その理由は後書きにてお話しさせていただきます。
それではスタートです!
俺の通う椚ヶ丘中学に期末試験の日程が間近に迫っていた。
俺たちは中間のときと同じく殺せんせーの分身が一人一人について勉強している。
しかし今日はいつもの教室ではなく裏山に入って木陰で勉強をしていた。
まぁこの暑さだ。
教室よりもこういう所の方が涼しくて効率が良いかもな。
殺せんせー「ヌルフフフ。1学期の間に皆さんの基礎は出来ました。
この分なら期末の成績は期待できるでしょう」
渚「殺せんせー、期末もまた全員50位以内目標にするの?」
俺たちの期末試験での結果に大いに期待する中で渚が聞く。
殺せんせー「いいえ、先生はあのとき総合点ばかり気にしてました。
生徒それぞれに見合った目標を立てるべきかと思い至りました。
そこで今回はこの暗殺教室に"ピッタリの目標"を設定しました」
龍騎「ピッタリの目標?」
殺せんせー「えぇ。しかしそれを言う前に皆さんに話しておかなければならない事があります」
そういうと殺せんせーは懐から拳銃を取り出す。
殺せんせー「さて、シロさんが言った通り先生は触手を失うと動きが落ちます」
説明しながら自分で触手を1本撃ち抜いた。
殺せんせー「1、2本減っても影響は出ます。その証拠に御覧なさい。
分身の質を維持できず子供の分身が混ざってしまった」
そう言われ見ると確かに多数の分身の中にひときわ小さな分身が現れた。
っていうか分身ってあんな減り方するのか?
殺せんせー「さらに1本減らすと…」
今度は足の触手を一本撃ち抜いた
殺せんせー「子供の分身が更に増え、親分身が家計のやりくりに苦しんでいます」
…なんか切ない話になってきたな。
殺せんせー「更に1本打つと……
父親分身が蒸発し、母親分身は女手一つで子供達を養わなければいけません」
龍騎「重いわっ!」
何でこんな所でドロドロ劇見せられなきゃならねぇんだよ!
殺せんせー「このように触手1本喪失につき失う運動能力は約10%。
そこで今回は教科ごとに学年1位を取った者にはご褒美に
全員「「「!?」」」
殺せんせーが言ったご褒美に皆が食いつく。
殺せんせー「これが暗殺教室の期末テストです。賞金100億に近づけるかどうかはみなさんの努力次第なのです」
龍騎「へぇ……面白れぇ」
コイツは生徒を
片岡「ねぇ神道くん。放課後皆で勉強会やらない?」
龍騎「勉強会?」
授業が終わり帰り支度をしていた俺に片岡が聞いてくる。
前原「あぁ!何てったって触手1本が懸かっているからな」
片岡「それに学年トップを取るなら1人でやるより皆で教えあいながらやった方がいいじゃない?」
龍騎「なるほどねぇ…勿論いいぞ」
確かに勉強するなら誰かに教えながらの方が自分の復習になるって言うからな。
片岡「じゃあ決定ね。桃花も来るでしょう?」
桃花「私?…私は……いいかな…」
すると俺の反対側に座っている桃花にも聞くが、桃花は難しく突き詰めた表情で断る。
片岡「えっ!行かないの?」
桃花「うん…」
岡野「具合でも悪いの?」
桃花「………」
桃花は不機嫌な顔で俺を睨む。
龍騎「…んっ、何だ?」
桃花「人の気も知らないで……」
龍騎「はっ?なんて?」
桃花「…別に」
龍騎「?」
桃花は目をそらすと頬を膨らませる。
?「…………」
ガシッ!!
桃花「ひゃあっ!?///」
前原・岡島「「うおぉっ!」」
龍騎が不快に思っていると、突然桃花の脇の間から両手がスッと姿を現し、指を開いた手が胸を強く掴み、そして揉みしだく。
桃花「ちょ…莉桜、また!?///」
読者の皆さんはお分かりだと思うが、犯人は勿論中村だ。
中村「おやおやお姫様、本日もお変わりなく〜♪」
桃花「もぅ……離してよ!!///」
中村「えぇ〜どうしよっかな〜?
