たくさんのご感想ありがとうございます。
タグにタイトル詐欺を入れたほうがいいかもしれませんね。
では。
さて、今日は一限目から第二グラウンドでISの模擬戦闘の授業です。
え? ドイツの留学生? 借りてきた猫のように大人しいですよ? なんででしょうね?
「ところで織斑一夏。今から着替えたいんですが、堂々と覗きたいんですかそうですかこの変態」
「どんだけオープンエロ!? それもうただの変出者ですよね!?」
「みんな隠れて! 犯される!!」
「そろそろ泣いていいですか!」
ははは情けない。まぁクラスの皆は苦笑いですがいつものことなのでもう慣れたものです。
要はあれです。体育の授業前に教室で着替える。きゃーエッチ! 男子は出てケー、というやつですよ。
ほら、さっさとデュノア君を連れてアリーナの更衣室に着替えに行きなさい。
「わかってるよ! ほら、行くぞデュノア! 早くしないと変態にされる!!」 「え? あ、うん」
え? まごうことなき変態では?
織斑一夏はデュノア君の手をとって走っていきました。……むう、写真撮って置けばよかった。新商品になったですね、アレ。
キャーーーーーーーーーーーーーーー!!! 二人目の男子よぉおおおおおお!! 織斑君と手繋いでるわぁ!! 者ども出逢え出逢え!!
なんか廊下が戦場になってますね。わたし達も急いで着替えないとグラウンドに出るのが遅くなりそうです。織斑一夏のせいですね。まったく迷惑な。
「そういえば箒ちゃん。留学生は二組にもいるんですよね? どこの国から来たんでしたっけ?」
次の授業は二組との合同で行われます。ですので国の代表候補生が一同に集まることになります。凄いですね。まるでバーゲンセールです。わたしを買う人はお値段は要相談ですよ?
「あぁ、たしか中国とアメリカだったな」
「なん……だと……?」
あ、なんか嫌な予感がする。凄くする。これ、なんのフラグですか?
『………な、すぐに着替えちまおうぜ』
『わぁっ!?』
『………なん………着替えないんだ? …早く………』
『……き、着替えるよ! ……その、あっち向いてて…』
『………ジロジロ……見てるな』
なんですこの会話? え? ホモォ? どっちが攻めで受けです? イチ×シャルですか?
やはり変態か…。
織斑一夏の制服に仕掛けた盗聴器から聞こえてくる会話がなんかヤバイです。これはこれで需要がありそうですが、デュノア君がいるので販売できませんね。フランスとの国際問題になりかねませんし。
わたし達は今グランドで集合しています。まだ授業開始まで時間はありますが、織斑一夏たち男子二名が遅れています。なので確認のために盗聴器を使ってみたんですが…。
「やはりノンケではないということですか? ならまた後でこれをネタに弄ってやりますか……」
「なにブツブツ言ってんのよあんた?」
おや鈴ではないですか。相も変わらずミニマムですねぇ。
「あぁ?」
失敬。ププッ。
「このアマっ、まぁいいわ。それよりもあんた、アレどうにかしてくれない? マジで」
嫌ですよ。せっかく箒ちゃんというオパーイバリアーを使って隠れているのに、なんでわざわざ身を晒さないといけないんですか。
「いや、いい加減人の胸の下に顔を隠すのはやめてくれないか!?」
良いではないか良いではないか。にしてもでかいなぁ。チッ!
「真季奈さんはあのお二人とお知り合いなんですの?」
「あー、うん。知り合いというかなんというか……」
わたしは今アメリカと中国からの留学生である二人から隠れている最中です。見つかると面倒なんですよホント。
「確か、前に会ったことあるって言ってたわよね? 蓮花とはさ」
はいそうです。劉 蓮花(リュウ レンファ)。中国の代表候補生で、以前とある理由で面識のある相手です。なぜか大層気に入られてしまい、会うと必ずベタベタくっついてくるんです。不思議ですね。
「あちらの方はどういう方なんです?」
「レベッカ・パープルトンですか…」
彼女はアメリカの代表候補生なんですが、セシリアとは水と油みたいな性格してますんでオススメできませんね、あまり。レベッカとは去年アメリカでヒッチハイクしていたときに出会いました。荒野で立ち往生していたところ、バイクでさっそうと現れたところを助けてもらった仲です。彼女とはそれ以来仲良くさせてもらっているんですが、やはりスキンシップが過剰なので少し距離をとる必要が…。
「ていうかなんで荒野?」
「…ISの訓練中に墜落してしまいまして……」
あちゃー、という反応が鈴とオルコットさんから寄せられます。二人も似たような経験があるんですかね?
