風邪ひいたり試験勉強したり試験会場間違えて走ったり凍結した地面を転んでアバラ骨にヒビが入ったりと、なんとも言えない一箇月でした。
ようやく書く時間と体力が戻ったのでまた更新を再開していこうと思います。
では今回ですが。
竜が出ました。虎も出ました。前回は鳳凰も出ました。
なので、あの世界も関わってきます。
それではどうぞ。
遠い昔。
黄金神スペリオルドラゴンが創造した騎士の世界、ではなく。
武者と呼ばれる武人が闊歩する世界。天空武人の一人、天帝と呼ばれる神が治める世界。
その世界の天上、神々が暮らす天界に黄金神は訪れていた。
「天ちゃーん! おっひさー!」
「…………………(イラッ)」
天帝のゴッドパンチ!
「ぶべほっ!?」
「…………………(スッキリ)」
あまりに軽い黄金神の挨拶にカチンときた天帝の叱咤の拳。それによって黄金神は顔面にとてつもない衝撃を喰らう。
「あ、挨拶くらいで殴るなんて……相変わらず天ちゃんは頭硬いというか、生真面目だなー」
「…………………(いいから用件言え)」
饒舌に、コミカルな態度の黄金心に対し、寡黙にしてマジメーな空気を醸し出すのが天帝。
他の神々は口を揃えて言う。
なんでこいつら仲いいの?
「実はこの間、ようやく選定した操主の勇者を殺されちゃってね? 新しいイイ子探してるんだよ。………あーマジあの覇界神ムカツク」
「…………………(コクコク)」
黄金神と覇界神による大戦。そのとき両者は互いの操主、生体ユニットの若者を失っていた。神々は基本が霊体。生体ユニットがないと地上で活動ができないのだ。それでは途中まで行なっていた新たな世界の創造が行えないため、黄金心は急遽世界の壁を越えて『選定』の旅にでているのだった。
「ということで、どっかにイイ子いない?」
「…………………(イタカナー?)」
どこから出したのか、突然押しかけてきてちゃぶ台を囲ってお茶を飲んでくつろぎ始める黄金神。それに対して腕を組んで考え始める天帝。彼は対人レベルがカンストしているようだった。
「知ってんだよー? 天ちゃん、下界でイイ子見つけたらスカウトして天界で囲ってるって」
「…………………(ウッ)」
天帝の武者世界では『天界武者』という存在がいる。彼らは生前の働きやその能力の高さから天帝に認められ、死後、この天界で働いているのだ。
「あのー。黄金神様? ちょっといいですか?」
「およ? 噂をすれば。どったの烈風ちゃん?」
烈風頑駄無。天界武者としては古参の男であり、天界の掟に忠実に生きることを至上とした男である。
「さっき向こうで、地融神イシュタ様と地裂神ガイアス様が「お? 手つかずの世界があるじゃーん」「マジで? ちょっと遊んでこーぜ!」と言っていたのですが……」
「ちょまっ!? それって僕の世界!? 遊ぶってまさかこの間作ってたガンレックスとルーンレックスで!?」
「…………………(アーア)」
地融神イシュタと地裂神ガイアス。黄金神と同じ十二神の神々で、この兄弟神は創造と破壊を司る。ガイアスが砕いた大地をイシュタが固定して新たな世界を創るのだ。
しかしひとつ問題があるのだ。この兄弟神、非っっ常~~に悪戯心が強く気まぐれで飽きっぽい性格をしているのである。
最悪の事態も考えられた。
「ご、ごめん天ちゃん! 僕ちょっと帰る!!」
「…………………(マタナ)」
慌てて帰り支度をする黄金神をヒラヒラと手を振って見送る天帝。同じく世界を治める神として、正直、同情した。
ちなみに、悪い予感は当たるもので。
地融神イシュタと地裂神ガイアスは自らが作った二機の聖機兵を使って好き放題世界を弄りまくった挙句、その内の一体ルーンレックスが暴走。結果、世界創生が上手くいかなくなったことで飽きてしまい、そのまま世界を去っていったという。
こうして、黄金神の世界には神代の力を宿した二騎の聖機兵、その残骸が残されたのだという。
「………どうされますか?」
「……………(サガシトイテ)」
「御意」
さすがに不憫に思ったのか、天帝は自分の世界にいい候補者が見つかればそれを黄金神に紹介することを決めた。
それが、後の頑駄無真悪参という男である。
時代と世界は変わり、現代のIS学園。
そこでは。
「ぎゃぁああああああああああああああああ!!!!」
「「「一夏ぁぁぁぁっ!!」」」
「あれ? 間違えたかな?」
一年一組恒例の惨劇が起こっていた。
教室で、織斑一夏の席の周りに人垣ができる。その中心で、やはり痛みでのたうち回る織斑一夏といつもどおりの志波真季奈がいた。
「一夏さんの肩が!?」
「骨は砕けて肉が溶けているよ!!」
「馬鹿な!? 肩を揉んだ一瞬で!!?」
「きゅ、救護班っ! 衛生兵急げーーーーっ!!!」
「がががぐぎゃぐえぇぇっ!!」
「うーん? ちゃんと本のとおりにやったんですけどねぇ?」
セシリアが叫ぶ。シャルが顔面を蒼白させる。箒が驚愕する。ラウラが取り乱す。
一夏が苦しみ、真季奈はあれぇ? と疑問に思う。
その地獄絵図のような光景を国語辞典を読みながら見ていたデウス(犬)がいた。
『時に真季奈。お前はどんな本を読んだんだよ?』
「え? 『どんな肩こりもたちどころに溶かす超絶テク! 指圧波紋方!!』ですけど……」
「「「それ物理的に溶けるからダメーーーーーーッ!!!」」」
驚愕! 志波真季奈は波紋呼吸法を習得していた!! 本で!
