目が覚めた僕は 罅が入っていることに気が付かなかった
それくらい小さな罅だった ほかの人は気が付いていたかもしれないけど
指摘したかもしれないけれど 遠回しに指をさしたかもしれないけど
そのたび僕は いづれ治ると
誰もなおせやしない
気づいていたさ でもどうしろって
くるりと回して 水を汲み続けた
壊れた茶碗
見た目には分からないけれど
分かったのなら捨てられる 運命
売りつけるには悪魔になるしか
水が漏れ出る 繰り返すうち 茶碗は
いくら水を入れても容量は決まっているし 放っておいたら腐っていくし
水に映る月は綺麗すぎて 嘘みたいで それだけ見てれば満足だった
葡萄と月 千里の先 あるいは 手淫で満足か
月の写真を手に取り 水をぶちまける
椀に捉えた影は何処までも美しく けれども手に取ることは出来なかった
しょせん彼女も土塊にすぎないと 青い空が無性に悲しかった
砕けちった月の欠片を
こぼれ落ちた星の涙を
戻らない夏の日に捧げよう
日ざしは翳り
蝉声はやみ
夜が訪れる
闇の中で手さぐりに
あなたの体を求める
夕陽に浮かぶ青い目は
舞い踊り
もう戻れない
あの夏の日を追い続けている
壊せ壊せ創れ壊せ壊せ創れ
三々七拍子で 希望を与えて台無しにしろ 壊せ
立ち上がれないように膝を折ってやれ
尻を犯して心を圧し折れ
三々七拍子で
三々七拍子で
吸血鬼じゃない
死体の花嫁を抱いて 朝眠る
吸血鬼じゃない
お日様 真っ盛りに起きるんだもの
吸血鬼じゃない
けれどゾンビさ
背中をまるめ 手をポケットに 顎を突き出し ダサく歩く
腐臭がする 風呂に入って
腐臭がする 墓に籠って
腐臭がする 吸血鬼じゃない
吸血鬼じゃない
動物園に入ったことがない
嘘だろ? だってあそこはパンダが可愛い
嘘だろ? あの動物を見ないなんて馬鹿だ
パンダが可愛い
嘘だろ?
嘘だろ?
君の目はガラス玉だ……
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奴らはインドでヨガをやり 古書を買い取る傍らで 安いカレーを出し始めた
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カレーを食え カレーを食え 気に入った本は買ってくれ
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都会の温泉 都会の温泉 美味い飯もある
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眠れやしない AVを背に 漫画ばかり読む 同じ漫画ばかり 飽きないねぇ
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夜が明けたら 帰りましょう 大盛牛丼食べて帰りましょう
そろそろ千文字 そろそろ千文字?
じゃあもういいかあいうえあいうえかきくけかきくけさし……
やめとこう
ぴったんこ
詩人ごっこ