はじめまして!ゲームキャラ!!はじめまして!現実世界!!   作:COLK

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10.いじめられっ子はなぜか救われたが・・・

〝ボコ!!!〟

 

 

 

 

 

「え?アレ!?何だ!?今の!?」

 

 

 

 

 

〝ドカ!!!〟

 

 

 

 

 

「いってぇ~!!!まただ!!!一体誰が!?」

 

 

 

 

 

〝ボコスカ!!!〟

 

 

 

 

 

「ハァ・・・ハァ・・・さっきから何なんだよ!!!

 

まるで、見えないところから、思いっきり、

 

何度もパンチやキックをされてるような感じだ・・・」

 

そして、最後は思いっきり、まとめて吹っ飛ばされた。

 

 

 

 

 

〝ドンガラゴッシャーン!!!〟

 

 

 

 

 

「な・・・!!!何なんだよ!!!一体!!!」

 

 

 

 

 

いじめっ子達は、ビクビクしながら震えていた。

 

 

 

 

 

「に・・・逃げようぜ!!!ワ~ッ!!!」

 

 

 

 

 

〝トットットットットットッ!!!〟

 

 

 

 

 

そうして、いじめっこ達は、逃げて行った。

 

 

 

 

 

「フ~ッ!!!」

 

 

 

 

 

いじめられていた男の子は、ホッとしたが、

 

突然のその不思議な現象に、とても驚いていた。

 

 

 

 

 

「は~。助かったけど、一体、今の、何だったんだろう?」

 

 

 

 

 

実は、これは、アーチフィスのしわざである。

 

 

 

 

 

アーチフィスが透明になった状態で、

 

いじめられっ子の男の子を守るために、

 

いじめっ子達を殴ったり蹴ったりして、追い払ったのだ。

 

 

 

 

 

しかし、おかしいといえばおかしな事だ。

 

 

 

 

 

アーチフィスは、現実世界にやって来てからというもの、

 

喋ったり、歩いたり、食べたりなどの単純な動作は1人でするが、

 

今のところ、それ以外の、戦闘、魔法などの動作は、

 

遊舞の操作なしでした事はないし、それに、さっき、

 

「遊舞を守る」と言ったのも、それは、あくまでも、

 

遊舞がゲームで良く使っていた〝相棒〟のような存在で、

 

「遊舞は、〝プレイヤーという名のご主人様だから

 

守らなければいけないと思っている〟という使命感がある」

 

というだけだったからである。

 

 

 

 

 

なので、今の、

 

「遊舞以外の人を守ろうとした」というのは、

 

少し、不可思議な行為でもあったのだ。

 

 

 

 

 

もちろん、

 

アーチフィスがそんな事をしている事は、まだ、

 

遊舞も知らなかったのだ。

 

 

その後、昼休憩が終わり、5時間目も6時間目も終わり、

 

そして、またホームルーム。

 

 

 

 

 

担任の先生がこんな事を語った。

 

 

 

 

 

「え~、今日は、皆さんに、あるお知らせがあります。

 

今日の昼休憩に、隣の6年1組の、男の子達が、突然、

 

教室で、原因不明のケガをしたそうです」

 

 

 

 

 

それを聞いた遊舞は、

 

(え~・・・?どういう事だ・・・?)と思った。

 

 

 

 

 

「なので、皆さんも、注意してください。対策はありませんが、

 

いつ、どこで、また同じ事が起こるか分からないので、

 

それだけは、覚えておいてください」

 

 

 

 

 

(おかしな事が起こったんだな~)と、遊舞は思った。

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