IS  復讐のデウス・マキナ   作:ぷらもん

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間に合った。

突貫で書いたので短いです。




ハロウィン・ナイト

『前略、

 

黄金神様 お元気でしょうか。私共冥府の者達は今年も皆健やかに過ごしております。

 

そして、今年もこの季節がやってきました。現世にお住まいの皆様には大変ご迷惑をおかけすると思いますがご容赦ください。

 

あぁそれと。

 

今年は部下を一人そちらに派遣しようと思います。どうぞよしなに。

 

貴方の盟友、冥府神より』

 

 

 

『……うーむ。そうかー、今年もこの季節がやって来たか』

 

「どうしたんだデウス?」

 

誰かからの手紙を黙読していた黒い柴犬、デウスが呟く。それを見て声をかけたのは織斑一夏だ。

 

『一夏よ』

 

「な、なんだよ?」

 

『奴が来る、奴が来るぞ!』

 

「え? 奴って誰!? なんなの何が起きるの!?」

 

冷や汗を流し目がマジなデウスが言う。彼の背後に噴火する火山が幻視しされ暗雲が立ち込める。

 

IS学園は今日も賑やかになりそうです。

 

 

 

 

 

 

 

十月三十一日。この日、IS学園に怪物達が溢れかえっていた。

 

怪物たちは女生徒が仮装した姿。

 

魔女やドラキュラ、フランケンシュタインというその姿。

 

そう、ハロウィンである。

 

 

ハロウィン。それはこの世とあの世の間に目には見えない『門』が開く日。『門』が開いている間は死者は自由にこの世とあの世を行き来することができ家族の家を訪れるという。しかし、それに紛れて怪物たちもこの世に溢れかえり人を襲うのだという。それから身を守るために人間たちは怪物の扮装をするのだという。

 

 

「まぁ、今となっては唯のお祭りですが」

 

「セシリア、誰に言ってるの?」

 

「いえ別に」

 

IS学園の廊下に仮想した生徒たちが溢れかえる。その中に、セシリア・オルコットとシャルロット・デュノアのいた。どちらも黒いローブにトンガリハットと、魔女の仮装をしている。

 

二人が向かっているのは志波真季奈の住む宿直室だ。

 

「それにしても、真季奈さんが………とは」

 

「うん。僕もデウスから聞いて驚いたよ」

 

二人が真季奈の元へ向う理由。それは二人にとって大いに驚くことだった。

 

それは。

 

「真季奈ー? 大丈夫ー?」

 

「う”ー、大丈夫じゃな”ーい”……」

 

部屋に入ると、返ってきたのはガラガラ声の返事。その声の主はベッドで寝ていて額には冷えピタシート。

 

まさしく、風邪である。

 

そう、志波真季奈は風邪をひいて寝込んでいた。

 

「ま”、ま”さ”か”こ”ん”な”日に”風邪を”ひ”く”な”ん”て”ぇ”」

 

「はいはい、いいから大人しく寝てなさい」

 

「真季奈さんでも風邪にかかるんですねぇ」

 

どういう意味だ。

 

しかしまぁ、確かに。

 

志波真季奈と言えば非常識の塊だ。そんな彼女の体内に侵入して繁殖を可能とする病原菌が存在するとは……ある意味恐ろしい。

 

そんなことより看病である。シャルロットは真季奈のベッドに近寄って、

 

「病院には行った?」

 

「行き”ま”し”た”」

 

「一夏とデウスは?」

 

「買出し”で”す”」

 

「じゃぁ今のうちに汗とか拭いちゃおうか」

 

「お”願い”し”ま”す”」

 

「あ、じゃぁわたくしはお粥を作りますわ!」

 

「セシリアはフライパンで殴られたいの? タオル持ってきて」

 

「……ごめんなさいですわ」

 

テキパキと行動を開始した。セシリア? 慈悲はない。

 

真季奈のパジャマを脱がしながらシャルロットは真季奈に色々と質問を飛ばす。それに朦朧としながらも真季奈は返事をしていく。勿論セシリアへの牽制も忘れない。病人を悪化させてどうするというのだ。

 

「薬はもう飲んだ? あ、その前にご飯食べなきゃダメだね。もう食べた?」

 

「あ”ーど”っち”も”ま”だ”で”す”」

 

「いやいや、この病気はこんな薬じゃ治んないぜ?」

 

「えーそうなの? じゃぁどうしよう?」

 

ちょっと待て。

 

「………今のは誰の声です?」

 

「え?」

 

「あ、どーもー」

 

「「アンタ誰!?」」

 

紛れ込んだ謎の声。その正体を知るために二人は振り返る。真季奈は体が動かない!

