神道龍騎の暗殺教室   作:空はあんなに青いのに・・・

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お待たせいたしました!

今回から修学旅行編に突入します!

原作入って最初の長編という事もあり、作者も気合が入っております!!

1話に纏めても良かったのですが、そうなると相当な時間が掛かるので、再び何部かに分けて投稿したいと思います。

では、スタートです!


15.修学旅行の時間①

ーーー桃花sideーーー

 

〜〜〜とある街の夜〜〜〜

 

 

桃花「楽しかったね♪」

 

 

龍騎「そうだな」

 

 

修学旅行初めての夜。

 

ホテルの一室では若い男女が話に興じていた。

 

 

龍騎「それに、桃花が同じ班にいてくれたから」

 

 

桃花「え?」

 

 

唐突にそう言われ桃花が驚くと、龍騎はそっと桃花の肩を引き寄せる。

 

 

桃花「龍騎くん…」

 

 

龍騎「桃花…俺、本当はお前のことをずっと…」

 

 

その先を言い淀む龍騎。

 

すると桃花はそっと龍騎の身体に手を回す。

 

 

桃花「うん。私も同じ気持ちだから…ずっと…」

 

 

龍騎「桃花…」

 

 

そして二人の顔が近づく…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピピピピピピピピッ…

 

 

桃花「はっ!?」

 

 

事はなく桃花は目を覚ます。

 

けたたましく鳴る目覚まし時計を止めると、ガックリと項垂れる。

 

 

桃花「何で…あと30…いや、10秒あれば…」

 

 

寝起き早々凹む桃花。

 

しかし、ふと先程の夢を思い出す。

 

あのまま目覚めてなければ多分、いや絶対、私は龍騎くんと…、

 

 

桃花「〜〜〜〜〜〜っっ///」

 

 

ベッドの上で枕に顔を埋めながらしばらく身悶える。

 

 

桃花母〈桃花ー、何してるの?遅刻するわよ?〉

 

 

下の階からお母さんが私を呼ぶ声がする。

 

 

桃花「はっ!?ヤバイ、遅刻する!!」

 

 

慌てて制服に着替える桃花はある決意を固める。

 

 

とにかく、あれを夢で終わらせたくたい。

…そう、どんな手(・・・・)を使っても……

 

 

最後に何やらヤバい言葉が聞こえたのはさておき、身支度を忙しなく整えた桃花は自宅の扉を開ける。

 

 

 

 

 

 

◇ ◇

 

 

 

 

 

 

ーーー龍騎sideーーー

 

〜〜〜E組教室〜〜〜

 

磯貝「龍騎、班は決めたか?」

 

 

龍騎「班?」

 

 

登校したばかりの俺に磯貝が話しかける。

 

 

茅野「忘れたの?来週の修学旅行よ!」

 

 

龍騎「あぁ、なるほど」

 

 

E組への編入やら中間テストやらで忘れていたが、中学生活でも1番の思い出となるであろう修学旅行が迫っていた。

 

 

殺せんせー「まったく、3年生も始まったばかりのこの時期に修学旅行とは先生…

 

 

 

 

あんまり気乗りがしません」

 

 

龍騎「ノリノリじゃねぇか!」

 

 

興味無さげな発言をする殺せんせーを見ると、白粉やら、着物やら、唐傘やらと色々と破茶滅茶なことになっていた。

 

 

殺せんせー「バレましたか。正直君達との旅行が楽しみで仕方がないのです」

 

 

そういうと照れくさそうに触手で頬をかく。

 

 

磯貝「ま、そういう事だから決まったら俺に教えてくれ」

 

 

龍騎「あぁ、分かったよ」

 

 

修学旅行かぁ、確か行き先は京都だっけ?

 

にしても班か……どっか空いてる所有るかな?

 

 

龍騎「前原、お前のトコに入れてくれねぇか?」

 

 

前原「勿論いいぜ!って言いたい所だけど、俺の班はもう人数が一杯なんだ。すまんな」

 

 

龍騎「そうか、そいつは残念」

 

 

さてと、前原の班が駄目ならどこにしようかな?

