奉仕部にとある依頼が来た
その依頼主は同じクラスの戸塚だ
どうも、うちのテニス部が弱小らしくて
自分が強くなって皆を引っ張っていきたいらしい
戸塚「それで、依頼受けて貰えるかな?」
雪乃「えぇ受けましょう」
戸塚「ありがとう!雪ノ下さん それに由比ヶ浜さんに比企谷君も」
八幡「おぉ」
受けてみるのは良かったが
最初に雪ノ下が練習メニューを考えた
だが雪ノ下の練習メニューでは
戸塚が壊れてしまう
そこで俺が頼ったのは陽乃さんだった
雪ノ下は嫌がっていたが、手詰まりだったので
仕方なく頼んでみた
陽乃「あはは、雪乃ちゃんプロじゃないんだからこの練習メニューはちょっと…」
雪乃「そうは言われても…初めてで分からないし
姉さんに任せるわ」
悔しそうに姉に託す雪ノ下
陽乃「それじゃあ ますばストレッチしてから
テニスコートランニング水分補給してから球出しね」
的確な指示を出す 無理のないように休憩も挟み
体力付けにテニスの技術も両方上げていく
雪ノ下の練習メニューはただひたすら
体を鍛えるだけのメニューだったので
こちらの方がやりがいもあるだろう
陽乃「はい、じゃあ次は対人練習
雪乃ちゃんこういう風にやるんだよ」
雪乃「えぇ、分かったわ」
そんな時にテニスコートの外から声が聞こえてきた
葉山グループの連中だ
以下略(原作と同じノリで試合になりました
隼人「行くよヒキタニ君」
そういいサーブをする葉山
なんとかくらいつけたが
相手には三浦がいる
どうしたものか
そうしてあっさり俺と由比ヶ浜ペアは4ゲーム取られてしまった。それに加え由比ヶ浜は怪我をしてしまった
そこで俺は最終奥義土下座に出ようとしたが陽乃さんに止められた。
陽乃「比企谷君、私がが浜ちゃんの代わりに出るよ」
雪乃「姉さん!これは奉仕部の問題よ!私が出るわ!」
陽乃「雪乃ちゃんの体力で6ゲーム奪える?」
耳の傍で陽乃さんが雪ノ下に何か言っている
雪乃「分かったわ姉さんに任せるわ」
そういい陽乃さんが入ってくる
隼人「陽乃さんかそれでも手加減しないよ!」
陽乃「比企谷君頑張ろうね♪」
八幡「はい」
そこから怒涛の反撃にでた
陽乃さんの動きは県選抜の三浦より上手かった
ゲーム!雪ノ下比企谷ペア!5ゲームトゥ4
勝ち越しだ 後1ゲームで俺達の勝ちだ
そして次は俺のサーブだ
15:0
15:15
30:15
後2ポイントだ
だがそんな時に悲劇が起きた
三浦がスマッシュしたボールを取ろうとした陽乃さんが
コートに入ってた小石に躓きそのまま足首にボールが直撃してしまった
八幡「陽乃さん!!」
雪乃「姉さん!」
陽乃「ったぁ〜」
顔を歪めさせている
そりゃそうだあの強烈なスマッシュを直に当たったんだ
陽乃「たはは〜ごめんね、比企谷君…動けないや」
陽乃さんの肩を持ち ベンチに連れていく
陽乃「どうしよっか…」
陽乃さんが珍しく困り果てている
そんな時にビューと風が吹いた
あ、この風は…
八幡「任せてください あと2ポイント俺が決めます」
雪乃「無茶よ いくら運動神経がいいとはいっても
三浦さんには敵わないわ」
陽乃「私も雪乃ちゃんと同じよ 比企谷君…君の実力では」
八幡「俺らが負けたらテニス部にも迷惑がかかる事なんて百も承知だ」
雪乃「なら!」
陽乃「比企谷君信じてもいいんだね?」
陽乃さんが雪ノ下の言葉を遮り俺に聞く
八幡「はい 戸塚の為にも絶対に負けません」
コートに俺一人で立つと
三浦「はー?ヒキオ1人でかあーしらに勝てると思ってるの?」
隼人「1人だろうが手加減しないよ!」
やる気充分だなおい
ゲームが再開され俺は空高くにサーブを放つ
アウトにならないように調整しながら
三浦「ラッキー!ミスショットやし!」
隼人「遠慮なく行かせてもらうよ!」
相手コートでボールがバウンドし葉山はそれを打とうとした
八幡「この時間の風は突然突風に変わる」
ビュー!と強い風がいきなり吹きボールが流されていく
葉山が落下地点に先につきボールを打とうとする
八幡「その風はもう一度吹く」
次は向かい風がおこり 葉山はボールに触れる事なく得点する
40:30 マッチポイント!
