ラブライブ!サンシャイン!!~俺、参上!~   作:パピー@ウルトラブライバー

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皆さま、たいへん長らくお待たせ致しました!(土下座)
メインのオーブでも書きましたが、暑さで執筆意欲を削がれ、ダラダラとしてしまいました...。

メインとサブの両方とも、少しずつ立て直していきますので、今後ともよろしくお願い致します!


#7

鳥獣型イマジン「グゴォォォ!」

K電王「(どうしたら善子ちゃんを助けられるかな...。)空飛ばれてると思うように戦えん...。」

 

上空からの攻撃が依然として続いている。

電王は防戦するしかなかった。

 

千歌「このままじゃ善子ちゃんとりょうちゃんが...。」

花丸「善子ちゃん...。」

ルビィ「お兄ちゃん...。」

 

 

モモ「くぅ~...熊代われ!」

ウラ「センパイが戦うとして、人質になってる子を気にしながら戦える?」

モモ「ぐっ...。」

リュウ「僕も自信ないかも...。」

 

ウラタロスの言う通り、人質になっている善子を庇いながら戦うのは難しい。

キンタロスと代わろうに代われないでいた。

 

 

鳥獣型イマジン「グォォ。」

 

電王を弄んでいるように上空を旋回しているイマジン。

 

K電王「どないしたらえぇんや...。」

 

善子の救出方法を考えていると、イマジンがとんでもない行動に出た。

 

K電王「何するつもりや!」

 

急上昇し、地面と垂直になる形で円を3回描き、一気に地面へと急降下してきた。

 

善子「いやぁぁぁぁぁ!」

 

「「「「「善子ちゃん!」」」」」

 

K電王「っ...!」

 

千歌,曜,梨子,花丸,ルビィの5人は涙を流しながら善子の名前を叫ぶことしかできなかった。

電王は落下点に潜り込もうと走ったが、スタートの反応が遅れてしまい、間に合うかわからない。

 

K電王「間に合えぇぇぇ!」

 

「「「「「っ...!」」」」」

 

電王が手を伸ばし、5人が目を閉じて善子が助かることを祈ったその時...

 

 

 

 

ファサー...

 

どこからか、白い羽が鳥獣型イマジンのまわりに舞い始めた。

 

K電王「(白い羽...?)まさか...。」

 

 

モモ「おいあれってよ...。」

リュウ「もしかして...!」

ウラ「もしかしてというか、間違いないね...。」

 

 

白い羽が舞った次には、その羽が善子を拘束している足に集中攻撃を開始した。

 

鳥獣型イマジン「キエェェェェェ!!!」

善子「きゃあぁぁぁ!」

 

集中攻撃でダメージが瞬時に蓄積し、イマジンは善子を離した。

おかげで善子は真っ逆さまに落ちるが...

 

 

 

 

 

善子「えっ...?」

 

白い羽が善子の全身を包み、落下を阻止して、ゆっくりと地上に降りた。

 

「怪我はないようで安心しました、我が堕天使様。」

 

K電王「(白いイマジン?)ジーク...。(知ってるの?)おぉ、まぁな。」

 

 

リュウ「やっぱり鳥さんだ~!」

モモ「なんで手羽野郎もここに来たんだよ!」

ウラ「理由はわからないけど、今回ばかりは彼に感謝だね。」

 

 

4タロスはジークの登場に驚いたり喜んだりしている。

その様子から、良太郎はジークが味方なのだと思った。

 

ジーク「野上良太郎、そして堕天使ヨハネ様のご学友。私があの敵を退治いたしましょう。」

 

K電王「(あ、ありがとう...。)」

 

曜「新しいイマジン?」

梨子「それに、何かプリンスみたいね...。」

千歌「でも味方みたい。」

 

ジークの独特な空気感に目が点になりかける。

 

ジーク「お供3、私に代わりなさい。」

K電王「ほな、任せたで。」

 

ベルトを外し、1度変身を解いた。

 

ジーク「野上良太郎、体を借りるぞ。」

良太郎「うん。」

 

そう言うと、ジークは良太郎に憑依した。

その姿は、白い羽根を編み込んだコーンロウに白色の瞳になり、首元に羽根ストールを装っている。

 

W良太郎「そこのイマジン。私が相手になってやるのだ。光栄に思え。」

 

