ベルの兄は異世界人   作:ごーたろんす

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ユウ君のクノッソス編とベル君のダンジョンの前にちょっとした閑話を。

ソードオラトリアで原作の異端児編と並列してクノッソスの二次侵攻がありましたがちょっとだけ時期をずらしてみます。

いいよね??


ヘスティアファミリアの優雅なる日常!?優雅ってなんだっけ?

異端児とのゴタゴタや、ロキファミリアとの擬似戦争遊戯が終わり束の間の休息を得たヘスティアファミリア。皆が思い思いの休息を過ごしている。

 

「おい。ベル。悪いが俺は今日予定がある。代わりにこいつ連れてきたから今日は鍛錬止めてどっか行ってこい。おい!アイズ!俺に隠れてねぇでちゃんとベルと話しろ!!尻尾を掴むな!!」

 

なんとアイズがベートの影に隠れて尻尾を掴んでいる。それを見たユウは大爆笑でベルはアイズさんだー!と喜んでいる。

 

「ベル。お兄ちゃんがお小遣いあげるからアイズに色々ご馳走してあげな?俺と一緒に行ったとことか紹介してあげな。俺はウィーネと一緒に屋台行くから。」

 

ベルは頷きアイズに話かける。アイズも恥ずかしがってはいるものの楽しそうにベルと話をする。

2人にバレないようにベートさんにグーサインを出す。ベートさんもニヤッと笑い頷く。

 

「アイズさん!アイズさん!お兄ちゃんとよく一緒に行くカフェとか行きましょう!僕用意してくるので待っててください!」

 

ベルは部屋に駆け出していった。ユウはニヤニヤしながらアイズに話かける。

 

「んー?天然娘ちゃーん?ベルと話をしてる時楽しそうだねぇ〜??ベートさんの尻尾掴んじゃって可愛いじゃなーい。ベートさんに連れて来てもらったの?」

 

「あ、あの。はい。ベルといると、胸がポカポカします。それに、最近のベートさん、レフィーヤが言ってるユウさんにそっくりで…。お兄ちゃん?みたいで…」

 

頬を染めながら言うアイズに2人のバカは吐血した。バカ二匹はコソコソと話をする。

 

「おぃぃぃぃ!!バカ狼!何したんだよ!!オラリオ1のブラシスコンを自負する俺でも大ダメージだったぞ!!なんであいつあんなに妹属性手に入れてんだ!!」

 

「てめぇぇぇぇぇ!ついにタメ口になってバカ狼とまで言いやがったな!!いや、それよりもユウの言ってたことが良くわかった。……妹っていいな。」

 

バカ二匹は熱く手を取り合う。アイズはこてんと首を傾げている。

 

「う、うん。もう天然娘とは呼べんな。アイズ。ベルのお兄ちゃんとお前のお兄ちゃんベートさんからアドバイスだ。今からお前はベルとデートだ。そこで!ベルと手を繋げぃ!!ベルと手を繋ぐともっと胸がポカポカするぞ?それにデートでは手を繋ぐのが基本中の基本だ。」

 

アイズはコクリと頷いて目からやる気が漲っている。バカ二匹は笑いを堪えているが。ベルがやってきた瞬間アイズはベルに言う。

 

「ベル?手繋ご?デートはこれが基本。」

 

ふんす!と今仕入れた知識を真面目な顔をしてベルに伝える。兄2人は大爆笑だ。ベルはアタフタしているが。

 

「ほれベル。こんな可愛い女の子が手を繋ぐと言ってくれてんだ。手繋いでさっさと行ってこい。あ、でも豊穣の女主人は行くなよ?小悪魔アザトースが倒れる。」

 

ベルは首を傾げながら行ってきます!と笑顔で言い、アイズと手を繋いで出かけた。

 

 

「ベートさん。あんたの妹はさいっこうだよ!!」

 

