先輩はるのん   作:ゼロ少佐

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14話

昼休みに陽乃から連れ去られ

お昼ご飯を食べ

教室に戻ると 何人かが俺のそばに集まってきた

 

「比企谷!生徒会長とどういう関係なんだ!?」

 

「比企谷君!連絡先教えて交換しよ!」

 

「ヒキタニ君!パないっしょ!」

 

「ハヤハチが…裏切り者め…」

 

「ヒッキー!ちゃんと説明するし!」

 

落ち着け落ち着け 一気に言われてもわからん

 

八幡「あ、えっと…その陽乃、雪ノ下生徒会長とは交際している」

 

オー!とかなんでお前みたいなやつが!とか

俺らの生徒会長がぁ!とか悲痛の叫びを上げている

お前らあの人の裏の顔知らないだろ

俺以外のやつが耐えられるわけない

 

結衣「い、いつからなの!?千葉村の時はまだだったじゃん!」

 

八幡「告白されたのは…テニスの案件があった日だ

返事をしたのは花火大会だが」

 

我ながら随分長い間またせたと思っている

 

結衣「じゃあ千葉村の時…先生の車で結婚どうのこうのって話は?」

 

八幡「あれは、半分本当だった…告白された日に

もし、雪ノ下家の事で交際を認められなかったら2人でどこか遠くに逃げて結婚しようって言われた」

 

結衣「そう…だったんだ あはは陽乃さんには敵わないや」

 

八幡「由比ヶ浜…」

 

シーンとなった

周りも俺らの会話を聞いていて

事の重さを理解してしまったらしい

まぁ雪ノ下家が出てきてるからね

 

結衣「それで、陽乃さんのお母さんはヒッキーの事どう思ってるの?」

 

八幡「そ、それは…」

 

結衣「言いたくないなら言わなくてもいいんだよ!」

 

八幡「めっちゃ好かれてる…陽乃の両親に捻くれた性格がツボにハマったらしくて…」

 

へ、へぇーと声を漏らし

呆れたような眼差しでこっちを見てくる

 

結衣「心配して損しちゃった」

 

戸部「でもでも!っべーしょ!高校生のうちから婚約とか!それも相手があんな美人なんてヒキタニ君まじ勝ち組っしょ!」

 

八幡「いや、それは…あれ?何で先生来てないんだ?もう授業中だろ」

 

もう時計の針は昼休みの時間を大幅にすぎており

授業が始まっているはずの時間だった

 

隼人「先生ならそこで丸くなってるよ」

 

葉山が指を指す方向を見ると

椅子の上で体操座りをし顔を埋めている平塚先生の姿があった

 

平塚「ううっ、結婚したい」

 

誰か貰ってあげて!!

 

八幡「あの、先生…」

 

平塚「うるさい!!リア充が婚約までしやがって!裏切り者!」

 

あーこれアカンやつだ

 

平塚「比企谷はこっち側の人間だと思ってたのに…」

 

さすがにそれは酷くね?

いや、俺自体モテるだなんて思ってなかったけど

やっぱ陽乃と出会ったのが大きかったんだな

 

結局その時間は各々自主勉して終わった

 

放課後

 

私はため息をつきながら部室に向かった

私の大好きな彼の隣にはもうあの人が居座っている

勝ち目なんてない…彼が彼女を選んだのだから

結衣「はぁ…もっとアピールしたりしたら良かったのかな」

 

そんな事を呟いてしまう

私だってヒッキーとイチャイチャしたかった

一緒に買い物行ったりデートしたりキスしたり

他にも色々と

 

でもそれは叶わぬ夢となった

 

部室の前に着くと声が聞こえてきた

 

八幡「陽乃!?」

 

ガタン!と大きな音が聞こえてきた

椅子でも倒れたのだろうか

それに陽乃さんも来ているのか

 

陽乃「んっ…八幡ー八幡…」

 

一体何があったのだろうか?

心配になりドアを開ける

八幡「ぷはっ… 由比ヶ浜!?違うんだこれは!」

 

そこには陽乃さんに押し倒され

キスをしている2人の姿があった

 

結衣「何が違うの?ヒッキー」

 

八幡「え、えっと…」

 

陽乃「あはは…私が我慢できずに押し倒しちゃった」テヘ

 

結衣「ここは学校ですよ」

陽乃「知ってるよだから、キスまでしかしてないし

互いが18歳になるまで清い関係で居ると約束したしね」

 

結衣「これのどこが清い関係なんですか!?」

 

八幡「落ち着け由比ヶ浜…こんな所でキスしてたのは悪かったがこのままじゃ埒が明かない」

 

結衣「う、うん」

 

雪乃「あら、こんにちは由比ヶ浜さん来ていたのね」

 

結衣「や、やっはろーゆきのん」

 

やっとまともな人に会えた

ゆきのんが居てよかった

 

雪乃「それと兄さんそこの年増なんかより私とどこか行きましょう、きっと私の方が姉さんより楽しませて上げられるわ」

 

前言撤回ゆきのんも毒されていた!

 

陽乃「雪乃ちゃん…今なんて言ったのかな?」ゴゴゴ

 

雪乃「ひ、ひぃぃ 比企谷君助けて」

 

ヒッキーの後ろに回り抱きつくゆきのん

いいな私もしてみたい…

いいややっちゃえ

 

横から抱きついてみた

 

結衣「どうヒッキー?柔らかいでしょ?」

 

八幡「お、おぉ」

 

陽乃「あぁ!離れなさい!八幡は私のなんだから!」

 

無理やり私とゆきのんを引き剥がし涙目で訴えてきた

 

陽乃「八幡を取らないで!!」

 

少し…いやかなり可愛かった

こんな陽乃さんの姿初めて見た、

 

八幡「そんな、心配しなくてもいいですよ…俺が好きなのは陽乃なんだから」

 

彼が優しく囁いている

いいなー私もされたい

考えただけで、胸がキュンキュンする

 

こうして騒がしい日が終わったのであった

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