「あ、でもこれ使えないですね。威力ありすぎて織斑一夏を優しくいたぶれません。若さを保つことはできますが……」
「「「是非とも教えてください!!!(女子一同)」」」
「は? やですよめんどくさい」
「「「ちくしょう!!」」」
「というかやっぱり俺をいたぶる気だったんかい!!」
「当たり前じゃないですか」
「復活した!?」「馬鹿な……」「あのケガを一瞬で……」「人間じゃない………」「これがHENTAIの回復力なの……?」
両肩を粉砕☆溶解!された筈の織斑一夏が元気いっぱいに真季奈へと詰め寄る。見れば驚くことに先程の重傷は完治していた。
『タフになったなぁ……一夏よ』
「お陰様でね!!」
それにしても、とデウスは思った。
【優しい】
・他人に対して思いやりがあり、情がこまやかである。
・性質がすなおでしとやかである。穏和で、好ましい感じである。
・勝である。けなげである。りっぱである。
等。
『(優しいとは、相手の性癖(ドM)を叶えてやることじゃないぞ? 真季奈)』
国語辞典でその言葉の意味を調べてため息をついている黒い柴犬の姿があった。
織斑一夏への優しが、明後日の方向へと飛び抜けていた主人に、なんとかしなきゃと心に誓った。
「というわけで、織斑一夏の誕生日プレゼントを恵んであげることとします」
「ねぇなんで僕まで!?」
週末の休日。駅前のモニュメントの前で織斑一夏を待つ女子二人。志波真季奈とシャルロット・デュノアの金髪少女達だった。
「そんなこと言ってぇ、本当は織斑一夏と二人っきりでショッピングに行きたかったくせにぃ~?」
「うっ」
デウスは真季奈から、『一夏に何かしてあげたいなら誕生日プレゼントでも買ってあげれば?』と言われたので即実行。
同じように、一夏に誕生日プレゼントを渡そうと、あわよくばそのままデートないし急接近! しようと考えていたように見えたシャルロットの襟首を引っ掴んで連れてきた真季奈。
なんで? それは………。
『ストッパー役っているよね?』
デウスは存外、人任せである。言い出した本人? バイトでいませんが何か?
ちなみに、織斑一夏はもちろん誘っている。
シャルロットは一夏とデートするつもりだったし、真季奈はプレゼントはその場で本人に選ばせるのが楽だと考える人間だ。なので織斑一夏は居て当然なのだ。
なのにここには真季奈とシャルロットのみ。
なぜか?
だって遅刻しているから。待ち合わせに。織斑一夏が。
「とりあえずあの変態野郎は極刑でおk?」
「穏便に済ましてあげようよぉ……」
「え? 女の子二人を待ちぼうけさせる男に慈悲などいらないのでは?」
「何かトラブルがあったのかもしれないし……」
「To L○VEる があった?」
「酷い返しが来た!?」
ありそうで気味が悪いですね。もげろ。
そんな風に織斑一夏のことで愚痴を言うわたし。そうでもしなければ場が持ちません。よくよく考えれば、わたしシャルロットさんとはそれ程深い付き合いではないんですよね。
ぶっちゃけ会話に困ります。彼女の、デュノア社の話題でも触ればいいんでしょうか? 正直、人が行き交う通りで二人っきりで待ちぼうけと言う空気が辛くなってきたのですが。
普段からのエキセントリックな行動が目立つ真季奈ではあるが、実際は高校デビュー(学校に通う的な意味で)したての引きこもり少女である。
つまり、普通の人付き合いが苦手なのだ。
「(…………そういえば、デュノア社の株価は下がりっぱなしでしたねぇ)。儲かってまっか?」
「ぼ、ぼちぼちでんなぁ……? て言えばいいの?」
「………………ぼちぼちということは芳しくないんですね」
「(スルーされた!?)う、うん。実はね。結局『白式』のデータは手に入ってないし、第三世代の開発も上手くいってないから……」
街中の喧騒の中で何の会話をしているんだこの女子高生どもは。会話のチョイスに明らかに失敗している真季奈ちゃんだった。
「あ、でもラファールの生産工場とかメンテナンスのための設備は買収されてないんですよね?」
「え? うん。でも維持費の方が高くなっちゃって時間の問題だけどね……。それに工場だって補修の部注生産ばかりでラファール一体丸ごと生産なんてないしね」
「あー、つまり……大きな工場はろくに稼働せず、外注した部品が倉庫に棟を作って、人件費と電気代と赤字ばかりがかさんでいると?」
末期じゃないですか。
「い、一応IS意外にも仕事はあるんだよ? それでも一番の稼ぎどころでつまずいちゃったから他社の信用がねぇ」
