一撃男と時の王者   作:PEI

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2撃目 怪人激突2015

あたりで警報が鳴り響き大音量でアナウンスが流れる。

『現在、R市で怪人が出現しました。急ぎ避難してください。推定災害レベルは『鬼』。繰り返します。推定災害レベルは『鬼』...」

ソウゴ「なんだ...あいつ...」

黒ウォズ「おそらく、歴代の仮面ライダーが戦っていたと言われる、「怪人」だ。」

ソウゴ「じゃあ、ここはどこかの仮面ライダーの世界ってこと?」

その怪人と思われる化け物は大声で叫びながら破壊活動を続けている。

ー災害レベル『鬼』ー「埃シャンデリア」

埃シャンデリア「ぐははははははは!俺は高いところにあるからと掃除に金も時間もかかるといわれ、埃まみれで放置された挙句、子供の蹴ったサッカーボールが当たり壊れてしまった怒りで怪人化した埃シャンデリア様だ!もう許さんぞ人間共!全員俺の『埃シャイニングブラスト』で消し炭にしてくれるわ!」

ソウゴ「ねぇ、あいつ全員消し炭にするとか言ってるんだけど...」

黒ウォズ「だから早く逃げようと言ってるんじゃないか。...まさか、この状況で周りの人間を見捨てていけない、なんて言い出すんじゃないだろうね。」

ソウゴ「流石黒ウォズ、よくわかってるじゃん!助けを求めてる人を見捨ててなんて行けない!」

黒ウォズ「はぁ...全く...もういいよ。我が魔王の好きにしたまえ。」

ソウゴ「うん。ありがとう、黒ウォズ」

我が魔王がライドウォッチを取り出す。

『ジオウ!』『ジオウⅡ!』

ソウゴ「変身!」

『ライダータイム!仮面ライダー ライダー ジオウ ジオウ ジオウⅡ!』

変身音と共に我が魔王がジオウの強化フォーム、「ジオウⅡ」に変身する。

ソウゴ「いくぞ!」

我が魔王が怪人に向けて斬りかかる。

『サイキョウギレード!』

埃シャンデリア「なんだお前は!?ヒーローか!?」

怪人がスレスレで斬撃を避け、怪人の後ろの瓦礫が真っ二つになる。

埃シャンデリア「見たことねぇやつだな...S級やA級ではねーのか。まぁいい、俺の記念すべき1人目のヒーロー狩りはお前で決まりだ!光栄に思え!」

そういうと怪人は光り輝く腕を振り下ろす。

ソウゴ「うおっと、危ない!」

埃シャンデリア「よく避けたな。ならこれはどうだ!?」

その瞬間、我が魔王がジオウⅡの特殊能力「未来予知」を発動する。

ソウゴ「(飛び蹴りからの右ストレート...いや右ストレートはフェイント!そこからの触れると爆発する左アッパー!)見えた!お前の未来!」

完全に動きを読んだ我が魔王に怪人のチンケな攻撃が当たるはずもない。

埃シャンデリア「何!?全て避けただと!?こいつ、俺の攻撃を全て読んでいるのか!?」

ソウゴ「今だ!」

驚きで一瞬硬直した怪人を我が魔王の斬撃が襲う。

埃シャンデリア「ぐぅっ...!」

怪人はなんとか体勢を持ち直したが明らかなダメージが入っている。

埃シャンデリア「くそっ!」

怪人がパンチを飛ばす。

ソウゴ「おっと、危ない!当たると爆発するんだよな!?」

埃シャンデリア「な、何故それを知っている!?」

まだ見せていない技まで予知された怪人は、驚きの色を隠せず混乱している。

埃シャンデリア「くそがぁぁぁ...こうなったら必殺技「埃シャイニングブラスト」だ!」

そう言い放つと怪人が周りに埃をばら撒き始める。

ソウゴ「なんだ!?」

埃シャンデリア「これは辺りにばら撒いた埃を光の熱で引火させ、粉塵爆発を引き起こす大技だ!消し炭になれ!」

ソウゴ「うわぁっ!!」

埃が大爆発し、轟音が響き渡る。

埃シャンデリア「ククク...俺をここまで追い詰めたのは褒めてやる...が、相手が悪かったな。ハハハハハハハ!!」

黒ウォズ「おやおや、それはこちらのセリフだよ。」