「や、やめろ。くく。腹いてぇ。ギャハハ!!アイズのあの真面目な顔見たかよ!?「デートはこれが基本。」ぷっ。ンなわけねーだろ!ギャハハ!!」

 

こいつら外道にも程がある。ひとしきり笑ったあとベートが言いづらそうにリリを呼んでくれと頼む。疑問に思いつつもリリを呼ぶ。

 

「ベート様がリリに用事があるなんて珍しいですね?どうしたんですか??」

 

「おう。悪いなリリ。いやなんだ。擬似戦争遊戯あっただろ?それの反省会みたいなのがあったんだけどよぉ。そこでフィンに同じ小人族の錯乱にやられてざまぁねえなとか言っちまってな。フィンがリリの事気にし始めて会いたいらしいんだよな。悪いけど会ってやってくれねぇか?」

 

リリは固まる。ちょっと前まで底辺の底辺にいたと思っているのにオラリオ1有名と言って間違いない小人族の英雄のフィンが会いたいと言っているのだから。

 

「いいじゃん。リリ。会ってこいよ。フィンさんも同族として、勇者として今回勇気を示したリリが気になるんだろーよ。ついでにレベル1の小人族なめんなって言ってこい。」

 

リリは戸惑いながらも頷く。ベートさんが連れて行ってくれるみたいなのてそこで別れる。

 

ーベルサイドー

 

アイズと手を繋いでニコニコしてるベルと頬を染めながら笑顔のアイズが商店街を歩く。

 

「おやおやベルちゃんじゃないか。えらいベッピンさんを連れてるねぇ。デートかい??」

 

「おばちゃん!!こんにちわー!うん!ロキファミリアのアイズ・ヴァレンシュタインさんだよ!今日はねデートなんだって!お兄ちゃんが言ってた!」

 

「そうかいそうかい。楽しそうで何よりだよ。みんなー!あたしらのベルちゃんがデートしてるよー!サービスしたげなよ!」

 

おお!あのベルちゃんがデートかい!大人になったもんだ!ベルちゃんウチに寄っていきな!など声をかけられる。ベルはニコニコしながらみんなと話す。アイズはベルは人気者なんだね。と自然に笑う。

 

「おう!炎雷兎じゃねーか!げぇ!!剣姫!?ん?手を繋いでる?なんでぇお前ら付き合ってんのか。そういやリヴィアでも一緒にいたな。」

 

「あ!モルドさん!お久しぶりです!今日はアイズさんとデートです!」

 

モルドは驚きながらも話する。

 

「そうかそうか!おい剣姫!リヴィアの街にいる冒険者はみんなクラネル兄弟を英雄だと思ってる!炎雷兎のこと頼んだぞ!んじゃ邪魔しちゃ悪いから俺は行くわ!またな!」

 

アイズは頷きベルは手を振って別れる。ベルはユウと良く来るカフェに入る。コーヒーとケーキを頼んで一緒に食べる。

 

「ベルは、人気者なんだね。私始めてゆっくり商店街を歩いたけど、あんなに声かけてもらったの、始めてだった…」

 

「えへへ。お兄ちゃんの屋台もありますしファミリアを立ち上げたときにあの商店街で良く買い物したり休みの日にお兄ちゃんと一緒におじちゃんとおばちゃんと話をしに行ったりしてましたから!アイズさんも覚えてもらってますから今度行ったら声かけてもらえますよ!」

 

「うん。今度ロキファミリアのみんなと行ってみる。ベル。いろんなものを、見せてくれてありがとう。」

 

花が咲くような笑顔でアイズはお礼を言う。ベルはその笑顔に見惚れる。

そのあとは買い物をしに行く。

 

「アイズさんアイズさん!これ似合いそうですよ!僕は物の良し悪しはわからないですけどこれはアイズさんに似合うと思うんで今日のデートのお礼にプレゼントします!」

 

戸惑っているアイズを放置してベルは店員さんに声をかけてネックレスを買う。

 

「え、えっと、私がデートに誘ったし、悪いから…」

 