「あれ? だったら…………チャンス?」
「え”?」
デュノア社の惨状。それは真季奈にとってはやはりどうでも良く、調べるに値しない情報だった。そう思っていた。
しかし、だからこそ思いつくことがあった。
「使えない社長に重役たちは見切りを付け始める……かな?」
「………ま、真季奈さぁんっ!?」
やだこの恐い。
隣でなにやら恐ろしいことを呟き始めた真季奈を顔を青くして見るシャルロット。
そこへ。
「ねえねえ、カーノジョっ!」
「今日ヒマ? 今ヒマ? どっか行こうよ~」
空気を読まない馬鹿なナンパ男が二人現れた。
この女尊男卑の世界で、男は女の奴隷というイメージが大多数だ。しかし、逆に言えばそれは女に気に入られた男はうまい汁を吸えるということである。故に、ホスト、アイドル、顔のいいイケメン達は女に媚びる生き方を選んだ。それがいつの間にか、「モテる俺達はイイ女に良くしてもらえて当然!」という男側の間違った認識を生んだ。
「てか、君たち綺麗な金髪だねぇ?」
「ひょっとして姉妹?」
そう間違っている。なぜならば……、
「「あぁ?」」
愛
「やばいやばいやばい!! 遅刻したよ遅刻だよこれマズイって!!!!」
織斑一夏は走る! 死地に向かって!!
だって真季奈を待たせるとか完全に死亡フラグですから(笑)。
「そもそもナターシャさんに捕まらなければこんなことには!! いや、確かにベルは心配だったけど!!」
遅刻の原因はナターシャ・ファイルスだった。
IS学園を出ようとしたところ、そこへベルを抱えた彼女が走ってきたのだ。何事かと尋ねたら、
「ベルが真っ白になってたの!! 何か知らない!? 真季奈さんはどこ!!」
「ベルって……ってほんとに真っ白だ!?」
なんということでしょう。『銀の福音』の名に恥じぬ、銀色の毛並みのアメリカンショートヘアの子猫、ベルが真っ白な白猫になっているではないか。
というか、燃え尽きている?
「ははは早く獣医さんに…じゃなくて真季奈さんに診てもらわないとッ! いえ、デウスさんに相談したほうがっっ!!」
「お、落ち着いてください、てか誰かーーー!!!」
それから長かった。取り乱した彼女を落ち着かせ、真季奈が街にいることを説明し、デウスはバイト中。二人は夕方には帰ると伝えておいた。
……すぐに帰るよう真季奈に言うことはしなかった。だって一緒に買い物したいし。
「と、ようやく着いた。真季奈たち怒っているかな? 怒っているだろうなぁ……まぁそれはそれで愉しみだけど」
駄目だこいつ。
それでも言葉のとおり、待ち合わせ場所についた織斑一夏。
そこで彼が見たのは。
「テメ誰に声かけたのかわかってんのかゴラァッ!!!」「死んだぞ? お前ら今日死んだぞ? オォ?」「とりあえず跳ねろや? な?」「高そうな靴はいてるじゃねぇか? もちろん譲ってくれるよな?」「随分と大人しいじゃねーか? もっと喋ろうぜ? 俺たちもう友達だろぉ?」
「……うわぁ」
待ち合わせ場所のモニュメントの近くで数人のがらの悪い集団に取り囲まれて青くなっている歩行者二人の被害光景があった。なにこれ酷い。
「あ、やっと来た。遅いよ一夏」
「……遅れてゴメン。で、なにこれ?」
シャルが呆れたようにこちらを見て言う。遅刻した身なので素直に謝る。謝るけど……この状況でその落ち着いた態度。明らかにあなた関係者ですよね!?
「彼らは真季奈ちゃんファン倶楽部『
「ゴメンなんだって?」
「だから、真季奈の公式ファンクラブだよ。IS委員会公認の」
「マジで!?」
マジです。
ISの専用機持ちは軽い芸能活動なようなものも行なっている。それは彼女たちが国を代表する存在であり、広告塔だからだ。雑誌でのモデル活動やテレビへの出演。企業の宣伝のためのイメージガールなど、活動は多い。
IS学園の専用機持ちたちにも当然ある。セシリアのオルコッ党とかラウラのブラックラビッ党にシャルロッ党など……非公式だが。
それを一手にまとめているのがIS委員会であり、それと契約している一般の企業(デュノア社のような)である。『白式』を開発した倉持技研や他の国家が運営するIS専門の開発研究所はこの義務はないが、例外もある。
代表候補生とは違う、国家代表だ。
国家代表とはその存在がすでに国の顔のようなもの。IS文化が主導の世界においてその知名度は国の元首すら上回る。『世界最強』の織斑千冬がいい例だ。
なので、日本の次期国家代表候補筆頭である志波真季奈にもファンクラブの一つや二つは居てもおかしくはないのだ。……ないのだが。だがなー?