埃シャンデリア「何?」

黒ウォズ「我が魔王を相手にした時点で君の負けは決まっていたのさ。」

立ち昇る煙の中から人影があらわれる。

そう、我が魔王だ。

ソウゴ「イタタ...かなり痛いなこれ。」

埃シャンデリア「バカな!俺の大技をくらって平然としているだと!?」

黒ウォズ「だから言っただろう。君が我が魔王に勝つことなどあり得ない。」

ソウゴ「よし!これで終わりだ!」

我が魔王がサイキョウギレードとジカンギレードを合体させ、必殺技の準備をする。

『フィニッシュタイム!』

黒ウォズ「終わりだ。」

埃シャンデリア「くそぉぉぉぉぉ!こんなところでぇぇぇぇぇ!」

我が魔王が剣を振り降ろす。

ソウゴ「おりゃぁぁぁぁぁ!」

『キングギリギリスラッシュ!』

埃シャンデリア「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

我が魔王の攻撃で怪人が粉々に砕け散った。

我が魔王の勝利だ。

黒ウォズ「余裕じゃないか、我が魔王。心配は無用だったね。」

ソウゴ「うん。確かにそこまで強くはなかったかな。」

ズゴォォォォォォ

突然、辺りに轟音が響き渡る。

ソウゴ「ええ!?今度はなに!?」

黒ウォズ「どうやら、新手が来たようだ。我が魔王。」

ビルの影から姿を現した新たな怪人は、近くの十階建てのビルと並ぶほどの巨体で全身がウロコでおおわれているゴジラのような姿をしていた。

ソウゴ「うわわわ!!デカすぎでしょ!」

黒ウォズ「!? まずい!我が魔王!」

次の瞬間、怪人はこちらに狙いを定め、手前のビルを一瞬で溶解させるほどの極大の熱線を放ってきた。

ソウゴ「!!! ヤバい!!!」

私と我が魔王は咄嗟に熱線を回避した。熱線はなおも直進し続け、100メートル以上先までの大地を全て焼き払った。

黒ウォズ「これは...まずいことになったね。我が魔王。」

ー災害レベル竜ー解凍されたキングタイタン

キングタイタン「グオオオオオオオオオオオオオ!!!」

怪人の咆哮が辺りに響き渡る。

ソウゴ「確かにヤバいけど、やるしかない!」

そういうと、我が魔王は一気に距離を詰め、怪人の懐に潜り込んだ。

ソウゴ「うぉぉぉぉぉぉぉ!」

声を張り上げながら、怪人に連続で斬りかかるが、あの巨体には全く効いている様子がない。怪人は、我が魔王の攻撃など意に介さず尻尾を大きく振り上げた。

黒ウォズ「避けるんだ!我が魔王!」

咄嗟に声を掛けるが、間に合わない

ソウゴ「ぐぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

怪人の尻尾が直撃し我が魔王は数百メートル吹き飛ばされ、ビルに激突した。

ソウゴ「ぐ...うう...!」

怪人は、我が魔王にとどめをささんとまた熱線を貯め始める。

黒ウォズ「くそ...我が魔王ぉぉぉぉっ!」

その時だった。

満身創痍の我が魔王。それにとどめをささんとする怪人の後ろに、

1人の男が立っていた。

???「お前がR市に出た怪人か。」

ソウゴ「なん...だ...?」

???「いいか?よく聞け。お前がここで暴れたせいでなぁ...」

男は怪人の顔まで一瞬で跳び上がり、振り向いた怪人の顔に

拳を叩き込んだ。

???「今日特売のスーパーが休みだったじゃねーかぁぁぁぁぁ!!」

その一撃で怪人の上半身は粉々にはじけ飛び、膝から崩れ落ちた。

黒ウォズ「これは...!」

ソウゴ「すごい...!」

その男の頭は髪がなく、朝日に照らされ、煌々と輝いていた。

これこそが圧倒的な力を持ち、あらゆる悪を打ち砕く最強のヒーロー

サイタマと出会った瞬間である!

続く

 

 

 

 

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