ある意味リアルなインフィニット・ストラトスの転生物 作:ロリコンの人
原作前は基本短いです。
だってさ、ニートの生活なんてそんな書くことないもん、
ぶっちゃけ見る価値ないです。
日本に向かった2000発以上のミサイルが、謎の白い人型に全て落とされた事件、通称「白騎士事件」が起きてから世界は変わった。
人型ーー天才篠ノ之束によって制作されたパワードスーツ、インフィニット・ストラトスは既存の兵器を圧倒する力を持ちながら女性にしか扱えず、世界は一気に女尊男卑へと変わっていったのだ。
だが、そんな風潮は勤にはあまり関係がない。
何故なら、あれから1ヶ月。
まだ働かずにハローワークにすら行っていないからだ。
さて、暇だしゲームセンターを荒らしにでも行こうかと財布を確認すると。
「…金がない」
「あぁぁ!お金ェ!」
財布の中身増えてないかなと、試しに再び覗いてみるもそんな事はなく、1枚の1000円札が無情な現実と言うのを表していた。
夏コミまでにはまとまった金が入るため心配は無いが、新作ゲームや漫画だって出る訳で…。
きっとお財布はこう言いたいのだろう。
「働けニート」と
だが!この程度で働いていたら今までニートで居られるわけが無い。
金が無い時の乗り切り方、それはニートには必須な物。勿論ニートである彼もその方法を心得ている。
2ちゃんねる
アダルトビデオ
ようつべ
ニコニコ
ネトゲ
etc.....
インターネット回線と養ってくれる親さえ生きていれば、ニートは生きていける。
ニートって低コストなのよ。
さて、暇だしDVD借りるお金もないから…
「よし、AniTubeみよ」
「んぁー、つっかれた」
アニメを見ながらお小遣いサイトでの小金稼ぎという長時間の視聴と作業で凝り固まった身体を伸ばしてほぐす。
時間をスマホで確認するとソシャゲの通知が来ているとに気づく。スタミナが回復した様だ。
よし、とスマホを片手に立ちがあり食事を取るために下の階に降りる。
スマホのアプリを立ち上げながらポットからカップ麺にお湯を入れる。料理は面倒で作らないので基本インスタントやコンビニ弁当。
親は…。居ない。どこかにお出かけしたようだ。
カップ麺を食べながらクエストを自動周回。最近のスマホゲーはオート機能があって便利だ。ゲームをしてるという感覚は薄いく、素材などのドロップ率も低い気がするが。
限定キャラが排出される事を思い出し、指がふとガチャの方へと向くが、石も金も無いことに気づく。無償石じゃ無理だろう。今回のガチャは諦めるしか無いようだ。
スタミナもないのですることは無い。
ネトゲと言う気分でもない。
時計をみる。
夕方だ。
「はぁ…、風呂はいって寝よ」
入浴シーンはカット。
いらなくね?