はじめまして!ゲームキャラ!!はじめまして!現実世界!! 作:COLK
〝ボコ!!!〟
「え?アレ!?何だ!?今の!?」
〝ドカ!!!〟
「いってぇ~!!!まただ!!!一体誰が!?」
〝ボコスカ!!!〟
「ハァ・・・ハァ・・・さっきから何なんだよ!!!
まるで、見えないところから、思いっきり、
何度もパンチやキックをされてるような感じだ・・・」
そして、最後は思いっきり、まとめて吹っ飛ばされた。
〝ドンガラゴッシャーン!!!〟
「な・・・!!!何なんだよ!!!一体!!!」
いじめっ子達は、ビクビクしながら震えていた。
「に・・・逃げようぜ!!!ワ~ッ!!!」
〝トットットットットットッ!!!〟
そうして、いじめっこ達は、逃げて行った。
「フ~ッ!!!」
いじめられていた男の子は、ホッとしたが、
突然のその不思議な現象に、とても驚いていた。
「は~。助かったけど、一体、今の、何だったんだろう?」
実は、これは、アーチフィスのしわざである。
アーチフィスが透明になった状態で、
いじめられっ子の男の子を守るために、
いじめっ子達を殴ったり蹴ったりして、追い払ったのだ。
しかし、おかしいといえばおかしな事だ。
アーチフィスは、現実世界にやって来てからというもの、
喋ったり、歩いたり、食べたりなどの単純な動作は1人でするが、
今のところ、それ以外の、戦闘、魔法などの動作は、
遊舞の操作なしでした事はないし、それに、さっき、
「遊舞を守る」と言ったのも、それは、あくまでも、
遊舞がゲームで良く使っていた〝相棒〟のような存在で、
「遊舞は、〝プレイヤーという名のご主人様だから
守らなければいけないと思っている〟という使命感がある」
というだけだったからである。
なので、今の、
「遊舞以外の人を守ろうとした」というのは、
少し、不可思議な行為でもあったのだ。
もちろん、
アーチフィスがそんな事をしている事は、まだ、
遊舞も知らなかったのだ。
その後、昼休憩が終わり、5時間目も6時間目も終わり、
そして、またホームルーム。
担任の先生がこんな事を語った。
「え~、今日は、皆さんに、あるお知らせがあります。
今日の昼休憩に、隣の6年1組の、男の子達が、突然、
教室で、原因不明のケガをしたそうです」
それを聞いた遊舞は、
(え~・・・?どういう事だ・・・?)と思った。
「なので、皆さんも、注意してください。対策はありませんが、
いつ、どこで、また同じ事が起こるか分からないので、
それだけは、覚えておいてください」
(おかしな事が起こったんだな~)と、遊舞は思った。