崩壊3rd Sinister's sin 作:アーヴァレスト
「ふう・・・勝ってしまった」
「そんなぁ・・・」
「認めがたいですが、実力でしょう・・・私達で纏めてかかっても、互角に持ち込むのですら怪しいですね」
「あぁ、無理だろ・・・まだ最大出力ではないからね」
三人が凍った、そして
「あれで・・・?」
「全力じゃない?」
「そんなの嘘だぁ!?」
三者三葉はこのことか、と思いながら青年は告げる
「剣戟は出力50%くらいだし、銃にしても55%、打撃は専用の武装がないから30%まで落ちてる、剣は最大出力使うと融解してしまうからどうしても出せないんだわ、銃にしても同じかな、打撃に関しては言わずもがな、下手するととんでもないことになる」
「とんでもないことって何ー?」
「被曝する、俺のは放射能と同系の能力なんでね」
そう言って剣を取り、青年は笑う
「天霆の轟く地平に、闇はなく、それが俺の能力だ。分類は核分裂・放射能光発生能力、膨大な光熱を刀身に纏わせた斬撃とその光熱の放出により敵を倒すんだ、応用で銃弾に纏わせたりしてるけどね。まぁ、亜光速にまで達する爆光を受けれたら、無事で済むなど絶対に不可能だし。進行方向にあるものは何一つとして残らないよ」
事実、剣戟で切られた敵は一切の抵抗を出来ずに倒れた
普通なら回避されるであろう攻撃が、予想を大きく上回る速度で放たれる
その予測を上回る斬撃と銃撃に敵は対応できずに倒れているのだ
「あぁ、ところで俺の行く場所がないわけだが?」
「あぁ・・・」
「そうですね・・・」
「そして君達にとっていい刺激になる浮浪者がいる、そこで相談だ。君達、俺を雇う気はあるかな?」
三人が再び凍った、数秒して電話を始める
そして
「学園長が、面接したいって」
「おう、了解だ、面接書類はいるかな?」
「簡単なの用意してくれますか?」
「分かった、ちょっとコンビニよるわ」
歩きながら話をして、コンビニに途中より、面接書類を買いながら青年は告げた
「あぁ、戸籍もねぇや」
「それはおそらく学園長がどうにかしてくれるかと・・・」
「至れり尽くせりだねぇ」
「えぇ、そう思います」
そして到着するのは
「聖フレイヤ学園か、そこそこの面積だが」
足を何回かトントンと地面をつつくようにして何かを確認して、青年は告げる
「地下に何か隠してるな?これは腹の探り合いが待ってそうだ」
「・・・」
さて、楽しい話し合いかなー?と青年は笑う
その先にいるのが、意外な印象の人物とは知らずに
「まさか、ちびっ子が学園長とはな・・・」
「何よ、文句でもある?」
「いいや、ないさ」
面接を受けながら、青年はそう言い、返された言葉におどけながら返答した
「で、藍澤カズマさん?」
「あぁ、住所なければ戸籍もねぇ」
「めちゃくちゃ怪しいですって自分で言ってくれるわね」
「怪しいからな、それがどうした?」
そう言って、青年・・・藍澤カズマは出されていた紅茶に手を伸ばす
「ダージリンか・・・なかなかいいもの使ってんな」
「一口でわかるの!?」
「当たり前だ、俺よりもすごい奴は匂いだけでわかる」
そしてもう一口飲み、さらに告げる
「セカンドフラッシュだな、淹れ方もあるだろうが、当たりだろう?」
「えぇ、驚きだわ」
そういうと、別の机にある容器を見る
「アレで入れたのか?」
「えぇ、そうよ」
「それじゃ、俺が次を作ろう」
そう言って今度は自分で作り出す、全員分を
そして数分後、完成したモノを全員に配った
「飲んでみてくれ、変化があるはずだ」
全員が飲んで・・・驚く
「味が違う!!」
「理由を説明しよう」
そう言うと、茶葉の入った缶を取り出しテーブルに置く
「校長のは恐らく粉末状の茶葉での時間で入れているものだ、たいしてこちらにあるのは茶葉の形のあるもの、そうなると時間が異なる。粉末状のものであれば2分以内、形の残っているこちらであれば3~5分がいい。今回は4分ほどで抽出した」
「時間を少し変えただけ?」
「あぁ、それ以外は校長と変わらない方法だ」
そう言って自分も飲む
「うむ、うまくいったな」
そう言って今度は一気に飲み干し、校長に向き合う
「さて、俺を採用してくれるかな?」
「採用よ、艦長として。あと、学園としての体裁もあるわ、戦闘記録から見て体育教師でいいかしら?」
「あぁ、望むところだ。何なら家庭科の教師もできるぞ?」
「それに関しては後日お願いするかもしれないわね」
そうと決まれば動きは速い
「では俺は外の街に買い物に出かけようかね、教師として恥ずかしくないカッコくらいはしとかないと」
「資金はあるのかしら?」
「チンピラから奪う」
「うわぁ・・・」
そう言って外の街に出て数時間後、全くの無傷で帰ってきた・・・大量の荷物と共に
「ふいー、なかなかいい金だぜ」
「こんなに大量に買ってきたんですか?」
「おう、なかなかいい金持ってたチンピラと遭遇してな」
「そういえば自己紹介がまだでしたね、私は・・・」
そういうと、藍澤カズマは先にこたえていた
「フカ、だろう?校長からメールでリストを送ってもらっている」
「あら、不要でしたか?」
「いいや、でもしてくれるのは嬉しいね」
「そうですか・・・ではあの3人も?」
「あぁ、元気そうにはしゃいでいるのがキアナで、それを呆れながら見ている小さいのがブローニャ、でもって付き合わされてるのが芽衣だろう?」
「えぇ、その通りです」
ウインクしながら荷物を持ち直し、藍澤カズマは話す
「記憶力は良くてな、一度覚えたら大体は間違えないんだ。時たまポカやらかすけどな」
「え・・・?」
「人間だからな、当然さ。人間に完全はない、あるのは不完全だよ」
そう言って笑い、藍澤カズマは自分に与えられた部屋へと入る
「完璧な人がいないのは、分かります・・・でも、その言葉に別の意味を感じるのですが?」
「君は勘がいいな、俺がその経験者なんだよ」
そう言って、藍澤カズマはフカの頭をなでる
「ここから先はもう少し仲良くなってからだぜ?」
「その前のセクハラで訴えても?」
「おっと、それは困るな」
手を放し、フカが退室したのを見て藍澤カズマは呟く
「何か裏のありそうな子だねぇ・・・」
これからが楽しくなりそうだと思いながら、その日を終えた
主人公の正体は?
これからのルートはどちらがいいですか?
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死ねよ貴様ら、塵屑だろうが!!
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ごめんなさい、ごめんなさい
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勝利とはなんだ?
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勝つのは己だ
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いいや、まだだ