今回の作品はかなりほのぼの。(たまにシリアスかも)
彼はどこでも、誰とでも馴染み、仲良くなれるのかもしれない。
うーむ…うーむ……。
どうしたものか………。
いつもの様に寝ていたら、訳の分からない魔方陣に囲まれている。
下手に触ったり、動いたりしたら作動するかもしれん。
どうしたものか…。
うーむ……。
お、魔方陣が光始めたぞ。
このまま何も無ければ良いが……。
「起きてくれ!」
そんな言葉に目を覚ます。
「おぉ、どうしたのだ。傷があるようだが?少年。」
目の前の少年は傷ついている。
顔を上げると青い、槍を持った男もいる。
「貴公らはなんだ?槍の者はともかく、少年は見たことない格好だ。なんとも不思議だ。」
「てめぇは呑気か。お前をこのボウズが召喚したんだよ。どんな奴かと思えば……」
なるほど、召喚ということは助けを求めていたのだろう。
「なるほど、つまり貴公らは仲間か。なんとなく分かった。」
「「敵だ!!」」
2人は声を揃えてツッコミを入れる。
「なんと、理性を失ってないように見えた為、仲間と思い込んでいた。では私は槍の者から少年を守れということか。」
先程までは死闘をしていたであろう、2人は呆れ果てていた。
どちらかといえば拍子抜けなのかもしれない。
「お前、奇妙な鎧の騎士だな。どこの英霊だ。中世のヨーロッパ辺りか?」
「む?「よーろっぱ」とやらは知らん。様々な場所を旅しているが故、そういった場所も知らんかもしれんが。」
「はぁ…………やめだ。なんか戦う気が失せっちまった。次会うときは、その時は敵だ。容赦はしない。」
そう言って、槍の者はどこかへ消えてしまう。
少年に話しかける。
「貴公が私を呼び出したということか?」
「分からないけど、あいつが言うんなら、そうなんじゃないか?」
どうやら彼にもさっぱりな様だ。
「貴公よ。名前はなんというのだ。」
「俺は、衛宮士郎。」
「士郎か。なるほど、私はカタリナの騎士、ジークバルトだ。」
とりあえず自己紹介はしておこう。
士郎には世話になりそうな感じがする。
私の事を何度か助けてくれた者に雰囲気が似ている。
そういえば、その者は名前はなんと言ったか……。
彼に偉大な使命があった。
「な、なぁ。とりあえず家に入るか?」
「おぉ、かたじけない。」
「鎧は脱げるか?」
「脱げるが、代わりの服などはない。」
「俺のを貸してやるよ。最近着てないやつをさ。」
「何から何まですまんな。」
頭を下げ、礼を言う。
「助けられたのはこっちだからな。成り行きなんだけどさ。」
なるほど、そういうことか。
簡単に服に着替える。普通の布なのだが、見たことの無い服だ。イマイチ慣れない。
「ジークバルトは鎧がないと普通のオッサンだな。近所の気前のいいオッサンってとこだ。」
「年齢的に仕方がない。普段は鎧の方に目がいく者が多いからな。」
なんだかんだで馴染むことが出来た。
どうやら彼は夕食を作るようだ。
男なのに、中々立派なものだ。
私がダメなだけかもしれんが。
「ジークバルト?和食でもいいか?」
「「わしょく」とやらが、どんな物か知らぬ。だが美味いならそれで良いぞ。」
懐から酒を出し飲む。
飲みすぎると勝利の時の祝杯用が無くなるため、そこまで飲まない。
士郎が夕食を持ってくる。
これが「わしょく」という物か。
食べようとすると、誰かが尋ねてきた。
一体何者だろうか。
どう見てもほのぼのです。
彼なら本当にこうなりそうですw。
何もせずにランサーを対処出来る(無意識)のは、ある意味強者な気がします。
一応彼はデーモンや薪の王である巨人ヨームと戦えるため、腕前はあるんだと思います。