矢田ちゃんが行くって言ったら止めてあげてもいいけど〜?」
桃花「な、何でそんな事…」
中村「意地張りなさんなって♪
ほらほら早く言わないと誰かさんの前でエッチな女の子になっちゃうよぉ〜」
桃花「はっ!?」
桃花は我に返り龍騎をパッと見た。
龍騎「………///」
桃花と目が合った龍騎はゆっくりと目線を晒す。
桃花「っっっ!?///い、行きます!行きますから!!行かせて頂きます〜!!!///」
今の桃花はトマトよりも真っ赤に染まっている。
中村「んじゃあ決定で♪
片岡ちゃーん、1名様ご案内で〜す。
あと、私も行くからヨロ♪」
中村は舌を出しながら敬礼する。
桃花「はぁ…はぁ…///」
片岡「と、桃花大丈夫?」
桃花「……もう死にたい」
こうして桃花と中村が新たなメンバーとして加わった。
龍騎「…お前は一体何がしたかったんだ?」
中村「ま、気になさんなって。
あとこれは貸しにしとくからねぇ〜♪」
龍騎「はぁ…」
その頃、桃花をエロい目で見ていた前原と岡島は片岡と岡野にボコボコにされていたとさ。
めでたしめでたし。
あっ、まだ話は続くんでそのままスクロールして下さいねー♪
学校を出た俺たちは通学路を歩いている。
因みにメンバーは俺、桃花、前原、中村、片岡、岡野、そして途中から何故か合流していたカルマの8人であった。
岡島?アイツは特にボコボコにされてたらしいからな。
まだ教室で転がってんじゃないか?
龍騎「っていうかお前いつのまにか…」
カルマ「いやぁ何か面白そうだったから付いてきちゃった」
龍騎「左様で。んで、どこでやるんだ委員長?」
俺は勉強会の発起人である片岡に聞く。
片岡「そうねぇ…最初は喫茶店か何処かでと思ってたんだけど、ここまで大人数だと流石に迷惑になるし…」
勉強場所が決まらず場が煮詰まっていると…
カルマ「じゃあさ龍騎の家でもいいんじゃない?」
龍騎「俺の家?」
話を進めるようにカルマが提案する。
カルマ「確か龍騎の家ってこの近くだよね?」
確かに俺の家はここからそう遠くはないが…
っていうか何でコイツは俺の家を知ってんだ?
中村「おっ!それいいんじゃない?」
前原「んじゃあそこで良いんじゃねぇ?」
岡野「決定〜♪」
話が進むどころか地平線の彼方まで飛んで行ってしまいそうな勢いだ。
片岡「ちょ、ちょっと皆。
そんな急に押しかけたら迷惑になっちゃうわよ。ねぇ神道くん?」
龍騎「…いや、今は誰も居ないし別に良いぞ。
それにこのまま行く当てもなく彷徨うのも疲れるしな」
片岡「そう?…じゃあお言葉に甘える?」
全員「「「意義なーし!!」」」
こうして俺の家で勉強会が開かれることとなった。
中村「楽しみだね〜桃花♪」
中村が揶揄うように桃花に聞くと…
桃花「龍騎くんの家……
ど、どうしよう…わ、私変な格好してないよね?
髪の毛とかも跳ねたり飛んだりしてないよね?
