クラネル兄弟が実家に帰っている間の他の人の閑話です。
主人公以外にも焦点を向けて行きたい。
ユウ・クラネルとベル・クラネル。この兄弟は今のオラリオで知らない人はいないと言っても過言ではないくらい有名だ。
そのクラネル兄弟が居ないオラリオではどんなことが起こっていたのだろうか。
少しだけ時を遡って見てみようと思う。
ーヴェルフ・クロッゾー
カーンカーンと槌を振る音が聞こえる。
美しい魔剣が完成した。折れない魔剣を小さく持ち運べるように小型化した魔剣だ。
ロキファミリアの第一級冒険者、ベート・ローガに頼まれていた炎と雷の魔剣2振りだ。
他のやつには絶対に作らないがベートは別だった。ユウ、ベルに次いで自分をレベル1の時から認めてくれていた人物だったからだ。
しかしヴェルフは悩んでいた。鍛治師としての腕ではなく相棒と呼べる今はオラリオに居ない少年の横に立てているのかどうかで。
あの兎のような少年は兄と同じで常識が通用しない速度で上に駆け上がっている。
相棒と呼ぶには己の実力は低すぎやしないかと悩んでいたのだ。ヴェルフはこの1週間はチャンスだと思っている。
あの兄弟と同じ鍛錬をしていても越えられない。ならば休暇を取っているあの2人の鍛錬量を超えるほどに鍛えれば良いと。
リリがヘスティアファミリアには脳筋鍛錬馬鹿しかいないとフィンに愚痴るのも納得してしまう。
ヴェルフはよしっ!と立ち上がり古巣のヘファイストスファミリアに装備を整えて向かう。
ヘファイストス様の執務室に向かいノックをする。
「ヘファイストス様。ヴェルフです。ご相談がありまして伺いました。入っても良いですか?」
「え?ヴェルフ!?え、ええ。良いわよ。入りなさい。」
ヘファイストスは好きな子がやってきて少しそわそわしてしまう。いい歳して恋愛お子様で参っちゃうね。
横で椿は主神のポンコツ具合にため息を吐いてしまうのも無理はない。
「ヘファイストス様。お願いがあります。椿を貸してください。3日間でいいのでお願いします!!」
入ってくるなり土下座をし始めるヴェルフにヘファイストスと椿は目が点になる。
そもそもヴェルフは椿を好んではいなかった。それなのにいきなり椿を貸してほしいと言われて脳内が疑問で埋め尽くされる。
ヘファイストスは落ち着きを取り戻して理由を聞く。
「俺はベルの相棒として横に立ちたいのです。ですが今の状態では差が開かなくても縮まりやしない。あの2人が休暇を取っている今しかチャンスはないんですっ!!
俺はこの1週間でランクアップします。偉業についてはもう溜まっている状態ですがアビリティはまだ伸びます。
だから伸ばせるだけ伸ばしてランクアップするつもりです。」
「ち、ちょっと待ちなさい!!ヴェルフあなた3ヶ月前にランクアップしたばかりでしょう!?なんでもう待機状態になってるのよ!!」
このヴェルフの言葉にはヘファイストスも椿も驚いてしまう。ランクアップはそもそもそんな簡単にできるものではない。
「あれ?椿教えてなかったのか?俺はレベル2になってからモス・ヒュージの強化種、アンフィス・バエナの討伐。折れない魔剣の作成、それに異端児騒ぎの時にヒリュテ姉妹を気絶させました。偉業に関しては充分なんですよ」
ヴェルフの偉業を聞いてヘファイストスと椿は瞠目し、言葉を発せない。どんな冒険をしているんだと問い詰めたくなってしまう。
「ヴ、ヴェル吉。あの魔剣だけでなくヒュリテ姉妹まで倒しておったのか!?」
「ああ。もちろんソロじゃなくパーティでだがな。それに気絶させたのは俺の魔剣だが前衛が頑張ってくれてたからできた偉業だ。
ヘファイストス様!俺は相棒であるあの少年に置いていかれたくないんです!ユウにも助けられてばっかりだ!そんなのは家族じゃねぇ!!
