まぁでも今回からどんどん短くなる事は宣告してあるし、問題ないよね!(開き直り
しかしまぁ、特に見所が無い回のサブタイトルには毎回苦労するなぁ…(=ω=;)
少し報告事項が多いんですが、それはまぁ後書きにて。まずは第四話をお楽しみください♪
「ふぁ~、良いお湯でした~」
風呂に入ったあと、部屋で早速ボーカロイドの歌わせ方を勉強していると、ミクが相変わらずとんでもない長さの髪を拭きながら風呂から帰還した。…ミクが髪を下ろしてる姿を初めて見たけど、この髪型も案外悪くないんじゃないかと思う。
しかし長い。長すぎる。いや、別にそれが悪い事なわけでは無いんだが…ただやっぱり、普段は絶対に目にしない長さなので、慣れていないと見る度に呆気に取られてしまう。
「…なぁ」
「はい、何ですか?」
「髪そんな長いと邪魔にならないか?」
くるぶしの辺りまで伸びてフワフワと踊る青緑色の髪を見て、思ったことをそのまま聞いてみた。
「あぁ、やっぱり気になります?」
「まぁそれなりに。普通に生活してたらそんな長さにはならないから見たことないし」
「…その言い方だとまるで私が普通の生活して無いみたいじゃないですか、名誉不遜です」
「名誉不遜て…。で、どうなんだよ?」
「ん~、まぁ邪魔ではないですけど、手入れが結構手間がかかってめんどくさいです。でも気に入ってるんですよ?」
「そりゃそうだろうなぁ…」
好きじゃなかったらそんな髪型維持してられんだろ…。って言うかアンドロイドなのに手入れとかしなきゃダメなんだ。
「ちなみに手入れってどんな事してんの?」
「え?どんなって…普通ですよ」
「…俺にはその普通がわからんのだが」
「え、マスターしないんですか?髪のお手入れ」
「する必要が無いだろ、こんな短い髪で」
「いやぁ、マスター男の人にしては比較的髪長いと思いますけど…」
「そもそも多分男は髪の手入れなんてしてる人少ないと思う」
「そういうものですか…?」
「そういうものだ。で、どんな事してるわけ?」
「まぁ結構単純ですけどね。シャンプーの前にブラッシングしたり、トリートメントの前に軽くタオルで拭いたり…それくらいです」
「へぇ、思ったよりシンプルなんだな…ってちょっと待て、トリートメントとかお前どっから持ってきたの?」
「あぁ、それなら『無いかな~?』と思って駄目元で少し探してみたら、鏡の裏の棚に入ってましたよ?使ってもいいのかどうか迷ったんですが、まぁ少しくらいいいかなぁって」
「なるほど、昔お袋が使ってたのが残ってたわけね…しかしお前が使って『少しくらい』で済むのか?」
「…済みませんね、ごめんなさい。結構使っちゃいました…」
「いや別に謝る必要はないけどさ。ちなみに、そのお手入れとやらはどれくらい掛かるんだ?」
「さぁ…計った事無いですから正確にはわかりませんけど、まぁ普通の人とは髪の量が違うので、結構時間掛かります」
「そりゃまぁそんだけ長けりゃなぁ…」
…こいつの製作者は何を思ってこんな外見にしたんだろうか?確かに、まぁ…可愛いけど、もっと人間に近付けることも全然出来ただろうに。あえて人間らしからぬ姿にする事で、区別がつくようにしたとかそういうこと?…ま、こんな凄いアンドロイドを開発するような天才の考えなんて、凡人の俺がいくら考えてもわかるわけないか。
そんな事より、もっとずっと、さっきから超絶気になってる事が一つ。
「…ところで、何でお前そんな格好なんだ?」
そう、彼女は風呂上りなのにも関わらず、着替えていなかったのだ。
勘違いするなよ、服を着てないって意味じゃない。ただ、風呂に行く前と行った後の格好が変わっていないのだ。ネクタイとブーツ、それから袖は身に着けていないが、それでもこれから寝る格好には見えなかった。…あと肌の露出がかなり多くて、微妙に目のやり場に困る。冷静に考えてみるとこの服って、袖とブーツだけパージしたら露出度とんでもないよなぁ…。
「そんな事言われても、私これ以外服持ってませんし」
「…そう言われればそうか」
「それともあれですか、ひょっとしてマスター私がパジャマに出来るような服持ってるんですか?そういう趣味があるんですか?」
「あるか!」
「冗談ですって、冗談♪」
ニコニコと笑いながら俺の横に来てモニターを覗き込む。画面にはさっきまで俺が見ていたボーカロイドの基礎を教えてくれるページが映し出されていた。
「お、早速勉強してますね。偉いですよ、マスター」