「僕も楽しかったですから!良いですよ!!」

 

アイズは黙って何かを考える。アイズたーん!ベルたんと同じものをお揃いで持ってると嬉しくならんか?ロキの言葉を思い出す。

 

「あの、店員さん。同じやつもう一つ、ありますか?」

 

店員さんは剣姫に声をかけられ、驚くがアイズの考えが分かったのかニンマリと笑い、ありますよと伝える。アイズはそれを買いベルに渡す。

 

「えっと、私も楽しかったから…。それにベルとお揃いの物を、持っていたいから…。」

 

「アイズさん…!ありがとうございます!僕もこれ大切にしますね!えへへ!お揃いだー!」

 

ニコニコしてるベルを見て買って良かったとアイズは思う。そしてベルとお揃いのネックレスをつけれて顔がにやけてしまう。

 

この店でそのやり取りを見ていた店員、客は砂糖を吐きそうになっていたのは蛇足だ。

 

 

ーリリサイドー

 

リリはベートに連れられてロキファミリアのホームではなく小人族専用の喫茶店に来ていた。

 

「俺はここには入れねーからフィンが中に居るから直接行ってくれ。もうお前は雑魚じゃねーんだ。あのフィンにもひと泡吹かせれるんだから自信もて。んじゃな。」

 

リリはベートの言葉に勇気をもらい入って行く。奥の席にメガネをかけ、本を読んでいるフィンがいた。

 

「あの…ロキファミリア団長のフィン・ディムナ様ですか?ヘスティアファミリアのリリルカ・アーデです。」

 

「ん?ああ!君が!いや急なお誘いをして申し訳ないね。ロキファミリアのフィン・ディムナだ。来てくれて本当に嬉しいよ。さぁ席に座ってくれ。」

 

「ベート様からリリにフィン様が話をしたいと伺って来たのですが、何かありましたか?」

 

「いや、ね。僕と同じ種族の子にしてやられたのは初めてだったからね。どんな子がユウ君達と一緒にいてあんな錯乱作戦を思いついたのか気になってね。」

 

フィンは苦笑しながら偽りのない本心を吐露する。

 

「なるほど。フィン様はロキファミリアをオラリオトップにした団長ですからね。リリの予想が正しかったと思います。リリはあの時フィン様の考えを追いかけていました。フィン様は冒険者様ですからね。それにユウ様への対抗意識がお強いだろうと。だからこそ底辺を生きてきたリリの姑息な考えは思いつかないだろうと。リリはフィン様とユウ様の様に強くはありません。ですが弱いなりに知恵を絞り生き抜いてきたんですよ。」

 

フィンはリリの真剣な眼差しに射抜かれごくりと喉をならす。

 

「フィン様は小人族ということでオラリオに来た当初侮られたりしませんでしたか?」

 

「そう、だね。たしかにファミリアに入るのも苦労したよ。ロキに拾ってもらえたのは今でも感謝してるよ。」

 

「その時フィン様はどう思いましたか?」

 

質問の意図が読めないフィンは素直に思ったことを言う。

 

「僕はね。小人族の夢になりたいんだ。小人族でもここまでなれるってね。だから全ての人を見返そうとしたよ。幸いにもリヴェリアとガレスっていう仲間がいたからね」

 

昔のことを懐かしそうに言うフィン。ああ。この方は恵まれていたんですね。だからこそ世界の弱者であったリリの考えは分からないんですね。そう思い口を開く。

 

「フィン様。1人の小人族の少女の話をしましょうか。ある少女はオラリオでファミリアに入っている両親から生まれ、そのファミリアに生まれた時から加入している状態でした。ですがその少女の両親は酒に溺れ、モンスターにすぐ殺されてしまいます。そのファミリアの人達は小人族の少女は使えないとご飯すら与えません。少女はそれが普通の事だと思いながら育ちます。」

 

一息ついて紅茶をのむ。フィンは黙って話を聞く。

 