 

 

渚「ねぇ龍騎くん。入る所が無いんならウチの班に来ない?」

 

 

俺が悩んでいると渚が班に誘ってくれた。

 

 

龍騎「渚か、そっちの班には誰が居るんだ?」

 

 

渚「えっとね、僕の他にはカルマくん、杉野、茅野、奥田さんに神崎さんだよ」

 

 

奥田や神崎とは喋った事はないけど、カルマや渚が居るのか。

 

っても、班が決まってないから贅沢も言ってられないな。

 

 

龍騎「そうか、じゃあ入れてくれるか?」

 

 

渚「もちろん大歓迎だよ!じゃあ磯貝くんに伝えてきt「待って!!」矢田さん?」

 

 

大声がした方を見ると、走って来たのか息を切らした桃花が膝に手を付いていた。

 

 

龍騎「どうしたんだ?」

 

 

桃花「ハァ…ハァ…龍騎くん…私の班に来て!」

 

 

龍騎「…はい?」

 

 

 

 

 

 

◇ ◇

 

 

 

 

 

 

ーーー桃花sideーーー

 

時はほんの少しばかり遡り、ここは旧校舎へと続く山道。

 

時刻は8時を少し過ぎていた。

 

時間も時間だけに周りには桃花以外誰もいない。

 

 

桃花「遅刻するかと思ったけど、これなら大丈夫ね」

 

 

家を出るのが遅れたが桃花であったが、今のペースなら何とか間に合いそうだ。

 

 

作者(本当に大丈夫でしょうか?)

 

 

桃花「えっ?」

 

 

突如として聞こえた謎の声。

 

しかも、聞いた覚えのある声だった。

 

 

桃花「あなたはあの時の…、一体だれなの?」

 

 

作者(私の事など今はどうでもいいじゃないですか。

それよりものんびりしてて大丈夫ですか?どうやら今、教室では修学旅行で龍騎くんが渚くんの班に入る事が決まりそうですよ)

 

 

桃花「!?、それを早く言ってよ馬鹿っ!!

 

 

罵倒の言葉を浴びせた桃花は険しい山道を一気に駆け上がっていく。

 

 

作者(…解せぬ、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…でも悪くない)

 

 

 

 

 

 

 

 

◇ ◇

 

 

 

 

 

 

 

 

桃花「待って!!

 

 

渚「矢田さん?」

 

 

猛ダッシュで山道を駆け上がってきた甲斐あって、間に合ったようだ。

 

 

良かった、ギリギリセーフ。

 

 

龍騎「どうしたんだ?」

 

 

顔をキョトンとしながら桃花を見る龍騎と渚。

 

そんな龍騎と渚に息を切らしながら近付く桃花。

 

 

桃花「ハァ…ハァ…龍騎くん…私の班に来て!」

 

 

龍騎「…はい?」

 

 

桃花の誘いに疑問を呈する龍騎。

 

 

渚「でも、矢田さんは前原くんの班でしょ?もう人数が一杯なんじゃないの?」

 

 

確かに1班7人までと決まっている。

 

いま私の班は、磯貝くん、前原くん、木村くん、メグ、陽菜ちゃん、ひなたちゃん、そして私の7人だ。

 

でも、ここで折れてしまってはあの夢が幻に終わってしまう。

 

それだけは何としても避けたい。

 

 

桃花「そうなんだけど、そんなに難しく考えなくていいんじゃないかな?たかが修学旅行なんだし♪」

 

 

渚「でもそれじゃあ他の班に悪いんじゃ「渚…」!!」

 

 

渚の背すじを冷たい何か(・・)が通り過ぎる。

 

 

桃花「お願い……龍騎くんを……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チョウダイ」

 

 

渚「どうぞっっっ!!!

