IS/ガンダム00 crossing exceptioners   作:A.Tom

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The results

「えっと・・・これは・・・」

 

 クラス代表対抗戦がつつがなく終わってから早く五日。IS学園の教室にたどりついた俺は、クラスで唯一の俺以外の男子、小鳥(おどり) (ゆう)惨状(さんじょう)に戸惑いの声をあげるしかなかった。

 

 小型のノートパソコンを(のぞ)()んでいるのはいつも通りだが、茶髪をひとまとめにした後ろ髪はいつもよりボサボサで、いつもよりかは開いている半開きの目は薄く充血し、その下のクマが生気の少なさを如実(にょじつ)(あらわ)していた。

 

「何があったんだ・・・?」

 

 昨日の朝から顔を見せなかった小鳥に何があったか俺は知らない・・・が、聞こうにも聞ける雰囲気ではないな、これは。キーボードを叩く目には生気の無さの割には鬼気迫(ききせま)る物を感じさせる。

 

 クラスメイトも心配しているらしく、小鳥から少しばかり離れた所からヒソヒソと話をしていた。

 一方の小鳥は何も気にせずにキーボードを叩く手を止めると、バッグから黒と緑の缶を取り出し一切の躊躇(ちゅうちょ)もせず一気飲みし始めた。アレとんでもなく強いエナジードリンクだよな・・・。

 天井(てんじょう)(あお)いでエナジードリンクを完飲(かんいん)した小鳥はそこで俺に気付いた

 

「ああ、一夏か」

 

「お、おはよう・・・どうしたんだ一体、一昨日(おととい)の事も合わせて」

 

 聞きたい事がたくさん有った。一昨日の街で起きたISでの戦闘の事、どうしてそこに小鳥がいて、I()S()()()()()()()()()()()()。色々と気になる事が多いせいで何とも言えないが、小鳥が全てを知っているのは間違い無いだろう。

 

 小鳥は俺を見て目を細める。だがそれはクラスメイトに向ける目では無い。それは人を値踏(ねぶ)みする物で、敵に向けるものだった。

 

「・・・ダメだ。今は話せない」

 

「っ、何で」

 

「今の俺では話し過ぎるんだよ、口止めされてる事まで話せば面倒だ・・・。それに、すぐ解るさ」

 

「・・・それはどう言う・・・?」

 

 その言葉の真意(しんい)を問おうとした時、教室の扉から千冬姉(ちふゆねえ)と山田先生が入って来た。

 

 俺の席は小鳥のすぐ後ろなので、席に座る事にそう時間はかからない。

着席した俺を千冬姉が小さく見やる。いつもはクラス全体を見回すのだが、いつもと少し違う行為(こうい)に俺は首を(かし)げた。

 

(俺何か悪い事したっけ?)

 

 身に覚えが無いので、本当に首を傾げるしかない。

 

ただ、千冬姉もそれ以上の事はせず朝のSHR(ショートホームルーム)が始まった。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 各連絡事項(かくれんらくじこう)も伝え終わり、朝のSHRが終わりそうになって、山田先生が良く解らないテンションで口を開いた。

 

「はい皆さん!突然ですがここで転校生を紹介(しょうかい)します!」

 

「転校生?このタイミングで?」

 

 クラス内がにわかにざわつく。

鈴の時は少なからず(うわさ)が流れていたが、今回は全くと言って良いほど前触(まえぶ)れが無かった。

 

 一体どんなヤツがやって来るのだろう。

期待半分(きたいはんぶん)不安半分(ふあんはんぶん)で話を聞くクラスメイト。

 

 直後小鳥を(のぞ)くクラス全体が驚愕する事態が発生した。

 

 

「じゃあ織斑(おりむら)さん、来てください!」

 

 

「───は?」

 

 タカタカと高い靴の音を鳴らして歩いて来る、小さい、IS学園の制服を着けた千冬姉とよく似た顔の()()()()()()

 

「皆さん初めまして、織斑(おりむら) 円花(まどか)です。色々とあってIS学園に入学する事になりました。IS関連の授業に参加させてもらいます。これから三年間、よろしくお願いします!」

 

 

──は、

 

 

「はぁぁあああああ!!!!????」







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