あと基本的に呼び方はあだ名になると思います。
(基本的これ重要)
昨日はそのまま家に帰り、斬月のメンテを頼んで寝た。
起きた時には、メンテを済ませた優魔がくつろいでいた。ここでちょっとした疑問が過った。
「おはよう」『おはよう』
「お前…いつ起きた?というか寝たのか?」
『この僕が睡眠を1日2日抜いた所で支障なんかないよ、君は駄目だけどね。あともうすぐで朝ごはん出来るから待ってて』
「はいよ~」
優魔は良い嫁になりそうだな。とか思いつつ着替えていると突然ドアが開いた。
『ん?……いい体してますね』バタン
「あ、ありがとうございます?」
恥ずかしさはあった、けど恥ずかしさより先に嬉しさがあった。何故だろうか…
まあなんやかんやあって学校に着いた。
学校内はもう授業は愚か会議すら無い、どうやら教師達は完全に俺たちの事を見捨てたようだ。
1on1ルームへ足を運んだ俺を待っていたのは1年の後輩達だった。
『我が魔術は元素、我が名を亜紬センヤと言います。どうか先輩方のお名前をお教え頂きたい』
お互いに目を見合ってから頷き、名乗る事にした。
『僕の魔術は創作、名は神崎優魔。』
「俺…魔術は隠したいんだけど…」
『それでしたら名前だけでも』
「ならいっか。
我が呼び名を最下位、名を紅谷アキラと申す」
『え、最下位…おぉ!あのランカー6位を倒した魔術師とは貴方でしたか!ランキング見ましたよ!』
「ランキング?」『ご存知でないのですか?』
『ごめんね、こいつ武道派だから。はいこれ』
手渡されたPCに書かれている記事にはこうある。
今さら聞けない!ランカー講座!
ランカーとは、クラスのNo. 1合計12人の強さを順位化した物で、トップランカーは6位以内となっている。
『んで、ランキングがこれ。基本的皆秘匿にしてるみたいだけど…アキラ君とセンヤ君だけ出てるね、
アキラ君が6位でセンヤ君が3位だって』「ふーん」
『無関心っすね…』「別に順位だのランカーだの関係無いし、というか戦いに来たんだろ?なら構えな」
『ふっ…了解っす』
センヤの…後輩の笑みに何かあると、直感だがそう感じている。
だがあくまで直感、この時の俺は戦闘の為に頭をリセットしていた為に考える事をやめてしまった事を後に深く後悔することとなった。
『それじゃ行きますよ、混合魔術・炎水槍』
「喰らいな!」
センヤは槍を作り出し、連射したP90の弾丸を全弾カットした。
となれば…勝つ方法は接近することだ。
斬月と秋月を引き抜き、同時にセンヤも元素を放とうとしている。
ーー走り出す。
真っ直ぐ、斬るべき敵は見えている。
だが斬るには邪魔な物が正面、此方に来る。
避ける?防御する?そんな時間もといそんな気は毛頭無い。俺は自分の技量以前に…優魔の技術を信じている!
「せやぁ!」
放たれた魔術は秋月によって縦に真っ二つに切り裂かれ霧散した。
『何っ?!』『魔術を斬った?!』『よし!』
「ステータスチェンジ、右腕!」
空いた利き腕に全力を託し、敵の心臓目掛けて突っ込む。その結果見事にセンヤの心臓を貫いた。
『う"っ!…ははっ、作戦開始だ!』「何だ?!」
終わったかに思えた勝負に煙が上がる。恐らくスモークグレネードだ。
『ちょ…離してよ!』「優魔?!何処だ!」
『アキラ君!アキラ君!』『ちくしょうこいつ…始めからこれを狙って!…くそっ!』
斬月を引き抜き煙から出ると、無数の敵に囲まれていた。
「お前らの目的は何だ?優魔を連れ去って何をしようとしている!」『我らの目的はトップのお方の妻に合う女を探し出すこと』「…そういう事か」
『あのお方の為、貴様はここで死ね!』
「はいそうですか、何て言うわけ無いだろ!」
次回へ続く