言い終えると腰に『ウイングフォーム専用デンオウベルト』が出現。

他のフォームと異なり色が黒く、フォームスイッチが存在しない。

中央の「ウイングバックル」は翼を広げた鳥のような形状をしている。

 

~~~♪(変身待機音)

 

W良太郎「変身。」

 

《ウイングフォーム》

 

変身待機音はハープの演奏のような優雅な音楽だった。

ウイングフォームの姿は、金色のオーラスキンと白いオーラアーマーをまとっている。

電仮面は水色を基調にした白鳥のような形状で、首を折り畳むように変形して翼を象った形状だ。

 

W電王「降臨、満を持して。」

 

新たな電王が登場した。

 

 

リュウ「鳥さんやっちゃえ~!」

ウラ「今は彼に任せよう。」

モモ「気に食わねぇが、今回は認めてやる。」

 

キン「戻ったで~。」

 

デンライナーから様子を伺っていた。

 

 

鳥獣型イマジン「キエェェェェェ!」

W電王「私の美しさの前に倒れなさい。」

 

W電王はベルトに付いているデンガッシャーを組み合わせ、ウィングフォーム専用の武器『ブーメランモード&ハンドアックスモード』に変形させた。

両モードで飛んでいるイマジンに攻撃していく。

その攻撃は全て命中していた。

そのため、翼はボロボロになり、飛べなくなった。

 

W電王「さて、美しく最後を飾ろうか。」

 

ウィングバックルにライダーパスをセタッチ。

 

《フルチャージ》

 

フルチャージによって強化されたデンガッシャー・ブーメランモードとハンドアックスモードをそれぞれ時間差で投げ付け、戻って来たブーメランモードを取ると同時にハンドアックスモードで斬り付けた。

 

鳥獣型イマジン「ギィィ...。」

 

ドガァァァン!!

 

暴走状態の鳥獣型イマジンを倒し、ベルトを外すとジークも離れた。

良太郎は1年生と2年生の元に駆け寄った。

 

良太郎「善子ちゃん大丈夫? ルビィちゃんも花丸ちゃんも怪我は無い?」

ルビィ「お兄ちゃぁぁん!」

花丸「りょうお兄ちゃん!」

良太郎「よしよし。」

 

曜,梨子にくっついていた2人が良太郎の懐に飛び付き、泣いた。

 

善子「...。」

 

ルビィと花丸が真っ先に飛び付いたため、善子は黙ったまま佇んでいた。

 

良太郎「2人とももう大丈夫だからね。」

 

頭を撫でることで落ち着きを取り戻すルビィと花丸。

泣き止み、良太郎から離れる。

 

良太郎「さ、善子ちゃんもおいで。」

 

両手を広げ、ハグの体勢をとる。

 

善子「良太郎...。」

 

目尻に涙を溜めながら良太郎の元に歩みより...

 

善子「良太郎ぉぉ! 怖かったよぉぉ!」

良太郎「怖い思いさせてごめん...。」

 

善子が良太郎に抱きつくと、恐怖を一気に吐き捨てるように泣いた。

千歌,曜,梨子,ルビィ,花丸はその様子を見守った。

 

 

 

しばらくして善子も落ち着きを取り戻し、良太郎から離れる。

すると、白色,黄色,ピンク色の光が善子,花丸,ルビィにそれぞれ宿った。

 

ルビィ「ルビィ今まで何してたんだろ...?」

花丸「何か心にポッカリ穴が開いてる感じがするずら...。」

善子「大切な何かを無くしていた気がするわ...。」

 

千歌「ルビィちゃん! 花丸ちゃん! 善子ちゃん!」

 

ルビまる「「千歌ちゃん!」」

善子「ヨハネよ! って、千歌? 曜と梨子まで?」

 

曜「私たちを呼んでくれたってことは...!」

梨子「スクールアイドルの記憶と時間が戻ったのね!」

 

1年生は奪われていた記憶と時間を取り戻した。

Aqoursは6人に戻った。

 

良太郎「良かったぁ~。」

 

6人が談笑しているのを静かに見守る良太郎。

すると...

 

善子「そういえば、さっきの怪物と戦ってたのって良太郎なの?」

良太郎「まぁ、そうだよ。」

 

善子が突然聞いてきた。

事実のため、否定はしない。

 

良太郎「詳しいことは...。」

 

そう言いかけた時...

 

 

フワァ~~~ン

 

 

空からデンライナーが現れ、7人の元に向かってくる。

 

善子「電車が空を走ってる!?」

ルビィ「すっご~~い!」

花丸「未来ずら~~!」

 

浦女のグラウンドに停車し、扉が開く。

 

良太郎「乗って良いよ。」

千歌「それじゃあ、おじゃましま~す!」

善子「何で普通に乗ってるのよ!」

 

2年生は戸惑うことなくデンライナーに乗車する。

1年生は善子→花丸→ルビィの順に並んで、おずおずと乗車した。

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

ナオミ「は~い、みかんジュースお待たせしました~!」

千歌「ナオミさんありがとう!」

 

ウラ「ねぇ梨子ちゃん、今度僕と一緒に遊びに行かないかい?」

梨子「えぇっと...。」

モモ「ナンパしてんじゃねーよカメ公!」

 

リュウ「僕ね、曜ちゃんたちの服を描いてみたんだ!」

曜「リュウタロスくんの描いてくれた衣装可愛い!」

 

キン「zzz...。」

 

