先輩はるのん   作:ゼロ少佐

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15話

陽乃「よしっ!八幡!旅行行こう!」

 

陽乃さんが突然そんな事を言ってきた

 

八幡「は?あんた受験生でしょ、それに夏休みも終わって長期休暇なんてないので無理です」

 

時期は9月半ば

まだまだ外は暑く陽の光が容赦なく突き刺さる夏の真っ最中だ

 

陽乃「なんと!今年はシルバーウィークがあるのです!そこを見計らってどこか旅行行こうよ!」

 

確かに今年は数年ぶりのシルバーウィークがある

 

八幡「いやいや、受験勉強どうするんですか?」

 

陽乃「そんなのしなくてもへーきへーき!

この私だよ?」

 

ぐっその言葉だけで納得出来てしまう

なんて恐ろしい人なんだ

 

八幡「そ、それに旅行に行ったら陽乃さんに桜舞い散る夜に別れを告げられそうなので!」

 

自分でも何を言っているか分からなかった

そもそも桜は春だし 今夏だし

 

陽乃「あははっ!!何それw」

 

良かったウケたみたいだ

 

陽乃「何それ〜相変わらず八幡は面白いな〜

それにお母さんだって私達の事認めてるんだからそれは無いよ あっちと違って」

 

この人分かっていやがる!

あのストーリーを!

※やはり俺が雪ノ下さんを好きなのは間違っている

より

 

八幡「そ、そうですよね…」

 

陽乃「そんなに私と旅行行くの嫌?」ウルウル

 

うっその上目遣いは反則だ

断れるはずがない

 

八幡「…行きましょう でもお金が…」

 

陽乃「大丈夫!大丈夫私が出すから!」

 

えーそれ男としてどうなのかな

 

陽乃「こういう時くらいしか雪ノ下の力は役に立たないからね!」

 

ドヤってるけどえげつないこと言ってるからね

 

八幡「日程はシルバーウィークとして、何処に行きますか?」

 

陽乃「どうしよっか…八幡はどこか行きたいことある?」

 

八幡「ぱっとは思いつきませんね 少し考えてみます」

 

陽乃「分かった じゃあそろそろ教室戻るね またね八幡」

 

手をひらひらしながら教室を出ていった

そう2人でこんな話をしていたがここは!2年F組の教室なんだ!!

 

平塚「ひ〜き〜が〜や〜!教室でイチャイチャするなどとどういうことか!!」

 

めっちゃ私怨入ってるじゃねぇか

早く貰ってあげて!

 

「そうだそうだー!教室でイチャイチャするなー!」

 

「なんであんなやつが…生徒会長ぉー!!」

 

「ヒッキーと陽乃さんが」ブツブツ

 

八幡「いや、イチャイチャなんて それにあれは陽乃さんが急にやって来て」

 

平塚「言い訳無用!衝撃のぉ!」

 

八幡「待って!話せば分かり合える筈だ!」

 

平塚「お前がそれを言うな! 「話し合えれば分かり合える。そんなのは傲慢だ」と言っていただろう!ファーストブリット!」

 

八幡「げふぅ!!何故それを…」ガクッ

 

平塚「ふぅースっとしたぜ」

 

理不尽…

 

「先生ないわー」

 

「普通本気で殴るか…」

 

「暴力教師…」

 

人前であんな盛大に殴るからだ

 

隼人「比企谷!大丈夫か!」

 

何故お前がくるんだ

そこははるのんだろ

いや、怖いからやっぱいいな

 

平塚「いや、私は」オロオロ

 

ハヤハチキタ-!!!

 

ギタイシロシ

 

ヒキタニクンダイジョウブカナ?

 

などと声が聞こえてきた

 

八幡「あ、あぁなんとかな」

 

隼人「よかった、保健室行くかい?」

 

そっかこいつらは俺が殴られたのを見た事ないのか

だから、こんなに心配してくれているのか

 

八幡「いい、平気だ それにもうすぐ授業始まるだろ」

そういい1人で立ち上がる

 

平塚「す、すまん比企谷…」

 

八幡「別にいいですよ慣れてますし」

 

あっ!やべ失語だった

「ちょ!ちょっと待ってよ!慣れてるってどういうこと!?」

 

ほら、近くにいたやつが聞いてしまった

 

八幡「ほ、ほら俺ってこういう性格だから 平塚先生がよく指導してくれてたんだよ」

 

「性格がどうこうって!殴っていい理由にはならないよね!」

 

それは確かに…でもこのままじゃ先生の立場が危ういな

どうしたものか…

 

センセイサイテ- ソンナヒトダッタンダ

 

八幡「お前らの勝手なイメージを押し付けてんじゃねぇ!確かに手を出すのは早いし それは悪いことかもいれない!だがな平塚先生はいつも正しく成長出来るようにサポートしてくれた!どうすればいいかわからない時に答えじゃなくヒントをくれた 自分で成長出来るように そんないい先生をお前達の勝手な価値観で汚すな!」

 

気がついた時には叫んでいた

クラスの奴らは唖然としていた

 

やっちまったな…どう収集つければいいんだ

 

隼人「ほら、皆席に着こう もう授業が始まるよ」

 

葉山が言い終わると共にチャイムがなった

あいつこういう時使えるな

 

平塚「ひ、比企谷…ありがと 助かったよ」

 

八幡「いえ、俺は俺がしたいようにしただけなので」

 

そういい席に戻った

 

 

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