で、まぁ鈴がどうにかして欲しいという件なんですが。探してるんですよ。二人が。わたしを。
あ、なんかどんどん近づいてくる。やめて、こっちこないで! のほほんさんも案内しないで! やはり敵かこの政府の犬め!
『みーつけた!』
ぎゃぁ!?
背中越しに声がかかりました。恐る恐る振り返ります。
そこには記憶通りの、……いや何か少し成長してる、背とか胸が、人物がいました。
劉蓮花。170センチより少しありそうな背に、大きな胸。髪は茶髪でポニーテールにしてます。顔は美人系で全体的な印象はお姉さまといったところでしょうか。……なんか目が怖いです。瞬きしてなくないですか?
レベッカ・パープルトン。 こちらも蓮花と同じくらいの身長(昔はわたしと同じくらいだったのに!)でこちらも胸が育ってますね。赤毛の入った金髪で伸ばしっぱなしのボサボサ頭で、目付きがちょっと鋭いやや悪人づらです。根はいい子なんですよ? 常にニタニタした笑顔が玉にキズですが。
「お、お久しぶりです。元気そうですね二人とも」
「? おいおい! なんだよキョーダイ!! その喋り方ぁ!? 久しぶりだからて緊張してんのかぁ?」
「そんなあなたも素敵ですね。ですが昔の方が私は好きですよ? えぇ好きです」
テンション高いし何か怖いなぁホント!! レベッカは親父か! ていう口調ですし、蓮花は頼みますから息継ぎとか瞬きしながら話してくださいよぉ!
「あ、あの、どういった関係ですの?」
「わたしにも何がなんだが…」
レベッカと蓮花はいつもこうです。わたしが何をした!?
「どうって、あたしらはキョーダイだろ? なぁマキナ」
肩を組むな。寄りかかるな重い! レベッカの方が背が高いんですから変な体勢になってますよあなた!
「真季奈、そんなガサツな人とは離れて私とあちらで話しましょう。さぁ」
腕を組まないで! 引っ張らないで連れてこうとしないでお願いだから!!
「モテモテだな真季奈」
「れ、蓮花のあんな姿初めて見た。何か怖い……」
「せ、先輩、クラスの列に戻ってくださいよー」
ん? アナタは確か二組在籍のアメリカ代表候補生、ティナ・ハミルトンさんじゃないですか。専用機こそ持ってはいないですが一般の生徒に比べたら『乗れる』方だった記憶があります。
「あぁ、レベッカの後輩だったんですか。苦労してるんですね…」
「ありがとう志波さん…。もう先輩ったら全然言うこと聞いてくれなくて……」
「あん? なんであたしがテメーの言うことを聞かなくちゃなんねーんだ?」
「デスヨネー」
うわぁ、本当に可哀想ですねこの人。こんなのの後輩になってしまったせいで。
「ひょっとして二人が二組に編入されたのは鈴とハミルトンさんがいたからですか?」
「そーだよ。身内がいた方が色々と融通効くしなぁ」
「私は鈴の監視ですがね」
「はぁ!? ちょっと聞いてないわよそれ!」
鈴が驚いてます。そりゃ人から監視されてますなんて言われたらドン引きですよ。え? わたし? 何を言っているのやら。
「あなたが軍やら政府の人らに無理を言ってIS学園に転入なんてするから、その学業態度を確認して来いと言われてきたんですよ。私は」
「げ!? 嘘ー!?」
「もしも祖国の威信を損ねるようなことをしでかしていたら即刻本国に強制送還せよとのことです」
「……おぉふ」
あ、鈴が口をパクパクさせて固まった。ご愁傷さまです。
……向こうから織斑一夏とデュノア君が走ってきました。時間ギリギリですね。遅刻して織斑先生にスパンキング! されればいいのに。つまらん。
「よし、揃ったな。それではクラスごとに整列しろ貴様ら!! 授業を始める!」
よかった。ようやく二人から開放されましたよ。え? また放課後遊びに来る? ヤメテー。
「? どうしたの志波さん?」
「うっさいさっさと並べ、ノロマ」
パァンッ!