 

そこには、

 

「お茶貰ってるよ」 

 

床に正座し、勝手に湯のみでお茶をすする、

 

「こ、この人(?)……デウスそっくり!」

 

巨大な大鎌を脇に置き、背中にはマントを。

 

「でもスケールが少し違いますわ!」

 

全身の色は黒。額には金色のV字アンテナと、瞳を宿したツイン・アイに二段への字と赤い顎。

 

『げッ! やっぱりお前か!』

 

「あ、お久しぶりです黄金神様」

 

そこへ。買い物袋を携えたデウス(犬)がドアを開けて帰還する。二人は顔見知りのようだ。

 

というか、そもそも。

 

『何しに来やがったこの死神!!』

 

「勿論仕事ですよ仕事」

 

この二人、曲がりなりにも同じ神だったりするんです。

 

 

 

 

「という訳で。初めまして騎士デスサイズです」

 

『冥府からやってきた死神野郎です』

 

「「「………はぁ」」」

 

本人の自己紹介とデウスによる説明。曰く、彼はあの世(冥府)からやってきた死神らしい。

 

え、マジで? 全員がそう思った。ハロウィンだからってマジもんが来ちゃったよ、と。

 

「やだなー黄金神様。死神だったのは昔の話しじゃないですか。今は貴方の力で騎士をやってるんですから」

 

「ど、どういうことでしょうか?」

 

恐る恐るとセシリアが尋ねる。彼の口ぶりからすると()死神だということらしい。

 

『こいつ間違って赤ん坊抱えたお父さん殺しちゃって、それで死神クビになって冥府から追放されたんだよ』

 

「ひぃッ!」

 

「その後に黄金神様が騎士に転生させてくれたおかげで現世で生活できるようになりましてね。無事に赤ん坊も育てることができたんですよ」

 

「「「ガクガクガクガクガクッ!!!」」」

 

お茶を飲みながらのほほんと語る犬と元死神。その内容の重さにその場にいる全員は震えが止まらないったらありゃしない。

 

そう、彼の名は騎士デスサイズ。あの世、冥府に住まう死神だったが手違いにより殺す予定になかった人間族の男性を殺してしまい、その罪を償うためにその男性の生まれたばかりの幼子、つまり息子を育てることになったという。しかし彼はその罪により主神である冥府神により冥府を追放され、黄金神の統治する現世で生きることになる。だが冥府の住人であるデスサイズは現世で活動できない。そこで黄金神が彼を騎士へと転生させたのだ。ちなみにその赤ん坊。生まれる前はその魂が黄金神の中にいたことがあるのだから奇妙な縁である。

 

『で、お前何しにきたの? 冥府神のヤツは手紙に何も書いてなかったけど』

 

うんうん! 早くそれ聞いて帰ってもらって!!!

 

デウスが何気なく聞いたその質問に全力で首を縦に降る一夏たち。真季奈という病人が寝ている部屋に死神なんて不吉な御方は早々に立ち去って欲しいのである。

 

「あ、そうだった。冥府から罪人が逃げ出しちゃったんですよねー」

 

『このど阿呆ーーーーーーーーー!!!』

 

変身! 『デウス EX ソーラレイカー』!! かーらーの! 黄金神スクリューアッパー!!!

 

「ぶげらっ!?」

 

両目を×にしてデスサイズが宙に舞う。相手が友達の部下でも容赦なく殴るよ!

 

黄金神と冥府神。現世と冥府の神様は互いに干渉することに大らかな心で許しちゃいます。ホント勘弁してください。

 

『お前! 冥府の罪人っていやぁ生前に悪事を働いた本物の極悪人だろうが!! なに逃がしてるんだマジで!?』

 

「いや、ちょっ、キマッテる! 苦しい、ギブっ、ギブゥ!」

 

殴り飛ばしたデスサイズの襟首(どこだよ!)を掴んでガクガクと揺らすデウス。見た目はコミカルだが、事態は深刻だった。

 