なぜか集まるのはこんな荒くればかりである。
曰く、
「木刀で殴られた時に電流が走りました」
「あの見下すような視線がたまりません!」
「一生ついていきます姐さん!!」
「あの峠をせめてた走り、マジ痺れました!!」
「「「うおぉおおおおおおおおおおおおおお!!!姐さんメッチャLOVEーーーーーーーーーーーーーーー!!」」」
大体が厨二時代の黒歴史が原因だった。
「あ、織斑一夏来た」
「「「あぁん?」」」
「ひぃっ!?」
真季奈が織斑一夏を見つけた瞬間、その視線につられてファン倶楽部のメンバーが一斉に彼を見た。若干ちびった。
「嬉しい! やっと来た! もう、待ちくたびれちゃいました!」
コ、コイツガオリムライチカ……アネサンヲマタセルナンテ……。
「あ、あの……真季奈さん?」
アネサンヲナマエデヨブダト? ユルセネエ……。
「今日はあなたの為の買い物なんですよ? プレゼント、選んであげちゃいますからね!」
アネサンカラノプレゼントダァァ!??
「わざとやってますよね!? 周りの人たち煽ってますよね!? 土下座でもなんでもしますんで許してください!!!」
え? 当たり前でしょ?
真季奈の笑顔と優しさは、織斑一夏を彼女のファンたちの憎しみの対象にさせるのに効果てきめんだった。もう街を歩けないね。
「さて、それじゃあみなさんありがとうございました。解散!」
「「「しゃーーーーーーーーーっす!!」」」
真季奈が手を挙げてそいうと、その場の大勢が声を上げて平伏していた。
「これ何の集団だよ!」
「この国こわい」
怖いのはこの街の住人ですよシャルロットさん。
三人揃った面々は、ようやく織斑一夏の誕生日プレゼントを買いにショッピングに向かう。
この騒動が、これから始まる(織斑一夏の)地獄のプロローグだったとは……結構みんな知ってたりする。
「ほぉ、シャルロットさんは腕時計をプレゼントですか」
「うん。やっぱり男の人って腕時計してるとかっこよく見えるしね」
「え、いましてない俺がかっこ悪いって遠まわしに言ってるのかこれ?」
時計屋に来た一同。シャルロットは腕時計をプレゼントするようである。
え? 蘭ちゃん? 途中で会いましたが、真季奈を見た瞬間に敬礼して回れ右して去っていきましたよ?
恋心よりも大事な物ってあるんですね。命とか。
「お客様。もしかして、織斑一夏さまですか?」
「はい、そうですけど……?」
時計を物色中、店員のお姉さんに名指しで呼び止められる。
織斑一夏。世界初にして唯一の男性IS操縦者である。その存在が発覚してからというもの、IS学園が身柄を保護(という名の隔離)するまでの間は連日メディアで報道され顔と名前を知られまくっている。つまり、先日同様この店員さんが彼を初見で誰なのか判別できるのは当然なわけで……ん? 先日?
「申し訳ございませんが、当店では首輪型時計は扱っておりません」
「いらないですよ!?」
あ、そういえば『首輪放送事件』で世間様に性癖(笑)が知れ渡ってましたね。
「え? ですが……」
「うーん、こっちの革製ベルトの方が鞭打ちするのにいいんじゃないです? しなりそうですし」
「金属製の方が硬いから破壊力はあるけど……たしかにそっちの方がいいかもね」
「あ、すいません。ちょっと黙らせてきますね」
ちょっと目を離した好きにこれですよ!!
真季奈とシャルロット。ショーウインドの中の腕時計の『機能性』について話していた。頼むから正しい使い方を検討してほしい。
「君たち、攻撃力で時計選ぶのやめてくれませんかねぇ?」
「む。それがプレゼントを買ってもらう側の言い分ですか。いい身分ですねえホント」
「そういう言い方されたらもう何も言えないよ俺?!」
的確に人の心えぐるなほんと! 確かにそのとおりだけど!! でもちょっとくらい口出してもいいですよねえ!?
「流石は『世の中金と女と肉だ! それだけあれば俺は何もいらねぇ! だから貢ぐ女はそれを全部寄こすから最高だぜ!』と豪語する男ですね。マジパネっす」
ザワ!? ヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソ!!
