ジークバルトは聖杯戦争で悩む   作:ロッキード

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多分今回もほのぼのパートです。
ジークバルトさん視点だとどうやってもほのぼのなんです。


第5話 家族というもの

士郎が学校に行った。

はて、その間に書物を読みふけるとしよう。

「うーむ、話す言葉なら分かるのだが、字は難しいな……。所々読めんもんだ。」

向こうとは言葉が全く違うのだが、どういう訳か簡単な字なら読める。

サーヴァントは現代の知識を授けられるというのだから、私は中途半端に授けられたのだろうか。

「うーむ、この「説明書」とやらは難しい字が多い。

だが、絵のおかげか何となく分かる。」

あちこちにある書物をとりあえず読む。

聞いたことも無い言葉も多い為、題名だけでは判断出来ないからだ。

「果たして、学校がどういうものか、少し見てみたいものだ。

この紙によれば、士郎は明日は休みだ。夕方辺りであれば人は少ないから、その時に行けば良かろう。」

あっという間に時間が過ぎた。

もう昼時か。

そうだ、エストスープでも作ってみるとしよう。

材料はこの辺の店で行けるだろうか。

その前に家にある材料を見てみよう。

「冷蔵庫」と行ったか。

何やら中は冷気で満ちているらしく、中に食品を入れることで腐らせないのだという。

材料は、あるな。そこそこ物はあるようだ。

あまりは夕食にでもすれば良いだろう。

その辺の調理器具の使用方法は書物で学んだ。

鍋を使い、材料を入れて作る。

そして黄金色のスープが出来る。

「うむ、我ながら良い出来だ。

これなら士郎にもご馳走出来るな。これから世話になるのだ。こういうのも必要だろう。」

それを少し飲む。

体のそこから癒される感じがする。

そんなことをしながら家で帰りを待つ。

もう夕方か。

士郎はもう少しで帰るだろうか。

しばらく経つと士郎が帰ってくる。

凛と一緒にだった。

士郎が負傷して帰還する。

「士郎何があったのだ。少し負傷している様だが。」

「大丈夫だ、少しサーヴァントにやられてな…」

「少し待っていたまえ。」

エストスープを作っておいて正解だった。

あれには回復効果がある。

「これを飲むといい。」

「ジークバルトだったかしら?これはなんなのかしら?」

「エストスープだ。傷の回復をすることが出来る。」

そう言って士郎にエストスープを飲ませる。

そうするとじわじわと士郎の傷が塞がる。

「魔術の類いか何かかしら?これは。」

「いや、家にあるもので作った。ただの料理と言ったところだ。」

「んなわけあるかぁ!」

鋭いツッコミをいれる凛。

何かおかしなことを言っただろうか。

「何故だ?私の所ではこれが通常なのだが。」

「随分と変わったところなのね。普通は魔術とかでないと回復は無理なのよ。」

「私の世界にはそういうものではなかった。道具を使うだけでも、魔術の才能がない者でも回復出来た。」

だが、それにしても士郎の回復速度が早かった。

不死人のような回復速度であった。




そういえばサーヴァントを召喚するには媒体が必要なんですよね。
果たして何が媒体になったのやら。
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