エイナSide
チュンチュンと、朝の鳥の鳴き声で目が覚める。もうすぐ冬に入る時期、少し肌寒い。
そう思いながらさっきまで抱き枕を抱いていた腕に少し力を入れる。
ん?抱き枕なんていつ買ったっけ。
昨日クロくんと飲み終わった後に買った?いやそれはない。そんな時間に空いてる店なんて飲み屋くらいだ。
あれ、そういえば昨日の記憶がなんか、あやふやな気が…
そう思いながら目を襲るそる開けてみると、目の前には上半身裸のクロくんがいて…
エイナ「っっっっ!!!//////」
抱き枕だと思って抱いていたのはクロくんだった。
びっくりしすぎて離れようとするけどクロくんも私に抱きついているので離れれない。
けどこのままだとまずい。なんせ私も下は履いてはいるが上を着ていないのだ。
本気でまずい、クロくんが目を覚ます前に何としても離れな…きゃ
クロス「……おはようございます」
エイナ「……おはよう、とりえず離してくれなかな?」
私はなんとか笑いながらクロくんに提案する。けどクロくんはずっと私の顔を見てくる。
物凄く恥ずかしい。
クロス「……おやすみ」
エイナ「え!ちょっとクロくん!?ねえってば!」
クロくんはそう言いながら私に抱き着いてきた。そしてすぐに彼の寝息が聞こえてきた。
どうしよう。仕事に行けない…。
その日の、クロスは結局18時までぶっ続けではエイナを離すことなく寝ていた
エイナ「もう!クロくんちゃんと反省してる!?!?」
クロス「ごめんって、誤ってるじゃないですか」
エイナ「そういう問題じゃない!まずなんでクロくんが私の家にいるのよ!」
クロス「エイナさんが誘ったんじゃないですか」
クロくんがふてくされながら言う。
私が誘った?うそ、冗談でしょ、まさか…
エイナ「ね、ねえ。まさか何もしてないよね?」
恐る恐る聞いてみると
クロス「もう知らない」
その顔まさか、え、うそ…。
まさか記憶のないところで初めてをしちゃったの!?
そんなぁ…
エイナ「そんなのないよぉ…」
クロス「やっぱり記憶ないんですね。だから飲み過ぎだって言ったのに」
エイナ「うるさいなぁ。掘り返さないでもう」
クロス「いう事聞かない上に忘れるエイナさんが悪いです」
エイナ「う…なんでそんなに機嫌悪いのよ…。」
クロス「あんなに好きって言ってくれたのに」
エイナ「ちょっとクロくん?なにを…」
そう言いながらクロスはエイナに迫っていく。いきなりの行動にエイナは戸惑いを隠せずに何もできないでいた。
エイナが酒を一気飲みした後、エイナは一気に機嫌がよくなりクロスに甘えまくっていた。それに困ったクロスはエイナを家に帰そうとするが離れたくないと駄々をこねて無理やり家に連れ込まれたのだ。
そのせいでクロスは帰れず、しまには強引すぎるエイナに襲われてしまった。
クロスは前からエイナに好意を寄せていたので問題はなく、むしろ良いことであった。
その際にエイナはクロスに好きだと何度も言っていたのでクロスも答えるようにしていて、自分たちはもう恋人だと思っていた、のだがエイナは記憶を飛ばしてるので相当機嫌が悪いのだ。
クロス「エイナさんが忘れてるならまた言わせてあげますよ、何度でも」
エイナ「クロくん。私の事…」
クロス「好きですよ、エイナさんの事。だから離しませんよ。言ってくれるまでは。」
エイナ「…私も好きだよ、クロくん。」
そう言いながらエイナはクロスに口づけをする。意外な展開にクロスも焦っていた。
まさかいきなりキスをしてくるとは思ってもみなかった。
エイナ「ごめんねクロくん。今度は忘れないから。だから嫌いにならないで」
クロス「嫌いになるわけないじゃないですか」
そう言いながら二人は抱き合う。
昨日はクロスだけの夜だったが、今度は二人の思い出になった。