「その少女はそのまま大きくなり冒険者の才能も無くサポーターとして生活していきます。ですが冒険者から分け前をもらえない時もあり生活が苦しくなります。それから冒険者を憎む様になりました。信じれるのは自分とお金だけだと。そんな底辺を生き抜いてきた少女はある日2人の冒険者に出会います。ずっと欲しかった暖かさをもらい、助けてもらえます。」

 

リリはフィンを見る。

 

「もうお分りでしょうがその少女はリリです。仲間もおらずただ搾取されるだけの存在でした。そんな底辺に生まれて底辺を生き抜いてようやく仲間とは何かを知ったリリの考えを恵まれているフィン様は理解なんてできませんよ。逆にリリはフィン様に似ているユウ様を近くで見てきています。だからこそフィン様の考えを追いかけれる。そしてフィン様の想像できない搦め手を考えれます。」

 

フィンは目を閉じて納得する。これでは僕が勝てないわけだと理解した。

 

「そうだね。リリルカさんの話を聞いていると僕は恵まれてるしまだまだ考えが甘いみたいだ。ありがとう。すごく勉強になったよ。」

 

「あ、リリで良いですよ。フィン様は小人族の英雄です。それは間違いありません。ですがリリの英雄は弟と妹馬鹿のお人好しと幸運の白兎なんですよ。でも、だからこそ、フィン様の夢が他の小人族の励ましになると思っています。ですから迷わないでください。ユウ様やリリに一度出し抜かれたくらいで折れるような勇者様ではないでしょう?」

 

リリは最後に満面の笑みでそう告げる。フィンはリリと話をしたいと言った。それは間違いない。何故そんな策が取れるのか聞きたかった。それも間違いではない。だが本心ではこのまま進んでいいのか迷っていた。言い方は悪いがオラリオに来たばかりのユウとレベル1の同族にプライドを粉々にされたのだ。迷うのも無理は無かった。しかしリリには見透かされていた。フィンは思いっきり笑った、

 

 

「あははは!!ここまで同族の、それも歳下の女の子に見透かされるなんてね。思いもしなかったよ!!ああ。リリさんにここで誓おう。僕はもう迷わない。前を見据え進むよ。」

 

「大丈夫ですよ。フィン様。フィン様にはコケて倒れても立たせてくれる、支えてくださる仲間達がいるでしょう?リリも最近あのファミリアで過ごして気づきました。」

 

「ああ。ああ!その通りだとも。何を悩んでたかなぁ僕は。清々しい気分だよ。リリさん。本当に感謝するよ。とても有意義な時間だった。」

 

「いえ。天下の勇者様にそう言われるなんてリリはリリが誇らしいです。一生の宝にしますよ。」

 

フィンは苦笑いする。だが本当にリリと話をしていると頭が良いのだろう。すごく自然体で話をすることができた。フィンは楽しくなり色々ユウの話や自分のファミリアの話をリリとした。

 

「おっともうこんな時間か。すまない。自分でも想像してなかったが楽しくなっちゃったみたいだ。長時間拘束してしまったね。」

 

「いえいえ。リリもフィン様と話できて楽しかったですよ。ホームだと鍛錬馬鹿しかいないのでこんな話も夕食の時くらいしかできませんからね。」

 

フィンは静かに思案する。

 

「あの、リリさん。お互い時間がある時で良いのでまたこういう機会を設けさせてもらってもいいだろうか?」

 

「ええ。構いませんよ。ですが1つ本気でお願いしたいことがあります。それさえ問題なければリリは大丈夫です。」

 

フィンは何か態度が悪かったか?と思い聞く。

 

「リリも命が大切なので怒蛇様だけにはぜっっったいにバレない様にしてくださいっ!!」

 

ああ。その問題があった…とフィンはトオイメをする。

 

「確実に内緒にしておこう。ティオネはまずい。本当にリリさんが危ない。もし何かをされそうになったらいつでも言ってくれ。これはロキにも話を通しておくよ…はぁ」

 