冥府。そこは死者が流れ着く世界。しかし、そこは罪人だけがひしめいているわけではない。冥府を生み出した冥府神や、冥府を統治する妖精女王とその近衛騎士の存在もある。彼らは生前の功績を認められた英雄達でありその絶大な力によって過去の罪人達を冥府の奥底へと厳重に幽閉しているのだ。

 

更には、冥府と現世を繋ぐ門は三つあり、それぞれを門番が管理している。

 

現世に最も近い冥府の三門・一の門。体を司るその門には東方より流れ着いたという武者ゴーストが。

 

冥府に最も近い冥府の三門・三の門。心を司るその門には冥光騎士ターンエーが。

 

そして、ちょうど真ん中に位置する冥府の三門・二の門。技を司るその門には、この死神騎士デスサイズが門番を務めているのだ。

 

『お前冥府で再就職が決まったって張り切ってたんじゃないんかい! なんちゅう大ポカをおおぉ!!』

 

「すんません! マジすんません!! でもこれにはちゃんと訳があるんです!!」

 

などというが本当だろうか?

 

そしてデウスは気づいた。冥府神め、これを俺たちに押し付けるつもりであの手紙を送ってきやがったな!? と。

 

「実は、どうも下手人は俺に変装して門から出ていったみたいなんです!」

 

『同僚が見間違えるレベルの変装ってまさか!?』

 

「……はい、実は……逃げ出したのは俺と同じタイプのヤツなんです!!」

 

『……oh』

 

デスサイズの言葉にデウスが頭を抱える。

 

「なぁ……つまりどういうことなんだ?」

 

そこへ一夏がいい加減説明してくれと口を挟んだ。

 

「俺たちの種族には時代ごとに同じ容姿、名前の種族が生まれることがあるんです。今回逃げ出したのは冥府の門の門番である俺と同じ『デスサイズ』だったようで」

 

「それで通れるってザルすぎんだろあの世のセキュリティ!?」

 

似たような方法で脱獄した奴もいるからタチが悪い。

 

『つまり、そいつを捕まえないとお前は帰れないと? ……しゃーない、協力してやるよ。で? そいつの特徴は?』

 

「物陰からポエムを口ずさむロリコンストーカーです」

 

『全校生徒に通達!! 早急に捕まえろおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!』

 

とんでもない犯罪者が解き放たれたようだった。

 

 

 

 

 

 

 

「むぅ、ハロウィンとは異様な祭りなのだな」

 

「いや、アンタの格好が異様なだけよ」

 

ところ変わって体育館。ここでは仮装した生徒たちが集まってお菓子の交換会、という名目のパーティー(甘いもの食べ放題ともいう)が催されていた。

 

そこにいるのはラウラと鈴である。彼女たちもこのお祭りに参加しているのだ。勿論、仮装して。

 

しかし。

 

「なんでアンタ、ドレスなんて着てるのよ?」

 

ラウラが着ているのは空色をしたドレスだった。彼女の綺麗な銀髪は二つの編み込みによって束ねられている。そして一際目を引くのはその頭部で輝く黄金のティアラ。まごうことなき、お姫様の姿だった。

 

ちなみに鈴の姿は日本の妖怪、猫娘である。

 

「本国の副官に『仮装パーティーをするから私に相応しい衣装を送ってくれ!』と頼んだらこれを送ってきたのだ」

 

「ハロウィンの、て一言が抜けてたのね……」

 

怪物たちが集まる場にお姫様とは……まるで生贄に差し出されたようである。その副官とやら、まさかワザとか? 

 

「ところで、一夏や姐さんの姿が見えないのだが?」

 

「? アンタ知らないの? 真季奈は風邪ひいて寝込んでて、一夏はその看病よ?」

 

「なに!? 何故それを早く言わん! 私も早く姐さんの元に!!」

 

真季奈が風邪。それを聞いてはパーティーになど居られない。

 

ラウラは一番の舎弟として真季奈の元へ向かおうとし、

 

「はいはーい。止めい!」

 

「ぐえ!」

 

鈴に掴まれてその場に踏みとどまる。何気に痛かった。

 

「何をする!!」

 

「病人が寝てるところに押しかけるな! 一夏が面倒見てるんだから治るまでそっとしときなさい!!」

 

「むぅ……仕方ないか」

 

そうと言われてはラウラも引きさがするしかない。ここは大人しくし、後で一夏に真季奈の様子を聞いて何か差し入れでも持っていこうと考えたところで。

 

「リリーーーーーーーーーーーーーーー!!!」

 