も、もし龍騎くんのお父さんやお母さんに会ったら何て言ったらいいかな?」
中村「あーそうですねー。ちょっと落ち着いた方がいいと思いますよー」
冷ややかな目線で中村はそうアドバイスした。
龍騎「ちょっと狭いが上がってくれ」
全員「「「お邪魔しまーす!!」」」
さっきまで誰も居なかった家に賑やかな声が木霊する。
龍騎「とりあえずお茶淹れるから適当に座っててくれ」
桃花「あっ!私も手伝うよ」
片岡「私も」
リビングに皆を通した龍騎はお茶の用意するため一度キッチンへ向かい、その後を桃花とメグが続く。
3人でお茶の準備をしていると…
片岡「そういえばさっき誰も居ないって言ってたけど親御さんは共働きなの?」
龍騎「あぁそうだよ。
正確に言えば親父は小さい頃に亡くなって母親と2人暮らしなんだが、仕事で海外にいる事が多くてな。
今は1人暮らしみたいなもんだ」
片岡「あっ…そうだったんだ…ごめん」
龍騎「いや、本当の事だし別に隠すような事じゃないしな。気にすんな」
そう言って龍騎は再びお茶を淹れる準備を進める。
片岡「じゃあいつも持ってきてるお弁当は自分で作ってるの?」
龍騎「あぁ。っても殆どは夕飯の残り物で気が向いたら朝作ってる。
そうじゃなかったら登校の時にコンビニで買ってるんだ」
桃花「………」
平気そうに言うが龍騎くんはどこか寂しそうな顔をしていた。
ちょっとでも…
ほんのちょっとでもその寂しさを癒してあげられたら…
桃花「……作ってあげよっか?」
龍騎「はっ?何を?」
桃花「お弁当……作ってあげよっか?」
内心恥ずかしく思いながら私は言う。
龍騎「弁当って、大変じゃないのか?」
桃花「ううん。ママから「女の子が料理ぐらい出来なくてどうするの!」って言われて週に1回は自分で作ってるの。
だから1人分増えた所で大丈夫」
龍騎「そうか…じゃあ折角だしお願いしようかな?」
桃花の顔はパァッと明るくなる。
桃花「うん♪すっごい美味しいから楽しみにしててね♪」
龍騎「あぁ、期待してるよ」
片岡「ごほん、あーもしもし?お茶の準備が整いましたけど?」
龍騎たちが話している間に片岡はお茶を淹れ終わっていた。
それもちょっと不機嫌な顔で…
龍騎・桃花「「あっ、すいません……」」
3人はお茶を淹れ終えて皆が待つリビングへと戻って来た。
桃花「お待たせ♪」
前原「おー待ってたぞ」
岡野「随分とかかったね。
それで何で桃花はそんなに嬉しそうなの?」
桃花「ふふっ…内緒♪」
岡野「?」
桃花は人差し指を立てて口元へ寄せる。
龍騎「さぁ、一息ついたら勉強会を始め…って
お盆を持った龍騎が辺りを見渡すととある2人が見当たらない。
岡野「何か『男の1人暮らしなんだからやましい物が絶対あるはず!』とか言って家の中を物色しに行ったよ」
龍騎「……そうか」
龍騎は持っているお盆をテーブルの上に静かに置いた。
龍騎「……皆は先に飲んでいてくれ」
そう言い残し龍騎は静かにリビングを出て行く…
〈テメェら人の家で何やってんだぁぁぁ!!
〈うげっ!?気付かれたぁぁぁ!!
〈うわ〜怖いな〜♪
全員「「「……うん……何も聞こえない」」」
残された桃花たちはゆっくりお茶を啜った。
龍騎「ったく、お前らは…」
激闘約5分。
2人は龍騎によって確保された。
龍騎「お前が家に行きたいって言ってたのはこれが理由か?」
中村「だってさぁ人の家漁るのって楽しいじゃん?」
カルマ「だよねぇ♪」
龍騎「お前ら反省してねぇだろ。
…あのなぁ『親しき仲にも礼儀あり』って言葉知らないのか?
気心知れた中でもそれ相応の礼儀ってもんg〈ねぇねぇ、何か『男は力なり』って書いてる掛け軸のある面白そうな部屋に面白そうな写真見つけたよぉ〜〉人の話聞いてんのかテメェはぁぁ!!」
龍騎くんが説教をしている間にカルマくんが抜け出して何か面白い物を見つけたようだった。
何だろう…行ってみよっと♪
前原「何だこの部屋?」
部屋の中に入ると、トレーニングジムとかにあるデカイ器具が所狭しと並んでいた。
あっ、カルマくんが言ってた掛け軸が本当に掛かってる…
龍騎「俺のトレーニング部屋だよ」
片岡「神道くんの身体能力の高さの根源がここにあるわけね」
岡野「ねぇそれよりさっき言ってた面白い写真ってどれ?」
カルマ「これだよ」
カルマくんが持っている写真を見るとあどけない表情をした笑顔の子どもが写っていた。
片岡「これって…昔の神道くん?」
龍騎「あぁ、7年前のな」
前原「お前にもこんなに無邪気に笑う時代があったのな」
岡野「全くだね」
龍騎「おい、それどういう意味だ?」
片岡「まぁまぁ…ってどうしたの桃花?」
桃花「………」
私は写真を見て固まっていた…
はぁーーーーー可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛ーーーーーーいぃぃぃ♡♡♡
龍騎くんにもこんな可愛い時代があったなんて!