俺は胸を張ってヘスティアファミリアだと言いたいんです。椿を連れてダンジョンに籠りたいんです!お願いします!!」
ヴェルフの真剣な眼差しにヘファイストスは何も言えなくなる。椿も気にしていた青年がここまで成長したのかと嬉しくなりヘファイストスが許可をくれれば手伝おうと思う。
ヘファイストスは真面目な顔をして悩む。
ヴェルフはどこか生き急いでいる気がするのだ。だがあの目。鍛治をしている時に宿す炎が灯っている。
それにここで断ったらヴェルフに嫌われないかしら?ヴェルフに嫌われたら…。
それに器の大きい感じを出せたらまた惚れ直してくれるかもしれないし…
などと真面目な顔して脳内はピンク色だった。
結局ヘファイストスは折れた。嫌われるのだけはどうしても嫌だったみたいだ。不冷と呼ばれるヴェルフがそんなことで嫌う訳もないのだが。
「して、ヴェル吉よ。手前についてきてほしいとはどこまで潜るつもりなのだ?」
「ああ。37階層の闘技場だ。ユウに聞いたがあそこは大量のモンスターが出るらしいしな。己を鍛えるにはちょうどいい。鍛治と一緒だ。高温の方が鍛えやすい。」
この言葉にはさすがの椿も冷や汗を流して止める。
「阿保かお前は!あそこはそんな鍛錬などと生温いことを言えるような場所ではない!!手前でも物量に潰されてしまうわ!!」
「何言ってんだ椿。鍛錬ってのは死ぬくらいでやらないと意味は無い。それにベルはもうあそこで鍛錬してるんだ。ベート・ローガにも危なくなったら魔剣を使うなら、と許可を貰ってる。」
椿は可愛がっていた後輩が思っている以上に脳筋になっていることに気づいて安請け合いしたことを後悔し始める。
ダラダラと言い合いをしていても仕方ないので椿は装備を整え、ヴェルフと共にダンジョンに潜ることにした。
レベル2で深層に向かうのがどれほど困難でアホな事をしているか道中でわかるだろうと思って…。
普通に37階層まで着いてしまった。着いたのではなく着いてしまった。椿は道中なるべく手を出さないようにしていたがヴェルフが思っている数倍強くなっていた。
それこそ魔剣すら使わず多少手こずることがあっても全て大剣だけで薙ぎ倒していた。
ううむ。手前より戦闘技術が高くないか?ヘスティアファミリアは一体どんな鍛錬と冒険をしておるのだ!!
ヴェルフはベルが相手をしてもらっていない間にずっとベートと鍛錬していた。それにユウに技術についてボロクソにされながらも毎日ベルの隣に立つ為に食らいついていた。
そしてヒリュテ姉妹との戦闘で倒せたことが大きな自信となっていた。そう。ヴェルフの戦闘面の才能が開花し始めていたのだ。
闘技場についてまずやったのは魔剣でのモンスターの掃討。一振りで地獄の業火と言わんばかりの炎が闘技場を埋め尽くす。
そのあとに別の魔剣を振るうとその炎すらも凍る。そしてその氷が割れると何も残っていなかった。
椿は口を開けて固まる。
な、な、なんだこの威力は…。ロキファミリアの遠征で見た九魔姫の魔法より威力が高いではないか!