体育館の壁を突き破って、何か出た。

 

「「「きゃぁ! オバケーーーーー!!!」」」

 

その場にいた女子の全てが目を見開いて叫ぶ。だって、飛び込んできたのがオバケなんですもの。そんな馬鹿な。

 

そのオバケ。見た目は緑色の光る物体。輪郭があやふやで頭と胴体しかない、まるで雪だるまのようであった。いちおう頭となる部分には二つの目玉があるのだが、それもただ丸いだけで瞳がなく、より一層その不気味さを醸し出している。

 

うん、やっぱりオバケだ。

 

「なんだお前は!」

 

「!? その姿、リリジマーナ姫!?」

 

「はぁ?」

 

なに言ってんだコイツ? ラウラはそう思った。いきなり人のことをどこぞの誰かと間違えている。思い込みの激しいオバケのようだった。

 

「リリ! 私の妻! リリーーーー!!」

 

「寄るなこの化け物!!」

 

体育館の天井から、まっすぐラウラに向かって近づいてくるオバケ。それをラウラはISを展開して迎撃する。

 

「くたばれ!!」

 

「! リリ!?」

 

展開したISの全砲門を開いて一斉放火を浴びせる。ミサイルが、ガトリングが、レーザーが、ありとあらゆる火器が緑色のオバケへとなだれ込む。

 

「あーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!! 何すんのよラウラちゃーーーん!!!」

 

それを見て血涙を流しながら叫ぶのは誰か? 当然、更識楯無だった。体育館の修繕費を脳内で暗算し、その場でふらりと倒れてしまった。

 

「お姉ちゃん、哀れ」

 

出番はもうない。

 

体育館に火薬が炸裂した煙が蔓延する。その中心であるオバケの姿は見えない。というか、もう見たくない。

 

「やったか!?」

 

「ラウラの馬鹿! それは言っちゃダメ!!」

 

人それを、フラグという。

 

「リリーーー!!」

 

「「「ほらもう!!」」」

 

煙の中から元気に飛び出してきた緑色のオバケ。もうやだ。

 

「リリ! 私と結婚して結ばれよう!! さぁ!!」

 

「………うわぁ」

 

「気持ち悪い」

 

「あのオバケ、変態?」

 

女子一同、ドン引きである。いきなり現れてこの発言である。弁解の余地はなかった。

 

そんな空気の中。

 

「『いい加減いしろーーーーー!!!』」

 

「ギャァァァッ!!」

 

彼らは来た。

 

「「「デウス!」」」

 

「あと、あれ誰!?」

 

オバケへの飛び蹴りをお土産に。

 

『騎士の面汚しめ! 今すぐ冥府に送り返してやる!!』

 

「お前やめろよ! ホント止めろ!! デスサイズの人気が落ちちゃうだろうが!!」

 

「ぬぅ! 貴様は門番! それと………黄金の竜!? ま、まさか!!」

 

オバケがその姿を変える。緑色のエネルギー体が人型に変化し、中から仮面をつけた黒いマントを纏った男(?)が現れた。その姿、死神騎士デスサイズとよく似ていた。

 

「き、貴様もしや……スペリオルドラゴン!?」

 

『だからどうした!!』

 

デウスを指差し、オバケが叫ぶ。その声に含まれていた感情は驚愕かそれとも歓喜か。

 

「我が名は闇の騎士デスサイズ! スペリオルドラゴンよ! 俺と契約しろーーーーー!!!」

 

『お断りします!!』

 

「お前が『デスサイズ』を名乗るなこの変質者ーーーー!!!!」

 

闇の騎士(笑)がマントを広げ大鎌を取り出す。それに対する死神騎士も同じく大鎌を取り出して応戦した。

 

「邪魔をするな!」

 

「五月蝿い! 答えろ!! 貴様、何が目的でこの世界に来た!!」

 

大鎌と大鎌がぶつかり合う。そして、冥府からの脱獄者とその門番の戦いが今始まった!