どうしよう…
母性本能をくすぐられるぅぅぅ!!!
私は喉を周りに聞こえないように鳴らした。
中村「それよりさぁこの隣に写ってる女の子は?」
桃花「隣?」
龍騎くんに夢中になり過ぎて気づかなかったけど、よく見ると写真には龍騎くんの他にもう1人写っていた。
…可愛い女の子だけど誰だろう?
龍騎「…昔、近所に住んでいた子だ。まぁ幼馴染といったところだな」
中村「なるほどなるほど。
…とどのつまり"好きな子"なんでしょう?」
桃花「!!??」
莉桜の仰天発言に驚きで私の心臓は激しく動悸する。
桃花「好きな子…好キな子…好キナ子…」
片岡「お、落ち着いて桃花!まだ決まったわけじゃないから!!」
カルマ「いやぁあながち間違いじゃないと思うよ。
ただの幼馴染の写真をわざわざ写真立てに入れて飾らないよね?」
中村「あっ、私も同じ事思ってたんだよねぇ」
どうしよう…
もし本当にそうだったら私は…
龍騎「いや、その子は…」
中村「おやおやぁ、その顔は何か隠してるみたいだねぇ」
龍騎「……止めてくれ」
中村「照れなさんなってぇ〜、あっ!もしかして既に付き合っているとk…」
龍騎「中村!!」
全員「「「!?」」」
突然大声を張り上げた龍騎くんに私たちは雷に打たれたように驚いた。
龍騎くんの顔は悲しみとも怒りともつかない表情だった。
龍騎「頼む…これ以上は…聞くな……」
中村「あっ…うん…ごめん……」
普段はお調子者の莉桜もこの時ばかりは萎縮していた。
龍騎「…いや…俺も悪かった。急に大声出して…悪い」
何だろう…
いま龍騎くんの"心の闇"が見えた気が…
片岡「ま、まぁ話はここまでにしてリビングに戻ろう。
勉強もしなくちゃいけないし…」
前原「そ、そうだな!気持ち入れ替えて頑張るぞ」
岡野「が、頑張ろ〜!」
ピロリーン!
突如として前原くんの携帯が鳴った。
前原「んっ、誰だ?……磯貝か。
そういえば今日本校舎の図書室で勉強してるんだっけか?
なになに………はっ?」
磯貝くんからのメールを要約すると…
・A組と期末試験の結果で勝負することとなった。
・5教科で取ったトップの人数が多い方が勝利。
・負けた方は勝った方の言うことを何でも出来る。
というものだった。
俺の家での勉強会も終わり夜も更けてきた。
皆はすでに帰宅の途につき、家には桃花と2人だけとなった。
龍騎「悪いな、でも洗い物くらい俺が後でやっとくのに」
桃花「ううん。流石にそのままにして帰るのも悪いし、それに龍騎くんが家まで送ってくれるんでしょ?」
そう言う桃花は台所で皆の使ったコップを洗っている。
龍騎「俺には『送っていけ』って言ってるように聞こえるんだが?」
桃花「あっ、バレちゃった?♪」
龍騎「まったく…んじゃ後片付けも大方済んだし、行くか?」
桃花「うん♪」
片付けを終えた俺は桃花を家に送るため家を出る。
その道中では期末試験の話や磯貝から送られてきたA組との対決についての話が大半を占めた。
そうこうしている間に桃花の家の前まで到着した。
桃花「送ってくれありがとう!また明日ね」
龍騎「あぁ、…………なぁ桃花」
そのまま自宅の玄関に向かおうとした桃花を俺は呼び止める。
桃花「どうしたの?」
龍騎「さっき俺が怒鳴った事だけど…なんて言うか…すまなかった。
ついカッとなってしまってな。
だから皆にもすまなかったって言っといてくれ。
それと…俺が言うのもなんだが…お前は気にならないのか?俺が急に怒鳴った事…」
桃花「………」
