 勝つのは己だ
  • いいや、まだだ
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