フィン様も大変ですね。と苦笑いするリリ。会う時はベートを使うといいフィンは別れた。

 

フィンは気づいていないが自らの夢の1つの伴侶を見つけた。だがこのショタアラフォー。哀しいかな。恋愛経験がなさすぎて次の機会を設ける為に必死だった。

フィンは笑顔でホームに戻りロキに話をして本心に気づかされるのは後の話。

 

 

ーユウサイドー

 

「ほらウィーネ。おばちゃんに挨拶して?」

 

「こ、こんにちは。ウィーネだよ!ユウお兄ちゃんに連れて来てもらいました!」

 

「おばちゃんこの子ウィーネっていうんだけどモンスターなんだよね。人言教えたら喋れるようになっちゃった☆絶対人を襲わないからよろしく!」

 

「まぁ可愛らしい子ね。ユウちゃんがそう言うなら大丈夫ね。ウィーネちゃんこれ食べるかい?」

 

ウィーネを紹介する為に商店街に連れてきている。ウィーネもおばちゃんからもらった果物をおいしそうに食べてる。

 

「まさかこんなに可愛い子がモンスター、それも竜だとは思わなかったわ。みんなに紹介してもいいかしら?」

 

ユウが頷くとおばちゃんはウィーネと手を繋いで色んな店に顔を出し始めた。ウィーネは色々気になるのかおばちゃんにあれは何?これは何?と尋ね、おばちゃんやおじちゃんが孫を可愛がるみたいに教えていた。

 

「いーちゃん。ウィーネを俺らがホームを空ける間ここの屋台の手伝いで任せてもいい?」

 

「ああ。あの子は可愛いからね。ほら他の神々も餌付け始めたよ。一応護衛に誰かつけてほしいんだが。」

 

護衛か。考えてなかったな。んーリューさんに聞いてみようかな。母さんに事情説明したらどーにかなんねーかな。

いーちゃんに今から聞いてくると伝えてウィーネと店が閉まるまで一緒にいてもらうことにする。

その足で豊穣の女主人に向かう。

 

「母さん久しぶりー!ちょっと相談があるんだけど今いい?なんなら厨房も手伝うし!」

 

「ん?ユウかい?噂は聞いてるよ!全くあんたは。厨房に入りな!話は聞いたげるよ!」

 

事情を説明するも呆れられたが納得してリューさんが頷いたら良いと許可をくれた。

リューさんに事情を説明する。

 

「全く。ユウさんは本当に常識の通じない人だ。神イシュタルとウィーネというヴィーヴルを店の帰りだけ護衛すれば良いのですね。料理の師匠の頼みだ。承りましょう。」

 

「18階層で言ったことを持ち出されるとは。恥ずかしいじゃないですか。頼みますよ。美人な弟子さん?」

 

2人は笑い合う。ミア母さんに話を伝え許可をもらいウィーネを迎えにいく。神様方どんだけウィーネにメロメロなんだよ。あげるものを持って並ぶんじゃねぇよ。

 

「おお!ユウ君!ウィーネちゃんに会いに来たよ!めちゃくちゃ可愛いじゃないか!!」

 

「当たり前じゃないですか。俺の妹ですよ?あーあーウィーネ困ってるじゃん。すみません。少し行ってきます。」

 

群がる男神様達を落ち着かせる。ウィーネは抱きついてくる。そのまま抱っこしてやる。

 

「あーすみません男神様達。見ての通りなので今日は遠慮してもらえるとありがたいです。明日からイシュタルの屋台でウィーネもいるので節度を守ってまた相手してやってください。」

 

「「「おっけぇー!!」」」

 

これは親衛隊を作るしかないな!おお!それはいい!ユウ君、いやユウ様とお呼びしよう。新しい出会いに今日は乾杯だな!