ジーク「ん~。やはりナオミ殿が淹れるコーヒーは格別だ。」

 

デンライナーの車内は賑やかな空間である。

 

「「「.........。」」」

 

しかし、初見でこんな空間を見せられても何と言っていいかわからない。

善子,花丸,ルビィは良太郎の背に隠れながら目の前の様子を見ていた。

 

モモ「んぁ? おう、良太郎!」

 

見た目は鬼のモモタロスが良太郎に気付き、近付くが...

 

ルビィ「ピギャアァァァァァ!?!?!?」

モモ「何だってんだよ!」

 

キン「ん? どないしたんや?」

 

ルビィが驚きと怖さで悲鳴をあげてしまった。

キンタロスは目を覚ました。

車内に居た全員がルビィに注目する。

 

千歌「モモタロスさん下がって下がって!」

モモ「だが俺は良太郎に...。」

千歌「今は下がってください!」

モモ「しょーがねぇな...。」

 

千歌の気迫に押され、モモタロスは引き下がり、2年生はルビィを落ち着かせる。

 

ウラ「良太郎、その子たちって...?」

良太郎「Aqoursの1年生たちだよ。」

 

ちょっと間を開けながら言葉を交わす。

なぜなら、花丸と善子も若干涙目になり、良太郎の服の裾を掴んでいるからだ。

 

良太郎「3人とも、1回あそこに座ろっか。」

 

1番近くの席についた。

 

ナオミ「はじめまして。私はナオミです。3人の名前を教えてくれるかな?」

 

まずはナオミが自己紹介して、1年生と距離を縮める。

良太郎と2年生3人を除けば、ナオミが唯一の人間である。

 

善子「津島善子です...。」

花丸「おらは国木田花丸ずら...。」

ルビィ「黒澤ルビィです...。」

良太郎「ナオミさんはデンライナーで乗務員のバイトしてるんだ。それから...。」

 

対角線上に固まって座っている5体のイマジンに目を向ける。

 

良太郎「あそこに座っている彼らは僕の友達なんだ。」

ルビィ「お兄ちゃんのお友達さん?」

良太郎「うん。見た目は怖いかもしれないけど、みんな優しいから大丈夫だよ。リュウタロス、ちょっと来て。」

 

リュウ「僕?」

 

指名されたリュウタロスは1年生3人の元に来てしゃがんだ。

 

リュウ「僕の名前はリュウタロスだよ。花丸ちゃん,ルビィちゃん,善子ちゃんだったよね。これからよろしくね!」

 

無邪気な口調と少し子供っぽい部分が当たりとなり、善子,花丸,ルビィの警戒心を解いた。

 

ウラ「流石はリュウタだね。」

 

次にウラタロスがやって来た。

 

花丸「水色の亀さん?」

ウラ「ちょっとだけ正解。僕はウラタロス。君たちのことは良太郎や千歌ちゃんたちから聞いてるよ。よろしくね。」

善子「千歌たちも知り合いなの?」

千歌「私たちもつい最近知り合ったけどね。」

 

苦笑いして答える。

 

良太郎「じゃあ次はキンタロスとモモタロス。」

 

言われて立ち上がったキンタロスはいつものように首を鳴らし、側に来た。

 

善子「熊...?」

キン「キンタロスや。よろしゅうな。それと善子やったか? さっきはすまんだ...。」

善子「え? どういう...。」

良太郎「善子ちゃんを助けようとして一緒に戦ってたのがキンタロスなんだ。危険な目に合わせてしまったから、会ったら謝ろうって決めてたんだよ。」

善子「あなたが謝ることじゃないわ。現に私は無事な訳だし。」

 

少しどぎまぎしているが、イマジンに慣れてきたのか会話できてきた。

そして最後は...

 

ジーク「はじめまして、堕天使ヨハネ様。私の名はジークと申す。直接会えて光栄だ。」

善子「えぇっと...。」

 

ジークのプリンスな振舞いや口調に再び戸惑う。

 

モモ「手羽野郎はいつもそんな調子だ。気にすんな。」

 

モモタロスがフォローを入れるが...

 

ジーク「決めた。私は今を持って堕天使ヨハネ様に永遠の忠誠を誓おう! ヨハネ様は崇高なるお方。そんな彼女に仕えるのが私の本望なのだ。」

 

ウラ「ありゃもう自分の世界に入っちゃってるね...。」

千歌「着いていけない...。」

梨子「似た者同士ね...。」

曜「あはは...。」

キン「こりゃまた賑やかやのぅ。」

リュウ「鳥さんおもしろ~い!」

 

さらに...

 

花丸「善子ちゃんの熱心なファンずら...。」

ルビィ「うゆ...。」

善子「私はまだ認めてないわよ! こいつが勝手に言ってるだけでしょ!」

 

良太郎「契約じゃないけど、契約成立なのかな...?」

 

人数が増えるにつれ、デンライナーの車内はますます賑やかに楽しくなるのであった。

 

 

 

 

 

続く。




ジークが登場しました(^-^)v
『プリンスと堕天使ヨハネ』
コンビにしたら売れそうな2人だと思いません?(笑)

次回は1年生編の最終回です。
と言いましても、2年生のときみたいに1年生にも現状を説明するって感じに仕上がります。

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では、また次回にお会いしましょう!

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