ラブライブ!サンシャイン!!~俺、参上!~   作:パピー@ウルトラブライバー

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今回から第1章に入っていきます。
第1章の1話目になりますが、以降は戦闘とイマジンの憑依も描いていきます。

電王を知っている方なら大丈夫かと思いますが、初見の方のために良太郎がモモタロスたちに憑依された場合は、

M良太郎:モモタロスが憑依
U良太郎:ウラタロスが憑依
K良太郎:キンタロスが憑依
R良太郎:リュウタロスが憑依

と表記します。

また電王もイマジンによってフォームが変わります。

モモタロス:仮面ライダー電王 ソードフォーム
ウラタロス:仮面ライダー電王 ロッドフォーム
キンタロス:仮面ライダー電王 アックスフォーム
リュウタロス:仮面ライダー電王 ガンフォーム


第1章 2年生編
#1


千歌と良太郎がお互いに頑張ることを宣言した翌日。

浦の星女学院は夏休み前最後の1週間に入った。

 

千歌は登校のために乗るいつものバスを待つ。

5分くらいでバスが来たので乗車すると...

 

曜「千歌ちゃん、おはヨーソロー!」

 

幼馴染みの曜が1番後ろの座席に座っていた。

 

千歌「曜ちゃん...おはよう。」

曜「あれ? 千歌ちゃん体調悪い?」

千歌「えっ? そんなことないよ。元気元気...。」

 

いつもなら笑顔で挨拶を交わすが、今日はぎこちない挨拶になってしまった。

バスの中でもお話はするが、千歌は自然な笑顔が出せないでいた。

 

 

バス停に着いたら、浦女の生徒が坂を登っていた。

すると、千歌の視界に花丸,ルビィ,善子が入った。

 

千歌「ぁ...。」

 

3人とも仲良さそうに話をしていて、千歌は後ろから声をかけそうになったが、躊躇した。

 

千歌「(1年生の3人は私のこと知らないんだった...。)」

 

そのまま曜と歩き、校門にたどり着くとダイヤが立っていた。

生徒会長として、朝の挨拶を率先して行っていた。

 

曜「生徒会長、おはようございます!」

ダイヤ「はい、おはようございます。渡辺さんは朝から元気が良いですわね。」

 

千歌「おはようございます...。」

ダイヤ「高海さんもおはようございます。」

 

本当ならダイヤもAqoursのメンバーで、「ダイヤさん! おはようございます!」と元気に挨拶をしていたのだが、今はできない。

顔と名前は覚えてもらっているが、それだけの関係なのだ。

 

複雑な気持ちを抱えながら教室に入る。

千歌の座席の前には梨子が座っていた。

 

梨子「千歌ちゃん,曜ちゃん、おはよう。」

曜「おはヨーソロー梨子ちゃん!」

千歌「おはよう梨子ちゃん...。」

 

同じクラスで座席も近く、千歌と梨子は家が隣同士で何かと親交があるため、3人ともお互いを名前で呼びあっていたが、千歌だけは違和感を感じていた。

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

時間は流れて放課後。

 

曜「千歌ちゃん,梨子ちゃん、一緒に帰ろ?」

梨子「うん。帰ろっか。」

 

スクールアイドル活動が無いため、放課後になれば帰ることになるのだが...

 

千歌「あぁ...私はちょっと居残りがあるから先に帰ってて。」

梨子「そうなの?」

曜「私たちも残ろうか?」

千歌「ううん、大丈夫だよ。帰りにはりょうちゃんが迎えに来てくれるから。」

 

千歌は1人で残りたいことを伝えた。

 

曜「りょう兄が居るなら大丈夫だね。じゃあまた明日ね。」

千歌「ごめんね曜ちゃん,梨子ちゃん。」

梨子「千歌ちゃん、また明日ね。」

 

 

2人と別れた千歌は体育館にあるスクールアイドル部の部室に向かった。

しかし...

 

千歌「部屋は綺麗だけど、Aqoursに関する物は無い...。」

 

浦女の先生か他の誰かが整理したのだろうか、部屋を使える程度には片付いていた。

 

 

次に来たのは屋上。

Aqoursが練習していた場所だ。

千歌は屋上の中央付近で立ち止まる。

 

千歌「皆とまたあの日に戻りたいよ...。」

 

ポツリと言葉を漏らす。

すると...

 

ガチャ

 

屋上の扉が開いた。

千歌は扉の方を見る。その扉から出てきたのは...

 

果南「あれ? 千歌?」

千歌「果南ちゃん...。」

 

幼馴染みの果南だった。

 

「果南のfriend?」

 

少し遅れてもう1人出てきた。

 

果南「私の幼馴染みだよ。ほら、1つ下の学年に居るって言ったでしょ。」

???「Oh,そうでしたぁ。あ、私は小原鞠莉よ。でも、理事長だから知ってるわよね。」

千歌「も、もちろんです...。」

 

本当なら「鞠莉ちゃん!」と言いたいが、それは叶わない。

なので、ただの先輩後輩の関係に近い挨拶を交わすだけになってしまった。

 

鞠莉「遅くならないうちに帰るようにね。」

千歌「はい。わかりました...。」

果南「また明日ね。」

 

2人が去り、千歌だけとなった屋上。

制服のままだが、軽くストレッチをしてからステップを踏む。

だが、1人でできる練習は限られてくる。30分したところでやるべきことは終えた。

 

千歌は屋上の隅に移動し、壁を背もたれ代わりにして座る。

 

ザザァ

 

ウラ「千歌さん。」

千歌「あ、ウラタロスさん...。」

 

正面にウラタロスが現れた。

と、同時に...