 

「決まっている! 今度こそ俺は、スペリオルドラゴンの力で人間に転生し、リリ姫と結ばれるんだーーー!!!」

 

 

『はいドーーーーーーン!!!』

 

 

「ぎゃぁあああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

 

デウスの『トリニティドラゴン』モードからの必殺技、口からビーム×3が発射され、オバケこと闇の騎士デスサイズを葬り去った。

 

「「「台無しだよ!!」」」

 

「………お、オレノデバン」

 

『ゴメン……生理的にに無理!』

 

いくらなんでも、あんな変態に『契約して!』なんて言われたら即・殺☆です。

 

「………なんだったんだ?」

 

「さぁ?」

 

事情のわからないラウラたちは完全に置いてきぼりな事件でした。まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、それじゃぁご迷惑をおかけしました」

 

『ほんとにな!』

 

闇の騎士デスサイズこと、本名:ディードは死神騎士デスサイズによって雁字搦めに縛り上げられて連行されていく。彼らの足元には冥府に続く魔方陣があり、ここから彼らの世界へ転送されるのだ。

 

「まったく。わたしの知らないところで楽しそうなイベントをやらないでくださいよ!」

 

「真季奈!?」

 

「風邪は!?」

 

そこに風邪で寝込んでいた真季奈がやってきていた。それに驚く一同である。なにせ、真季奈の風邪は本当に辛そうだった。一人で立つのも億劫そうで、このように顔色のいい姿でで歩けるようなものでなないはずだ。

 

「あ、その件で言おうと思ってたんだ。お嬢ちゃんの病気は風邪じゃないぞ?」

 

「「「『なんですと?』」」」

 

死神騎士は告げるその病名とは?

 

「お嬢ちゃんの病気は……『突発性高熱フロムキャタピラ症候群』!!!」

 

「フロム?」

 

「キャタピラ?」

 

何言ってんのアンタ? 

 

「本来なら人間族がかかるはずのない病気なんだが……キャタピラを履いた、無邪気な心のまま破壊を楽しむ破壊衝動の化身のような者に発症したという噂はあるんだけど」

 

「「「あぁ」」」

 

「なんで皆さん納得してるんですか!?」

 

あんたにゃピッタシの病気だよ。

 

「でも、それでもなんで真季奈は元気になってるんだ?」

 

「「「?」」」

 

疑問である。病人がいつの間にか健康体。理由があるのなら是非とも教えて欲しい。

 

「あ、それはね?」

 

「「「うんうん!」」」

 

「風邪ウィルス……みんな殺しちゃった☆」

 

「「「……………………………………」」」

 

逆らっちゃいけないとか敵に回しちゃいけないとか………そんな言葉が頭をよぎった一同だったという。

 

 

そうして、ハロウィンの最後に(ナイ)()達は冥府へと去っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オマケ。

 

その場にいた全員を呼び止めセシリアが何か言いたそうにしていた。その顔は真っ青に染まっている。

 

「あの、皆さん……実は、あのデスサイズさんはわたくしのブルー・ティアーズから出てきたんです!!」

 

「「「!?」」」

 

『あ、そういや。お前らの機体のパワーアップの源は『アイツら』だったなぁ』

 

それを聞いてデウスがまたもとんでもないことを言う。

 

「「「俺(私)たちのISからも何か出るのーーーーーー!?!?」」」

 

さぁ?

 

 




お粗末でした。

五時間で書いたから結構オチが雑でした。

今回出てきた人。


死神騎士デスサイズ

新SDガンダム外伝 鎧闘神戦記 から登場。

ガンダムデスサイズの騎士版。元は騎士ではなく死神だったのだが、誤りで人間族の男性を殺害。その息子、デュオを育て上げたお義父さん騎士。スペリオルドラゴンの力で騎士ガンダムへと転生する。


闇の騎士デスサイズ(本名・騎士ディード)

SDガンダムフォース から登場。

ガンダムデスサイズヘル(EW版)がモチーフ。ラクロア王国親衛隊だったのだが、まさかのリリジマーナ姫にズッキュンマジ惚れしてしまい裏切った。裏切るまでの間は姫を物陰からストーキングし、ポエムを口ずさんでいたという。SDガンダム界で一、二を争う真の変態。スペリオルドラゴンの力で人間に転生し、姫と結ばれようとしていた。


死神騎士デスサイズなんですが、キャラの性格はフルカラー劇場に登場したデスサイズヘルカスタムよりな陽気ものとなっています。だって、鎧闘神戦記じゃぁキャラの性格とか掘り下げてくれなかったからよく分からないですよ。


突発性高熱フロムキャタピラ症候群

SDガンダムフルカラー劇場 より。

破壊の化身、ガンタンクが掛かった病気。治療法、万能薬『医者殺し』を飲むこと。酷い。
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