神道龍騎の暗殺教室   作:空はあんなに青いのに・・・

14 / 25
中間テスト3部作もついに完結編!

果たして龍騎は3位以内へと入る事が出来るのか!?

そしてE組の皆は…、


では、スタートです!


14.テストの時間③

〜〜〜本校舎教室〜〜〜

 

しばらく続いた晴天の空も今日は影を潜め、一面の曇天が空を覆う。

 

E組の生徒は集会とテストの時は本校舎で実施するのがルールだ。

 

 

 

コツコツコツコツ…

 

 

 

さっきから教室に鳴り響いているこの音の発信源は時計ではない。

 

試験官役の本校舎の教師が教卓を指で叩く音だ。

 

っていうかなんつぅ見下した顔してんだよ、感じ悪りぃな。

 

 

先生「E組だからってカンニングなんかするなよ」

 

 

挙げ句の果てには喋り出しやがった。

 

マズイなぁ、お陰で集中できない奴がチラホラといるな。

 

こうなったら…、

 

 

先生「ま、お前ら如きがカンニングした所で良い点が取れるわk「うるさいですよ」!?」

 

 

自分以外声を発する筈がない教室で低く響く声。

 

教師はその声の方向に目をやる。

 

 

龍騎「先生、今テスト中なんで少し静かにして貰えますか?」

 

 

先生「な、私語を慎め、失格にするぞ!」

 

 

自分の事を棚に上げてよく言うぜ。

 

 

龍騎「そうですか、じゃあ失格になる前に……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テメェのその減らず口削ぎ落としてやろうか?」

 

 

俺はその教師に対し強烈な殺気を放つ。

 

 

先生「!?…ふん!」

 

 

俺の殺気にビビったのか漸く静かになる教師。

 

これでテストに集中出来る。

 

何てったって1発目に本命の数学だからな。

 

うしっ、この問題も楽勝♪

あのタコに解き方のコツを教えて貰っていたからな、お陰で時間を節約出来る。

 

さて、次の問題はっと……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

んっ?この問題……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の瞬間、E組は背後から見えない問題に殴り殺された……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇ ◇

 

 

 

 

〜〜〜数日後、旧校舎教室〜〜〜

 

烏間先生「これは一体どういう事でしょう、テストの公正さを著しく欠くと感じましたが」

 

 

先生[おっかしいですねぇ、ちゃんと通達した筈ですよぉ…]

 

 

結論から言うと、俺たちは嵌められた。

 

テスト2日前に出題範囲の大幅な変更、ましてやそれを通告しないなど常軌を逸している。

 

勿論、烏間先生は抗議したが、アイツらが聞く耳を持つ訳が無い。

 

しかも、出題範囲を変更した部分は理事長が自ら教鞭に立ったらしい。

 

自分の理想を追求する為にここまで出来るのかあの男は…。

 

為すすべもなかった皆の顔色はすぐれない。

 

 

殺せんせー「先生の責任です…、この学校の仕組みを甘く見すぎていたようです。君達に顔向けできません」

 

殺せんせーの一言で教室の雰囲気がより一層暗くなった。

 

 

 

 

 

シュッ

 

 

 

 

 

殺せんせー「にゅや!」

 

 

しかし、その暗さを断ち切るが如く、一本のナイフが先生に向かって飛んで行った

 

カルマ「顔向け出来なかったら俺が殺しに行くのも見えないよぉ?」

 

 

ナイフが飛んで来た方向からはテスト用紙を持ったカルマが殺せんせーに近づいて行っている。

 

 

殺せんせー「カルマくん!!先生はいま落ち込んで(パサッ)…にゅ!?」

 

 

教卓に乱雑に置かれる答案用紙。

 

 

カルマ「俺、問題変わっても関係ないし」

 

 

国語 98点

数学 100点

英語 98点

理科 98点

社会 99点

 

合計493点

学年4位

 

 

磯貝「うぉ!?スゲェ…」

 

 

片岡「数学100点だって…」

 

 

いつのまにか教卓の周りにはほぼ皆が集まっていた。

 

 

カルマ「アンタが余計な所まで教えてくれたから、問題が変わっても対処出来たんだよ。

ま、ていっても俺よりも凄い奴(・・・)はいるんだけどね」

 

 

カルマが右斜め後ろに座る俺を見ると、自然と皆の目線が俺に集まる。

 

 

磯貝「龍騎!お前はどうだったんだ?」

 

 

俺は黙って席を立ち、答案用紙を持って教卓の前に向かって歩く。

 