 

ガチャ

 

良太郎「千歌ちゃん。って、ウラタロスも居たの?」

ウラ「僕はついさっき来たところだよ。」

 

良太郎は千歌の隣に腰掛ける。

 

良太郎「1日どうだった?」

千歌「えぇっとぉ...変な感じだった...。梨子ちゃん,曜ちゃん,果南ちゃんとは普通に話せたけど、善子ちゃん,花丸ちゃん,ルビィちゃんにとって私は見ず知らずの先輩だし...、ダイヤさんと鞠莉ちゃんにとって私はただの後輩だった...。」

 

声のトーンが落ちる。

 

良太郎「そっか...。」

ウラ「なるべく早くに解決しないとね。それには、対象者とコンタクトを取らないと。」

千歌「どうやってやるんですか?」

ウラ「ちょっと失礼するよ良太郎。」

良太郎「えっ?」

 

ウラタロスは千歌と良太郎の前から1度消えて水色の光になると、良太郎の体に入った。

 

U良太郎「これなら、コンタクトが取れる。(えぇ! 何これ!)」

千歌「りょうちゃん...?」

 

千歌は頭が混乱している。

目の前にいる良太郎は、声がウラタロスで、青いメッシュの入った七三分けの髪と青い瞳をしていて、セルフレームの眼鏡をかけている。

 

U良太郎「僕は良太郎であって良太郎じゃない。簡単に言えば、体を借りている状態なのさ。」

千歌「じゃあ、りょうちゃんはどこにいるんですか?」

U良太郎「良太郎の意識はちゃんとあるよ。(千歌ちゃん聞こえる?)」

千歌「あ...りょうちゃんの声が聞こえる。」

U良太郎「ね。」

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

モモ「なぁぁぁ!! カメのヤツ先に憑きやがったな!! くっそぉぉぉ!!」

リュウ「モモタロスうるさいよ~。」

キン「zzz...。」

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

憑依ができることを確認したウラタロスは1度良太郎から離れて、砂状に戻る。

 

ウラ「早速だけど、誰から当たる? 8人居るからね。」

千歌「誰からってのは決めてあります。最初は曜ちゃんです。」

良太郎「もしかして、Aqoursに入った順番に?」

千歌「うん。」

 

計画はおおまかに決めているようだ。

 

ウラ「それじゃ、曜さんで決まりだね。あとで曜さんに関することを教えてもらえるかい?」

千歌「わかりました。夜に私がウラタロスさんを呼びますから、その時に曜ちゃんのこと教えますね。」

ウラ「ありがとう。」

良太郎「あとは家に帰ってから考えよう。」

 

かなり話していたようで、下校時間が迫っていた。

ウラタロスは姿を消し、千歌と良太郎は帰宅した。

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

夜。

話の続きのため、良太郎は千歌の部屋に居る。

 

良太郎「ウラタロスを呼ぶよ。」

千歌「うん。」

良太郎「ウラタロス、来ていいよ。」

 

そう呼ぶと、ウラタロスは良太郎に憑依した。

 

千歌「始めますね。」

U良太郎「よろしく。」

 

千歌はウラタロスに曜との馴れ初めや幼稚園から今までの思い出などを話した。

また、Aqoursとして一緒に活動してきたことも話した。

もちろん、良太郎も持っている思い出を話した。

スクールアイドル以外の時間と記憶は消えていないため、アルバム写真が残っている。それも使った。

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

場所は変わってデンライナーの車内。

千歌,良太郎,ウラタロスが話をしているのと同時刻。

 

リュウ「そういえば、カメちゃんなんであんなに熱心なのかな?」

キン「ん? 確かに気合い入ってる感じするなぁ。」

モモ「どーせまたナンパでも計画してんだろ。」

 

ふてくされながらモモタロスが予想を言う。

 

ナオミ「モモちゃん、そんなこと言わないの。ウラちゃんなりに考えがあるんだから。」

モモ「んなこたわかってるさ。」

キン「とりあえず、今はカメの字に任せるとしょーや。」

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

千歌「曜ちゃんのお話はこれで全部です。」

 

時計を見ると約1時間くらい過ぎていた。

 

U良太郎「曜さんのことは把握したよ。明日直接会ってみよう。」

千歌「ウラタロスさん、明日の放課後にまたお願いします。りょうちゃんもお願い。」

U良太郎「了解。(うん。わかったよ。)」

 

明日の計画も決まり、今日は解散となった。

 

 

 

 

 

続く。




今回は短めです。
次回は、曜ちゃんとウラタロス(U良太郎)が直接対面します。

それから、オーブのほうに力を注ぎますので、次回まで期間が開きます。
ご了承ください(>_<)
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