「人聞きの悪いこと言うなーーー!! あぁっ! 嘘です冗談です信じないでーーー!!」
一瞬で会話を立ち聞きしていた他のお客さんが敵に回った。また休日に立ち寄れるお見せがなくなりそうである。ちくせう。
「そう言って今日もわたしの
!? ヒモヨヒモ!! サイテー!
「誤解を招く言い方をするなーーっ!!」
「……本当にそう?」
「シャル!?」
「……一夏のばーか」
「え? あれ!? なんかシャルすら味方してくれないんだけどなんで!?」
女心にとんと疎い織斑一夏だったという。
その後、真季奈とシャルが話し合って決めた腕時計を購入する際、レジのお姉さんに舌打ちされ、他のお客さんに「……ヒモが」と影口を言われながら店を出た。あれ? おかしいな? 涙か出ちゃう。
え? 真季奈? 終始笑顔だったけど?
トドメとばかりに、俺の腕に抱きついて「えー? もーっとプレゼントが欲しいんですってぇ? いいですよー。わたしがなんでもか買ってあげますからねー」と言うもんだからとうとう後ろから塩かけられてた。
俺もうこの辺の店で買い物できねぇよ……(泣)。
「……成程。こうやって活動範囲を限定させて飼い殺すのかぁ……勉強になるなぁ」
「ふふふ、シャルロットさんもできますよきっと」
「君ら発想が怖いんですけど!?」
シャルロットだけはまともだと思っていた時期がありました。
「さて、それじゃぁ今度はわたしが何かプレゼントしますか」
「いえ、もう十分屈辱と罵声と信用を失うというプレゼントを頂きましたけど!?」
「ははは」
真季奈のターンだった。しかしこの娘、意外とノリノリである。最近、殴る・蹴るといった行動で織斑一夏を痛めつけてきた真季奈からすれば久々の追い詰め方に愉しかったりしちゃっていたりする。
優しくするって、なんでしたっけ皆さん?
「それで何が欲しいです? ロウソク? 鞭? それとも三角木馬とか?」
「ワクワクしながらそのチョイスですか女王様!?」
「そうだよ真季奈! 一夏が欲しいのは道具じゃなくてそれを使った痛みだよ!」
「シャルすわぁん!? 確かにそうだけどさぁ!」
「「うわぁあ」」
たまらず出た一夏の本音にドン引きの二人だった。やはりこの男、そっちの趣味か……。
「……しかし盲点でした。てっきりその手の道具が欲しいとばかり……専門店を事前に確保しておいたというのに無駄になりましたよ」
「専門店!? あるのこの街に?!」
「おや? やはり行きたいのですか?」
「存在することにドン引きしてんだよ!!」
「ほんとですかねえ?」
織斑一夏を観察しつくしている真季奈には分かっていた。この男、絶対に探しに来る。こっそりと。その時はもう一度からかうネタができそうだ。
「さて、それではどうしましょうか? そういうことでしたら物ではない別のものをプレゼントすればいいんですかね?」
「そうだねえ……物じゃないなら喜びそうなことをしてあげるとか?」
「悦びそうなこと?」
「喜びそうなこと!」
「あれ? 俺おいて話進んでる?」
出る幕はない。
「うーん……わたしのパンツでも見ます?」
そう言って真季奈が自分の手を腰に持っていくと、
「是非とも!!!」
「一夏ぁっ!!!」
パァン!! シャルロットの戒めのビンタが織斑一夏の頬を叩く!!
「なんか新鮮! ありがとうございます!!」
真季奈ではない初めてのビンタに戸惑いつつも若干嬉しそうなところが織斑一夏である。
「よし成功。どうです織斑一夏?」
「あれ!? ボク利用された?」
「すいません。さすがにこれがプレゼントって色々と不安になるんで勘弁してくれませんかねぇ?」
「チッ! 贅沢な……」
「「真季奈はホントにいつもどおりですね!!」」
嫌ないつもどおりである。
「いらっしゃいませー。喫茶『ドラグーン・パレス』でお茶していきませんかー? いらっしゃいませー」
ん?
「喫茶店ですか」
「そういえばもうお昼だね」
「ならあの店で食べてくか?」
歩いていると、道の真ん中で客引きをする女性の姿が二つあった。……メイド服で。
「……メイド喫茶?」
「コスプレ喫茶でーっす!」
「「「わっ!?」」」
三人の背後からの声。そこには目の前で客引きをしていた筈のメイドさんの一人がいて声をかけてきたのだ。
いつの間に? どうやって?
