はじめまして!ゲームキャラ!!はじめまして!現実世界!!   作:COLK

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14.この世界では異質なアーチフィス

すると、遊舞の父が

 

「う~ん。まぁ、仕方ないな。アーチャーだっけ?」

 

「アーチフィスです」

 

「そうか。まぁ、とにかく、座って」

 

「はい」

 

「やっぱり、朝メシは大事だ。食べていきなさい」と、

 

遊舞の父は言った。

 

「すみません、昨日も今日もお世話になってしまって」

 

「気にする事はない。俺も、昔、子供の頃は良く

 

〝情けは人のためならず〟なんて言われて、良く、

 

〝相手が誰であろうと、

 

目の前に困っている人間がいたら、

 

絶対にほっとくな〟って、

 

親父やおふくろに何度も言われてたから」

 

「そうなんですね」

 

「あぁ」

 

すると、遊舞の母が、また、

 

アーチフィスに、朝ご飯をくれた。

 

 

 

 

 

「いただきます」

 

アーチフィスは、また、

 

遊舞や遊舞の父や母と一緒に朝ご飯を食べた。

 

 

 

 

 

数十分後、食べ終わった。

 

食べ終わった後、遊舞の母は、アーチフィスに

 

「今日はアーチフィスさん、どうするの?」と聞いた。

 

アーチフィスは、

 

「私は・・・・・・」と言う。

 

そこで、遊舞は慌てて、

 

「あ~!アーチフィス、行こう!!!

 

行ってきま~す!!!」と言い、

 

慌ててアーチフィスを引っ張って、家を飛び出した。

 

 

 

 

 

〝バタン!!!〟

 

 

「フ~ッ!!」

 

「なぜ、そんなに慌てているのですか?」

 

「いや、だって、ずっと普通に姿が見えてる状態のままで

 

家の中にいられると、何か不安だし、かと言って、

 

突然、魔法で透明になっても、それはそれで怪しいし、

 

父さんも母さんも、ビックリしちゃうだろ?」

 

「不安・・・なぜ不安なのでしょうか?それに、

 

なぜ、それで驚くのでしょうか?」

 

 

 

 

 

アーチフィスは、この世界では

 

〝他の人は皆、魔法が使えない〟という事も、

 

そんな〝魔法が使える自分〟がこの世界では

 

異質である事も、

 

まだ知らないようだった。

 

 

 

 

 

(はぁ・・・アーチフィスって頭良いのに、

 

〝現実とゲームの違い〟だけは、

 

まだ理解してないんだな~)

 

 

 

 

 

そして、今日もまた、一緒に、歩いて学校へ向かった。

 

 

 

 

 

「遊舞さん、今日も、透明になって、あなたのそばにいます」

 

「ありがとう。じゃあ、頼んだよ」

 

「はい」

 

 

 

 

 

遊舞は、また、アーチフィスを透明にした。

 

 

 

 

 

〝シュン〟

 

 

遊舞は、また学校に入って、授業を受けた。

 

 

 

 

 

その日の6時間目の授業は、

 

「理科」だった。

 

 

 

 

 

遊舞はその時、

 

(あ~、この教科、成績優秀な泳が特に得意なヤツだ!!でも、

 

昨日、泳はあんな事、言ってたけど、言ってた事、何が何だか

 

さっぱり解んなかったな~)と思っていた。

 

 

 

 

 

やがて、授業が終わり・・・・・・

 

 

 

 

 

「〝起立〟〝礼〟〝着席〟」

 

 

 

 

 

〝キーンコーンカーンコーン〟

 

 

 

 

 

その日もまた、泳、奏、演人と一緒に帰った。

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