折れない魔剣。ヴェルフだけが打てる魔剣があることは知っていた。こと魔剣に関してはぼろ負けだと笑ったこともあった。
ぼろ負け?手前は馬鹿か。それ以前に勝負の土俵にすら立てておらんではないか…。それこそあやつの魔剣は神の領域に届きかねん。
固まってそんなことを考えている椿を放置してヴェルフは大剣を持ち闘技場に歩いていく。
モンスターが生まれる度に己の培ってきた技術、意地、誇りを持って切り捨てていく。
もちろんレベルが違うしアビリティもそこまで高くないヴェルフは追い込まれることもある。三体に囲まれた瞬間マズイと思い椿は助けに行こうとするがヴェルフがとんでもない怒気を放ったので停止してしまう。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!こんなとこでっ!この程度のモンスターに負けてられねーんだよぉぉぉ!!」
怒鳴りながら体制を立て直し切り刻むヴェルフ。大剣の振るう速度がどんどん上昇していく。
ヴェルフの周りにいたモンスターは魔石へと変わる。
「ヴ、ヴェル吉。ポーションがあるから少し休め。そのままだと「まだだ!!この程度でポーションなんぞ使ってたら甘えが出てくる!!俺は!俺は負けねぇ!!ベルにも!ユウにもなぁ!!」……」
そのままモンスターの群れに突貫していき切り捨てていくヴェルフを見て思う。
あやつのことを分かってなかったのは手前の方であったか…。魔剣を作らぬ阿保?己の全てを費やさねば神の領域には届かぬ?
なんのことはない。ヴェル吉にとってはそんなことは些細な事。ヴェル吉は仲間、家族が何より大切で何よりもライバルか。
くくっ。主神様が惚れるのが良くわかりよるわ。この姿を見たら確かにたまらぬ。
椿はヴェルフをずっと見てきた。入団した当初から。自分なりにヴェルフを気にかけ、才能の無駄遣いをするなと言って弄ってきた。
だがどうだ?手元を離れ、ほんの3、4ヶ月。そんな短い期間でヘファイストスファミリアの誰よりも男らしく誰よりも格好いい男になっている。
自分がやってきたことは無意味だった。ヘファイストスファミリアでもヴェルフがこうなっていたならあんな燻っている期間も無かったのではないかとどうしても頭によぎってしまう。
そんなことを考えている椿の横に傷だらけのヴェルフが戻ってきて魔剣を振るう。モンスターが駆逐されてから別の魔剣を振るうと雷が闘技場の地面に穴をあける。
「おい椿。少し休憩だ。この地下にセーフティゾーンがあるらしいから行くぞ。」
「ぬ?37階層にセーフティゾーンとな?それは知らんかった。よし行くか。」
地下に行くと水が流れ、静かな通路に出る。モンスターも生まれないので腰をおろして水とポーションをあおるヴェルフ。
椿はそんなヴェルフを見て声をかける。
「ヴェルフ・クロッゾよ。手前にはわからぬ。お前が何故そこまで変わって何故そこまでしてベル・クラネルの横に立とうとするのかが。」
何言ってんだ?と思いながらも椿の片目が真剣なのを見てヴェルフもしっかりと答える。
「ベルは俺の全てだ。恩人であり、相棒であり、弟みたいなやつだ。あいつは優しい。優しすぎる。
仮に俺がレベル1の状態でも気にしないだろうさ。自分の相棒だとニコニコしながら言ってくれるだろう。
でもな椿…。そんなので己を誇れるか?俺の気持ちを、心を救ってくれたベルとユウがいるファミリアに所属してるのにお情けみたいになっちまってる自分を誇れるか!?!?
俺は絶対に誇れない!!あいつの横に胸を張って立つことすらできないっ!!