「こ、この街はまた……」
「どうもー。喫茶『ドラグーン・パレス』の看板娘、メッちゃんこと
その女性は、黒い髪にサイドテール。丈の大きいロングスカートのメイド服を着た女の子だった。体格は小柄で、カワイイというよりも美人という印象の方が大きい女性だった。
「中学生?」
「成人ですしバイトじゃないですよー?」
まさかのロリっ娘である。
「高校生バイトはこの子でーす」
「ちょっ、やめ」
「「「マドカ(ちゃん)!!?」」」
柴女さんが両肩を掴んで前へと押し出してきたのは、我らが一年一組に転入してきた少女、織斑マドカだった。彼女もメイド服を着ていた。ちなみにスカートの丈はミニである。ミニである。大事なことなので二回言いました。
「あ、貴方にこんな趣味が……というか、IS学園はバイト禁止ですよ風紀委員」
「趣味じゃない!! 私だって上からの指示がなければこんな店で働いたりするものか!!」
「はいはいマドカちゃん、お客様にそんな口きかない! というか、君たちお友達?」
「「「クラスメイトです」」」
「うううるさい!!」
メイド服を着ている気恥しさか、それともそれを知人に見られた羞恥心か。顔を真っ赤にさせて叫ぶ彼女の姿は歳相応の少女に見えた。
「よし! この店にしましょう!」
「「「異議なし!」」
「お前らぁ!!?」
「ありがとうございまーす!」
躊躇なく決まった無慈悲な決定。涙目のマドカは自分の社畜の不幸を呪った。
「くぅっ! お、お客様三名お通しで、す!!」
「「「ごちになりまーっす!」」」
「たかる気か貴様らぁっ!?」
来週からの学園生活が愉しみですね。
「ちくしょおおおおおおおお!!」
恥と名誉。織斑マドカは苦渋を舐めながら名誉をとった。
「それにしても、『
店に入った三人。そこで彼女らを待っていたのは………試着室と山のような衣装だった。
「さ、さすがコスプレ喫茶……」
「これ着ないとご飯食べられないの?」
「しかも汚したらクリーニング代払わないといけないんだぜ? そっちの方が怖いよ」
ちなみに、衣装代と食事代は別料金である。衣装にも種類によっては高価なものがあるからだ。
「いい機会です。この際、値段には気にせずにパーっと豪華な服を着てしまいましょう」
「その度胸、さすがです姐さん」
「そこに痺れる、憧れるぅっ!!」
ちなみに、衣装代は安いものは千円から、高いものは十万円。クリーニング代は上限五十万円である。ひょっとしてこの店、ぼったくり?
「どうですシャルロットさん、このドレス? マリーでアントワネットみたいな気分になれますよ?」
「確かにボクはフランス人だけど!? 嫌だよこんな高そうな……ってレンタル料金十万円!? 間違いなく最高ランクの衣装だよね?!」
真季奈がシャルに選んだ衣装。青い色の生地に白いフリルとリボン、豪華な宝石を散りばめたドレス。間違いない、アレを汚したらクリーニング代は上限めい一杯の五十万円だ。あれだけは避けなと……!
「それじゃぁこれでお願いしまーす」
「慈悲はないの真季奈!?」
「シャル……どんまい」
「あ、織斑一夏はこれなんてどうです? シマシマ囚人服」
「なんでそんなものあるの!?」
真季奈が織斑一夏用に取り出したのは、青と白のボーダーが全身に入った簡素な長袖の服。漫画などでよく見る囚人の着ている服だった。オプションとして足に付ける鉄球があります。
「なんでコレをチョイスしたの!?」
「ピッタシでしょ?」
「どの辺が!?」
真季奈に繋がれた恋の奴隷? みたいなところがだろうか? もしくは逮捕寸前の変質者かもしれない。
「これ着たらもう暗い未来しかイメージできないんですけど……」
「じゃぁこれでいいですね!」
「うわぁすごい笑顔」
決定権? そんなもの織斑一夏にはなかった。
では、真季奈は何を選んだのだろうか?
「鳴かぬなら、殺してしまえホトトギス!!」
「第六天魔王!?」
「織田信長!?」
御岳の家紋、織田木瓜がついた軍帽に、大きめの軍帽とマント。手に持った火縄銃は肩に担ぎ、腰には鞘に入った軍刀を下げている。
「これぞ日本が誇る文化! 女体化戦国武将の姿です!!」
「嫌な文化だなちくしょう!!」
「でも確かに他国の追随を許さない文化だけどね!!」
ちなみにこれはどの作品でしょうか?
「ふふふ、擬人化女体化なんのその! 二次元において、日本人は無機物すら欲情の対象とする悲しい人種! この程度の女体化など、初歩の初歩ですよ!!」
「くそぅ否定出来ねぇ!!」
「そうなの!?」
人間どころか、銃や戦艦、城にロボットの擬人化にまで手を広げるこの国のOTAKU文化に死角はなかった。極端に言えば、鉛筆と消しゴムですら受けと攻めの関係性を妄想できるのがこの国の猛者たちなのだ。当たり前である。
「という訳で食事にしましょう! オーダーはカレーうどんを!!」
「「この鬼畜があああ!!!」」
カレーうどん。それは黄色い悪魔の異名をもつ料理。多くの衣服をルーの色で染め上げ、洗濯機の悲染みの渦へと叩き落とす存在。
「くくく、少しでもルーが跳ねれば即クリーニング料金が発生するチキンレース……腹が、いえ、腕がなりますねぇ」
「なんという崖っぷち……」
「逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ……やっぱり逃げたいよぉ」
「へいお待ち」
胸元の開いた豪奢なドレスをきた金髪の女性がお盆に載せたカレーうどんを運んでくる。店員は全員何かしらのコスプレをしているのだろうか?