と声が響く
周りはシーンとしていた
信じられないものでも見るように
葉山「何だ今のボール…」
三浦「はぁ!?あんなのあり?」
そういいながらも次のレシーブの為に位置に着く三浦
あ、この時間だ 毎日この時間だけが吹く追い風
八幡「はぁっ!青春なんてクソくらえ!」
ラケットの側面にボールを当て
高く打ち上げる
そのボールはワンバウンドし、高く高く飛び上がっていく、そしてフェンスを越して行った
バランスを崩した三浦は葉山に抱き抱えるように支えられていた
ゲームセット!
奉仕部の勝利だ…だが歓声は葉山たちの方に向けられていた
八幡「勝ったぞ…」
戸塚「八幡!ありがと!」
雪乃「比企谷君…貴方の勝ちよただ」
八幡「試合に勝って勝負に負けたって感じか」
雪乃「えぇ」
陽乃さんの方を向く
陽乃「比企谷君…ナイスファイトだったよ」
八幡「ありがとうございます」
立とうとした陽乃さんがよろめく
陽乃「っとと ごめんね、ありがと」
陽乃さんを支えて
八幡「勝てたのは陽乃さんのおかげですよ」
陽乃「ふふ、比企谷君は謙虚だねー
君は本当に面白いよ」
こんな時まで強く見せようとしなくても
八幡「いいから、保健室行きますよ
雪ノ下、由比ヶ浜後は任せた」
雪乃「えぇ」
結衣「ヒッキー!かっこよかったよ!
後はこっちでなんとかしとくから!」
あの場を2人に任せ2人で保健室に向かう
保健室にて
八幡「先生居ませんね
とりあえずそこに医療箱あるので手当しますね」
陽乃「比企谷君…ありがとね…
………ごめんね お姉さん肝心な所で役に立たなくて」
悔しそうに呟く
八幡「…」
陽乃「こんな姿見せたら失望されちゃうよね…
雪乃ちゃんには体力ないから私が出るといったのに
このザマだもん」
八幡「陽乃さん…そんな事言わないで下さい。
貴方は確かに途中から試合できませんでしたが
それでも、ラストゲームまで繋いでくれたのは
陽乃さんじゃないですか。テニス部でもない貴方が
県選抜に選ばれた人をあそこまで圧倒して…
かっこよかったですよ」
陽乃「(今、優しくされたら泣きそうになっちゃうじゃない…私もまだまだだな…悔しくて 辛くてもう)」
八幡「いいですよ、好きなだけ使って下さい」
そう言うと陽乃さんは胸の中で泣き出した
彼女が普段誰にも見せない姿。
いつも、完璧なこの人の弱い姿
こんな事言っていいのか分からないが…
物凄く魅力的だった。
その日保健室に先生が戻ってこなかった
平塚「ふふっ青春してるな
あの陽乃までも変えてしまうのか比企谷は」
平塚「だが、なんだあの!イチャイチャした雰囲気は!羨ましい!」
そんな事を言いながら保健室の先生に
今は戻らないように伝え
去っていった
陽乃「ありがと もう大丈夫だよ」
八幡「…そうですか 良かったです」
陽乃「それで比企谷君話があるんだけどいいかな?」
彼女は真剣な顔で言ってきた
八幡「…はい」
少し原作と違う点などありますが
ご了承ください