崩壊3rd Sinister's sin   作:アーヴァレスト

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それは運命に抗う者たちの希望


未来

「まさか、自滅とはな」

「元より覚悟の上だ、そこに関しては俺もあの人も気にしていない」

 

あの人は俺になら任せられると信頼していた、俺はその信頼に応えようとしているだけだ

だから・・・俺は決心して通信を入れた、彼と俺だけの知る周波数での通信を

 

「やぁ、エイハブ」

「イシュメール、貴方は本当に待たせるな・・・」

「それはすまないな・・・」

「まぁ、それはいいとして・・・」

 

軽い話はこれで終わりにしよう、本題だ

 

「全てを思い出したよ・・・ビッグボス」

「そうか・・・お前は予測以上の働きをいつもしてくれるな・・・」

「それだけ信頼してくれていた事に感謝している・・・心から」

「・・・」

 

帰ってきた沈黙は彼の葛藤そのもの、巻き込んでしまった事への後悔

 

「俺は、アンタの側に着く・・・24時間後にはバビロン実験室に向かう予定なんだろ?」

「どうやってそれを?」

「アンタなら、俺の行動の意味を理解すると思ってな」

 

でなければあんな言葉を残しはしないだろうから

 

「一緒に盤面をひっくり返しましょう、ビッグボス」

「あぁ、そうしよう・・・イシュメール」

 

通信が切れる、俺はそれを見てほほ笑んだ

 

「よく笑えるものだ・・・死は免れまい?」

「あぁ、俺は死ぬな・・・間違いなく」

 

スカルフェイスの問いかけにも俺は笑いながら答える

 

「それでも、これでいいと思っている・・・俺は彼の一部であればいい」

「そうか・・・皮肉なものだ、このような事を考える部下を持った奴に負けるとは」

「そうでもない・・・お前のやり口は敵対した俺でさえ見事としか言えなかったからな」

 

そう言って俺は立ち上がる

 

「俺達は、この世界の旧体制の歴史に干渉してしまった」

 

それは取り返しのつかない事

 

「私達は時代に干渉した・・・世界の抑止システムに」

「何処にも属さない軍隊が、触れてはいけない国際情勢に介入してしまった」

 

もう、どうやっても待っているのは最悪の末路しかない

 

「追われることになるな・・・」

「あぁ、軍事均衡を狂わせてしまったからな」

 

コレを機にして、現在の天命を快く思っていない各国が軍事行動を取るという動きも確認されている

そうなれば世界大戦を超えた軍事衝突は避けられない、最悪の状況だ

 

「また戦うのか?」

「あぁ、時代という怪物とな・・・」

 

そう、それはかつての世界でビッグボスが恋情を抱いた女性を殺したモノでもある

 

「あの世界で、彼女は時代に拒絶され・・・殺された」

「・・・」

「今度は俺達が試される・・・時代が俺達を排除するか、それとも俺達に時代が協調するか否か・・・それは善悪や勝ち負けですらない、孤独な戦いだ」

「次の世紀まで生き残るか・・・否か」

「罪業の清算はその後からでも出来るだろう・・・払える時に払えるモノがあれば良いが・・・」

 

その世界で俺には何が残るだろう・・・今考えても、戻れはしない

もしもあの時、もしあの時と考えれば後悔はキリがない

そうやって今を、明日を生きるのが人なのだから




主人公死んじゃうの?(震え声)

これからのルートはどちらがいいですか?

  • 死ねよ貴様ら、塵屑だろうが!!
  • ごめんなさい、ごめんなさい
  • 勝利とはなんだ?
  • 勝つのは己だ
  • いいや、まだだ
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