カレーうどんが乗った四角いテーブルで座る三人。それぞれ豪華なドレスに囚人服、なんちゃって軍服将軍の格好である。
「さぁ食べましょうか。いただきます」
「「い、いただきまーす」」
つるつると麺を啜って食べ始める。決してズルズルと豪快に食べたりはしない。そんなことをすれば即ジ・エンドだ。スープとなったカレーのルーは飛び跳ねてどこに向かうかわからない。そんな恐ろしい真似できない!
「胃が、胃がいてぇ……空腹なのにキリキリしてきた」
「味がしない……こんなにカレーの臭いがしてるのに全く味がしないよぉ」
「ちなみに、臭いが衣服についたらその時点でクリーニングだからな?」
「「!? 早く食べなきゃ!!」」
「うまうま」
恐ろしいことを口走るマドカに恐怖を覚える一夏とシャルロット。それに全く動じない真季奈もどうかと思うが、マドカよ。それは完全に嫌がらせだろう?
急いで食べれば麺が暴れ汁が跳ねる。かと言ってゆっくり食べれば臭いが服につく。焦らず、一定速度で確実に食べすすめなくてはならない。
これは既に食事ではない。喫茶店側からの宣戦布告だった。
「ふっふっふ、お客様? どうぞごゆっくりと………」
柴女黒ノ子が不敵に笑う。手に持つのはクリーニング店への手続書。衣服が汚れようものなら即書類を差し出す腹つもりなのだろう。
このロリ、恐ロリい子!!
「ごちそうさまでした」
「はやい!?」
「ボクらはまだ半分も残っているのに!?」
料理を綺麗に食べるテーブルマナーも代表候補生なら習得済み。その上うどんは日本で長く慕われてきた料理だ。その扱いは真季奈のような日本の代表候補生に一日の長があった。
なので、当然シャルロットも綺麗に食べ続けている。しかし、着ている服の耐久力が心配だ。織斑一夏に至っては色の目立つ白地の服。一滴でも汁が跳ねようものなら即リタイアだ。
つまり、
「おぉっと、手が滑りました」
「う、おおおおおおおおおおおっ!?」
真季奈が織斑一夏に攻撃するのは当然だった。
丼からルーを箸で一滴とばす。それを避けるために豪快に横っ飛びで席を離れる。椅子が倒れ、床に転がる。
「「「チッ」」」
真季奈、マドカ、柴女が舌打ちをする。しっかりと磨きあげられた喫茶店の床は、転げ落ちた囚人の服を汚すことはできなかったようだ。
「アンタら鬼だな!? 知ってたけど約一名!!」
「こっちは給料がかかっているんだ!!」
「お前意外とせこかったんだなマドカ!」
「生活がかかっているんだよこっちは!!」
「意外な事実!?」
生活費を自分で稼いでいる織斑マドカ。無論、IS委員会から代表候補生として給料はでている。しかし彼女は観察処分中の犯罪者。それが支払われるのは刑期が終わる成人後とのこと。
なので、バイトとはいえここで給料を差っ引かれるわけにはいけない。どうやってでもこの客共、特に織斑一夏からはクリーニング代を奪わなければ!! ちなみにこの囚人服のクリーニング代は一万円である。
「ごちそうさまでした!!」
「裏切ったかシャル!?」
「ごめんよ一夏……流石にこのドレスのクリーニング代は払えない!!」
「ぬぉぉお!!」
一夏が転がっていた隙に完食を果たしたシャルロット。こんな高級なドレス、一体いくらになるのか分からない!
「お客様、お困りでしたら前掛けをお使いになりますか?」
「いいんですか!?」
まさに天の助け。柴女黒ノ子の言葉にすぐさま縋り付きたい織斑一夏出会った。
ただし、
「追加料金で千円いただきます」
「天使のような悪魔のささやき!?」
どこまで搾り取るつもりだこの喫茶店は。
その後、無事に食事を終えた織斑一夏の姿は憔悴しきって見るも無残なものだったという。彼は言う。
「もう二度と外食しない……」
それは真季奈はとてもイイ笑顔で。
「じゃぁわたしがご飯を作ってあげますね」
「成程、こうして外に食べに行く足を止めさせるんだね……ふむふむ」
ちなみに、この食事にかかった費用は全て真季奈が払った。
これが真季奈からの織斑一夏への誕生日プレゼントだという。
「愉しかったでしょ?」
「そうですね!!」
喫茶『ドラグーン・パレス』。
閉店後の店内で土下座する中年男の姿があった。
「さて、話してもらいましょうか」
「な、なにをですっ!?」
その前に立つのは金髪で豪奢なドレスを着た女性……スコールだった。
「お客様には随分と当店に足を運んでいただきましたが、是非とも別料金を払ってもらたいのです」
「だ、だから何の話をしている!?」
見た目はどこにでもいるくたびれたスーツを着た中年サラリーマン。しかし今彼は、美女の前で土下座するという事態に陥っていた。
銃を突きつけられて。
「しらばっくれてもダメですよ?」
「め、メッちゃん!? た、助け」
柴女黒ノ子。店の奥から現れた彼女は、その可愛らしい容姿で男に近づく。この中年男、彼女目当てでこの店に通っていたのだ。このロリコンめ!
