鋼鉄のエクソシスト   作:最終兵器へたくそ

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二話目になります。
一話とは時系列がちがっています。
しっかりとした設定ができない...
まだまだ勉強不足です。


#2 二人の創世者

昔、人々は人間の魂を喰らう者《イーター》と戦っていた。

イーターは闇の力を持ち、その力を恐れた人間から悪魔と呼ばれ恐れられた。そして、人々はイーターと戦う勇気ある人間を《エクソシスト》と呼んだ。

人とイーターは両者欲深く、お互いの領地を取り合った。そこに平和などなかった。

お互いがお互いに恨みをもった。

人々は、闇の力をもつイーターに勝てるはずがなかった。だが、エクソシストの中に光の力を持つものが現れた。やがて、人間はその戦いを制した。闇は光の中に散ったのだ。新たな領地を手に入れた人間は、新天地として《セントラルシティ》を創りあげた...。

 

 

「なぜ争う必要があったのだろうか...」

 

その古文書をよんだ俺はため息をつくように呟いた。

俺がその時代に生まれた訳じゃない。でも、俺にはわからない。争って領地を奪い合うことも、恨み、恨まれあうことを望んだことも。

 

「おまえ、また古文書を読んでるのか...」

「んっ、リヒト?どうしてここに?」

「お前を探しに来たんだよ、」

「どうして俺を?なんかあったのか?」

「それが、イーストセントラルでまたイーターがでたらしいんだ」

「被害者は?」

「1人だ...。」

「そうか...」

「最近はイーターが出現する頻度が特に高い。お前を探しに来たのはアレについてのことだ。」

「なるほど、すぐいこう。」

 

俺はエクソシスト本部の重役を任されている立場ではある。そして、ある道具を作りだすことに成功した。

 

「リヒト、魔道具はもう完成形になっただろう。あれをどうにか全セントラルに配備することができないのかな..」

「魔道具に関しては一度試してみなければわからない。それを試すすべもないんじゃわからないだろ。」

 

魔道具、俺とリヒトが作った対イーター用の魔力操作を援助する武器、もしくは魔力を引き出すことができる武器。と言った方がよいだろうか。試作として作られた一つ目の魔道具、刀の魔道具だ。自分のもつ魔力を伝導させる性質をもっている。炎の魔力を魔道具に込めれば炎を操る魔道具となり、水の魔力を込めれば水を操る魔道具となる。力としては、まだ試してもいないからわからない。エクソシストの数が減りつつある今、魔道具によってエクソシストを大幅に導入することも考えている。

 

「リヒト、新しい魔道具の方は調整できたのかい?」

「まぁ一応な、しかしグローブ型の魔道具か。」

「魔道具に関してはいろいろな型式を作らなければね、銃型の魔道具とかも一応考えてるよ。」

「俺たちの研究の成果がこうやって広がっていくと思うと、やって来たこと無駄じゃなかったんだなって思うなー。」

「でも...でもさ、昔、争いなんて起きなければ俺達がこんな研究する必要もなかったんだよな...」

 

今、この時に生きている俺には、昔の人間の考えなんてわからない。でも、恨まれるようなことをしなければ争うことなんてないんじゃないか?

でも、今はただ望むことしかできない。

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