先輩はるのん   作:ゼロ少佐

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35話

その日はとりあえず誰が誰に演説してもらうか決め、解散となったのだが、俺は陽乃さんを待つためそのまま生徒会室に残った。その陽乃さんと言うと延々と書類のようなものに目を通したらサインしたりしていた。こっちには見向きもせず作業をし続けていた。

 

陽乃「ふーっ終わり終わり!!比企谷君紅茶淹れて〜」

 

体を仰け反るほどに伸ばしその豊満な胸を強調するかの如く体を伸ばしていた。こんな姿他のやつに見せてないよな?まぁ陽乃さんなんやかんやで考えてるし大丈夫かな

 

八幡「はいはい、かなり量ありましたね」

 

紅茶を淹れながら陽乃さんに話しかけてみた。

 

陽乃「そうだね〜部活の備品とか申請書とか色々あったからね〜ボールを何個買うとかそんなの一々確認しなくてもいいのにね〜どうせ使えばまた買うんだし」

 

八幡「そうですね、紅茶淹れましたよ」

 

陽乃「ありがと、ねぇ八幡さっきの話聞いてたんだけど…八幡多分落選するよ」

 

まぁ、そりゃそうだろう。俺にはマイナス要素ばかりの俺に投票しようと思うやつなんてもの好きそうそういないだろう

 

八幡「そうですよね…どうしましょうか…」

 

いつものひねくれた答えで解決できる問題ではない…要するに俺の力では今回何も解決できないのだ

 

陽乃「私が演説やろうか?」

 

確かにそうしたら票は増えるだろう。だけどそうしたら陽乃さんのファンの方々や男共は嫉妬して票を入れようとしてくれなさそうだし

 

八幡「上手く行きますかね?」

 

陽乃さんの事だなんとかしてくれそうな気はするが、今回は少し難易度が高すぎる気もする。いくら陽乃さんとはいえ 人の印象を変えるのは難しいだろうし

 

陽乃「上手くいくじゃなく上手く行かせるのよ」

 

八幡「と言われましても俺にはどうしたらいいのか分からないんですが」

 

陽乃「だから、私がやるんだよ」

 

俺には陽乃さんの言っていることが理解出来なかった。それでも陽乃さんになにか秘策があるならそれにかけてみてもいいと思う。なんやかんやで俺たちの生徒会いりは賛成だったし。協力はしてくれそうだし…ただこの忙しい時期に無理して付き合わせるのは彼氏としてどうなんだろうかと考えてしまう。

 

陽乃「八幡、私はね君に無理されるくらいなら頼ってもらいたいの。言わなくても分かってよ」

 

八幡「すみません…あれ、なんでしれっと心読んでるの?」

 

陽乃「そんな事いいから!大船に乗った気持ちでいなさいお姉さんが一肌脱いであげるから!」

 

そう言って彼女は紅茶をグイッと飲み干した

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