「あぁ悪いな……メッちゃんはもう営業終了なんだわ』
「え?」
黒髪のメイドに紫電が走る。光は全身を覆い、その姿を変えていく。
小柄な体躯は大きくなり、メイド服は黒いスーツになる。
そこに居たのは、デウス(成人男性)だった。
『さぁて、吐いてもらうぞ? 『亡国機業』本社の場所を』
過去。
「大変です天帝様!!」
「…………………(ドウシタノ?)」
天界。そこで天帝は慌てて駆け込んできた烈風頑駄無の姿に戸惑う。
「黄金神様が入った真悪参が落雷でまっぷたつに!!」
「…………………!!?」
「恐らく、覇界神による妨害かと……」
覇界神バロックガン。例え肉体とその力を封印されようとそのくらいことはできた。さらには、地融神イシュタと地裂神ガイアスが行なった中途半端な世界創造の影響。それによって『機兵の谷』に封じられていた覇界神の封印が少し緩んでいたことも原因だった。
これにより、肉体と魂に別れた新たな黄金神の操主、『騎士ガンダム』の自分探しの物語が始まったのであった。
「………覇界神、このままではすまさんぞっ!!」
思わず声を上げるほどの天帝の怒り。
友を、送り出した民を踏みにじられた怒りは次元の壁すら超えようとしていた。
オマケ。
IS学園校舎裏。
深夜の時間にこの場所へ隠れるように現れる者がいた。
デウス(犬)である。
『さて、明日はバイトと真季奈たちの買い物だ。準備しないとな……』
ゴソゴソと持ってきたカバンを漁り始める。
と、そこへ。
『夜のお散歩たっのしいにゃ~~♪』
猫の姿をしたIS『銀の福音』の待機状態、ベルが鼻歌を口ずさみながら通りがかる。今日はいつも歩かないお散歩コースを開拓中だったのだ。
『あれ? お兄ちゃん? なにやって…』
『プリティリリカルマジカルパワーでいざっ!!』
その手にピンクの柄に金と赤の宝石が散りばめられたハート型の意匠を先端にあしらえたステッキを持ったデウス(犬)が高らかに叫ぶ!
『パラリラ パラリラ わたしのオネガイ 叶えてラブリン♥ 可愛いオトコノコになぁれーーーーっ!!!』
ピカーっと背景が虹色に光る。デウスは全身を同色の輝きを放ちながら軽快にステップを踏んでクルクルと踊ってその呪文を唱える!!
すると、
『可愛いオトコノコ、柴女黒ノ子ちゃん登っ場ーーー!!』
光が収まると、そこにはメイド服を着た設定年齢十四歳! ショタっ娘オトコノコの柴女黒ノ子ちゃん(くん?)がきゃるーんと姿を現す。
それを見たベルは変わり果てた兄のあまりの恐ろしさに真っ白になり、その場で燃え尽きた。そして、どうしようもない現実を否定しようとして、自分の体にエラーが蓄積されていくのを感じると、そのまま考えることをやめた………。
新キャラだと思った? 残念! 女装デウスでした!!
ちなみに男の娘です。ここ重要。
柴女黒ノ子 → 黒柴ノ女子 です。女はデウスから『取る』か『付けるか』悩んだ頃の名残です。
武者頑駄無ワールドも参戦フラグが立ちました。
SDガンダムも35周年。長いものです。その間に沢山の神様が現れています。
騎士ガンダムの世界では。
黄金神スペリオルドラゴン(Sガンダムorダブルオー)
武闘神デュエルカイザー (V2ガンダム)
渦流神ストリームカイザー(アストレイブルーフレーム?)
地融神イシュタ (試作ガンダム1号機フルバーニアン)
地裂神ガイアス (試作ガンダム2号機サイサリス)
冥府神アルファハイデス (∀ガンダム)
覇界神バロックガン (クローバー製ガンダム)
サンボーン 覇界神+超鎧闘神
等。
武者頑駄無は、
三武将 ― 天帝、雷帝、地帝
四天王 ― 龍王天、隼王天、火炎天、光山天
三烈神 ― 烈光神、烈破神、烈空神
とまぁもはやなにがなんだか……。
興味のある方は是非とも調べてください。意外と設定が面白いです。
それではまた次回!