相変わらずガバガバですがよろしくお願いします
ある夏の朝、学校の屋上で5人の男が話をしていた。
セミの鳴き声と学校周りの自動車や電車の音が聞こえる中。GOは4人に状況を話していた。
GO「まず今の状況を説明する。三浦、木村は勇者として神樹に選ばれたんだ。これは素晴らしいことなんだ。」
木村「何が素晴らしいことなんですか?」
三浦「そうだよ(便乗)」
GO「まあ説明していくから大丈夫だって安心しろよ〜。勇者になった三浦は気づいたかもしれないが、満開ゲージというものが視界に見えるようになったはずだ。これが最大になれば、『満開』と呼ばれる勇者の秘奥義のようなものを発動できるんだ。」
三浦「いいゾ〜それ」
木村「満開を発動したらどうなるんですか?」
GO「満開を発動させると、神の力を得ることができるんだ。」
三浦「神の力!?うせやろ!?」
田所「GOさん…勇者に選ばれたのは三浦先輩と木村だけなのか?」
GO「今回新たに選ばれたのこの2人ってことだ。すず…田所は元から勇者だったんだよ。だからさっき武器を自分で持っていたんだよ。」
田所「ファッ!?確かにあの剣は俺が持ってた…どういうことだ?」
GO「今のお前に言っても信じてもらえるか分からないが聞いて欲しい。」
GOは深く深呼吸した。暫く時間が空いた。
GO「田所、お前は昔、鈴木福と言う名前だったんだ。俺達と一緒に下北沢を守る勇者だったんだ。」
田所「は?(威圧)俺の名前は田所浩二だぞ!いい加減にしろ!」
GO「お前は勇者としての役目が終わったから、大赦の指示で名前を田所浩二になったんだ。」
田所「ウッソだろお前wwww」
GO「本当なんだよ。そしてお前は勇者として、6年前、俺達と一緒に下北沢を守るために戦っていたんだ。」
田所「……」
GO「全部話してたら長くなるから大事な所だけ話す。俺達は5人勇者だった。俺とお前と葛城蓮って奴と平野源五郎って奴とタクヤって奴だ。タクヤはバーテックスの大軍の攻撃ですぐ死んじまったよ。」
田所「……」
GO「残った4人はもう死者を出さないように死力を尽くして戦ったよ。そんなある時、超大型バーテックスが攻めてきた。その戦いの中で、俺達4人は初めて『満開』を成功させた。鈴木も葛城も平野もすげぇ強くなったんだよ。」
田所「それで超大型バーテックスは倒せたのか?」
GO「もちろん。倒すことには成功した。しかしその代償は大きかった。」
田所「え?」
GO「鈴木は俺達と一緒に戦ったという記憶を無くし、平野は体が動かなくなった。俺と葛城にも何らかの症状はあったが、大したものじゃなかったんだ。恐らく原因は、バーテックスの攻撃だと思う。」
田所「はえ〜…」
GO「それでお前と平野は戦線離脱し、残る勇者は俺と葛城だけになったんだ。」
田所「じゃあ2人で今まで下北沢を守ってきたのか?」
GO「そういう訳じゃないんだ。お前らが戦線離脱してから、暫くは俺と葛城の2人で戦っていた。けど、何日か経った時、下北沢に神樹が生えたんだ。小さい木だったんだけどよ。俺は戦闘で死にかけになった時にその木の光を浴びたんだ。それによって俺は神樹の力を得たんだ。そして、下北沢に結界が貼られて今まで5年半くらいバーテックスは攻めて来れなくなったんだ。」
木村「神樹様の力ってどんなものなんですか?」
木村の質問に、GOは答える代わりに背中に白い羽を生成した
GO「色々あるけど、一番使用頻度が多いのはこれかな。他にも無制限地形変動なんかも出来るぜ。」
木村「満開すればその力は手に入るんですか?」
GO「それは人によるぜ。勇者適正値、戦闘センス、体質なんかで変わるらしい。」
木村「おおーええやん!気に入った!」
三浦「おい、待てい。」
三浦は江戸っ子のような発音でGOと木村の会話を遮った
三浦「田所は満開したのに神の力得れなかったのか?」
木村「さっきの説明聞いてなかったのか池沼。人によるって言ってましたよ。」
三浦「あっ、そっかぁ。」
三浦は落胆した。
GO「まあ、そういうわけでお前らは勇者に選ばれたんだ。どうだ、やるか?」
木村「報酬とかあるんですか?」
GO「1回で、5万。」
木村と三浦「5万!?うせやろ!?」
GO「やるもやらないもお前らの自由だ。さあ、どうする?」
田所「やりますねぇ!」
GO「はーいよろしくぅ。お前らのことはCOATがサポートするから安心して戦ってくれ。」
この時、遠野は迷っていた。自分も勇者の仲間として戦うべきか、それともこの戦いから身を引くべきか。何故なら遠野は勇者になれないからだ。
遠野「GOさん、僕は勇者になれなかったんですが、このまま先輩達と共に戦ってもいいですか?」