 

口々に感想を言って帰っていく男神様達を見てウィーネは良い神様ばっかりだったという。ウィーネの頭を撫でてやりいーちゃんにリューさんの話を伝えておく。

 

それから3人でウィーネを真ん中に手を繋いで帰ったのだった。

 

ーヘスティアホームー

 

「てことでみんなウィーネを受け入れてくれたよ。男神様達はみんな可愛いって興奮してたけどな。」

 

みんなウィーネを受け入れてくれたのが嬉しいのかウィーネの頭を撫でる。

ん?ベルあんなネックレスしてたっけ?

 

「ベルそのネックレス買ったのか?似合ってるぞ!」

 

「うん!アイズさんに似合うと思って買ったらお揃いがいいってアイズさんも買ってくれた!」

 

全員飲んでたお茶を吹き出す。特にベートさん。霧吹きみたいになってんじゃねーか。

 

「ゴホッゴホッ。そ、そうかアイズも成長したな。ベル。アイズの事頼むぞ。」

 

「はい!これからもっと強くなってアイズさんも守ります!」

 

そーじゃねーよ。天然と純粋くっつけるのしんどいよ…。一同同じ事を思っていた。

 

「そーいやリリはどーだったんだ?ユウ君気になります!」

 

リリがあった事を全て話してくれる。リリの過去のところはボカしたが、ベートさんと顔を見合わせる。

 

「ベートさんちょっと、オタクの団長様…」

 

「あ、ああ。あれだな。おう。間違いねぇよ。」

 

「「惚れたなあのアラフォー。」」

 

2人は頷きニヤける。

 

「ベート君。明日の夕飯わかってるね?」

 

「ベート・ローガ了解した。」

 

2人は握手をする。それを見た神様二柱はため息を吐く。ベート君段々ユウ君に毒されてきてないかな?たしかにずっと一緒にいるから仕方ないかもしれないけど。

 

そんなことを思うヘスティアだった。

 

 

ーロキの私室ー

 

「な、なぁフィン?そない落ち込むなや?な?今までダンジョンとファミリアで手一杯やってんから仕方ないって。幸いにもヘスティアファミリアは仲が良いんやから問題ないやろ?」

 

「いやロキ。この年齢で恋してるのに気づかず他人に言われて気づくのはキツイよ…」

 

ロキにあったことを伝えると余りにも嬉しそうだったのか恋してるやんと言われたらしい。

そして気づいてなく、次にどうすれば会えるかばかり考えていた。恋は盲目とは良く言ったものだ。

 

「フィンにも春が来たか。お前の夢を知っている私からすれば嬉しい限りだがな。しかし問題はフィンではなくティオネだな…頭が痛い。」

 

「そこはリリさんにも釘を刺されたよ。命が大切だと…」

 

ロキ、フィン、リヴェリアはため息を吐く。フィンの事になるとバーサーカーになるやつが1番フィンの恋路成就の邪魔だった。

 

「もうハーレムルートしか残らんのちゃうか?」

 

「ロキ。本当に恐ろしいからやめてくれ。それに僕はティオネを子供としか思えないんだ。」

 

 

その時ドアが開く。そしてベートとユウが入ってくる。

 

「「話は聞かせてもらった!あとは俺たちに任せろ。」」

 

「とりあえずフィンさん。明日からウチで飯食いなよ。あのヤンデレこの前から俺に近づかなくなったからね。間違いなくウチのホームには来ない。」

 

「それに俺がユウんとこに行く時に一緒に行きゃいいだろ。リリもフィンと同じシャンプーと洗剤使ってんだ。アイツの意味わかんねぇ匂い対策も問題ねぇ」

 

 

フィンは立ち上がり2人と握手する。

 

それを見て大爆笑しているロキと苦笑いしているリヴェリアがいた。次の日にフィンが緊張しながらヘスティアファミリアでご飯を食べるのは蛇足だ。




あれ?ベルとリリ普通にデートしてやがる。妬ましい!!

ベル君がお兄ちゃん大好きで鍛錬馬鹿なのでリリはフィンに行った模様ww

暴走しました。本当に申し訳ない!!
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