 

 

渚は蒼ざめた顔をして龍騎を差し出す。

 

 

桃花「ありがと渚♪じゃあよろしくね龍騎くん♪」

 

 

龍騎「…はい」

 

 

余りの迫力に流石の龍騎もたじろぐ。

 

 

桃花「皆もいいよね?」

 

 

1班の皆さん「…はい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この時、E組の全員が悟った。

 

龍騎の事で桃花を怒らせてはならないと…。

 

 

 

 

 

 

 

 

◇ ◇

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー龍騎sideーーー

 

朝の騒動も一段落?し今は体育の時間。

 

俺たちは烏間先生を囲むように地べたに座っている。

 

 

烏間先生「知っての通り、来週から京都2泊3日の修学旅行だ。

君らの楽しみを極力邪魔したくはないが、これも任務だ」

 

 

岡野「てことはあっちでも暗殺?」

 

 

烏間先生「その通りだ。京都の街は学校とは段違いに広く複雑。

しかも、君達は巡るコースを班ごとに決め奴はそれに付き合う予定だ。

既に国はプロのスナイパーを手配した。

成功した場合、貢献に応じて賞金が分配される、暗殺向けのコース選びをよろしく頼む」

 

 

烏間先生の話が終わると、俺や桃花を含めた1班の面々は暗殺に向けた相談を始める。

 

 

前原「じゃあさ、殺せんせーを油断させた所でスナイパーに狙撃させて、焦ったアイツを龍騎がトドメ刺すってのは?」

 

 

倉橋「あっそれいいねぇ〜賛成〜♪」

 

 

前原の意見に一同は賛同の意を示す。

 

ガラガラガラッ

 

そうしていると、教室に殺せんせーが入ってきた。

 

っていうか何持ってんだ。

 

 

磯貝「何ですかそれ?」

 

 

殺せんせー「修学旅行のしおりです」

 

 

バババッ

 

 

殺せんせーは一瞬のうちに全員に配り終わる。

 

っていうか重っ!

 

 

殺せんせー「イラスト解説の全観光スポット、お土産人気100選、旅の護身術の基礎から応用まで、昨日徹夜で作りました。

初回特典は組み立て紙工作金閣寺です」

 

 

岡島「どんだけテンション上がってんだよ!?」

 

 

龍騎「中々乙な特典だな」

 

 

岡島「何でお前はもう作ってんだよ、早過ぎだろ!」

 

 

殺せんせーがしおりの説明をしている間に俺は金閣寺を作り上げた。

 

しかし、よく出来てるなぁ。

 

 

龍騎「それはさておき、さっきの案だが止めといた方がいい」

 

 

桃花「何で?」

 

 

俺が反対した事で桃花が反応する。

 

 

龍騎「皆知っての通り、京都は狭く入り組んだ道が多い。

その分、観光客がごった返している。

只でさえ国家機密なのにそんな所で俺と殺せんせーが暴れたらどうなると思う?」

 

 

全員「……うん、止めといた方がいいな(ね)」

 

 

こうして極力騒ぎにならない術を練り直す。

 

そして時は過ぎ…、

 

 

 

 

 

 

◇ ◇

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜修学旅行当日 東京駅〜〜〜

 

修学旅行のスタートは東京駅で新幹線を乗る所から始まる。

 

しかし、ここでも本校舎とE組との差が露呈する。

 

本校舎の生徒はグリーン席なのに対し、俺たちE組は自由席である。

 

さらに京都での宿泊先も本校舎の生徒はホテルの個室なのに対し、俺たちは旅館の大部屋らしい。

 

ま、俺としてはこっちの方が修学旅行っぽくて良いけどな。

 

 

ビッチ先生「ごきげんよう生徒たち」

 

 

するとビッチ先生がハリウッドセレブばりの格好で現れた。

 

っていうかなんつぅ格好してんだあのビッチ。

 

 

ビッチ先生「フフッ、女の駆使する暗殺者としては当然の心得。

良い女は旅ファッションにこそ気を遣うのよ」

 

 

桃花「ふむふむ」

 

 

ビッチ先生が持論を説いていると、桃花は興味津々にメモを取る。

 

っていうか桃花、俺が言うのも何だが中学生には早過ぎると思うぞ。

 

 

烏間先生「目立ち過ぎだ、着替えろ。どう見ても引率の先生の格好ではない」

 

 

ビッチ先生「堅いこと言ってんじゃないわよ烏間、ガキどもに大人の旅n「脱げ、着替えろ」うっ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※しばらくお待ちください………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビッチ先生「うっうっ…」

 

 

先ほどのハリウッドセレブは何処へやら。

 