「何でお前が上から目線なんだよ」
「良い事したら褒めてあげないといけませんから」
「立場的には俺が褒めるのが普通じゃね?」
「マスターは私が歌えるようになってから褒めてください、それまでは私が褒めてあげますから♪」
「何だ、頭でも撫でてくれるのか?」
「あ、それいいですね。じゃあ、はい♪」
「…」
…本当に頭撫でられた。何これ、どういう状況?アンドロイドに頭を撫でてもらってる高校生…。世界広しと言えど、こんな妙な経験をした高校生はきっと俺一人だろうって。
まぁそれはともかく、服が無いのは問題だよなぁ…。
明日は…午前中は響のミニ送別会だけど、昼過ぎなら問題ない…よな?よし。
「なぁ」
「はい?」
「明日昼過ぎに買物行くぞ」
「買物ですか?じゃあ私は留守番してるんでマスターだけで行って来て下さい」
「お前も行くんだバカ」
「バカって!?もう少しソフトな言い方出来たでしょう!?」
「いやすまん、お前の服買いに行くって言ってるのにそんな返事されたから、無意識に毒吐いちまった」
「まったくもう…って、私の服?」
「そう、お前の服。だって家の中ならともかく外行くのにその格好はさすがにどうかと。しかもいくらなんでも服それ一着だけってのは困るだろ」
「ん~、私は正直このままでも良かったんですが、マスターがそう言ってくれるならそれもありかもですね」
「そうか、んじゃあ明日行くで問題ないな?」
「分かりました、そういうことなら明日の午後はよろしくお願いします」
「ん」
というわけで、明日の午後の予定が決定した。…ったく、製作者さんももう少し気を利かせて「外出用服飾品」とか一緒にくれればいいのに…。
「…まぁいっか。明日も朝早いし、今日はそろそろ寝るか」
「そうですね、これ以上起きててもやる事無いですし」
俺に同意したミクは「ん~っ」と伸びをしてそのまま俺の布団に潜り込…って待て待て!
「ミク!お前何やってる!?」
「何って…寝るんじゃないんですか?」
「いや寝るけど何故至極当然のようにそこに行く!?」
「そこにベッドがあったから」
「登山家か!ったく…まぁいいや、俺は今日は下のソファーで寝るから」
「え、何でですか?私は一緒に寝るでも構いませんよ?」
「俺が構うの!」
急ぎ足で部屋を出る。閉めたドアの向こう側でミクの笑い声が聞こえた。
階段を降りて、ソファーに横になる。…とにかく色々あって疲れる一日だった。朝急に響が押しかけてきて引越しの手伝いをして、午後はミクを起動して、歌わせ方を少し習って、歌えない事が判明して、その後は技術の進歩を実感して…本当に疲れた。まぁもちろん、楽しかったかと聞かれればかなり楽しかった。
さてと、明日もきっと色々あるんだからもう寝よう…。新しい日常に対する期待で胸を躍らせながら、俺は瞼を閉じて眠りの世界へと旅立った。
ちなみに、改変加える前の文字数はたったの1350文字ちょっとでした。二倍以上のかさ増し…頑張った、私!w
さてさて、連絡事項ですね。まず、先週の水曜日に無事大学の寮に引越し終わりました!周りがもう本当に外人しかいなくて色々と大変ですが、まぁ今のところは結構楽しく過ごしてますw クラスが始まるのは今週の火曜日からなのでどうなるかわかりませんが、相当な事が無ければ更新ペースを落とすつもりはありませんのでご安心を。
さてさて二つ目。日本語が無い環境のせいで日本語が恋しいのか、ツイッターに比較的頻繁に出現するようになりましたww こっちの大学の様子とかを適当に呟いてたりしますので、もし興味があれば是非フォローしてみてください!アカウント名はYoshoki4869です。時差が激しいのですぐにリプライは出来ない事が多いかもしれませんが、メッセージなんかも気軽にどうぞ!w
あ、それと前回から今回の更新の間に、なんと3人もの方から評価を頂きました!お気に入り登録してくれた方も30人...まであと一人!ww 皆さんどうもありがとうございます!これからも一週間に一度、お付き合い頂ければ幸いです^^
う~ん…連絡事項が多い、って言った割にはこれだけですね。もしまた何かあったらあとで追加ってことでw
というわけで、こんな所まで最後まで読んで頂きありがとうございました。また来週お会いできる事を願ってます!ではでは~w
追記:ついさっき確認したら、お気に入り登録してくれている方が30人を超えてました!皆さんどうもありがとうございます!