IS/ガンダム00 crossing exceptioners 作:A.Tom
その日の
「まったく・・・急
そう言って
「まったくだ、今までに受けた質問の数からしたら
ゲンナリした様子の二人は、
「とは言え、俺達の部屋が
二十四世紀にも
一夏の部屋に着いた二人はそこで別れるが、小鳥がその前に話を切り出した。
「
「あぁ、良いぜ」
「じゃあ
食事の
「さ、て・・・。
自室のベッドに
その上には
「━━━いや待て、
「・・・
その荷物は、まるで『今日初めてここに来ました』と言うように、
「一体、誰だ?」
同室になった人間がとんでもない
ベッド以外の場所を見回してみても、荷物は
小鳥自身、自分の荷物がそこまで少なくないのは解っているつもりだが、これは誰が見ても異常だろう。
恐る恐るその荷物に近付いた時、
「ッ!?」
驚いて
とすると、外で何かが有ったのだろう。
「━━━何があった?」
スタスタと
「・・・・・・どした?」
「いや、その、
そこには、何か鋭い木製のオブジェクトが生えたドアと、それに
これだけでは流石に状況が解らない、「何があった」と声を掛けようとした時、木製のオブジェクトが小さくなり見えなくなる。
(いや
そこで気付いた、あのオブジェクトは生えているのではなく『刺さっている』のだと。
━━━━━━あれは、木刀だ。
そして、それが奥に引っ込んだと
「離れろ一夏!!」
その言葉は遅く、もう
ズガンッ!バガンッ!!ドズッ!!!と
「って殺す気か!?」
すんでの所で
恐らく一夏の同室になった人間が攻撃しているのだろう。
しかし本当に何があったのだ、どんな
「あ、一夏くんと小鳥くんの部屋って隣なんだ!」
「良い情報ゲットしたわ・・・!!」
と、小鳥の
「・・・
同室の人間の名は箒と言うらしい、一夏が
ズッ・・・ズズッ、と木刀がドアの向こう
『・・・良いぞ』
ドア
何はともあれ入室の許可が出た以上、外でもたもたしてられない。
いそいそと部屋に戻る一夏、その背中をどうしたら良いのか解らない小鳥が見つめていた。
ドアを開けた先には
それに何より、まだ水気のある長い髪が流れているのは中々新鮮な光景だ。
(って、洋服よりも和服の方が着け
IS学園に入学する前に一夏が彼女を見たのは六年前、小学三年生頃だろうか。
地元の神社と剣道道場の生まれで、一夏の
それは今も変わらず、否、その鋭さは六年をかけて
「・・・何だ」
ギロリ、とその鋭い目付きで
「な、何を見ている!」
「あ、ああイヤ何でも無い」
箒が口を開くが、それに対する一夏の返答に更に不機嫌そうな顔になり、そのムスッとした表情のまま髪を
ポニーテールとなったその髪型を見て、何だか落ち着いた一夏に、またもや箒が口を開いた。
「お、お前が私の同室者だと言うのか?」
「あぁ、まぁ、そうらしいな」
素っ気無い一夏の反応に対して、更なる
「お、お前が希望したのか!?」
「は・・・・・・?」
何言ってるんだお前、と言ってしまいそうになったが、すんでのところで
そして代わりにこんな台詞を発した。
「そんな馬鹿な」
「━━━ッ!!」
その台詞はどうやら彼女にしてみれば不正解のようだ。
「あ、あぶねぇ!!木刀は止めろって!!」
そうでなければ一夏に木刀が振り下ろされる事など無かっただろう。
「馬鹿・・・『そんな馬鹿な』だと・・・?ああそうか、そうかそうか・・・・・・」
(やばいやばい、これ木刀だから死なないとは思うけど、この勢いなら
「━━━━━━!!!!」
(いや
一夏に体重を掛け続ける箒からは、人を殺しかねないオーラとも呼べるような何かが
と、外から
「わぁ、篠ノ之さん大胆・・・!!」
「抜け駆けは良くないよー」
「織斑君が総受けってのも言いわね・・・!」
そんな声が聞こえてきた。
(いや待て、最後のは何だ最後のは!?)
と、一夏は場違いなツッコミを入れるが、箒はそうでもなかったらしい。
「なっ、なななぁ・・・!?」
勢い良く一夏から飛び離れる、どうやら止めてくれるらしい。
(でも何で女子達はあんな事を言ってたんだ・・・?)
ぼんやりとその理由を考えるが、すぐに
木刀
「・・・・・・!!!」
ドアに張り付く女子達を無言の圧力で
「とりあえず、この状況についてだが・・・。って、聞いているのか、一夏」
「お、おう聞いてないぞ!?」
「聞いてないのを報告する奴が居るか馬鹿・・・」
真剣に話を始めようとした箒だが、一夏あの顔から『絶対に話聞いてないな』と、確信を得た為一夏に詰め寄る。
ちなみに、当の一夏はと言うと。
(ああ、俺をどう始末するか、だな。いいか箒、殺人で最も重要なのは犯行のタイミングじゃない、犯行後の後始末だ。人間の身体は50キロを軽く超えるタンパク質、脂質の
・・・箒の殺気にあてられおかしな事を心の中で口走っていた。
「えーっと、なんだったっけ。もう一回話してくれ」
悪いなと感じて頭を下げる一夏、それに応じて箒も話し始める。
「ま、まぁ、その・・・何だ、この部屋で暮らす上での線引き、と言うより、ルールは設けるべきだと言う話でな・・・」
が、後半に行くに従ってごにょごにょと言葉が潰れて行く。
(何でそんなバツの悪い顔してんだ?それに顔も心無しか赤いし・・・。風邪か?)
そんな一夏の検討違いな心配を他所に箒は話を続ける。
「まずは、風呂の時間だ。私は七時から八時。お前は八時から九時だ」
「え、俺早い方が良いんだが・・・」
「部活で汗まみれの私にそのままでいろと言うのか!」
「ん?部活入ってるのか?」
「あ、ああ。剣道部だ」
成る程なぁ・・・。と納得する。確かにそれでは箒を後に回す訳にはいかない。
「ん?・・・いやでも待て、確か武道場にもシャワーは在ったよな・・・?」
「わ、私は自室のシャワーの方が落ち着くんだ!!」
「あー、まぁそうだな」
言われてみれば確かにそうだ。と納得する一夏。
(トイレなんかも
泥縄式に考えを広げていると、一つ疑問にぶつかった。
「そういやさ、
「確か・・・各階の両端に一つずつの筈だ」
「まってじゃあどうすんだよ俺のトイレ事情!?ここの両端って相当な距離だぞ、ダッシュしなきゃ休み時間に間に合わねぇじゃん!!」
「そんな事私が知るか!!」
一人そんな不安を抱えた一夏は、箒の叫びを横に置いて考えた。
(もし、もしも間に合わないなんて事になってしまったら・・・俺は、俺は・・・)
「━━━女子トイレを使うしか無いのか・・・?」
バァッシィィインッ!!!と、