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「どうやって倒すんだよ...」
イーターの素早い動きに翻弄され続けている俺達は
完全に打つ手を見失った。
「相手は飛んでる、雷の魔法で打ち落とそう!」
「そんじゃ、たのむわ!!」
「えっ、!?なんで!?」
「おれ魔力全般的に扱えないんだわ!自分の特異魔力の
鋼の魔力しかほとんどあつかえないんだわ!」
「俺も、魔力なんて上手くあやつれないし、あのイータ
ーを狙い済ますのはむずかしいよ...」
「...。もう他のみんなは多分死んでる。全体におとし
ちまえ!少なくともあのイーターを倒すことが、皆が
思っていたことなんだ!」
「...わかった!」
アドレッドは槍を上に掲げ、先端から雷の魔力を上空に射出し、黒雲を作り出す。
「なにっ!?」
さすがのイーターも焦りだす。アドレッドは魔力の扱いかたこそ上手くはないが、魔力量や出力はたかいらしい。
「おちろ!」
ドゴォォォン!!!
一斉に落ちる雷がイーターを捉える。そして雷とともに地面に落下していく。
「やるなぁ...」
アドレッドの近くにいた俺は雷から逃げることはできた。
「やったのか、?」
きしむ音をたてながらイーターがゆっくりと起き上がる。
「人間、風情が...舐めやがって...!」
鋭い爪をよりたてて怒りを顔ににじませながらアドレッドの方へと勢いよく走り出す。
「させねぇよ...!」
俺は拳を打ち合わせる。両手の甲に魔方陣が展開され、腕を包むグローブ型の魔道具が錬成される。
そして、魔道具に俺の特異魔力である鋼の魔力を集中させ、魔道具を鋼に変えた。
「こいつは俺の怒りだ!!!」
助走をつけ走ってきたイーターの顔面をおれの鋼の右手で殴り付ける。
見事に直撃した拳はイーターを数メートル遠くへと飛ばした。
一瞬の静寂が、その強さを物語る。
「楽にはころさねぇ...」
心なしか「決まった...」と心のなかで呟いた。
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結局あのあと、エクソシスト本部から数名、医者、警察が来てイーターを捕獲した。
イーターは死んでいなかったらしいが顔の骨がなかなかひどく折れていたらしい。イーターはほとんど人間と変わらない、という話は本当だったのかな。
アドレッドの方も無事だった、だけどそこにいた他のエクソシストは全員...
「勝手に殺すなよ!」
「先輩、!生きてたんすね、!!」
「生きてたよ!」
「あんな中いきてるなんて、よっぽど悪運に恵まれてる
んすね」
「悪かったな...」
「なぁ、お前さ、何になりたくてエクソシストになった
?」
「んー。誰から見ても...最高のエクソシストになるた
めですかね、」
「そうか、ハハッお前からそういわれりゃあ十分だ。今
まで王都警備おつかれな!」
先輩はそう俺にはにかんで去っていった。
でも、その目に映っていた俺は少し歪んでいた。