GO「本来なら、一般人は戦闘に巻き込むなって大赦の方針で決まっている。だがお前の勇気ある行動で勇者の命は救われたんだ。是非共に戦って欲しい。」
この時GOはまた羽を生成した。
GO「神の力で遠野に力与えてやる。擬似的に勇者になれる力だ。」
────サーッ(迫真)────
GO「これでお前も満開を使えるようになった。ぬわああああん疲れたもおおん。」
遠野「ありがとうございます。この力で必ず下北沢の平和を守ります。」
GO「じゃあお前ら頼むぞ。あと木村、お前の変身用の端末は今日家に届くと思う。三浦の端末には予め変身用アプリを入れておいた。」
木村「ありがとうございます。」
GO「お、もうこんな時間か。」
屋上の時計は9時30分を示していた。
9時30分は、ちょうど2限目の開始時刻だ。
三浦「みんな早くしろ〜。授業始まってるゾ〜。」
GO「お前らのことはちゃんと教師達に説明しておいたから、大丈夫だって安心しろよ〜。多少サボっても平気平気。」
三浦「おっ、そうだな。」
GOは再び背中に羽を生成した。そして空へ飛び立った。
GO「じゃあ勇者達、頑張れよ。俺はもうCOATの方に帰るぜ。」
GOを見送ってから4人は、今回の件について話した。
木村「簡単にまとめると、僕達は勇者になって下北沢の平和を守る必要があるということですね。」
三浦「そうだよ(便乗)。あと、田所にそんな複雑な過去があったなんて初めて知ったゾ…」
田所「俺も初めて知ったんだよ。なんで今まで誰も教えてくれなかったんだろうな。」
三浦「あっ、そうだ、放課後みんな空いてるかゾ?」
いきなり三浦がみんなに質問した。
木村「今日は空手部休みですよね。僕は空いてますよ。」
遠野「僕も空いてますね。」
田所「空いてますねぇ!」
偶然にも全員予定はなかった。
三浦「じゃあ親睦会でもしようゾ。勇者は時には連携も必要になるから、仲良くなっておいて損はないゾ〜。」
遠野「あぁ〜いいっすね〜。」
田所「そうそう、この辺に美味いラーメン屋の屋台来てるらしいっすよ〜。じゃけん放課後行きましょうね〜」
三浦、木村、遠野は『じゃけん』の意味が分からなかったが、文脈で察した。
三浦「おっ、そうだな。じゃあまた放課後屋上で待ち合わせゾ〜」
3人「はーい」
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大赦に戻ったGOを、ある男が待っていた。
葛城「遅かったじゃねぇか。GO。」
GO「ちょっと時間かかったんだよ。しょうがねぇだろ。」
葛城「お前、鈴木達と接触したんだろ。」
GO「ああ。今は田所って苗字だけどな。」
葛城「んなことはどうでもいいんだよ。お前、中学生にそんな辛い思いさせようとしてなんとも思わねぇのか?しかも鈴木は2回目。俺はお前の考えが理解できない。許されると思ってんのか?」
GO「これしか方法がない。最小限の犠牲でこの下北沢を守るにはこれしかないんだ。」
葛城「それと引き換えにあいつらは永遠に苦しみ続ける。お前責任取れるのか?」
GO「俺のように神の力を得ればいいんだよ。」
葛城「お前まさか、平野のこと忘れたんじゃねぇだろうな。あいつが満開のせいで死んだってことを!」
GO「忘れられるわけがないだろ。あいつは大切な仲間だったんだ。」
葛城「ならなぜだ!なぜ罪のない子供に満開させて永遠の苦しみを与えようとするんだ!」
GO「…この方法を取らないと下北沢はバーテックスによって壊滅する。」
そう言いGOは大赦を出て行った。
葛城「この俺が証明してやる。満開なんてしなくても下北沢を守れるってことを。」
??「おじさん、僕はいつになったら戦えるの?」
葛城「もうすぐさ。GOに見せつけてやれ、満開なんてしなくても戦えることを。」
??「わーい!もうすぐ戦えるんだー!」
葛城には野望があった。現在大赦の中で最高権力のCOATを壊滅させ、Acceedが最高権力を持つようにするという。
そのためには、GOが薦める『満開』システムの否定、GOを直接倒す この2つを満たすことが不可欠である。
葛城は、下北沢に結界が貼られて1年が経とうとしていた時に、当時小学2年だった朴秀という少年を大赦に招待し、今まで修行させていた。全てGOの考えを否定するために。
葛城「GO…お前は俺が必ず倒す。震えて眠れ。」
葛城「そのためにも鈴木達が満開を発動させるまでに秀を送り込まなければならないな。秀!次樹海化した時、あいつらに加勢しろ。行けるか。」
秀「行けるよ!期待しててね!おじさん!」
秀は最終調整のためにトレーニングルームに入っていった。
台本形式(?)のタグ付けってどうやってやるんですか?
次回から取り入れようと思ってて