 

龍騎「……本当は1位(・・)取るつもりだったんだけどな」

 

 

パサッ

 

 

国語 100点

数学 97点

英語 99点

理科 99点

社会 100点

 

合計495点

学年2位

 

 

磯貝「国語と社会で100点!?」

 

 

片岡「オマケに苦手って言っていた数学で97点。信じられない」

 

 

龍騎「カルマと同様に殺せんせーが先の方まで教えてくれたからだよ。

それに、こんな事(妨害)もあるんじゃないかと思って苦手の数学に関しては他教科よりも遥かに時間を掛けて勉強した」

 

 

前原「………」

 

 

龍騎「だけど、俺はこのE組を出て行く気はない」

 

 

カルマ「俺も同じく。んで、どうすんの?全員50位以内に入んなかったって言い訳つけてここから尻尾巻いて逃げちゃう?

それって殺されんのが怖いだけなんじゃないの?」

 

 

俺がE組に残る胸を伝えると、カルマが殺せんせーを煽り始めた。

 

 

全くコイツは…、

でも悪くない。

 

 

すると、それに触発されたのか皆が殺せんせーを煽り始める。

 

磯貝や片岡まで加わる。

 

 

殺せんせー「にゅやー、逃げるわけではありません!

期末テストであいつらに倍返しでリベンジです!」

 

 

相当頭にきたのか顔を真っ赤にして殺せんせーが宣言する。

 

っていうか、倍返しって古っ。

 

 

全員「「「ハハハハッ」」」

 

 

殺せんせー「笑う所じゃないでしょ、まったく」

 

 

さっきまでお葬式のようだった教室は一瞬にして笑顔が戻った。

 

やっぱりE組はこうでないと。

 

 

前原「……なぁ龍騎」

 

 

明るい雰囲気の中、前原が気まずそうに俺に話しかける。

 

 

前原「その、この前の事悪かったよ。ついカッとなって言い過ぎちまった。俺はお前をE組から追い出そうとしてしまった。

何て謝ったらいいのか…」

 

 

龍騎「前原……」

 

 

 

 

トンッ

 

 

 

 

 

 

龍騎は前原の胸に拳を当てる。

 

 

龍騎「あの時、お前が俺にあんな事言ったのはE組の皆を馬鹿にされて腹が立っての事なんだろ?

なんで腹が立ったと思う?

それは、お前の心が強いって事だよ。

友達を馬鹿にされて怒らない奴は弱い奴だ。

お前は強い心を持ってるって証なんだよ。胸を張れ前原」

 

 

前原「龍騎…、なんだが元気が出てきたよ!

サンキュな龍騎!」

 

 

龍騎「おぅ!」

 

 

俺と前原は拳をガッシリと合わせる。

 

 

桃花「ふふっ、良かったね前原くん。これで解決ね♪」

 

 

前原「まぁな、なぁなぁところでよ龍騎。

実は放課後、合コンやるんだがお前もこねぇか?」

 

 

桃花「……マエハラクン?」

 

 

前原の"合コン"というワードが耳に入ると桃花の背後から何やら禍々しいオーラが現れる。

 

 

龍騎「生憎だが、そういうのには興味がないんでね」

 

 

前原「そうかぁ残念だなぁ。実は女の子の中に実家が空手道場をやっている子がいt「詳しく話を聞きたい」切り替え早っ!?」

 

 

空手道場の娘に悪い奴はいない。

 

ぜひ話を聞いてみたいものだ。

 

 

桃花「リュウキクン?」ゴゴゴゴゴッ

 

 

龍騎・前原「(゚o゚;;)」

 

 

さっきまでの禍々しいオーラがはっきりと見えた。

 

うん…、あれは金剛◯士像パイセンだ。

 

その後、前原が龍騎を今後合コンに誘わない事、

そして龍騎が合コンに行かない事を誓うと、

漸くパイセンは姿を消し、桃花に素敵な笑顔が戻ったとさ。




無事に学年2位となりE組残留を果たした龍騎。
因みに1位はというと原作ファンの皆さまならご存知だと思いますので、ここでは割愛させて頂きます。

んっ?何で国語と社会で100点かだって?

それは作者が学生時代最も得意な科目だったからです。

特に社会でクラスの誰にも負けた事はありませんでした(`∇´)

龍騎「へぇ〜、じゃあ数学は?」

……では次回もお楽しみに♪

龍騎「逃げんな、コラァ!!」

次回:修学旅行の時間①
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。