そんなのは…そんなのは嫌なんだ……。」
ヴェルフは涙を流しながら己の心の内を椿に語る。
椿はそんなヴェルフを見て胸が締め付けられる。ここまでヴェルフが頑張るのはヘファイストスファミリアにいた時の燻っていた自分を知っているからだと気づく。
命の恩人よりも重い。心の恩人なのだ。あの兄弟は。壊れそうになっていたプライド、鍛治師としての誇り。全てを救ってくれた。
自分がヴェルフの立場ならば自分も同じ様な行動に出るのが容易に想像できる。
椿はそっとヴェルフの頭を胸に抱きしめる。
「ヴェル吉、いやヴェルフよ。人の感情、心に無頓着な手前でもお前の気持ちは良くわかった。
手前ではあまり頼りにならぬかもしれん。だが手前もお前をずっと見てきたのだ。ライバルだと勝手に思っておる。残りの日数で出来る限りの事をやろうではないか。」
ヴェルフは静かに涙を流している。手は強く、強く握りしめながら…。
椿はそんなヴェルフを好ましく思ってしまう。己が主神様と恋仲にあるのは知っているがどうしてもこの青年を欲してしまう。
椿・コルブランド。始めての淡い恋心だった。
それからと言うもの戦っては休憩して戦っては休憩してをひたすらに繰り返していた。
セーフティゾーンで休んでいると足音が聞こえてくる。ヴェルフと椿は武器を構えて警戒する。
なんせこの場所はユウとベル、リューしか知らない筈だからだ。
人影がこちらにくるとヴェルフはあっ!と声を上げる。
「ん?お前は…。ユウのとこのヴェルフだったか?何故こんなとこに?」
「レヴィスじゃねーか。敵かと思ったぜ。いや闘技場で鍛錬してんだよ。ユウとベルが居ない今が差を縮めるチャンスだからな。」
ヴェルフと同じ赤髪の怪人、レヴィスだった。
椿は口を開いてポカーンとしている。
「ああ、レヴィス。こいつは椿だ。大丈夫なやつだから安心しろ。椿。こいつはレヴィス。レベル7以上のアビリティをもつ怪人だけど俺らのファミリアの友人だ。」
「そうか。私はレヴィスだ。よろしくな。」
「あ、ああ。怪人?なんのことだかわからぬが手前は椿だ。よろしく頼む。」
ヴェルフからレヴィスの説明を受けて驚いたが最後にはヘスティアファミリアはアホばかりだの!と大笑いしていた。
「そうか。ユウとベルは後4日くらいで帰ってくるのか。またご飯を食べに行かせてもらう。ヴェルフも椿もここの闘技場は人間にはキツイから油断して死ぬなよ。」
「おう!ありがとな!ヘスティアファミリアはいつでもレヴィスなら歓迎するから来いよ!まぁユウが居ないと来ても意味ねーか?」
「やかましいっ!!ヘスティアファミリアはすぐに私みたいな怪人をイジるから手に負えん!!」
「あ、私みたいな怪人って言った。ユウにチクってやろう。」
「や、やめろ!落ち着けヴェルフ!それだけはダメだぞ!またお仕置きされてしまう!!」
「お前が落ち着け。冗談だ。俺たちも次上で戦ったら帰るわ。レヴィスも食い物欲しくなったらホームに来いよ?魔石ばっか食ってるとユウに胸のこといじられんぞ?」
レヴィスは分かっている!じゃあな!!と顔を真っ赤にして奥に消えていった。
「怪人と言っておったが随分と可愛らしい女だったの。ユウ・クラネルにベタ惚れなのが良くわかった。」
ヴェルフと椿は大笑いしてしまう。そのあと闘技場で限界まで戦って少し休んでから地上へと戻った。
バベルのシャワールームでシャワーを浴びてからヘファイストスに会いに行く。
「ヘファイストス様ありがとうございました。これで俺はまた1つ上に登れます。残りの日数で鍛錬してからランクアップしようと思います。」
「まだお前は鍛錬するのか…。本当に変わったの。ヴェルフ。何かあればいつでも相談に来い。」
ヴェルフは固まっているヘファイストスと椿にお礼を言って帰っていった。
ヘファイストスはギギギと壊れかけのブリキ人形みたいに椿の方を向く。
「つ、椿?なんでヴェルフに呼び方が変わっているのかしら?それに相談??」
「なぁに主神様。あやつは誰よりも格好いい男だと手前も気づいただけのことよ。主神様には悪いが手前も負けんぞ。」
「どどどどういうことよ!!椿!!あなたあの子の事どうでも良い感じだったじゃないっ!!」
「ふはは。今回のダンジョンであやつがどれほど変わってどれほど格好いいか分かっただけよ。
話は変わるが主神様よ。ヴェルフの魔剣は確実に神の領域に届きうるぞ。クロッゾの魔剣?違う。
あれはヴェルフの魔剣だ。魔剣では負けたなど口が裂けても言えん。手前では勝負の土俵にすら立てぬよ。」
ヘファイストスは驚き固まってしまう。椿は今までのヘファイストスファミリアの団員の中でも上位に位置するレベルの子だ。その実力も実績も分かっている。
だがその椿が勝負の土俵にすら上がれない?