玄関の扉に手を掛けていた桃花はその手を離し、一歩また一歩と龍騎に歩み寄り…
ピトッ……
両方の手を龍騎の頬に当て優しく包み込む。
龍騎「桃花…」
桃花「気になるよ……すっごい気になる。
でも怒鳴ってた時の龍騎くん、怒ってたと言うよりも哀しそうな顔してた。
私はあんな哀しそうな顔をした人に何で?なんて聞けない。
莉桜だってきっと悪い事したって思ってるだろうし。
だから今は聞かない。
でもいつかは……
いつかは聞きたい。
それが龍騎くんの救いになるなら私はどんな話だって聞いてあげられる。
龍騎くんの救いになるならね。
因みに今の言葉は誰かさんの受け売りだよ♪」
桃花は恥ずかしそうにはにかむ。
龍騎「……ありがとう。
じゃあお言葉に甘えて待っていてくれ。
きっといつか……な」
龍騎は少女のようにくすぐったそうに笑った。
桃花「うん♪
でもその前に期末テストだよ。
絶対にA組に勝とうね!」
龍騎「おぅ!気合い入れねぇとな」
桃花「その意気だよ♪
じゃあ今度こそまた明日ね…バイバイ♪」
桃花は頬から手を離すと手を振る。
龍騎「また明日」
龍騎もそれに応えるように手を振る。
桃花は軽快な歩みで扉を開け徐々に閉まる隙間から消えていく。
龍騎「……頑張らねぇとな」
まだ手の暖かさの残る頬を叩くと来た道を歩いていった。
一方、玄関をくぐり家へと帰ってきた桃花はというと…
桃花「ただいま〜」
桃花母「おかえりなさい。さっき玄関の前に一緒にいた男の子って誰誰?
頬っぺたに手なんて当てたりしてラブラブだったじゃない♪」
桃花「はぅあっっ!?///」
見られていました…
そして期末試験当日の朝を迎える。
久方ぶりの投稿となりましたが如何でしたでしょうか?
亀投稿なので存在を忘れてしまった人も多いかと思います。ほんとうに申し訳です!
さて、前書きで言いました遅れた理由ですが、
リアルの話を持ち出すのはマナー違反ですが、私は医療関係に従事しています。
そして医療と聞き、頭に思い浮かべるのが新型コロナウイルスではないでしょうか。
中国で初めて感染が確認された時は医療従事者でありながら「大したことではないだろう」と楽観視していましたが、今日までにここまで深刻な事態になるとは思いもしませんでした。
感染者は日々増加し治療に当たる医師、看護師の方の感染も増加に歯止めがかかりません。
幸いな事に私が勤める病院ではまだ関係者の感染はありませんが、今後どうなるかは予想もつきません。
既に受け入れ体制は限界に近づいており、状況は予断を許しません。
正直に言うと悲鳴をあげる一歩手前です。
医療に携わる者としては、1人でも多くの感染者を減らす為にも皆さんも協力が不可欠です。
手洗いやうがい、部屋のこまめな換気、会話の際は出来る限り距離を取る等。
誰でも出来る簡単な事で感染の抑制に繋がります。
一人ひとりの意識が事態を良くも悪くもする事もあります。
貴方の大切な人を苦しまさない為にも、いま貴方が出来る行動を取ってください。
今話自体は2月終わりには完成していましたが、状況を鑑みて自粛していました。
しかし、先のメッセージを伝えたいという想いから思い切って投稿しました。
なので、暫くの投稿については無いものと考えていて下さい。
そして、いつの日か平穏な日々が戻ってきた時には、再び龍騎達と一緒に戻ってきます。
神は乗り越えられない試練は与えない。
私はそう確信しています。
では、再び会う時を楽しみにしています!
皆さんで頑張りましょう!!