ヤンデレギャルと不良っぽい少年   作:ぽぽろ

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新シリーズ!幼馴染の約束みたいな風にはならないと思うのでご安心下さい。
活動報告にてオリキャラ紹介をしているのでまだ見ていない方はご覧下さい


プロローグ

口笛でも吹きたくなる様なそんな爽やかな朝

しかし布団に包まり未だ寝ている少年

その少年の姿を写真に収めながらゆっくりと近づく少女

 

「朝だよ~起っきろー☆」

 

そして少女は布団に向けダイブをする。

すると苦悶の声を上げながら、少年はゆっくりと起き上がる

 

「ったく。やめろ。その起こし方」

 

「え~起きないのが悪いんじゃん☆」

 

「はぁ…もういい。腹減ったから何か作ってくれリサ」

 

黒髪の短髪で目付きが鋭く、他の人からは怖がられるような雰囲気を持つ少年。伊上 響(いのうえ ひびき)である。

 

そして

 

「は~い☆もう出来てるよ~」

 

俺を支える赤い髪のロングウェーブの少女─今井リサ。

 

俺の親が海外にいる為一人暮らしなのだが、そんな時彼女が

 

「1人にして置くと食事を抜きそうで怖いから、これからはアタシが毎日行って作ってあげる☆」

 

と言われ押しかけられてしまった。

それが毎日続き弁当や朝食や夕食。

全ての生活が彼女によって成り立っている。

俺としては大変そうなので、断った。

 

しかし、虚ろな目で自分に包丁を首筋に向け、今にでも切ってしまいそうな雰囲気でこちらを見ていた為、仕方なく受け入れている。

そんなで続けている生活だが、表面上はカップルか夫婦、仲のいい友達に見えるだろう。

 

 

そう。表面上は

 

 

「あのさ、響。昨日誰か女と話してたよね?

合計16人。何で話してたの?

私以外の女と話すなって言ったよね?」

 

何で覚えているのだ…

俺は手で頭を抑えた。

 

目が朧げになっている状態で問い詰めてくる。

いつもの明るい雰囲気と異なり、冷たく、鋭く問い詰める。

 

たしかに何人かと話したのは覚えては居るが、その中には必要な事も含まれている。

しかしリサの雰囲気に押され答えることが出来なかった。

 

「……」

 

「へぇ~答えられないような事話してたんだ。」

 

「…頼む。許してくれ」

 

面倒くさくなる前に許しを乞うのが最善だろう

 

「許して欲しかったらやる事決まっているよね?」

 

「……何だ?」

 

「勿論。アタシとする事」

 

「……まだ高校生だろ。」

 

「何で?学校何て必要ない。アタシは響さえ居てくれたらいい。お金は何とかなるし、家だってアタシの家に住めば解決なのに。

親は家にあまりいないし、」

 

制服を脱ぎながら迫ってくる

 

「これで我慢してくれ。」

 

そう言って彼女の頬に口付けをする。

 

「……立派な奥さんには我慢する事も必要だろ。」

 

「えへへ~照れるな///」

 

奥さん。という言葉を最初に付ければなんでも許してくれる。

こいつもちょろいのだ。

 

日に日に酷くなって行く彼女のアプローチ

俺としてはとても助かっているので、受け入れる事しかできない。

……少しくらい彼女を休ませられたらいいんだが

 

ご飯を腹に詰め込み、学校に行く準備をする

 

「リサ、そろそろ行くぞ。」

 

「は~い☆ 」

 

彼女は当然の様に腕に抱きつく。

 

「……いい加減やめろ」

 

ぶっきらぼうに持ち前の強面を生かし威圧する様に言うが、

 

「そんな事言って~嬉しいじゃないの?」

 

より一層抱きしめが激しくなり、柔らかな感触が腕に伝わる。

彼女には効果は無いみたいだ。

 

家を出ると、銀色の腰まで伸びた髪の少女

─湊友希那がいた。

 

「…相変わらずね。」

 

「そ!相変わらずのラブラブなの☆

ね?」

 

「誰がラブラブだ。」

 

これが彼のいつも通りの日常

過保護の幼馴染

それを呆れたように静観する幼馴染

このままだったら平和だったかもしれない

 

 

あの一言さえなければ

 

平和に過ごせてたかもしれないのに…

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