ヴェルフはどんな魔剣を作っているのか鍛治神として気になり負けん気が発動する。
「それでもよ。それでも私にも鍛治神としての誇りがあるわ。好きな人にもこれだけは負けたくないわ。ヴェルフがどんな魔剣を作っても私はその上を行く。
目指す場所は神の領域ではなく私。ヘファイストスと言わせてみせるわよ。」
椿はその言葉を聞いて大笑いする。
「やはり主神様とヴェルフは似ておるよ。だがな主神様よ。手前も諦めたわけではないぞ?いずれ主神様もヴェルフも超える剣を、武器を打ってみせるさ。
それにヴェルフについても今は一歩先に行かれておるが下界の子供同士というアドバンテージを使って主神様から奪ってやるぞ?」
「上等じゃない。両方共椿には負けるつもりはないわよ!私はこの仕事終わったら鍛治室に閉じこもるわ!」
ヘファイストスと椿は互いの顔を見て大笑いする。
ヴェルフ・クロッゾ。彼もまたヘスティアファミリアの男性団員としてモテるフラグが立ったようだ。
ヴェルフはホームに戻ってヘスティアにステイタスの更新をしてもらう。
ヴェルフ・クロッゾ
レベル2
力:A 910 耐久:B 875 器用:B 862 敏捷:B 821 魔力:C 772 鍛治:I
【魔法】
ウィル・オ・ウィスプ
対魔力魔法
詠唱 燃え尽きろ、外法の業
【スキル】
魔剣血統
魔剣作製可能。作製時における魔剣能力向上。
自分の中にある信念に沿った行動時に全アビリティの超補正。
信念を持ち続ける限り効果持続。
信念を持ち続ける限り限界がなくなる。
信念を持ち続ける限り成長速度上昇。
信念が無くなると破棄される。
ヘスティアは黙って胃を抑える。まさかのブラコンシスコン以外にも成長促進スキルが出るなんて…。
僕神様なのに呪われてるのかなぁ?
ヴェルフは静かにステイタスの紙を見る。そして口を開く。
「ヘスティア様…。これで俺はあいつらに近づいて行けますかね?胸を張って隣に立つ事が出来ますかね?」
ヘスティアは優しい笑顔を浮かべる。ヴェルフの肩に手を置いて思っていることを素直に話す。
「ヴェルフ君。僕はヘファイストスと神友だ。そんなヘファイストスファミリアから君が移籍してきてくれた時は本当に嬉しかったんだ。
でもね一番嬉しかった理由はベル君と最初からパーティを組んで専属契約までしてくれた君が来てくれたからなんだよ?
君はユウ君と違った方向のお兄さんだよ。そして僕はそんなヴェルフ君を息子として誇りに思ってるさ。
もちろんベル君もユウ君もほかのみんなも誇りだ。だからこそ、僕のファミリアの子供達はみんな隣に立って前に進めると思ってる。
今はちょっとユウ君が暴走して前を突っ走ってるけどね。
ヴェルフ君。君は立派なベル君の相棒さ!」
親指を立ててニッコリと笑う。ヴェルフも笑う。
このファミリアの絆はオラリオでも随一だろう。
どんな苦難も困難もファミリアが一丸となって超えていくだろう。
その日ヘスティアファミリアでは笑い声が絶えなかった。
作者はヴェルフが男キャラならベートと並んで大好きです。
ヴェルフの漢らしさを書いてみたかったけど力不足!!
圧倒的力不足!!
自分の語彙力が悲しい…。
あといつもより短くてすんまそん。
次はちょくちょく書いて行くので明日投稿できないかもですが明後日の夜には投稿します!