神道龍騎の暗殺教室   作:空はあんなに青いのに・・・

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大変お待たせしました!
令和元年1発目の投稿です!!
皆さんGWはいかがお過ごしでしたか?
作者は休みを利用して旅行に行っていましたが、生憎の雨と人の多さにゲンナリしてしまいました。
やっぱり休みは家でゆっくり過ごす方がいいのかもしれませんねぇ笑

そんなGWも今日で最後……
また満員電車に揺られて、上司の顔を拝みに行くと考えると今にも発狂しそうです⤵︎

さて、前回予告していた通り、今回から原作を追い混ぜて話をしていこうと思います。

因みに、3部作を予定しておりますので、悪しからず…

とは言ってもオリキャラ(龍騎)がいる以上そういう訳にもいかない訳で笑


では、スタートです!


12.テストの時間①

ーーー龍騎sideーーー

 

五月晴れが続く今日この頃。

ここ椚ヶ丘中学校別校舎には他の学校と同じく、学生達にとって避ける術のない、作者と同じく発狂してしまう時間が迫りつつあった。

 

 

殺せんせー「さて、皆さん…始めましょうか!」

 

 

………いや、何を?

 

殺せんせーの言葉に目を点にする一同。

 

それもそのはず、目の前の殺せんせーは超高速で動き回り、分身の術の如く教室中に散らばっているからだ。

 

 

殺せんせーA「学校の中間テストが迫ってきました」

 

 

殺せんせーB「そうそう」

 

 

殺せんせーC「そんな訳でこの時間は…」

 

 

殺せんせーABCDEF・・・(以下略)「高速強化テスト勉強を行います!!」

 

 

もはや、誰が喋っているのかも分からんな。

 

最近ますます速度が速くなった殺せんせー。

 

一人一人にマンツーマンと言っていいのか甚だ疑問だが、兎にも角にも一人一人の苦手科目が1文字書かれた鉢巻を着けて教えている。

 

因みに種類は国語6、数学9、社会3、英語4、ナ◯ト1である。

 

んしても渚曰く、最初は4、5人が限界らしかった分身が今ではクラス全員分まで増殖しているんだからなぁ。

…この分身、攻撃すればどんなになるんだろう?

 

そう思った龍騎は殺せんせーの顔面にナイフを突き出した。

 

 

 

 

ブニュッ

 

 

 

殺せんせーの顔は不可思議な効果音と共に三日月状に変化する。

 

わーおもしろなぁ。

 

 

殺せんせー「ちょっ、龍騎くん!!急に攻撃しないで下さい!残像が全部乱れるんです!!

あと、授業中の暗殺は禁止です!!」

 

やっぱりか、意外と繊細なんだなぁ。

 

 

龍騎「ところで殺せんせー、こんなに分身作って疲れないか?」

 

 

殺せんせーの苦言を他所に龍騎は尋ねた?

 

 

殺せんせー「その点はご心配なく。外で一体休憩させてますから」

 

 

龍騎「それ逆に疲れないか!?」

 

 

色々ツッコミたい点もあるが、1年後に地球を滅ぼすって言ってるからなぁ、何にしても厄介なターゲットだ。

 

 

殺せんせー「それはさておき、ここまで理解できましたか、龍騎くん?」

 

 

龍騎「お陰様でね」

 

 

因みに龍騎に付いている殺せんせーの鉢巻には数学の文字が書いてある。

 

龍騎の苦手な教科である。

 

 

殺せんせー「ヌルフフフ、それは良かったです。君は数学を苦手としているようですが、理解力が低いという訳ではない。このまま応用を進めていけば、高得点も期待できますね」

 

 

テストを控えた俺達には心強い先生だな。

 

 

殺せんせー「どうですか、矢田さん?」

 

 

桃花「う〜ん…」

 

 

ふと隣を見ると、桃花も俺同様に数学の対策勉強をしていた。

 

どうやら問題が難しく苦戦しているようだ。

 

 

龍騎「どこだ?見せてみ」

 

 

桃花「龍騎くん、ここなんだけど…」

 

 

俺がそう言うと桃花は苦戦している問題を俺に見せた。

 

正直、数学が苦手な俺が人を教えれる立場ではないんだが、内容によっては何とかなるかもしれない。

 

 

龍騎「どれどれ…、あぁ、円周角の問題か。

これは円に対して弧の長さが等しい場合、

この弧に対する円周角の大きさも等しくなる。

逆に円周角が等しい場合はその弧の長さも等しくなる。

という事は…」

 

 

桃花「えっと…という事は…分かった!出来たよ龍騎くん♪」

 

 

俺の助言で桃花の問題が解決出来たようだ。

 

良かった。しかし、俺も少し曖昧な所があるからもう一回復習しとくか。

 

 

桃花「ありがとう龍騎くん♪」

 

 

龍騎「お安い御用ですよ……んっ?」

 

 

龍騎は何かの視線を感じその方向に目をやる。

 

 

殺せんせー「(о´∀`о)」

 

 

見ると殺せんせーが顔をピンクに染めニマニマしている。

 

この野郎、こうなると分かってワザと桃花に教えなかったな…。

 

 

龍騎「このタコォ!!何ニマニマしながら見てんだぁ!!」

 

 

殺せんせー「だぁっ!?ちょっ、龍騎くん!?授業中の暗殺は禁止だt「やかましいわぁ!!」」

 

 

その後、テスト勉強の時間は少しの間中断となったのは言うまでもない。

 

椚ヶ丘中学3年E組は今日も暗殺日和である。

 

 

 

 

 

 

◇ ◇

 

 

 

 

 

 

〜〜〜放課後〜〜〜

 