「すんませんっしたぁ!」
「では本日から格闘及び射撃を含む実践訓練を開始する」
『はい!』
にしても人数が多いですね。二クラス合同ですから当たり前ですか。織斑先生も監督するの大変そうです。
「今日は戦闘を実演してもらおう。そうだな、誰にするかな…。よし、オルコットと凰、お前らがやれ」
「な、なぜわたくし達なんですか?」
「専用機持ちだからだ。準備に時間もかからん」
「それならあたし達以外にもいっぱいいるんじゃぁ?」
そうですね。なんとこの場には専用機持ち七名もいます。小さい国なら戦争ふっかけて制圧できる戦力ですよ? やだ怖い。
「それはだな。織斑は雑魚すぎて論外だし、七人の中ではお前ら二人が一番『安全』だからだ」
「ど、どういうことですの!?」
「安全ってなんですか! 安全って!」
あ、馬鹿!
「敬語を使わんか!」 『キャン!?』
スパァン! スパァン! 出席簿はいりましたー!
「志波とパープルトンと劉は三国の専用機持ちではトップクラスの実力者だ。お前らヒヨッコ共にはレベルが違いすぎて参考にはならん。……それにコイツ等が戦ったら流れ弾で死人がでるわ」
『怖!?』
失礼な。この二人はともかくわたしはそんなことありませんよ? まぁ約一名に限っては『偶然』弾が飛んでいくかもしれませんがねぇ?
「織斑先生。それでどのような形式での模擬戦なんですか?」
二人が戦うんですかね? 気になったので聞いてみます。
「それはだな…」
キーーーーーーン!
おや風切り音。いえ違いますね。これは何かが落下速度で突っ込んでくる音ですよ。ハハハ、はい?
「す、すいませーーーん! どいてくださーい!」
あれはなんだ! 鳥だ! 飛行機だ! いや、やまやんダーーーーーー!!
……ほんとノリがいいですねウチのクラス。
でもこれ衝突コースですよ? 危ないなぁ。どれ。
「危ない!」
ドン!
織斑一夏でも蹴り飛ばしましょうか。……もちろん山田先生の落下位置に。
「うわっ!? て、えええええええええええええええええええええええええ!???」
「えぇ!? 織斑君!? ど、どいてくださーーーーい!」
ドカーーーーン!!
ははは、ザマァ!!
まぁ山田先生はISの絶対防御があるから無傷のはずですがね。
チッ! 織斑一夏も白式を展開しましたか。怪我はないようですね、面白くない。
「何すんねん!?」
「女性を守るのも男の子の勤めですよ? 織斑一夏」
「もっともらしいこと言いますねぇ!? 鬼め!」
鬼? ほほう、そんなこと言っていいんですかねぇ? 後で覚えてろよ?
「で? いつまで山田先生のオパーイを鷲掴みにしてるんです?」
「…………………………………え?」
うわー大きいなホント。そしてそれを離さない織斑一夏マジ変態。
「あ、あの織斑君?」
「や、山田先生!? いや、これはその」
「いいから早く離れろやこのドスケベ!」
スパァン!! 気持ちのいい平手打ち!
「理不尽!! でもごめんなさい!」
あれ? ちょっと笑顔? なんですか気味の悪い。
まったく。人騒がせな。
『『『お前だよ!!!!』』』
おや?
「マキナ? なにやってんだお前?」
「そこに痺れる憧れます」
あ、この二人は初めて見るんですね。慣れてください。
その後、オルコットさんと鈴は山田先生と模擬戦をしてボロ負けしていました。情けなかったですはい。
代わりに山田先生の株が上がりましたよ。よかったです。
あぁ、それと専用機持ちを教官にしての一般生徒へのIS操縦の訓練もしましたよ? 相も変わらず織斑一夏がハーレム作ってましたが。キモイですね。
そういえば、ボーデヴィッヒさんがちょっと非協力的でしたので優しく指導してあげたんですが随分と素直でしたね。なぜでしょう? 若干震えてもいましたし日本の気候にまだ慣れていないのでしょうか?
ところでデュノア君なんですが。
本当に男の子ですか? アレ。
復讐11 : 織斑一夏にケツキック
結果 : 山田先生とオパーイタッチ
備考 : しまったご褒美か!?
『ま……き、な……。な、…か……変、だ』
え? デウス?
『ガ、ガ、ガガガガガガ、ザーーーー』
真季奈ちゃんピンチです。いろんな意味で。
今回オリキャラ、オリ設定をいくつか出しました。
キャラの方は大目に見てください(汗
原作キャラのティナ・ハミルトンについては全て捏造です。彼女がどこの国籍なのかすら分かっていません! ←オイ(汗
いや、鈴と同じクラスのキャラがたまたま彼女だったからま、いいかなって。(笑)
ちなみに、感想に寄せられている真季奈のラヴい展開についてですが、僕の中ではまだ決まっていません!
どうなることやら。