ビッチ先生はダサい寝巻?に着替えていた。

 

ザマァねぇな。

 

 

 

 

 

 

 

◇ ◇

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜新幹線車内〜〜〜

 

磯貝「じゃあ、あそこでこうして…」

 

 

東京駅を出発して俺たちは磯貝を中心に作戦の綿密な打ち合わせに入っていた。

 

因みに俺たちと言ったが、前原と倉橋と岡野は中村達と人生ゲームに興じているぞ。

 

他の皆もそれぞれ思い思いの時間を過ごしている。

 

 

杉田「あれ?電車出発したけど、殺せんせーは?」

 

 

龍騎「あそこあそこ」

 

 

俺は窓の方を指差す。

 

 

全員「「「うぉ!?」」」

 

 

殺せんせー「ヌギギ…」

 

殺せんせーは窓の外で新幹線にしがみ付いていた。

 

 

渚「何で窓にしがみ付いてるんだよ殺せんせー!?」

 

 

殺せんせー「いやぁ、駅ナカスイーツを買っていたら乗り遅れまして。このまま次の駅まで一緒に行きます。

あぁご心配なく。保護色にしていますから外からは服と荷物が張り付いているようにしか見えません」

 

 

それはそれで不自然だろ。

 

 

 

 

 

 

 

 

◇ ◇

 

 

 

 

 

 

 

 

そして次の駅で殺せんせーは中に入ってきた。

 

殺せんせー「いやぁ疲れました。目立たないように旅行するのも大変ですねぇ」

 

コイツ本当に国家機密の自覚あるのか?

 

っていうか荷物多過ぎだろ、エベレスト登るとしてももう少し減らすぞ。

 

 

龍騎「ま、アホ(殺せんせー)はほっといて打ち合わせの続きをしようか?」

 

 

桃花「賛成〜♪」

 

 

殺せんせー「龍騎くん!?いまさらっとアホって言いました!?

殺せんせーと書いてアホって言いましたよね!?」

 

 

アホが何か言ってるが無視しよう。

 

俺たちを乗せた新幹線は京都に向けてレールをただひたすら真っ直ぐ進む。

 

 

 

 

 

 

 

◇ ◇

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜京都 E組宿泊先〜〜〜

 

京都に到着した俺たちはそのまま宿泊する旅館に到着した。

 

っていうか旅館の名前が『くたびれ旅館』って…。

 

やる気あるのかこの旅館?

 

 

殺せんせー「むにゅ〜〜〜〜〜っ」

 

 

変な声を出している主は現在ソファの上で絶賛酔い潰れている。

 

そんな殺せんせーを磯貝、片岡、岡野はナイフで攻撃しながら心配の声を掛ける。

 

カオスだな。

 

 

茅野「どう?神崎さん?」

 

 

神崎「ううん、確かに鞄に入れたはずなんだけど…」

 

 

龍騎「どうしたんだ?」

 

 

何かを探している2人に声を掛ける。

 

 

神崎「修学旅行の日程表を纏めた手帳を無くしちゃって…」

 

 

龍騎「そりゃまた旅行早々ついてないな」

 

 

殺せんせー「神崎さんは真面目ですからねぇ、独自に日程を纏めていたとは感心です。

でもご安心を、先生の手作りしおりを持てば全て安心」

 

 

それ持って歩きたくねぇから纏めてんだよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

たが、その時は予想だにしなかった……

 

翌日、まさかあんな事(・・・・)が起きるなんて。




遂にやって来ました修学旅行編!

因みに作者の中学時代の修学旅行先は新潟の佐渡ヶ島でした。

いや、佐渡ヶ島の人には本当に申し訳ないですけど、何で佐渡ヶ島?

先生バカなの?北海道は?沖縄は?

って当時思ったのは今となっては良い想い出です。

でも意外と行ってみるといい所でしたよ。

天気もずっと快晴で、昔の金山?の採掘場などの展示も中々魅力でしたね。

佐渡ヶ島の皆さま大変失礼致しましたっ!!m(._.)m

ところで、龍騎が最後に言っていた"あんな事"とは一体・・・、

次回もお楽しみに!

次回:修学旅行の時間②
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