龍騎「ったく、あのタコは勉強教えんのは上手いのに、下世話なんだよなぁ…んっ、渚?」

 

 

龍騎は殺せんせーに文句を呟きながら帰ろうとすると、職員室の扉の前には渚がいた。

 

 

龍騎「渚?何してるんだ?」

 

 

渚「龍騎くん、あれ…」

 

 

と言い、渚は扉の隙間を指差した。

 

龍騎が指差した方を見ると、中には殺せんせー、烏間先生、ビッチ先生とあと1人龍騎が毛嫌いしている人物が居た。

 

 

龍騎「あれは理事長か…何でこんな事に…

っていうかアイツは何してんだ?」

 

 

スラッとしたスーツを身につけ、椅子に座る如何にもエリートのような風格を漂わす男、この学校の理事長の浅野学真であった。

 

設立から僅か10年足らずで椚ヶ丘を国内有数の進学校へ乗し上げた敏腕経営者として注目されている。

 

しかしその一方で、E組制度という差別的体制を作り上げ、E組の生徒達からすると目の上のたんこぶのような存在だ。

 

そんな理事長に殺せんせーは接待とばかりに、肩揉みやお茶を出している。

 

扉の隙間からでは声が良く聞こえないが、給料アップとか何やら言ってるな。

 

嘆かわしい…。

 

 

理事長「しかし、何とも悲しいお方ですね。世界を救う救世主となるつもりが、世界を滅ぼす巨悪と成り果ててしまうとは……」

 

 

救世主?巨悪?

 

 

確かに殺せんせーは何処で生まれ、何処から来たのか俺は知らないが、理事長は何か知っている口振りだな。

 

…これは何か有りそうだな。

 

 

理事長「この学園の長たる私が考えなくてはならないのは地球が来年以降も生き延びる場合、仮に貴方を誰かが殺せた場合の学校の未来です。

率直に言えばここE組はこのまま弱者(・・)でなくては困ります」

 

 

龍騎「………」

 

 

龍騎は押し黙るように理事長の話を聞き続ける。

 

 

理事長「働き蟻の法則を知っていますか?どんな集団でも20%は怠け、20%は働き、60%は平均的になる法則。私の理想は5%の怠け者と、95%の働き者がいる世界です。

E組にはなりたくたい、そう95%の生徒が思う事でこの理想的な比率は完成する」

 

 

…成る程、確かに実現すれば理想的な社会となるだろう。

 

理事長の考えも分からなくはないが、その5%に俺みたいに進んで来た奴はともかく、本人の意思に関係なくカウントされてしまった人間には堪らないだろうな。

 

 

理事長「先日、D組の担任から苦情が来まして、D組の生徒がE組の生徒から凄い目で睨まれて殺すぞと脅されたと」

 

 

龍騎「おいおい、また随分と物騒な話だな、…渚?」

 

 

渚「(-_-;)」

 

 

……お前だったか。

 

でも渚はそんなこと言う奴ではないし、大方そのD組の奴が誇張して告げ口しやがったな。

 

だから本校舎の奴らは…。

 

龍騎が内心イラついていると、話を終えた理事長が職員室を出ようと扉に向かってくる。

 

いや、向かってくるかに見えた。

 

 

理事長「殺せんせー、1秒以内に解いて下さい」

 

 

殺せんせー「ニュヤッ!?」

 

 

理事長の手から何かが投げられた。

 

知恵の輪?

 

 

 

 

 

 

〜〜〜1秒経過〜〜〜

 

殺せんせー「ニュヤッ、しょ、触手に絡まっjgaJmjmwtjtpjt」

 

 

何してんだあのタコ!?

 

知恵の輪を解こうとした殺せんせーであったが、与えられた時間は僅か1秒。

 

っていうか知恵の輪であそこまでなるか普通。

 

 

 

 

 

ガラガラガラッ

 

殺せんせーを情けなく見ていると、理事長が職員室から出て来た。

 

 

理事長「やぁ、中間テスト期待しているよ、頑張りなさい。

それと神道くん…」

 

 

渚に対して乾いたエールを送ると今度は俺の方を見る。

 

 

理事長「君がE組行きになったと聞いた時は残念に思ったよ。君は問題行動こそ多いが、我が校でも指折りの文武両道の生徒。将来は社会の勝者になり得る逸材と期待していたんだがね」

 

 

龍騎「お褒めに預かり光栄ですよ、理事長先生。

確かにアンタの考えはある意味では理想的だとは思います。

でもね、誰しもがアンタの考えに靡くと思ったら大間違いですよ。

少なくとも俺には弱い者を甚振って楽しむ思考はないんでね。

…テメェの道はテメェで造って歩く、ただそれだけですよ」

 

 

理事長「…理解し合えないのもまた人生というものか、

…E組でも君の考えが貫けるといいね」

 

 

理事長は渚同様乾いた笑顔を俺に向けると、そのまま立ち去って行った。

 

あの全てを見透かしたような態度が気に入らない。

 

 

渚「りゅ、龍騎くん。大丈夫なの、理事長先生にあんな態度とって?」

 

 

龍騎「構やしないよ、理事長も俺が毛嫌いしているのはお見通しのはずだしな。

………弱者(・・)でなくては困る……か」

 

 

渚「どうしたの?」

 

 

龍騎「……いや何でもない、とりあえず帰ろうぜ」

 

 

渚「う、うん」

 

 

渚は龍騎がふと口にした"弱者"というワードに引っかかったが、龍騎の表情に見て掘り下げるのはやめた。




恐らく今後も立ち塞がるであろう理事長が登場してE組はどうなる事やら

それと"弱者"というワードに何やら思う事があるような龍騎。
一体何が……

では、次回もお楽しみに!

次回:テストの時間②
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